八瀬・大原・貴船・鞍馬旅行記(ブログ) 一覧に戻る
GW期の10連休で、しかも晴天ということで、どこか行きたいと思い、近場での日帰り旅行で、行きたかったところに行こうということで、京都の鞍馬・大原旅行を計画しました。鞍馬や大原は、学生時代には何度もその前を通過していますが、きちんと観光したことがない場所だったので、この機会に訪問できて良かったです。また、鞍馬というと貴船とセットなイメージがありますが、今回は鞍馬と大原という欲張った旅行にいたしました。というのも、鞍馬と大原は実は峠を一つ挟んだ近接する地域にあり、同日に訪問できるというのは意外な盲点ではないでしょうか。最も、鞍馬も大原も見所たくさんなので、同日に訪問するのはもったいないかもしれませんけど。<br /> 今回の行程は、朝に大阪を出発し、叡山電鉄で鞍馬駅へ。鞍馬寺を参拝した後、奥之院まで行きました。しかし、そのまま貴船方面に下らずに、鞍馬駅まで戻ってきました。その後、叡山電鉄で八瀬口まで行き、路線バスで大原へ行くという行程です。<br /> 日帰り旅行ですが、このようにあちこち行っていることや、鞍馬と大原という観光地の性格が違うこともあり、2回に分けて公表したいと思います。<br /> 今回は、大原編ですが、大原は夕方の訪問だったこともあり、GW期にも関わらず人が多くなかった気がします。青紅葉が綺麗だったことが印象に残っております。<br />

鞍馬・大原(後編:大原)

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2019/05/04 - 2019/05/04

1414位(同エリア2195件中)

旅行記グループ 06.関西

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にふうさ

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この旅行記のスケジュール

2019/05/04

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GW期の10連休で、しかも晴天ということで、どこか行きたいと思い、近場での日帰り旅行で、行きたかったところに行こうということで、京都の鞍馬・大原旅行を計画しました。鞍馬や大原は、学生時代には何度もその前を通過していますが、きちんと観光したことがない場所だったので、この機会に訪問できて良かったです。また、鞍馬というと貴船とセットなイメージがありますが、今回は鞍馬と大原という欲張った旅行にいたしました。というのも、鞍馬と大原は実は峠を一つ挟んだ近接する地域にあり、同日に訪問できるというのは意外な盲点ではないでしょうか。最も、鞍馬も大原も見所たくさんなので、同日に訪問するのはもったいないかもしれませんけど。
 今回の行程は、朝に大阪を出発し、叡山電鉄で鞍馬駅へ。鞍馬寺を参拝した後、奥之院まで行きました。しかし、そのまま貴船方面に下らずに、鞍馬駅まで戻ってきました。その後、叡山電鉄で八瀬口まで行き、路線バスで大原へ行くという行程です。
 日帰り旅行ですが、このようにあちこち行っていることや、鞍馬と大原という観光地の性格が違うこともあり、2回に分けて公表したいと思います。
 今回は、大原編ですが、大原は夕方の訪問だったこともあり、GW期にも関わらず人が多くなかった気がします。青紅葉が綺麗だったことが印象に残っております。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス 私鉄 徒歩
  •  鞍馬から大原へは、峠一つなので車があればすぐなのですが、叡山電鉄を使うと、まずは八瀬駅へと行く必要があります。宝ヶ池駅で乗り換えて、八瀬駅へと向かいます。

     鞍馬から大原へは、峠一つなので車があればすぐなのですが、叡山電鉄を使うと、まずは八瀬駅へと行く必要があります。宝ヶ池駅で乗り換えて、八瀬駅へと向かいます。

  •  叡山電鉄八瀬駅へと到着いたしました。<br />

     叡山電鉄八瀬駅へと到着いたしました。

    八瀬比叡山口駅

  •  ケーブル八瀬駅。ここから比叡山山頂のケーブルカーが出ているのですが、今回はそちらではなく、大原へ行くので、ここを通り過ぎて、国道沿いのバス停から大原へと向かいます。

     ケーブル八瀬駅。ここから比叡山山頂のケーブルカーが出ているのですが、今回はそちらではなく、大原へ行くので、ここを通り過ぎて、国道沿いのバス停から大原へと向かいます。

    ケーブル八瀬駅

  •  大原のバス停で降りまして、まずは三千院に向かいます。三千院へはこのような川沿いの道を通って向かいます。道中、ところどころ商店があるのですが、もう午後であまり時間がないので、先を急ぎます。

     大原のバス停で降りまして、まずは三千院に向かいます。三千院へはこのような川沿いの道を通って向かいます。道中、ところどころ商店があるのですが、もう午後であまり時間がないので、先を急ぎます。

  •  三千院の入口へと到着いたしました。これより中に入りたいと思います。<br />三千院は、最澄が比叡山に根本中堂を造営した時に建てたお堂を移転したものだそうです。<br />

     三千院の入口へと到着いたしました。これより中に入りたいと思います。
    三千院は、最澄が比叡山に根本中堂を造営した時に建てたお堂を移転したものだそうです。

    三千院 寺・神社・教会

  • 最初は、靴を持って、建物の中を拝見します。苔むした庭が素敵です。

    最初は、靴を持って、建物の中を拝見します。苔むした庭が素敵です。

  • 建物内から庭園「聚碧園」を拝見していきます。

    建物内から庭園「聚碧園」を拝見していきます。

  • 緑の明暗が素敵です。

    緑の明暗が素敵です。

  • 宸殿より靴を履き、庭を散策です。まず初めは、国宝「阿弥陀三尊像」がある、「往生極楽院」へと向かいます。ある程度人が集まると、お寺の人が説明をしてくださいました。ここの阿弥陀如来の両脇にいる菩薩は、少し前かがみに座っているという「大和座り」が特徴的です。<br />また、このお堂は「阿弥陀三尊像」を納めるために、天井を船底型に折り上げているのが特徴的なのと、天井には極楽浄土に舞う天女や諸菩薩の絵がうっすらと残っていることです。

    宸殿より靴を履き、庭を散策です。まず初めは、国宝「阿弥陀三尊像」がある、「往生極楽院」へと向かいます。ある程度人が集まると、お寺の人が説明をしてくださいました。ここの阿弥陀如来の両脇にいる菩薩は、少し前かがみに座っているという「大和座り」が特徴的です。
    また、このお堂は「阿弥陀三尊像」を納めるために、天井を船底型に折り上げているのが特徴的なのと、天井には極楽浄土に舞う天女や諸菩薩の絵がうっすらと残っていることです。

  • 往生極楽院だけでも十分なのですが、あそこまでで三千院の半分ぐらいしか訪れていません。まだまだ先があります。庭園散策などをしながら、先へ行きたいと思います。

    往生極楽院だけでも十分なのですが、あそこまでで三千院の半分ぐらいしか訪れていません。まだまだ先があります。庭園散策などをしながら、先へ行きたいと思います。

  • 「金色不動堂」へとやってきました。どちらかというと、三千院ではメインの建物のようです。あまり印象はありませんが。

    「金色不動堂」へとやってきました。どちらかというと、三千院ではメインの建物のようです。あまり印象はありませんが。

  • 「観音堂」にやってきました。

    「観音堂」にやってきました。

  • 園内では、シャクナゲの白い花が素敵でした。

    園内では、シャクナゲの白い花が素敵でした。

  • 園内には川が流れており、橋も架かっていました。三千院の庭園はかなり広いです。

    園内には川が流れており、橋も架かっていました。三千院の庭園はかなり広いです。

  • 鎌倉時代に作られた石仏もありました。

    鎌倉時代に作られた石仏もありました。

  • 紫陽花苑などを通って、そろそろ三千院を出たいと思います。

    紫陽花苑などを通って、そろそろ三千院を出たいと思います。

  • 後鳥羽天皇・大原陵がありました。

    後鳥羽天皇・大原陵がありました。

    後鳥羽天皇 大原陵 名所・史跡

  • 三千院を後にして、次はどこに行こうかと思いまして、とりあえず近くを巡ります。

    三千院を後にして、次はどこに行こうかと思いまして、とりあえず近くを巡ります。

  • 勝林院に来ましたが、悩んだ結果、結局中には入りませんでした。もったいない。<br />

    勝林院に来ましたが、悩んだ結果、結局中には入りませんでした。もったいない。

    勝林院 寺・神社・教会

  •  奥には、石段で整備された、宝泉院へ行く道がありまして、どうしようか迷いましたが、今回はあまり時間がないこともあり、諦めました。<br /> やっぱり、半日観光は厳しいことを実感しました。また今度来たいと思います。

     奥には、石段で整備された、宝泉院へ行く道がありまして、どうしようか迷いましたが、今回はあまり時間がないこともあり、諦めました。
     やっぱり、半日観光は厳しいことを実感しました。また今度来たいと思います。

  • そして、なぜか「来迎院」に行ってしまいました。

    そして、なぜか「来迎院」に行ってしまいました。

    来迎院 寺・神社・教会

  • まずは受付の所へ行きます。

    まずは受付の所へ行きます。

  • 御廟がありました。

    御廟がありました。

  • 本堂も寄ったのですが、どうも写真を撮り忘れたようです。滞在時間は少なく、若干入ったことを後悔しつつ、次へと向かます。

    本堂も寄ったのですが、どうも写真を撮り忘れたようです。滞在時間は少なく、若干入ったことを後悔しつつ、次へと向かます。

  •  大原といえば、「三千院」と「寂光院」が有名なので、やはり両方は行きたいです。なので、三千院を訪問した後は、寂光院へと行くのですが、寂光院は国道(バス停)を挟んで三千院とは反対側にあるので、一回川沿いの道へと降りてきました。田舎の風景が続きます。

     大原といえば、「三千院」と「寂光院」が有名なので、やはり両方は行きたいです。なので、三千院を訪問した後は、寂光院へと行くのですが、寂光院は国道(バス停)を挟んで三千院とは反対側にあるので、一回川沿いの道へと降りてきました。田舎の風景が続きます。

  • 寂光院に到着いたしました。この石段を上がって本堂へと向かいたいと思います。<br />寂光院は、平清盛の娘建礼門院が安徳天皇と平家一門の菩提を弔い、阿波内侍と余生を送った寺です。<br />建礼門院は平清盛の娘で、天皇に嫁いで、子供(安徳天皇)を生みまして、繁栄を極めました。しかし、壇ノ浦での平家滅亡の時、安徳天皇と一緒に入水したのですが、源氏方に救い出され、大原で余生を送った人です。そして、平家物語でも出てくる人で、最後の場面で後白河法皇と対面し、感想を述べたところが印象的です。<br />

    寂光院に到着いたしました。この石段を上がって本堂へと向かいたいと思います。
    寂光院は、平清盛の娘建礼門院が安徳天皇と平家一門の菩提を弔い、阿波内侍と余生を送った寺です。
    建礼門院は平清盛の娘で、天皇に嫁いで、子供(安徳天皇)を生みまして、繁栄を極めました。しかし、壇ノ浦での平家滅亡の時、安徳天皇と一緒に入水したのですが、源氏方に救い出され、大原で余生を送った人です。そして、平家物語でも出てくる人で、最後の場面で後白河法皇と対面し、感想を述べたところが印象的です。

    寂光院 寺・神社・教会

  • 階段を登って、山門へとやってきました。これから中へと入ろうと思います。

    階段を登って、山門へとやってきました。これから中へと入ろうと思います。

  • 本堂。こじんまりとしています。中には、本尊の「六万体地蔵菩薩立像」があり、両脇には建礼門院と阿波内侍の像があるだけでした。

    本堂。こじんまりとしています。中には、本尊の「六万体地蔵菩薩立像」があり、両脇には建礼門院と阿波内侍の像があるだけでした。

  • 本堂の入り口近くにある、四方正面の池はきれいでした。

    本堂の入り口近くにある、四方正面の池はきれいでした。

  • 豊臣家寄進の雪見灯篭。豊臣家の桐の御紋が入っています。

    豊臣家寄進の雪見灯篭。豊臣家の桐の御紋が入っています。

  • 収蔵庫がありました。そういえば、寂光院は2000年に放火により、焼けてしまったのでした。そのため、焼け残ったものなどを保管しておく施設を作ったと。有料なこともあり、今回はパスしました。

    収蔵庫がありました。そういえば、寂光院は2000年に放火により、焼けてしまったのでした。そのため、焼け残ったものなどを保管しておく施設を作ったと。有料なこともあり、今回はパスしました。

  • 「千年の姫小松」跡。平家物語に建礼門院と後鳥羽法皇が出会う場面で出てきたとされる松。2000年の放火によってダメージを受け、2004年には枯れてしまいましたので、倒木の危険も考えて、根元で切断し、御神木としているとのことでした。

    「千年の姫小松」跡。平家物語に建礼門院と後鳥羽法皇が出会う場面で出てきたとされる松。2000年の放火によってダメージを受け、2004年には枯れてしまいましたので、倒木の危険も考えて、根元で切断し、御神木としているとのことでした。

    寂光院 寺・神社・教会

  • 建礼門院の御庵室遺跡ということで、こちらに当時の住まいがあったそうです。これを見る限り、晩年は侘しく暮らしたようですね。

    建礼門院の御庵室遺跡ということで、こちらに当時の住まいがあったそうです。これを見る限り、晩年は侘しく暮らしたようですね。

  •  大原山荘では、立ち寄り温泉も行っているのです。歩きで汗びっしょりなので、やっぱり帰りにはお風呂に入っておきたく、立ち寄りました。

     大原山荘では、立ち寄り温泉も行っているのです。歩きで汗びっしょりなので、やっぱり帰りにはお風呂に入っておきたく、立ち寄りました。

    大原山荘 グルメ・レストラン

  •  立ち寄り温泉には、休憩室で飲み物もいただけます。「しそジュース」を選択いたしました。やっぱり「しそ」でした。それよりも、休憩室に行く前に、夕飯の個別鍋の準備をしているのを見かけまして、おいしそうだなあということの方が印象深かったです。

     立ち寄り温泉には、休憩室で飲み物もいただけます。「しそジュース」を選択いたしました。やっぱり「しそ」でした。それよりも、休憩室に行く前に、夕飯の個別鍋の準備をしているのを見かけまして、おいしそうだなあということの方が印象深かったです。

  •  このような夕暮れ時の田舎道を戻り、大原のバス停から出町柳方面のバスに乗って帰りました。<br /><br />以上で旅行記を終わります。ご覧いただきまして、ありがとうございました。<br />

     このような夕暮れ時の田舎道を戻り、大原のバス停から出町柳方面のバスに乗って帰りました。

    以上で旅行記を終わります。ご覧いただきまして、ありがとうございました。

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