2020/09/21 - 2020/09/21
164位(同エリア563件中)
にふうささん
この旅行記のスケジュール
2020/09/21
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バスでの移動
JR大阪駅へと移動し、JR大阪駅にて解散。
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前々から熊野三山は行きたいとは思っていたのですが、同時に交通手段が思い浮かばず、諦めていました。そんな最中に、偶然にも旅行会社のツアーを見ていると、熊野三山を訪問するバスツアーが企画されているのを発見いたしました。これはと思い、参加することにしました。
行程は日帰り。朝早くに新大阪駅に集合して貸切バスに乗車。一路南下し、和歌山の中辺路から紀伊山地へと入り、「熊野本宮大社」を訪問。その後、新宮市に出て「熊野速玉大社」と「熊野那智大社」を見て、その日のうちに大阪駅に戻ってくるというもの。
ただ、大阪にいる人なら知っていると思いますが、大渋滞の起きやすい、和歌山の海南付近で大渋滞に遭遇いたしまして、大阪駅への到着が日付が変わりそうになるなど、かなりハードな一日となりました。
感想としては、熊野の自然を満喫できたのが良かったです。特に、こうして連れてこられないとなかなか行けそうもない所でしたので、今回は行けただけで大満足でした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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このバスツアーの出発は、朝の6時半に新大阪駅に集合です。ということで、新大阪駅南口にやってきました。新大阪駅は、北口がメインで、南口は駐車場だけなので、特に何もありません。
それにしても、今日はいい天気です。かなり期待が持てます。新大阪駅 駅
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今回のバスツアーは、旅行会社が貸し切りバスを1台貸し切って、参加者43名で運行いたしました。また、一人客は15人以上おりまして、意外と一人客は多かったです。私も一人客なのですが、一人客の性別、年齢もまちまちでした。
旅行会社主催のバスツアーに参加するのは初めてだったのですが、一人客の多さは意外でした。なるほど。 -
ルートは、新大阪から阪神高速・阪和道を使って南下し、和歌山県田辺市の上富田ICで降りて、一般道を東へ入り山道へ。中辺路を通って、熊野本宮大社を目指します。
このルートで一番大変なのは、阪和道の海南~湯浅~御坊あたり。片側2車線の高速道路が、片側1車線の対面交通へと変化する箇所があり、ここで大混雑するのです。拡張工事をしているのですが、工事がまだ追い付かず、工事渋滞もあって、大混雑しておりました。そのため、行きは予定よりも1時間以上押した状態で進行しておりました。
写真は富田川の一風景を車内から撮影。河原が広いです。水量の多い時と少ない時がはっきりしている川なのかもしれませんね。 -
「道の駅熊野古道中辺路」で休憩です。旅行会社のツアーでは、クレームになりやすいからか、2時間に一回ほどトイレ休憩を入れていました。停車時間はまちまちでしたけど。
道の駅 熊野古道中辺路 道の駅
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11時頃、ようやく「熊野本宮大社」へと到着いたしました。
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このような階段を登って、中へと進んでいきます。
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神門前。参拝待ちに長蛇の列ができていました。
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拝殿の前ですが、長蛇の列が続いております。私は、参拝にはあまりこだわりはありませんので、正面からの参拝ではなく、別な場所からの遥拝で勘弁させてもらっています。ちょっと行列での待ちは勘弁です。
熊野本宮大社 寺・神社・教会
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拝殿にはいくつかの建物が並んでおり、かなり敷地は広いです。
熊野本宮大社は4つの神様を祀っておりまして、それぞれ参拝場所が違っていました。それぞれに、参拝するとそこそこの時間をとられます。 -
熊野本宮大社は、「八咫烏」がシンボルです。この3本足のカラスが神武天皇の東征を支えたということで、シンボルになっています。
この八咫烏は、サッカー日本代表のシンボルマークともなっていますから、そちらの方が有名かもしれません。 -
郵便ポストの上にも、八咫烏がおります。
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熊野本宮大社は、元々は熊野川の中州(大斎原:おおゆのはら)にあったのですが、明治22年(1889年)の洪水によって社殿が流されてしまい、残った社殿を丘の上にお祀りしたという経緯があります。
写真の鳥居がある場所が、元々社殿があった「大斎原」です。現在の本殿から歩いて5分程度の所にあります。ともかくも、行ってみることにします。旧社地 (大斎原) 名所・史跡
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この大鳥居は大きいです。幅42m、高さ34mあります。
そして、大斎原は元々聖域だったので、この部分だけ森が残っております。田んぼの中に、大鳥居と森があるという状況でした。 -
大鳥居をくぐると、見事な参道が残っていました。
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こちらが、洪水で壊される前に社殿があった場所です。現在は更地になっており、小さな祠がポツリとあるだけでした。
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大斎原の近くの熊野川です。水量に対して、河原の幅が広いです。ということは、大水となると大変なことになるのでしょうね。
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大斎原の近くには、「和歌山県世界遺産センター」がありました。入場は無料なのですが、中は写真撮影禁止なので外見のみのご紹介でご勘弁を。
展示は、この近くの気候風土と修験道の紹介が中心でした。中はパネルが中心の今風の展示で、歴史的なものを展示しているわけではなかったので、まあこんなものかなあという印象を受けました。ただ、八咫烏にちなんで、日本代表のグッズもあるから、撮影禁止かなという印象が強かったです。
これで、熊野本宮大社は終了です。狭い地域に重要施設が密集しているために、交通が大変な印象を受けました。次は、紀伊半島を東へと行きまして、新宮市にある「熊野速玉神社」を目指します。
あと、今回の昼食はバスの車内でお弁当でした。そのくらい、行程がキツいツアーです。どうしても移動時間に取られますから。 -
熊野本宮大社を12時30分あたりに出発いたしまして、1時間ほどバスで移動し、新宮市にある「熊野速玉神社」へとやってきました。これから参拝したいと思います。
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境内にある御神木のナギの木です。平重盛の手植えという言い伝えがあり、樹齢千年を超える巨木とか。かなり立派です。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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門をくぐり社殿へと入っていくのですが、先ほどの「熊野本宮大社」ほどは混みあっていないようです。
ともかくも、中へ入っていきます。 -
それでも拝殿前には参拝の行列ができております。先にも言いましたが、私は参拝にこだわりはありませんので遥拝で済ませ、周囲を散策したいと思います。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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本殿はこんな感じです。横の建物にも別な神様が祀ってあると思われますが、さほど紹介もなくて、ちょっと寂しいなあと感じてしまいました。
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そういえば、この「熊野速玉神社」では、門前町があまり体をなしていませんでした。その代わり?に、近くに数軒の店が並んだ「川原家横丁」というのがありました。一応看板には、歴史があるもののような説明はありましたけど、どうなのでしょう?
面白かったのが、一袋100円と「早生ミカン」を売っておりました。基本、黄色ではなく緑色をしていて、あまりおいしそうには見えなかったので、今回はパスいたしましたけど。ミカンを売っているあたり、和歌山らしいです。川原家横丁 お土産屋・直売所・特産品
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それよりも気になったのが、熊野速玉神社近くにあった、このお店「香梅堂」。せんべい屋さんみたいなのですが、常に行列ができており、かなり気になりました。ただ寄るだけの時間はなかったので、またの機会に。
14時頃に熊野速玉大社を出発いたしまして、次は熊野那智大社・那智の滝があるエリアへと向かいます。 -
那智の滝が見えてきました。ただし、ここに来るまでにものすごい渋滞に巻き込まれました。というのも、那智の滝あたりは、駐車スペースがないことからも混みやすく、駐車に1時間ほど待ちました。
現時点で予定よりも2時間以上遅延しており、「御朱印の受付時間が厳しい」という声が参加者から上がってきたため、まずは御朱印をもらう人のために、上のお寺の方から訪問することになり、那智の滝は後回しになりました。
聞くところによると、このあたりは正月も混むのですが、この連休中はそれ以上の混雑ぶりだったようです。 -
那智の滝近くで、当時の貴族の格好をした人たちが歩いている所を目撃いたしました。当時の貴族の参拝の恰好はあんな感じで再現されています。
ただ、あの恰好は暑くないのかなあ。 -
ということで、16時前に「那智山観光センター」に到着いたしました。ここにバスを停車させて、これから青岸渡寺と熊野那智大社の参拝へと向かいます。
那智山観光センター お土産屋・直売所・特産品
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目的地の「青岸渡寺」と「熊野那智大社」は、この石段の上にあります。なので、これからこの石段を上がっていきます。
大昔、この前を自転車で通過したような記憶があるのですが、この石段は登りませんでした。というか、ここが入口とは、言われないとわからないですよね。
また、参加者の中には石段を登るためにストックを持参してきている人もいました。 -
石段を登り、熊野那智大社と青岸渡寺との分岐点までやってきました。少し悩みましたが、勘で青岸渡寺から行こうと判断。熊野那智大社は後回しにしました。
どうも、訪問の順番は特に決まっていないようでしたので、どちらが先でも問題ないようです。今回は青岸渡寺から熊野那智大社へと向かいました。 -
ということで、青岸渡寺へと向かう、石段を登っていきます。
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西国三十三か所一番札所「青岸渡寺」に到着いたしました。
那智山青岸渡寺 寺・神社・教会
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少し進んでいくと、絶景スポットがありました。三重塔と那智の滝とのコラボレーションです。どの構図がいいかわかりませんが、有名な構図です。
青岸渡寺を先にして良かったです。写真でもかなり影になっていますが、あと1時間ほど遅かったら、暗すぎて写真が多分撮れなかったです。 -
少し場所を変えてアップにしてみました。三重塔がしっかり見えすぎて、あまりよくないですね。もう少し研究が必要そうです。
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絶景スポットを満喫いたしましたが、石段に登るのに少し疲れたので、しばし小休止。「那智黒ソフト」なるものを食べました。確かに味は那智黒です。
この那智黒は独特な味をしていますが、麦の味だそうです。 -
次は、先ほど後回しにしていた「熊野那智大社」へと向かいます。青岸渡寺と熊野那智大社は上でつながっているために、石段を登り返さずに到着することができます。実際、先に見た鳥居から少し石段を登ったぐらいで到着いたしました。
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熊野那智大社の拝殿へとやってきました。参拝に並んでいる人が多いので、相変わらず遥拝で済ませております。
熊野那智大社 寺・神社・教会
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社殿はこんな感じで、ちょっと他とは違う印象を受けました。
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バスへの集合時間にはまだ時間があったので、大門坂への道を少し下って、登り返してみました。
なるほど、このあたりの熊野古道は素朴な石段が続いているのね。ただ凸凹しておりまして、見た目以上に歩きにくかったです。勾配もあり、足に来ました。熊野古道 大門坂 名所・史跡
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先ほどの「那智山観光センター」に17時半ごろに集合し、次は「那智の滝」へ。
18時近くになりましたが、本日の最終目的地の那智の滝の入口へと到着いたしました。 -
那智の滝にやってきました。落差133mで、毎秒1トンもの水が落下と。やっぱり大きいです。迫力があります。
那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地
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那智の滝をもっと近くで見たかったので、入場料300円を払って近くへと向かいます。
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那智の滝の近くまでやってきました。マイナスイオンをたっぷり浴びたからか、なんかすがすがしい気分になりました。
また、滝の部分は年数メートル後退しているという話を聞きますが、確かに滝つぼ付近には大きな石がごろごろしております。崩壊していそうな感じでした。 -
滝の近くに、滝に磨かれた「御霊石」がありました。非常につるつるしております。
以上で、熊野三山ツアーの訪問地は終了し、これから大阪へと帰ります。ただ帰りもものすごく大変でした。帰りは、行きと同じ場所にて2時間の渋滞に巻き込まれ、大阪駅に戻って解散が24時を回るという大遅延のツアーでした(予定より、那智の滝出発の時点で2時間遅れ、解散では4時間遅れになりました)。
さすがに終了時にはぐったりでしたが、なかなか行けない場所にこれで行けたので、それで良しとしよう。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。
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