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午後から時間が空いたので、岸和田城・和歌山城と南部2城へ行くことに。両方とも戦後に再建された天守ですが、両方とも個性が異なっていて、面白かったです。特に、岸和田城は「難波―関空」の途中にあるため、訪問しやすくお勧めです。<br />和歌山城は天守はあまり見えませんが、公園内が充実していました。訪問時から雨が降り出してきたので、全部は回り切れてませんがご容赦を。

岸和田城&和歌山城

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2019/04/17 - 2019/04/17

265位(同エリア321件中)

旅行記グループ 06.関西

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にふうさ

にふうささん

午後から時間が空いたので、岸和田城・和歌山城と南部2城へ行くことに。両方とも戦後に再建された天守ですが、両方とも個性が異なっていて、面白かったです。特に、岸和田城は「難波―関空」の途中にあるため、訪問しやすくお勧めです。
和歌山城は天守はあまり見えませんが、公園内が充実していました。訪問時から雨が降り出してきたので、全部は回り切れてませんがご容赦を。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
私鉄 徒歩

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  • 蛸地蔵駅。岸和田城への最寄駅はこちらですが、この駅は普通しか止まりません。<br />大正14年に建設された南欧風の駅舎で、趣があります。<br />

    蛸地蔵駅。岸和田城への最寄駅はこちらですが、この駅は普通しか止まりません。
    大正14年に建設された南欧風の駅舎で、趣があります。

    南海本線 蛸地蔵駅

  • 岸和田城。築城当時は5層の天守閣でしたが、1827年に落雷により焼失し1954年に再建された再興天守。現在は、鉄筋コンクリート造りの3層の天守閣となっています。<br />当時の城は、大阪防衛の重要な拠点であったため、岸和田藩は5万3千石という規模に対して、30万石級の大名に匹敵するほどの豪壮さだったらしいです。<br />

    岸和田城。築城当時は5層の天守閣でしたが、1827年に落雷により焼失し1954年に再建された再興天守。現在は、鉄筋コンクリート造りの3層の天守閣となっています。
    当時の城は、大阪防衛の重要な拠点であったため、岸和田藩は5万3千石という規模に対して、30万石級の大名に匹敵するほどの豪壮さだったらしいです。

    岸和田城 名所・史跡

  • 岸和田城天守閣への入り口。城壁と櫓は1969年に再建されました。<br />入場料は300円。別途、だんじり会館との共通入場券があります。<br />

    岸和田城天守閣への入り口。城壁と櫓は1969年に再建されました。
    入場料は300円。別途、だんじり会館との共通入場券があります。

  • 天守閣の前は、庭園設計の重森三玲氏の作の日本庭園。諸葛孔明の八陣法をテーマに、石組みを各陣に見立てて配置したもの。日本庭園というと、母屋からの眺めといった水平方向の1か所からの眺めを重視して作庭するとイメージがありますが、この庭は天守閣からの眺めなど、垂直方向や水平方向の別な角度からも見られる庭をイメージして作庭したとか。

    天守閣の前は、庭園設計の重森三玲氏の作の日本庭園。諸葛孔明の八陣法をテーマに、石組みを各陣に見立てて配置したもの。日本庭園というと、母屋からの眺めといった水平方向の1か所からの眺めを重視して作庭するとイメージがありますが、この庭は天守閣からの眺めなど、垂直方向や水平方向の別な角度からも見られる庭をイメージして作庭したとか。

  • 庭を上の方からみると、こんな感じ。庭だけ見ても、詳細を知らせてくれないと何が何だかわからないよねえ。

    庭を上の方からみると、こんな感じ。庭だけ見ても、詳細を知らせてくれないと何が何だかわからないよねえ。

  • 天守からの展望1。西側を撮影しており、大阪湾が写っているはずなのですが、わかりませんね。

    天守からの展望1。西側を撮影しており、大阪湾が写っているはずなのですが、わかりませんね。

  • 天守からの展望2。左側に見えるのは岸城神社。

    天守からの展望2。左側に見えるのは岸城神社。

  • ということで、岸城(きしき)神社にも行きました。創建は1362年ですが、岸和田城を整備した小出秀政によって、城内に遷されたとのこと。岸和田祭には、だんじりが宮入りします。

    ということで、岸城(きしき)神社にも行きました。創建は1362年ですが、岸和田城を整備した小出秀政によって、城内に遷されたとのこと。岸和田祭には、だんじりが宮入りします。

    岸城神社 寺・神社・教会

  • 訪問は4月中旬だったこともあり、二の丸広場の桜は終わりかけでした。

    訪問は4月中旬だったこともあり、二の丸広場の桜は終わりかけでした。

  • 今回は時間がないこともあり、だんじり会館は泣く泣く諦めて、南海岸和田駅まで歩いてきました。大阪府南部は基本的には戦災の影響が少ないために、区画整理があまりなされておらず、道が入り組んでいるのが特徴です。<br />また、南海電鉄では、難波―関空はドル箱なので、アクセスは良いですが、泉佐野から和歌山方面となると、便数がガクンと減っていくので、不便です。<br />

    今回は時間がないこともあり、だんじり会館は泣く泣く諦めて、南海岸和田駅まで歩いてきました。大阪府南部は基本的には戦災の影響が少ないために、区画整理があまりなされておらず、道が入り組んでいるのが特徴です。
    また、南海電鉄では、難波―関空はドル箱なので、アクセスは良いですが、泉佐野から和歌山方面となると、便数がガクンと減っていくので、不便です。

    岸和田駅

  • 和歌山城を北側から、再興天守という事もありますが、城壁の割には、意外と天守は小さいです。

    和歌山城を北側から、再興天守という事もありますが、城壁の割には、意外と天守は小さいです。

    和歌山城 名所・史跡

  • 大手門。1982年に再興されたものです。

    大手門。1982年に再興されたものです。

  • 二の丸庭園。右側の橋が御橋廊下で、2006年に復元されたところです。<br />御橋廊下とは、殿様などが、二の丸と西の丸を行き来するのにかけられた橋で、殿様が往来するために、外からは見えないように壁と屋根がかけられているのが、特徴だとか。また、このように斜めにかかる橋は珍しいとのこと。

    二の丸庭園。右側の橋が御橋廊下で、2006年に復元されたところです。
    御橋廊下とは、殿様などが、二の丸と西の丸を行き来するのにかけられた橋で、殿様が往来するために、外からは見えないように壁と屋根がかけられているのが、特徴だとか。また、このように斜めにかかる橋は珍しいとのこと。

  • 御橋廊下の中はこんな感じ。

    御橋廊下の中はこんな感じ。

  • 和歌山城で注目したいのは「石垣」でいろいろな年代のものがあります。こちらは一中門跡近くの枡形ですが、石材を精密に加工して隙間をなくしている「切り込み接ぎ」で石垣が組まれています。

    和歌山城で注目したいのは「石垣」でいろいろな年代のものがあります。こちらは一中門跡近くの枡形ですが、石材を精密に加工して隙間をなくしている「切り込み接ぎ」で石垣が組まれています。

  • 一方、こちらは石の表面を粗く加工して「接ぎ」を合わせて積んだ「打ち込み接ぎ」で石垣が組まれています。

    一方、こちらは石の表面を粗く加工して「接ぎ」を合わせて積んだ「打ち込み接ぎ」で石垣が組まれています。

  • 伏虎像。和歌山城は、別名「虎伏山竹垣城」と呼ばれ、和歌山城の建つ山が海上から見ると猛虎が伏せている姿に似ているために、そう呼ばれるみたいですが、この像は、和歌山城の別名にちなんで、昭和34年に建てられた二代目の像だそうです。初代は、戦前に作られたものの、銅像であったために、戦時下の昭和17年に供出されてしまったとか。<br />

    伏虎像。和歌山城は、別名「虎伏山竹垣城」と呼ばれ、和歌山城の建つ山が海上から見ると猛虎が伏せている姿に似ているために、そう呼ばれるみたいですが、この像は、和歌山城の別名にちなんで、昭和34年に建てられた二代目の像だそうです。初代は、戦前に作られたものの、銅像であったために、戦時下の昭和17年に供出されてしまったとか。

  • 水禽園。フラミンゴなどの動物がいます。無料で入れます。

    水禽園。フラミンゴなどの動物がいます。無料で入れます。

  • 連立式天守閣の入り口。戦災で焼けてしまったため、1955年に鉄筋コンクリートで復元されました。

    連立式天守閣の入り口。戦災で焼けてしまったため、1955年に鉄筋コンクリートで復元されました。

  • 天守閣から、南側を眺めたもの。右側の黒い建物は、和歌山県庁別館。左側の世話低いですが面積が大きい建物は、建設中の美術館などです。

    天守閣から、南側を眺めたもの。右側の黒い建物は、和歌山県庁別館。左側の世話低いですが面積が大きい建物は、建設中の美術館などです。

  • 本丸御殿跡から、天守閣方面を。ここから見ると、お城という感じがしますが、このあたりから撮影するぐらいしか、撮影ポイントがないのが残念でした。<br /><br />

    本丸御殿跡から、天守閣方面を。ここから見ると、お城という感じがしますが、このあたりから撮影するぐらいしか、撮影ポイントがないのが残念でした。

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