2019/10/20 - 2019/11/17
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まつじゅんさん
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秋の休日、万博公園に出かける機会が多くありました。
子供達が小さい頃は、毎週のように弁当を持って、芝生の上を走り回ったり、三輪車の練習場となったり、安く利用できる広い空間はありがたかったです。
職場から歩いても近いので、駐車場料金も掛からず、格好のレジャーの場でした。
関西に戻ってきて、久し振りに訪れてみると、少子化と言いながらも子供連れの方々が多く、今も昔も変わらない姿を見て懐かしく思っております。
何より、秋の頃はコスモスやガレージセール等のイベントも多く、還暦過ぎた夫婦の休日散歩コースとなりました。
天気の良い日は、特に秋の陽光の中に浮かび上がる「太陽の塔」の姿は、万博世代の私の、心ときめく景色です。
2018年に見た、太陽の塔の内部公開時は、大阪を離れて25年、久し振りに帰ってきたなと思う景色でしたが、2019年は昔に戻り、子育てに勤しんでいた頃を懐かしく振り返る景色に感じました。
太陽の塔内部公開の旅行記↓
https://4travel.jp/travelogue/11450369
秋の休日の万博公園でのイベント参加三部作です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
最初は10月20日に、お祭り広場で開催された出展ブース数600という、関西最大級の規模です。
出展者だけでなく入場者も入場料が必要で、万博公園の入場料と合わせ一人700円弱必要ですが、きちんと場内管理がなされているのは良いですね。
まぁ、その分お客さんも入場料分の元を取ろうと、値切り交渉に勤しんでいる人も見受けられますが…。 -
ガレージセールやフリーマーケット、蚤の市、バザーetc・・・。
呼び方は色々ありますが、それぞれ違いがあるようですね。
ガレージセールのガレージは、「車庫」のガレージを意味しているようで、自宅の車庫や庭で、不要となった物を売ることのようです。
1970年代にリサイクル運動の一環として、アメリカで流行しはじめ、最近はフリマーケットとほぼ同義語として使われていますが、ガレージセールの売り場は、車庫か庭です。
フリーマーケットは、参加者が使わなくなった私物や古物を持ち寄って売るというイベントを表すことが多いようです。
売りたい物を自分で決められる、という自由度が高いので「Free」と思われていますが、実はフリーは「Flea」、蚤のことを言うらしいです。
ここから派生した言葉が「蚤の市」で、パリで開催される中古品の露店市を、フランス語では「marche aux puces」と表記され、英訳したものが「flea market」でフリーマアーケットの語源らしいです。
最近は、不用品の再利用をメインと考え、リサイクルフェアと呼ばれているイベントが多いようです。
「Flea」の意味は、蚤の他に「みすぼらしい」「汚れた」という事から、古物を持ち寄ることという意味もあるようですね。 -
このようなイベントは、当然開店直後が品物も多いのでしょうが、私達はランチを食べてからの出動となり、会場到着は14時頃からで、店仕舞を始める店や、お客さんの数も減ってきた中、ゆっくりと閉店間際の値引きセールを楽しみました。
とは言いながら、スヌの雑貨を数点購入しただけでしたが、面白かったです。 -
当日のランチは、川西能勢口近くの「すし半」で頂きました。
奥様、湯葉丼のセット。 -
私は、すき焼きの御膳。
ご飯にうどん・・・。
炭水化物の取り過ぎですね。 -
11月3日、万博記念公園にはコスモス園があり、コスモスフェスタが開催されています。
秋は自然文化園内には様々な花が咲き誇り、一年を通じて綺麗ですが、特に春の梅、桜に匹敵する楽しめる季節だと思います。 -
自然文化園の「花の丘」が会場です。
今年は散策路の工事に伴い、一部立ち入り規制がされていますが、コスモスは22種類、20万本の、所謂「百花繚乱」の華麗さです。 -
秋と言えばコスモスですね。
なだらかな丘陵地一面に、色々なコスモスを見る事が出来ます。 -
センセーション。
1930年代にアメリカで改良された品種のようで、早生、花が大きく強健との特徴があります。
所謂、コスモスといえばこの品種、といえる普及品種ですね。 -
イエローガーデン。
ピンク系しかなかった中、、初めてつくられた黄花の品種です。
これから、オレンジ色や濃赤の「キャンパスシリーズ」が開発されました。 -
黄色いコスモスは、玉川大学農学部の育種学研究室が30年以上の歳月をかけて世界で初めて開発したものらしいです。
「イエローガーデン」は1987年に品種登録されています。
今では黄色いコスモスは、日本全国で見ることができるようになりましたが、凄い苦労の末生み出されたものなんですね。 -
キバナコスモスです。
キク科コスモス属で、コスモスの名を冠するが、オオハルシャギクの同属別種です。
日本では現在広く園芸品種のひとつとして栽培されています。 -
流行りのインスタ映えポイント。
コスモスを背景にして映す事が出来ます。 -
自然文化園の「花の丘」への道には、色々なエリアがあります。
生産の森にあった「チコちゃん」の案山子です。
稲刈りの終わった田圃に佇んでいました。
雀の番をしていないと、「ボーッと生きてんじゃねーよ!」と叱られそうです。 -
万博公園のある千里丘陵は、開発前は竹林だらけの場所でした。
だからでしょうか、今でも竹林が似合う風景ですね。 -
この日は土曜日、という事で、エキスポシティの駐車場は平日扱いとなります。
カード持っていれば3時間まで無料ですので、ちょっと立ち寄って帰ります。 -
11月17日は「関西文化の日」ということで、自然文化園を含め、万博公園内の各施設の入場料が無料となります。
昨年のこの日は、京都宇治の無料施設を回っていましたね。↓
https://4travel.jp/travelogue/11450625 -
今日は、入場無料に加え、いくつもの大型イベントが実施されているためか、いつもは閑散としている、北口の駐車場も稀にみる混雑でした。
駐車場の混雑を横目に、自然文化園を目指します。 -
最初のイベントはこちら。
ABCラジオ祭りです。
在版キー局の朝日放送、そのラジオ部門のパーソナリティさんは、それぞれ強く濃い個性を持っておられます。
名前がラジオの冠番組とnなっている方々も多く、嘘か誠か知りませんが、阪神タイガースのファンの力で参議院に当選されたという伝説の方もおられたラジオ局です。 -
舞台では各パーソナリティの方々が、トーク力を発揮されています。
-
今回の目玉企画と言われていましたが、上沼恵美子さんのCD発売握手会は、開始数分で握手券付きは売り切れ、CDも2,000枚用意されていたようですが、直ぐに完売です。
特に関西では絶大な人気を誇る上沼さんの力を見せつけられました。 -
私が24年前の大阪時代から、通勤時にラジオを聞きながら通っていた、道上洋三さんの番組も健在です。
最近はうどん屋もコラボ制作しているようです。
G党の私としては、タイガース勝利の翌朝に道上さんが高らかに「六甲おろし」を歌い上げるのですが、G戦には大体負けていることがおおいですからね、試合の愚痴やボヤキが面白いです。 -
本日のメインイベント。
奥様が楽しみにしていたロハスフェスタin万博。 -
私、初めて知ったのですが、ロハスとは「Lifestyles Of Health And Sustainability」の頭文字をとった略語で、「LOHAS」のことらしいです。
自分の身体や心にいいことは地球にも優しいことなのでは、という考え方を基本にしたライフスタイルで、日々の暮らしの中で「安ければいい」「便利がいちばん」といった考え方ではなく、こだわりを持って心豊かに暮らす、ある意味贅沢なライフスタイルですね。 -
結構な数の人が来ています。
フリマやガレージセールの価格は交渉次第、と言う場合もありますが、ロハスは高くても良い品、自分の考えに合致した品を求める、という私の考えとは一寸違う、高尚な方々の集まりという感じです。 -
拘りのハンドメイド製品が並んでいます。
-
「LOHAS」は、心身の健康、持続可能な社会や地球環境を大切に考え、心豊かに暮らす生活スタイルで、このロハコフェスタのテーマは、「みんなの小さなエコを大きなコエに」です。
-
遠くに見える高層建物は・・・。
-
燻製を試食しました。
材料を良いものを使用し、手間をかけると、これだけ美味しくなるという事が解りますね。
問題は単価・・・。 -
この車が行動を走っている事が衝撃です。
維持費より好きな車なんでしょうね。 -
ゆっくりと駐車場に戻りかけると、関西文化の日という事で、民族学博物館も無料開放されていました。
30年近く立ち寄っていなかったのですが、懐かしさで入館です。 -
入口では、これぞ「民俗学」と言う楽器演奏が行われていました。
-
国立民族学博物館は、人間文化研究機構を構成する大学共同利用機関で、民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っている博物館を持った研究所です。
建物は1977年竣工、万博テーマ館に出展するために蒐集されていた資料と共に、文部省史料館に寄贈されていた資料等を展示し11月17日から一般公開されています。 -
私の様な民俗学というものが解らない者からみても、結構楽しめる、というよりは驚きを感じる展示が多いです。
-
こちらは南アジアのゾーンにあった像ですが、迫力が凄いですね。
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どうしても、民俗学と言うと宗教色が強い展示が多いですが、その地域の気候風土、背景等を含めて見ていくと、知識以上に得るものがあるように思います。
これだけの展示を、今日は無料で鑑賞できたことに感謝です。 -
民博の建物の特徴は、この玄関ホールから見るパティオだと思います。
ここは、「未来の遺跡」と名づけられ、東南アジアの遺構のような空間に置かれた越前焼の大壺と深鉢がミスマッチも様ですが、調和したシンボル的な空間です。
ここ以外にも展示場を取り囲むようにパティオが設置されていて、建築内部に屋外の環境を持ち込み、屋外展示スペースとして各ゾーンに繋がりを持たせています。 -
設計は黒川紀章氏で、利休ネズミの公園計画に調和するように、建物の高さを全体的に低く押さえ、伝統的な日本建築の美の特色が活かされています。
平面計画は複数のブロックで構成されていて、黒川氏や菊竹清訓氏達が唱えていた「メタボリズム」という考えが具現化されています。
メタボリズムとは、生物学用語で「新陳代謝」の意味です。
黒川氏達は、将来想定される社会や機能等の変化に伴って建築や都市も変化していくべきだという事から、高度経済成長という当時の日本の人口増加圧力と都市の急速な更新、膨張に応えるためには、古い細胞が新しい細胞に入れ替わるように、古くなったり機能が合わなくなったりした部屋等のユニットを丸ごと新しいユニットに交換したり、付け加えていくことで、社会の成長や変化に対応できるという考えです。
代表作は、黒川氏の銀座中銀カプセルタワーや菊竹氏のエキスポタワーですね。
民博では、それぞれのブロックは原則として採光をおこなわないことになっていますが、そこにユニットを付け加えていく事で発展性を持たせた構成でとなっていて、建築後40年間収納物が増殖し続けても、元の形を維持できているのは凄いことだと思います。 -
民博を出て、バラ園をみて帰路につきます。
このカバさん、可愛いですね。 -
太陽の塔とエキスポシティの大観覧車。
新旧の千里丘陵のランドマークです。
子供が生まれてからの生活の中、何時もあった原風景は太陽の塔です。
仕事場からいつも後姿を眺めていました。
大阪を離れる際には、この景色が見られなくなることに凄く寂しい気持ちになった事を覚えています。
今は、またこの景色を見れることの幸せを感じています。 -
夕食は、R171沿いの不二家レストラン。
昔からありました、奥様との色々想い出があるレストランですが、久々に立ち寄りました。
私はカキフライ。 -
奥様、チキンステーキ。
本日これまで。
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