遥かなる街倉吉へ何度目かの帰省　+とある休日の出来事（関西編Ver.13）

2019/09/01 - 2019/09/02

恒例？の実家の確認と、秋の味覚を楽しみに倉吉に戻ってきました。
鳥取自動車道も、ようやく今年の春に鳥取西から浜村までつながり、中国道の佐用から羽合インター、倉吉まで高速道路でつながり、凄く便利になりました。
浜村にできた道の駅でランチを頂き、久しぶりに倉吉の街中を歩くと、見晴らし台のようなものが出現していました。
打吹回廊という観光基地のようです。

夜はいつもの清流荘。
温泉につかり、翌日は山陰道で米子に向かい、こちらも久しぶりの日吉津の山芳亭で海鮮丼を頂き、鳥取、佐用経由で無事帰還いたしました。

毎年知人に送っていたシャインマスカットは、天候不順の影響か、出荷が遅れているようで、奥様の友人に手続きをお願いする、という事になってしまいましたが、山陰の秋の味覚を満喫することが出来ました。

とある休日の出来事は、カフェ巡りです。
箕面小野原と宝塚のカフェに行ってきました。
流石、どちらも北摂のおしゃれな街、美味しかったです。

エリア 倉吉(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

鳥取道の未開通区間であった鳥取西ICから青谷間が2019年5月12日開通し、途中の浜村温泉ICの直ぐに道の駅「西いなば気楽里」が2019年6月30日ｵｰﾌﾟﾝしました。

前回の帰省の際、偶然ｵｰﾌﾟﾝ初日で凄い人のためﾊﾟｽいたしましたが、3月経過すると少し落ち着いているかな、と思い立ち寄り、丁度昼時、ﾗﾝﾁをこちらで頂くことにしました。

道の駅 西いなば気楽里 道の駅

ﾒﾆｭｰは気高の生姜や鹿肉を使ったﾗｰﾒﾝ、海鮮御膳、大山豚の生姜焼き定食など、鳥取の食材を使った料理が中心となっています｡

一番高い、日替わりの海鮮満腹定食（左上）は、下手な旅館の夕食並みです。

4人席が中心のだだっ広いﾚｽﾄﾗﾝですが、昼時でもあり満席ﾄなっていました。

どこでも食べれるような料理が並ぶﾚｽﾄﾗﾝでなく、特色のある料理を続けて欲しいですね。

私は、酒ノ津焼鯖定食。

順番を待っている時、丁度出てきた人が「焼鯖が凄くうまかった。普通の鯖とは別物だ。」と話しているのを聞き、酒ノ津の鯖は地元では有名でしたが、食べたことがなかったのですが、本当に美味しかったです。

Twitterでも拡散しているらしいですね。

奥様は、大山豚の生姜焼き定食。

大山豚も美味しいですが、青谷の生姜も地元では有名です。
鳥取市気高町は古くから生姜の産地で、1581年の鳥取城落城の後、鹿野城主となった亀井?朴矩が南方より生姜を持ち帰ったことが始まりといわれており、約400年以上の歴史があります。

豚のﾎﾞﾘｭｳﾑもたっぷり、こちらも美味しかったです。

山陰道は開通しましたが、残念ながら倉吉には直結していません。

北条ICから分岐して、岡山県真庭市に向かう地域高規格道路「北条湯原道路」が建設途中で（これもいつ完成するか分かりませんが）西倉吉ICまでは通行出来るのですが、市内中心部からは少し離れているので、私はいつも泊ICで降りて、松崎、倉吉駅を経由して市内に向かっています。

倉吉市の観光名所、白壁土蔵群です。
正式名称は、倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区ですが、通称「赤瓦」と呼ばれています。

観光案内書では、最近、有料ですが倉吉市ならぬ「倉野川市」の住民票を発行しているようです。
ｶﾞｰﾙｽﾞﾊﾞﾝﾄﾞが音楽で町おこしを行う物語「ひなﾋﾞﾀ」の作中に登場する架空都市「倉野川市」は倉吉がﾓﾃﾞﾙとも言われていますが、姉妹都市提携をしているらしいです｡

また、倉野川市の女子学生ﾊﾞﾝﾄﾞ「日向美ﾋﾞﾀｰｽｲｰﾂ」のﾒﾝﾊﾞｰをくらよし観光大使に任命しちゃっています。
「まんが王国とっとり」の面目躍如ですね。
ﾀﾞｼﾞｬﾚの鳥取県知事と「悪くないかもしんない」と行政とは無縁そうなｺﾅﾐ相手に提携話を持って行っちゃう市長。
提案した市議はｻｯｸｽ奏者で「世界のMalta」のお兄さんらしいです。

私はアニメの世界は良く分からないですが、倉吉にいたころ近所の喫茶店で竹輪ﾊﾟﾌｪなるものが販売されていて、観光客の人が多く来ていたのを不思議に思っていたのですが、そういうことだったのですね。

私はこちらです。

土蔵群といえば「男はつらいよ　寅次郎の告白」です。
ここが泉ちゃんと寅さんの再会の場所でもあり、満男の待つ砂丘に向かう旅立ちの場でもあります。

2人が一晩泊めてもらう、杉山とく子さん演じる駄菓子屋になった家の前には、当時の写真等が細々と展示されています。

今年の年末には寅さんが帰ってきますし、4Kﾃﾞｼﾞﾀﾙで復元した映画が上演させるらしいです。
寅次郎の告白は、44作で渥美さんも身体がきつかったんでしょうね。満男の恋物語がﾒｲﾝになっていましたけど、満男が泉ちゃんの手を包み込んだり、砂丘を転げ降りて泉ちゃんに向かう数々の名ｼｰﾝを思い出します。
それでも、ちゃんとﾏﾄﾞﾝﾅ　吉田日出子さん演じる聖子さんとの河原のﾊﾞｽ停での別れも印象的な作品でした。
吉田さんもﾎﾟｽﾀ-の一番右上で微笑んでおられます。

ここが泉ちゃんが豆腐を買いに行って寅さんとﾊﾞｯﾀﾘ再会する場所ですね。

この辺りは、私もとても好きな空間です。
一寸行くとたこ焼き（たいやき）屋さんや餅しゃぶのお店があり、美味しかったなと懐かしく感じるようになりました。

通称ﾊﾞｽ通りに出ると、見慣れない建物を発見しました。

昔、ﾅｼｮﾅﾙ会館という建物があったのですが、その跡を商業・ｺﾐﾆｭﾃｨｻｰﾋﾞｽ複合施設に整備したらしいです。

名前は「打吹回廊」というようです。

設計者は、仙田満氏。
元減築学会会長で、国際教養大学の設計で村野藤吾賞を受賞され、最近では『人が集まる建築と環境ﾃﾞｻﾞｲﾝ』でﾏﾂﾀﾞｽﾀｼﾞｱﾑの収益を3倍に導いた事で有名な方です。

2019年7月20日ｵｰﾌﾟﾝ。

まだ工事中や空き店舗がありましたが、思惑通りの賑わいを創出して欲しいと願います。

1階にｷｯｽﾞｽﾍﾟｰｽ、土産品店、2階はﾚｽﾄﾗﾝが入る複合施設のようです。

すべての施設機能が視覚的、動線的に繋がるｿﾞｰﾆﾝｸﾞﾃﾞ遊環構造となっていて、白壁を基調としたﾓﾀﾞﾝ白壁土蔵風の外観と、内装は古民家を基調に県産木を使用した落ち着きのある空間を演出している、とのことです。

打吹回廊の至るところにﾈｯﾄがあり、これは子供の冒険心をかきたて、大はしゃぎするでしょうね。

子供にとっては、大きなｼﾞｬﾝｸﾞﾙｼﾞﾑ、砦のような感じですね。

打吹回廊のﾒｲﾝﾀﾜｰ屋上は「展望回廊」になっていて、打吹山や倉吉市街を望めます。

赤瓦の街並みを眺めることが出来る場所は、無かったですから良いかもしれませんね。

高い建物がない街ですから、15m位でも見晴らしは良いですね。

2階のﾚｽﾄﾗﾝ「四季の花 打吹天女」の入口です。

丁度昼の休憩時間で営業はされていませんでしたが、市内には観光客の方が食事できる場所が少なかったので、便利になるかもしれませんね。

今夜も三朝温泉「清流荘」でゆっくりと温泉につかります。

屋上の貸切露天風呂に、先ず入浴して食事に向かいます。

いつ来ても、こちらのお風呂は良いですね。

食事は秋の清流懐石。

7度目なので、簡単に流します。
詳細な紹介は過去の旅行記で↓
https://4travel.jp/travelogue/11373105 2018/05/27～2018/05/28
https://4travel.jp/travelogue/11462281 2019/02/22～2019/02/24

朝の豆乳鍋と麦とろ、玉子焼きを楽しみにしています。

1日時間が空いたので、久し振りに米子に行くことにしました。
鳥取時代の休日は、米子と日吉津のｲｵﾝ位しか娯楽がなかったので、ﾎﾝﾄ数えきれない位行った米子です。
当時、山陰道は鳥取方面は全通しておらず、また鳥取は職場に近く毎日見る景色と同じだし、映画館もないので、米子が多かった気がします。
倉吉からは海岸線までは20分位かかりますが、山陰道に乗ると気持ちよく30分余りで米子ですが、途中2017年4月に開店した「道の駅 琴の浦」に立ち寄ります。

鳥取県では16番目の道の駅です。

淀江ICで降りて、日吉津ｲｵﾝ駐車場市場内の目的地、山芳亭に到着です。

関西に出てきて、特に懐かしくなるお店です。
こんなお店が都会にあれば、行列になるんだろうなと思います。
まぁ、休日は山陰では行列のできるお店ですが、時間をずらすと食べれますし、今日は平日なのでｽﾑｰｽﾞに入店です。

お店の大将と久し振りと言われ、関西から食べに来たよと返しておきました。

私はいつもの「ｽﾞｹ丼」。
これ以外食べたことないという、一番のお気に入りです。

奥様はﾓｻ海老と白ｲｶ。

ｶﾆを期待していたようですが、紅ｽﾞｱｲ蟹の解禁日は9月1日で、漁期は翌年6月30日までと長いのですが、解禁日とはいっても、船は戻ってきておらず、市場には入っていないようで、奥様ちょっと残念そうでした。

それでも十二分に美味しいｴﾋﾞ、ｲｶを頂き満足でした。

食後は一寸ｲｵﾝで買い物し、山陰道、鳥取経由で無事帰還いたしました。

ここより、とある休日のﾗﾝﾁ等のお店を新規開拓です。

中山寺の「武蔵の森珈琲」に向かいましたが、混雑のため諦め、宝塚方面に走行中、目の前に現れた「上高地あずさ珈琲 宝塚店」に入店です。

あとで知りましたが、家の近所にもある和食の「かごの屋」のｸﾞﾙｰﾌﾟらしいです。

お店のｺﾝｾﾌﾟﾄは「上質な大人食堂ｶﾌｪ」という事で、山小屋風ﾘｿﾞｰﾄをｲﾒｰｼﾞした落ち着いた空間となっています。

休日でしたがﾗﾝﾁﾒﾆｭｰも豊富で、私は「炙り鶏の信州み味噌焼きと選べるおかず」定食。
おかずは「白身ﾌﾗｲ」を選択しました。
ｻ
美味しかったですが、特にｻﾗﾀﾞﾄﾞﾚｯｼﾝｸﾞが予想以上に美味しかったです。

奥様は「信州ﾐﾙｸｸﾞﾗﾀﾝと選べるおかず」。
おかずは若鳥のから揚げを選んでいました。

食事の後は珈琲を追加し、珈琲と言えばやはりﾊﾟﾝｹｰｷですね。

ゆっくりと休日の一時を、過ごしました。

千里中央船場で買い物をして、北摂でもおしゃれなお店が多く賑わっている、箕面小野原界隈を走行中、目についたお店「MINOH RIS CAFE」に入店です。

場所は、ﾏﾀﾞﾑｼﾝｺ本店の斜め前あたり、韓国料理店や焼き鳥屋さんのある駐車場ｴﾘｱです。

ﾒﾆｭｰです。
ﾗﾝﾁﾒﾆｭｰには、野菜ｿﾑﾘｴ厳選の野菜を楽しむｻﾗﾀﾞﾊﾞｰがｾｯﾄされたものが多くあります。
ｻﾗﾀﾞ-が有名のようです。

種類もいろいろあり、悩んでしまいます。

早速、ｻﾗﾀﾞﾊﾞｰに行く私たち夫婦。
ﾄﾞﾚｯｼﾝｸﾞの美味しさに、何度もお代わりしてしまいました。

奥様はﾊﾟｽﾀ。

細めのﾊﾟｽﾀでした。

私は、「川端さん家のまるごとﾄﾏﾄとﾁｷﾝのｸﾞﾘﾙ」。

ﾄﾞﾘﾝｸﾊﾞｰでゆったりとして、ﾘﾌﾚｯｼｭできました。

本日、これまで。

この旅行記へのコメント （2）

• olive kenjiさん 2020/01/07 18:34:29

  明けましておめでとうございます

  遥かなる街へのまつじゅん様　明けましておめでとうございます。
  
  東京の旅行記にいいねを頂き、まつじゅん様の旅行記を慌てて開く有様です。
  倉吉にお帰りになっていたのですね。タイムスリップしたでしょうか。
  山陰はいい所なのに、なぜか行くのが近頃遠のいています。
  近い雪国を見たいけど、やはり雪山を超える恐さがあります。
  
  新装になったさか枝うどんにも、時々寄っていますが、味も内装も昔とあまり変わりません。だから安心してくつろげるのでしょうか。
  唯、残念なのは無料駐車場がほとんど無くなったので、それで足を運ぶ回数が減ったみたいです。
  
  その代わりと言っては何ですけど、この旅行記に書かれていた、むさしの森の珈琲レインボー通り店に行くようになりました。昨日も行って来ました。
  とても落ち着いたお洒落なお店ですね。スカイラークのチェーン店とは全く知らなかったです。ファーストフードレストランを馬鹿にするのではないと肝に銘じた次第です。
  
  まつじゅんさんの旅行記もあまり読んでいなくて申し訳ないのですが、旅行記書かれているのを拝見して元気な事を確認でき嬉しいです。
  第2の遥かなる街　高松へまたお越しになって、さか枝うどんすすって下さい。
  今年もよろしくお願い申し上げます。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　olive　kenji
  
  

  まつじゅんさん からの返信 2020/01/07 23:05:59

  Re: 明けましておめでとうございます

  olive　kenjiさま
  
  新年おめでとうございます。
  今年も、私の拙い忘備録のページですが、よろしくお願いします。
  
  さか枝の情報は、前の職場の同僚からも入っていて、メンバーもあまり変わっておられないようで、おばちゃんからも、また来てねと言っていたよ、と連絡が入っております。3月までには香川の送別会に合わせて行きたいと思っております。
  早朝営業が無くなっているようで、私が高松にいたら、朝うどんが出来なくなっているので困っていただろうなと思っています。
  
  大阪にいると、色々な情報がありっすぎて、お店も悩みます。
  ある意味、鳥取時代は選択肢が少なかったけど、通い詰めるお店があったなと、それぞれの長所があるなと思う次第です。
  今年も、色々と街ネタを探していきたいと思っております。
  よろしくお願いします。
  
  matujyunn