2019/12/07 - 2019/12/07
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nanochanさん
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2日目は土曜日で仕事なし! 午前中は、「嵯峨野」に行くことにしました。まだ紅葉が残っているといいのですが・・・。
そして、午後は「東福寺」近辺へ。
秋限定の御朱印がいただける寺院がいくつかあるので、それも楽しみです。
今回は、「晩秋の京都」2日目の記録です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
1<静鉄ホテルプレジオ京都四条>
宿泊したのは、静鉄ホテルプレジオ京都四条。
今年の8月にオープンしたばかりのホテルで、四条西洞院の交差点を上った(北上)ところにあります。
場所、設備、朝食、スタッフ、料金のどれも合格点でした。静鉄ホテルプレジオ京都四条 宿・ホテル
-
2<京福電鉄 四条大宮駅>
8時過ぎにホテルを出発し、京福電鉄の四条大宮駅へ。
途中で「パーラーヤオイソ」発見!名物フルーツサンド食いたかった~!
嵐電に乗って嵐山を目指します。
乗客は、外国人が多かったです。(半分は、中国人)嵐電 乗り物
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3<渡月橋>
30分くらいで、嵐電嵐山駅に到着。店はまだ開店準備中。
正面の岩田山にある「嵐山モンキーパーク」は、近頃、外国人に人気のスポットだそうです。
けっこう多くの欧米人が、橋を渡って南に向かっていました。渡月橋 名所・史跡
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4<野宮神社>
私は、北側に向かいました。
最初の訪問地は「野宮神社」。縁結びと学問に御利益がある神社です。
ふらふらしている息子と娘に良縁がありますように、とお祈りしました。野宮神社 寺・神社・教会
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5<黒木鳥居>
この神社の大きな見どころが「黒木鳥居」
木製の鳥居は、普通、表面の樹皮を剥いだ「白木」を使いますが、ここの鳥居は樹皮が付いたままの木材を使って造られたもので、鳥居としては原始的な形式だそうです。 -
6<嵯峨竹林>
まだ9時ころですが、多くの観光客がいました。
その多くが中国人でした。所構わず大声を出したり、道のまん中でずっと写真撮影をしていたりして、せっかくの雰囲気が台無し。
この竹林を味わうためには、早朝に来ないとだめです。嵐山 竹林の小径 自然・景勝地
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7<御髪神社>
竹林を進むと左手に「大河内山荘」があり、さらに進むと右手に「トロッコ嵐山駅」が見えます。そのすぐ近くにあるのが、小さな社「御髪神社」
全く人はいません。社務所も閉まっていました。
ここは、その名の通り「髪の毛」に御利益のある神社です。御髪神社 寺・神社・教会
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8<切なる願い>
私はまだ大丈夫ですが、頭髪に悩む人はけっこう多いようです。
ずらりと並んだ絵馬には、頭髪についての切なる願いが書かれていて、俳優や歌手など有名人のものもありました。
私も「この先も、長~い友だちでいてください」とお祈りしました。 -
9<常寂光寺に続く道>
御髪神社にお参りした後、さらに北に進みます。
この辺りまで来ると、観光客はぐっと減ります。
きれいな紅葉の先が「常寂光寺」です。 -
10<常寂光寺>
常寂光寺を訪れるのは、初めて。ここは日蓮宗の寺院です。
以前テレビで境内のすばらしい紅葉が紹介されていたので、期待が膨らみます。常寂光寺 寺・神社・教会
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11<常寂光寺 仁王門>
山門を進んで仁王門の所まで来ました。
紅葉のピークは過ぎてしまったようですが、まだ少し残る紅葉が「晩秋」を感じさせてくれます。常寂光寺 寺・神社・教会
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12<苔むした滝>
仁王門のすぐ左手にある滝は、水が涸れていました。
しかし、滝の流れのような苔がいい雰囲気を出していました。 -
13<石仏>
この滝のすぐ右手に小さな仏様が・・・。
印を結んだその手の上にはお賽銭。
いい写真が撮れました。 -
14<本堂に続く階段>
本堂に続く階段の左右の樹木はすでに散り、周りは真っ赤な落ち葉で覆われていました。 -
15<多宝塔>
本堂から続く道をさらに歩いていくと多宝塔が現れました。
これは江戸時代初期の建物で、重要文化財に指定されています。
小ぶりですが、美しい塔です。 -
16<遠く比叡山を望む>
多宝塔のさらに背後まで行くと、絶景が拝めます。
紅葉真っ盛りのあでやかさも素敵ですが、晩秋の少し切ない雰囲気もまたよいものです。
正面遠くに見える山は、比叡山。 -
17<見事な紅葉>
出口に向かって歩いて行くと、すばらしい紅葉に出会えました。 -
18<女坂>
ここは「女坂」の出口付近。
紅葉が見送ってくれました。 -
19<常寂光寺のご朱印>
紅葉の時期なので、右上にモミジ葉の朱印が押されています。
中央には「寶樹多花果(ほうじゅたけか)」の文字。
これは法華経に出てくる言葉で「宝の樹に花や実がたくさんなるように、佛の教えが多くの知恵をもたらしてくれる」という意味があります。 -
20<人力車>
人力車と紅葉の組み合わせも、趣があります。 -
21<二尊院>
常寂光寺から5分ほどで、天台宗のお寺「二尊院」に着きました。
ここは「紅葉の馬場」で知られる、嵐山の名所の一つ。
さて、紅葉はどうでしょう?
この立派な門は、伏見城の医薬門を移築したものです。二尊院 寺・神社・教会
-
22<紅葉の馬場>
残念ながら、参道の両側から何本もの紅葉が伸びる、圧巻の「紅葉の馬場」は見られませんでしたが、数本の紅葉がひっそりと私を迎えてくれました。 -
23<紅葉の川>
かわりに「紅葉の川」を見ることができました。 -
24<二尊院本堂>
「二尊院」の名は、ご本尊が「発遣の釈迦如来」と「来迎の阿弥陀如来」の二体であることに由来しています。
この日は法要があったようで本堂に入れず、二尊は遠くから拝見するしかありませんでした。 -
25<茶室「御園亭」>
本堂の隣にある書院の奥にあるのが、茶室「御園亭」です。
春と秋の一時期に利用できるそうです。 -
26<二尊院のご朱印>
何枚も紅葉がちりばめられた、秋らしいご朱印です。
中央の文字は「本尊二尊」と宝珠の朱印。
嵯峨天皇は、この寺の開基となった天皇です。 -
27<勅使門の扁額>
ここは、天皇のつかいだけが通れた「勅使門」です。
扁額に書かれた文字は「小倉山」
そう、小倉山といえば「小倉百人一首」の編さん地です。 -
28<小さなお堂>
長い階段の上に小さなお堂が見えたので上ってみました。 -
29<湛空廟(たんくうびょう)>
小さなお堂は「湛空廟」
中には、法然上人の教えを広めた僧「湛空上人」の碑が収められています。 -
30<「時雨亭」跡>
ここは、藤原定家が『小倉百人一首』を撰じた場所です。
★小倉百人一首 26番 「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ」 貞信公(拾遺集(巻17・雑秋1128)
★意味「小倉山の紅葉葉よ、もしお前に心があるのなら、もう一度天子様の行幸がある時まで、どうか散らないでいておくれ」 -
31<京都市街地を望む>
時雨亭跡から見た景色。遠くの山は比叡山系です。
右手奥に、京都タワーがかすかに見えました。 -
32<祇王寺>
二尊院から北西方向へ5分ほど歩くと「祇王寺」があります。
寺というより、竹林と木々に囲まれた小さな草庵のようです。祇王寺 寺・神社・教会
-
33<白拍子>
「祇王」は、平家物語に登場する白拍子の名前。
祇王は平清盛の寵愛を受けましたが、清盛の心変わりにより、母・妹とともに尼となり、この寺(当時は嵯峨往生院)に隠棲することになります。 -
34<風流な門>
茅葺き屋根の上に散った紅葉が積もっています。
中国人とおぼしき3人の女性グループが、10分以上この門の前でポーズをとって写真撮影。よほど気に入ったようです。 -
イチオシ
35<深まりゆく秋>
落ち葉で覆われた苔庭と小さな本堂。
「深まりゆく秋」を感じます。 -
36<モシュ印>
JR東海は、2018年より、京都市内の5つの寺院で「苔」を用いたアート作品“モシュ印”と“コケ寺リウム”を展示しています。
ここ、祇王寺もその寺の一つでした。
これ、結構大きくて150㎝×100㎝ほどあります!
※“モシュ印”とは、苔の英訳である「moss(モス)」と「御朱印」をかけ合わせた造語 -
37<コケ寺リウム>
こちらは、アクアリウムならぬ「コケ寺リウム」
ちょっと分かりづらいと思いますが、祇王寺の苔の庭と本堂(草庵)のミニチュアがガラスの器の中に入っています。 -
38<祇王寺のご朱印>
中央は、ご本尊の「大日如来」の文字と大日如来を表す梵字。
左下の朱印は「祇王寺印」だと思います・・・。 -
39<JR 嵯峨嵐山駅>
祇王寺からてくてく歩いて約20分、JR嵯峨嵐山駅に着きました。
午後は東福寺付近をまわるため、JR京都駅で乗り継いで「JR東福寺駅」まで行きます。嵯峨嵐山駅 駅
-
40<毘沙門天>
奈良行きの「都快速」はすごい混みよう。
半数以上が「JR東福寺駅」で降りました。お目当ては、東福寺の紅葉でしょう。
自分は、人の流れと反対側の「毘沙門堂 勝林寺」へ。毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会
-
イチオシ
41<インスタ映え1 花手水(はなちょうず)>
階段を上ると手水舎へ。
この寺は「花手水」で有名ですが、この日もきれいに飾り付けされていました。 -
42<インスタ映え2>
近くのベンチには、こんな花も・・。 -
43<インスタ映え3>
この寺のモミジは、ちょうど見頃でした。
なかなか「絵になる!」 -
44<インスタ映え4>
近くで見ると、いろんな色が混ざり合っていることが分かります。 -
45<ナマズと紅葉>
おや、なんでナマズ?
誰かが置いたのでしょうか、おでこのモミジが面白い。 -
46<勝林寺のご朱印>
ここ勝林寺は、いろいろなご朱印がいただけることで知られています。
秋らしい「紅葉と吉祥天」のご朱印をいただきました。 -
47<東福寺の紅葉>
東福寺の紅葉がやはり気になり、行くことに。
ピークは過ぎていましたが、きれいな紅葉が見られました。東福寺 寺・神社・教会
-
48<泉涌寺 総門>
東福寺からテクテク歩いて、泉涌寺へ。
数年前に泉涌寺と雲龍院は訪れたことがあるので、まだ行っていない塔頭寺院を二つ訪ねます。 -
49<戒光寺>
一つ目は、総門からすぐ近くの「戒光寺」へ。
自分のすぐ前に、けっこう大勢の若者のグループが入っていきました。
このグループは龍谷大の学生さんたちで、授業の一環で先生が寺や仏像の解説をしていました。ちゃっかり便乗させていただききました。戒光寺 寺・神社・教会
-
50<戒光寺のご朱印>
戒光寺のご本尊は「丈六さん」と呼び親しまれている「釈迦如来像」
台座を含めると10メートルもあり「京の大仏」ともよばれています。
中央は「丈六殿」の文字と釈迦如来を表す梵字「バク」の朱印。
左上の「泉山」とは、泉涌寺の塔頭という意味。 -
51<今熊野観音寺>
戒光寺からゆるやかな坂を上っていくと「いまくまの」の石碑が。
この坂を下っていくと泉涌寺の塔頭「今熊野観音寺」があります。
なんだか、けっこう遠そうだなあ・・・。 -
52<参道>
坂を下りきると「今熊野観音寺」の石碑と朱色の橋が。
橋の下は川ではなく、道路が通っていました。
この右手には、皇室の墓所「月輪陵」を管理する「月輪陵墓 監区事務所」があります。 -
53<今熊野観音寺本堂>
橋から5分ほどで境内に着きました。
けっこう大きな本堂で、奥には多宝塔も見えます。
今熊野観音は、頭痛持ちだった後白河法皇の頭痛を治した観音様として「頭の観音さん」とよばれています。今熊野観音寺 寺・神社・教会
-
54<ぼけ封じ地蔵>
境内の弘法大師を祀る「大師堂」の前には、「頭」つながりで「ぼけ封じ観音」も立っていました。
「ぼけ」はまだ大丈夫のようですが、念のためよくお祈りしてきました。
奥さんの分も・・・。 -
55<五智水>
境内には「五智水」という水場がありました。
昔、弘法大師が錫杖で岩を突き刺したところ、霊水が湧き出たと言われ、それが「五智水」として今でも残っています。
ありがたい霊水ですが、蛇口が付いているのはちょっと・・・。 -
56<今熊野観音寺のご朱印>
中央は、観音様の寺のご朱印によく書かれる「大悲殿」
左上には、西国三十三所霊場であることを表す朱印。 -
57<錦市場>
泉涌寺道からバスで四条河原町まで戻ってきました。
昨日の夜8時過ぎにはほとんど閉まっていた「錦市場」へ。
すごい人出の中、ぶらぶらと食べ歩きを楽しみます。錦市場 名所・史跡
-
58<チョコレートコロッケ>
錦市場の名物といえば、井上佃煮店の「チョコレートコロッケ」
本当においしいの?確かめるために買ってみました。
まずくはないけれど、感動するほどではありませんでした。
たこ焼き「カリカリ博士」は、人が一杯で食べられず・・・。 -
59<六角堂山門>
錦市場を東から西に抜けたところから約10分ほどの所に、西国三十三所の一つ「六角堂」があります。紫雲山頂法寺(六角堂) 寺・神社・教会
-
60<六角堂本堂>
六角堂は、その名の通り本堂が六角形をしています。
普通に見た分には分かりませんが、Googleアースで見れば「なるほど」と分かります。
正式な寺号は「頂法寺」といい、聖徳太子ゆかりの寺です。 -
61<六角堂ご朱印>
中央は「六角堂」の文字と本尊・如意輪観音の梵字「キリーク」の朱印。
左上には、西国三十三所霊場であることを表す朱印。
この寺は池坊が代々住職を務め「いけばな発祥の地」と呼ばれています。そのため、生け花をデザインした朱印となっています。 -
62<土産物1>
さて、帰る前に土産を買っていきましょう。
全然、京都土産ではないですが今回は「551HORAI」に決定!
15分間並んで、シュウマイと餃子、豚まんを買いました。 -
63<新幹線の中での食事>
新幹線の南改札口近くの「志津屋 京都駅店」で「ビーフ&厚焼きタマゴサンド」を購入!
ついでに、お隣の「SIZUYAPAN」であんぱん5個セットも購入!
新幹線の中で、サンドイッチと豚まんをおいしくいただきました。
2日目も、充実したGo!朱印旅となりました。
最後までごらんいただき、ありがとうございました。
来年の「Go!朱印 trip 2020」もよろしくお願いします。
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