2024/03/16 - 2024/03/16
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tomochanさん
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今回は、鉄道を利用して、久しぶりに京都嵐山方面に出かけました。渡月橋周辺は、考えていたよりもたくさんの観光客がいて、また、「世界各国の人が集まっているのかな」と思うほど、色々な国の老若男女で大混雑していました。そんな中、歴史に登場する場所をゆっくりと歩いて回り、快適な一日を過ごすことができました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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午前10時頃、電車を乗り継ぎ、JR嵯峨嵐山駅に着きました。ここからは、まず、「渡月橋」を渡り、「法輪寺」まで歩いて行きます。
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JR嵯峨嵐山駅の隣には、トロッコ嵯峨駅があり、建物の中は「19世紀ホール」となっています。
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ホール内には、ピアノや蒸気機関車、ジオラマなどが展示され、喫茶コーナーもある素敵な空間となっています。
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蒸気機関車です。迫力があります。
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渡月橋に行く途中、着物レンタルの店が何軒もありました。外国の人も着物に着替えて、京都見物を楽しむようです。
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こちらは、「京福電鉄 嵐山駅」です。駅周辺には、食事や買い物をする店がたくさんあります。人力車も走ってます。
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駅舎の中を通り抜けると、「キモノフォレスト」というコーナーがあります。京友禅の生地を使ったポール約600本が立ち並ぶスポットで、たくさんの人が写真を撮っていました。
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これは、「龍の愛宕池」というパワースポットだそうです。
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嵐山駅から少し歩くと、渡月橋に着きました。
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京都の中でも、有名な観光名所です。
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天気が良く、温かいので、ボートに乗っている人がたくさんいます。
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渡月橋を渡ると、「十三まいり」で有名な「法輪寺」があります。
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清和天皇が、数え年13歳で成人になったことにちなみ、13歳の少年少女が、「法輪寺」の虚空蔵菩薩にお参りして、智恵を授けていただくお参りだそうです。
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本殿前には、狛犬の代りに、『狛牛』と『狛虎』がいます。
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虎が阿、牛が吽の役割を担っているそうです。
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お寺の展望所から、渡月橋が見えます。この後、「化野(あだしの)念仏寺」を目指して歩いて行きます。
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渡月橋を渡って戻り、取り敢えず、「嵐山 良彌(よしや) 本通り店」で昼食をとることにしました。
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「湯葉たまごあんかけうどん」を食べました。あつあつ、とろとろで美味しい。
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うどんだけでは物足りなかったので、「良彌」の道路を挟んで向かい側にある「嵐山 大善 お土産店」に入り、稲荷寿司を買って食べました。こちらも美味しかったです。
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すぐ近くには、世界遺産に登録されている「天龍寺」があります。
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沢山の人がお参りに来ています。参拝者は、日本人より、外国人の方が多いと感じました。
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こちらは、法堂です。この建物の中に、天井画の「雲龍図」があります。
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天井画の写真撮影はできません。これは、法堂前にあったポスターです。
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嵐山といえば、「竹林の小径」が有名です。大渋滞の中、竹林に向かっていきます。
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奇麗な竹林が続きます。外国の方々も、楽しそうに記念撮影をしていました。
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竹林の抜けると、戦前の時代劇スター” 大河内 傳次郎(おおこうち でんじろう)”氏の山荘の前を通ります。
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さらに歩いていくと、「トロッコ嵐山駅」があります。
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その先には、日本で唯一の髪の神社「御髪神社(みかみじんじゃ)」があります。
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8分ほど歩くと、紅葉で有名な「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」があります。通過します。
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この辺りまで来ると、観光客はグッと減りました。代わりに、人力車や自転車は通行しやすそうです。
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のどかな風景が広がります。
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こちらは、嵯峨天皇の皇女 ” 有智子内親王(うちこないしんのう) ” の陵墓です。
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その隣には、松尾芭蕉の弟子である、向井去来の別荘「落柿舎(らくししゃ)」があります。
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落柿舎から、5分ほど歩くと、やはり紅葉の名所である「二尊院」があります。
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10分ほど歩いて行くと、苔の庭が美しい「祇王寺(ぎおうじ)」があります。
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「祇王寺」からさらに進むと、「嵯峨鳥居本 伝統的建造物群保存地区」の町並みが見えてきます。
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途中、きれいな桜が咲いています。
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道路はきれいに整備されています。ふと、私の周囲を見ると、外国人の観光客ばかりになっていました。
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「化野(あだしの)念仏寺」に到着しました。
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境内には、緑色の苔が広がっています。
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ゆっくりと苔を見ていると、なんとなく、柔らかい気持ちになってきます。
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この辺りは、死んだ人を「風葬」と称して放置していた場所であったが、約1.200年前、弘法大師が埋葬して供養したそうです。
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沢山の石仏が建てられています。
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お寺の裏側は、竹林になっています。
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観光客が少ないので、ゆっくりと写真を撮ることができます。
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「あだしの念仏寺」のお参りを終え、JR嵯峨嵐山駅に戻ることにします。
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途中、清凉寺(せいりょうじ)に立ち寄りました。立派なお寺です。
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この場所には、元々、嵯峨天皇の皇子で、「源氏物語」の主人公 ” 光源氏 ” のモデルとされる、左大臣 ” 源 融(みなもと の とおる) ” の別荘「栖霞観(せいかかん)」があったということです。
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境内に、「豊臣秀頼公首塚」があります。昭和55年に大坂城の三の丸の跡地から出てきた ” 秀頼の首 ” とされるものを、ここに埋葬しているそうです。
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清涼寺の境内に、きれいな桜の花が少し咲いています。今回の旅行はこれで終了です。天気が良く、気持ちの良い春の一日を過ごすことができました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- tonton shibaさん 2024/04/05 11:07:30
- 竹林
- あだしの念仏寺の裏の竹林は穴場ですね。知りませんでした。
- tomochanさん からの返信 2024/04/06 21:57:50
- RE: 竹林
- コメントありがとうございます。返事が遅くなって申し訳ありません。今回、数十年ぶり念仏寺に行きました。”嵯峨野さやさや”とういうコマーシャルがあった時代です。その当時も、嵐山の「竹林の小径」は観光客でいっぱいだったような気がします。念仏寺にも行っている筈ですが、あまり記憶に残っていませんでした。念仏寺に至る街並みは、閉店になっている店もあり、すたれているので(怒られるかな)、逆に、念仏寺は、嵯峨野のいいところが凝縮されているようなお得感があるように感じました。
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- salsaladyさん 2024/03/23 09:16:22
- 竹林の小径(古径)~東西~
- ☆京都嵯峨野の竹林は有名になり過ぎて。。。写真映えを期待するには早朝でなければ人間の銀座通りになってしまうから。。。千葉佐倉にある「ヒヨドリの坂」と比べてみると~
☆やはり、竹取物語に相応しいのは京都嵯峨野に軍配が上がります。
☆嵐山~嵯峨野トロッコへの道は観光コースとして何度か歩きましたが、まだまだ見逃した処が多くあるのに気が付くことが出来て~十三参り―御髪神社(ここへ参ると髪が増えるのかしら?)-落柿舎(らくがき舎と読みそう)-化野念仏ーetc.トロッコに乗るだけの為に何時間も費やし内で、付近をひょいと曲がって行けば貴重な歴史地点を訪れることが出来そうね。
☆しかし、『弘法大師』の足跡が日本中にある事に驚きを隠せません。佐倉にも流山にも、小さなお寺の中でも必ず『お大師さん』が建っているのは奇跡に近い。。。本当は何人もの弘法大使がいらしたのでは?と思ってしまいます。~合掌~
- tomochanさん からの返信 2024/03/23 13:03:33
- Re: 竹林の小径(古径)~東西~
- コメントありがとうございます。弘法大師は、和歌山県民の私にとっては、高野山があるために、親しみを感じる人物ではあります。しかし、確かに、全国どこに行っても、「弘法大師が、杖を突いた場所から湧水が出た」等の逸話がたくさんあり、 ” 本当の話ですか? ” と突っ込みたくなりますね。今回の嵯峨野・嵐山観光は、正直、桜も紅葉もないため、こんなたくさんの観光客がいるとは想像していなかったので驚きました。逆に、かつてブームになったことがある「化野念仏寺」は、ほとんど観光客がいなくて、さびれた観光地に変化していたため、きれいな苔の庭や竹林をゆっくりと眺めることができました。ここ最近、寒くて桜の開花時期が遅れているようですが、桜が咲けば、どこかに出かけたいと思っています。
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