2019京都の紅葉①　御所南「ブランピエール」でランチ

2019/11/20 - 2019/11/25

本来は東本願寺の門徒のための宿所であった「詰所」。
京都駅にも近く今では誰でも泊まれる穴場の宿です。　　
この詰所(つめしょ)を中心に毎日お宿を変えて紅葉の京都・奈良・琵琶湖周辺を一人旅して来ました。
お天気にも紅葉の色付き具合にも恵まれ、美味しいものもたくさん食べた5泊6日でした。

初日　2019/11/20(水)
東京駅7:03新幹線ひかり号乗車　→ 9:45京都駅着　→ 御所南ブランピエールでランチ　→ 仙洞御所参観　→ 京都御所参観　→ 府立植物園　→草喰なかひがし　→ 京の宿三福泊

2日目　11/21(木)
三福にて朝食　→ 三井寺　→ 円満院門跡精進料理　→ 南禅寺　→ 哲学の道　→ 真如堂　→ 御所東フレンチのエピス　→ 伊香詰所泊

3日目　11/22(金)
すき家で朝食　→ 叡山電鉄もみじのトンネル　→ 白龍園　→ 山ばな平八茶屋　→ 修学院離宮参観　→赤山禅院　→ 鞍馬寺雍州路で精進料理　→ 貴船神社ライトアップ　→ 砺波詰所泊

4日目　11/23(土)
砺波詰所にて朝食　→ 談山神社　→ 千寿亭で三輪素麺　→ 大和国一之宮大神神社　→ 宇治辰巳屋で抹茶料理　→ 平等院ライトアップ　→ 富山県詰所泊

5日目　11/24(日)
富山県詰所にて朝食　→ 龍安寺　→ 仁和寺　→ 音戸山山荘畑善　→ 空蝉亭で低温熟成豚カツ　→ 平安坊泊

最終日6日目　11/25(月)
平安坊にて朝食　→ 日吉大社　→ 西教寺で菊精進御膳　→ 石積みの町坂本　→ 15:59新幹線ひかり号

ここでは先ず旅の始まりの御所南「ブランピエール」のランチから・・

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

初日−1　2019/11/20(水)

07:03　東京駅から新幹線ひかり461号乗車 。
大人の休日倶楽部の３割引はのぞみ号では使えないのです。

晴れていても新幹線の車窓から富士山が見える事はあまりないのですが、今日はピーカンの青空にくっきりと顔を出してくれました

09:45　京都駅着
09:49　僅か4分でＪＲ奈良線に乗り換え、一駅先の「東福寺駅」まで行きます

そこから京阪本線に乗り換え

「三条駅」に着いたのは10：00少し前。
この時期のバス移動は時間が読めないので、電車移動だと確実で凄く早い。
今回の旅では殆ど電車移動で計画しました。

三条大橋から歩いて5分ほど、
　

今夜のお宿 先斗町の「京のお宿三福」に荷物を預け、

昔､泊まったこともあるホテルオークラでトイレを借り、

ホテルオークラ並びの「やまや」という大型酒販店で私様御用達「麦ホ」を購入して、

御所南のフレンチレストラン「ブランピエール」に向かいます。
11：30の開店まで時間があるのですが場所の確認のつもりで早めに行きました。
スマホに案内させても入口はこんな感じで一旦は通り過ぎてしまうほど一見地味～な感じ。

京都御苑で「麦ホ」でアぺリティフしながら時間調整

13：30に「仙洞御所」の参観なので、場所的にこのレストランが最適かと思い予約しました。

今日は初めから満席です。
2か月前の9/1から11月の予約開始なので一番に電話しておきました。
店の前で10分ほど待っていて、

一番で入店したので誰も居ない状態で撮れました。
入口から坪庭側を見た店内です。
坪庭に近い一番奥のカウンター席を指定で予約しておきました。

ビルの1階に在ってあまり京都っぽい感じではない？店頭とは対照的に、

奥には町屋を活かした風情あるお庭が見えます

カウンターは7席、

テーブルは2席×５だったと思います

ランチは2,500円、3,400円、5,500円の3コース。
今夜は「草喰なかひがし」なので軽めの2,500円のコースにしておきました。

最初の一品は　聖護院かぶらのムース　コンソメジュレと赤大根

生クリームの風味と柚子の香が隠れた薄味の一品で、このコースの中で一番印象的でした

フランスパンは近くの「リベルテ」？で焼いたものだとか。
豚のリエット（白ワインで作ったペースト）が添えられていましたが少し塩分きつめだったし、バターの方が私は好きかな・・

前菜は3つのメニューから選択できます。
私は追加料金のない「パテ・ド・カンパーニュ」にしました。
旬な京野菜のサラダ添え。

スープは　さつま芋のポタージュ　マダガスカルのバニラ風味。
甘味は主張していません。

メインも追加料金のない　大山鶏のもも肉ディアヴルソース。
”ディアヴル” とは悪魔のことで、粒マスタードでマイルドな辛さに仕上げた刺激的なソースのことだそうです。
皮がパリパリで美味しかったけれど、辛いのはいいのですが、少し私にはソースがしょっぱいかな？
紫色の添え物はシャドークイーンというじゃが芋のチップ。

追加料金のない肉料理の選択肢の中では「フォアグラ入りハンバーグ」がこのお店の名物でもあったので、今から思えばそれにすれば良かったとチョッピリ後悔。

デザートは　紅茶風味のパルフェか　キャラメルメレンゲのアイスマロンソースのどちらかの二者択一。
後者にしました。
フワフワのメレンゲの土台は焼いて成形したものだそうです。
甘さ控えめで初めての食感で秀逸。

併せるのはコーヒーか紅茶なので最近は紅茶でお願いしています。
ティーポットでは出てきませんでした。

化粧室は一旦外に出て坪庭の脇にあります

ドリンクのメニューですが、私、食事中に飲み物は無くても喉を通るのでいつもながら注文はしませんでした（セコッ！）

ミシュランの格付けには私、あまりいい思いは持っていないのですが、このお店は7年連続ビブグルマンを獲得しています。
午後から仙洞御所参観なので、御所近辺で ”行ってみたいオーラのあるお店” で探していてこちらに辿り着きました。
全体的には満足なお店です。
オープンカウンターで忙しく立ち働く白石シェフが私基準ではイケメンです。
それって、結構味覚にも影響する重要要素かもしれません。

この後、仙洞御所に向かいます