2019/07/29 - 2019/07/29
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miharashiさん
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2019年の夏は、2016~2018年に続いてイタリア・オーストリア・スイス・フランスのアルプス地方のドライブ旅行とハイキングに決定。ヴェニスイン、ジュネーブアウトの航空券を購入し、実際の旅程は直前の天気予報を見ながらその都度決定。5泊6日のスイスの旅の後は、イタリアのアオスタ谷へ入り、その後フランスに1日だけ入ってイズラン峠をドライブした後、再びイタリア・スーザへ。スーザから北上し、グランパラディ―ソ周辺やアオスタ谷をドライブし、チェルビニアでマッターホルンをイタリア側から見ながらハイキング。最後はアオスタに戻り、ジュネーブまでバスで行き帰路へ。
本編は、後半のイタリア編その5で、快晴に恵まれたチェルビニアで、マッターホルンを見ながら最後のハイキングをしたときの旅行記です。(表紙写真は、ラーゴブル―の逆さマッターホルン)
今回の全旅程は以下の通り。
7/16 成田ー(OS,ウィーン経由)->ヴェニスー(バス)->パドヴァ(泊)
7/17 パドヴァ市内見学後レンタカーを借り出して、シルミオーネへ(泊)
7/18 シルミオーネー>ガルダ湖畔ー>モルベーノー>(オーストリア)ナウダース(泊)
7/19 ナウダースー>(スイス)グアルダー>アルブラ峠ー>ランドバッサー橋ー>ゼードルン(泊)
7/20 ゼードルンー>アンデルマットー>スーステン峠ー>インターラーケン(泊)
7/21 インターラーケンー>グリンデルワルドー>グローセシャイデッグ
(トレッキング)グローセシャイデッグーフィルストーバッハアルプゼー
(ウィルダースヴィル泊)
7/22 シニゲプラッテ往復
ヴィルダースヴィルー>カンデルシュテーク
(エッシネン湖トレッキング)ー>グリムゼル峠ー>フィーシュ(泊)
7/23 エッギスホルン往復ー>ブリーグー>マルチーニー>ヴェルビエ(泊)
7/24 モンフォー往復ー>グランサンベルナール峠ー>(イタリア)アオスター>ラ・トゥイール(泊)
7/25 ラ・トゥイールー>プチサンベルナール峠ー>(フランス)バルディ・ゼールー>イズラン峠ー>ランスビラールー>モンスニ湖ー>(イタリア)スーザ(泊)
7/26 スーザー>サクラ・ディ・サンミケーレー>クオルニェー>ニヴォレット峠ー>
チェレゾーレ・レアーレ(泊)
7/27 チェレゾーレ・レアーレー>イッシメー>サヴォイア城ー>アオスター>アイマヴィル(泊)
7/28 アイマヴィルー>バール要塞ー>ブレウイル・チェルビニア(泊)
7/29 ブレウイル・チェルビニア周辺トレッキングー>アオスタ空港(レンタカー返却)-(バス)->アオスタ(泊)
7/30 アオスター(バス)->ジュネーブー(OS)ー>ウィーン(泊)
7/31 ベルべデーレ宮殿見学後、ウィーンー(OS)->成田(8/1)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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チェルビニア(正確にはブレウイル・チェルビニア)は、マッターホルンのイタリア側の麓に広がるリゾートで、冬はスキーリゾートとしても有名だ。スキーではこれまでスイス側のツェルマットから日帰りで二回来ているが、夏は、だいぶ昔に1回来たことがあるだけだった。この時は天気が悪く、ラーゴブルーから見るマッターホルンは雲の中だった。今回は、リベンジということで、天気予報を吟味し、晴れることを確認した上での訪問となった。(写真は、ヤナギランとマッターホルン)
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7月29日、天気予報通り、朝から快晴の天気。昨日は雲の中だったマッターホルンも完璧に見える(宿泊したホテルの前から撮影)。
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朝食前に真っ先にラーゴブル―へ。時刻は6時20分ごろ。
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すでに先客が。某ツアーでいらした同宿の日本人たちだった。期待通りに逆さマッターホルンがきれいに見えていた。
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幸いにも風もなく湖面に波がない。
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岸辺に咲く花を入れて。頂上が赤くなり始めた。
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左側の山肌は朝日を十分に浴びて、赤味がかっていた。
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モルゲンロートの山が湖面に映っていた。
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全体をパノラマにして(画像をクリックしてください)。
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少し高台に移動して撮影を試みた。
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せっかくなので、記念撮影。朝は冷えるので、セーターとコート着用してちょうどよかった。
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逆さマッターホルンを拡大して。
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花を添えて。
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高台から撮影すると山が実際より大きく見え、面白い写真になった。何枚も写真を撮って満足し、ホテルにもどり、早めに朝食会場へ。ほとんどが日本人客なので、出足が早いとみて、早めに向かったのだ。
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席を確保して、朝食をおいしくいただいた。
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チェックアウトを済ませてから、もう一度ラーゴブルーヘ。快晴の中、マッターホルンが美しい湖越しにこれ以上きれいにみえることはないだろうとばかりの雄姿を見せてくれていた。
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花を入れて。
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記念撮影。
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パノラマにして(画像をクリックしてください)。
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波がたつ原因となるカモの親子は運よく岸辺で遊んでいた。
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カモとマッターホルン。
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この時間帯は日が差して、水が澄んできれいに見えた。
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逆さマッターホルンもこの通り、くっきりと美しい。
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宿泊したホテル。ラーゴブルーの入り口の目の前にあり、マッターホルンも見える好立地にあった。
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ホテルからみえたマッターホルン。駐車場に停めていたレンタカーにもどり、ハイキングの登り口に向かった。時刻は8時55分。同宿の日本人のツアー客も同じところを登ると聞いていたが、まだゆっくりしていて、出発する気配もなかった。
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チェルビニアのホテル街をぬけ、登山口近くの空き地に駐車スペースを見つけ駐車。写真が入り口。これより先はプライベートの土地なので、車の進入禁止と表示があった。以前来た時はテレキャビンでPlan Maisonまで上り、下るとき途中下車し湖まで歩くコースをとったので、今回は別のコースを選んでみたのだった。宿でテレキャビンなどが割引で乗れるカードをいただいていたので、動いていればテレキャビンに乗ることも考えていた。
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さっそくヤナギランのお出迎え。
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この先から近道の急斜面を登り始める。もちろん車道も歩ける。
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近道。
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再びヤナギランの群生。
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車道に出て、しばらく緩やかな坂を登る。
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マッターホルンの巨大な山塊が迫ってきた。
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またまた近道を登る。
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近道の正面は雪渓をいただく別の山。
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またまた近道。
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私達の目的地の十字架と教会が見えてきた。
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十字架に到着。時刻は9時51分。ここまで休憩も入れ43分で登ってきたことになる。手軽なハイキングコースで、十分マッターホルンの雄姿を楽しむことができるいいコースだった。
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十字架のかたわらに建つかわいい教会。
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教会内部。
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大砲も。なぜここに?
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ここから見るマッターホルンはとにかく大きくて、すばらしい。
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上の写真に写っている碑とともに。マッターホルンでの遭難者のための慰霊碑のようだった。
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マッターホルンの下には滝が流れ落ちていた。
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滝の近くまで歩いてみたが、マッターホルンの眺望は変わらず、もう十分堪能したので、山小屋では休憩せず、そのまま引き返して下り始めた。
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上記の地点からパノラマで(画像をクリックしてください)。
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ハイキング途中で撮影した花々をまとめてみた(その1)。
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その2.
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なでしこに似た花の群落。
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十字架まで戻ってきた。
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下りは車道を下りた。
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Plan Maisonまでのテレキャビンが動いていたら乗ろうと思い、チェルビニアの町の中へと歩いて行く。
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テレキャビン乗り場の近くまで来たが、どうも動いていなさそうだった。Plan Maisonへのテレキャビンは違う場所にあったのかもしれない。写真は、そこからのマッターホルンの眺め。
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手前にはヤナギランの大群落。その周りでは牛たちが草を食んでいた。
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ヤナギランとマッターホルン。ここからの眺めがベストかな?
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上記写真の左側の眺め。なお、ビデオ映像は下記のYouTube参照。
https://www.youtube.com/watch?v=_h-muLvvTd8 -
帰り際に撮影したパノラマ(画像をクリックしてください)。
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マッターホルンは飽きるほど十分堪能でき、今日はレンタカーの返却があり、アオスタ市内も観光したいので、これでハイキングは終了して、チェルビニアを後にする。時刻は10時半前だった。車に戻り、町から出ようとした時、ちょうど同じホテルに泊まっていた日本人ツアーの人達がハイキングにやってくるところに出会った。写真は町の中央に建つ教会。
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この教会の壁にもフレスコ画が描かれていた。
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町はずれを通過するとき、三度ラーゴブルーへ。湖の色は一番きれいだったが、湖面に少しさざ波が立っていて、逆さマッターホルンはややぼやけていた。
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湖面に佇むカモとともに。
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山にも少し雲が湧き始めていた。ハイキングもやはり午前中までが良さそうだ。
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バルトルナンシュの町を通り抜けて、谷を下っていく。道路右側に建つ家が趣があって素敵だった。
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下る途中からマッターホルンがちらっと見えた。
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道の前方にも高い山々。ひょっとしてグランパラディ―ソ山群か? 今回は、結局グランパラディ―ソの最奥部には入らずに終わった。
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今日はレンタカーの返却日。今回はイタリアのパドヴァで借り出したので、同じイタリアで返さないと、レンタカー代が高くついてしまう。ジュネーブアウトの航空券だったので、ジュネーブまでバスで行けるイタリアの町としては、アオスタが唯一の候補だった。ちょうどユーロカーが、アオスタ空港での返却が可能だったので、今回ユーロカーを利用した。ただ、ユーロカーのウェブサイトでは返却場所がはっきりしなかったので、二日前に空港を通った時に返却場所を確かめたところ、空港ターミナルそばのレストランの奥にあった。ここは、空港にも関わらず土日はクローズで、今日は月曜日なので、問題なく返却することが出来た(写真の建物がターミナルビルで、その前の黒い車が、今回借りた車)。今日の走行距離は112キロ。今回の旅行の総走行距離は2110キロだった。
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今日の宿はアオスタ市内なので、空港から市内まで移動しなければならない。アオスタ空港はアオスタのバスターミナル(鉄道駅そば)から東に4キロたらずのところにあり、バスでも行けるようだった。レンタカー事務所の話では、バスは30分おきに走っているとのこと。教えられた停留所には、確かに時刻表(写真)があったが、その時刻になっても中々バスがやってこない。15分以上遅れてやっとバスが来たときは、ほっとした。このバスは、最初市内とは逆の方向に走り、途中でUターンしてアオスタ市内へと向かっていった。これで今回のドライブ旅行は無事終了。後は、アオスタ市内と乗り継ぎのウィーン市内での観光を残すのみだ。(その22へ続く)
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追記。今回の旅行のドライブコースをまとめて以下に示します。その1は、イタリア前半、オーストリア、スイス前半のコースで、イタリア・パドヴァからスイス・アンデルマットまで。旅行記:(1)~(6)。
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その2。スイス後半、アンデルマットからヴェルビエまで。旅行記:(7)~(14)。
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その3。中1日のフランスを挟んでイタリア後半のコース、ヴェルビエからアオスタ空港まで。旅行記:(15)~(21)。
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