氷河急行旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2019年の夏は、2016~2018年に続いてイタリア・オーストリア・スイス・フランスのアルプス地方のドライブ旅行とハイキングに決定。ヴェニスイン、ジュネーブアウトの航空券を購入し、実際の旅程は直前の天気予報を見ながらその都度決めていくことに。イタリア・オーストリアのあとはスイスに入り、ウンターエンガディン地方のグアルダからスタート。氷河急行の路線沿いを走り、スーステン峠を越えてベルナーオーバランド地方へ。グリンデルワルド周辺でハイキングの後、アレッチ氷河に立ち寄ってから、フランス国境に近いヴェルビエまで走り、グラン・サン・ベルナール峠を越えて再びイタリアのアオスタへ。ほぼスイスを東西に横断する5泊6日の旅程となった。本編は、スイス編その2で、氷河急行ルートの中の随一の絶景ポイント・ランドヴァッサー橋に立ち寄った時の旅行記です。(表紙写真は、ディセンティス付近で並走した氷河急行)<br /><br />今回の全旅程は以下の通り。<br /><br />7/16 成田ー(OS,ウィーン経由)->ヴェニスー(バス)->パドヴァ(泊)<br /><br />7/17 パドヴァ市内見学後レンタカーを借り出して、シルミオーネへ(泊)<br /><br />7/18 シルミオーネー>ガルダ湖畔ー>モルベーノー>(オーストリア)ナウダース(泊)<br /><br />7/19 ナウダースー>(スイス)グアルダー>アルブラ峠ー>ランドバッサー橋ー>ゼードルン(泊)<br /><br />7/20 ゼードルンー>アンデルマットー>スーステン峠ー>インターラーケン(泊)<br /><br />7/21 インターラーケンー>グリンデルワルドー>グローセシャイデッグ<br />  (トレッキング)グローセシャイデッグーフィルストーバッハアルプゼー<br />(ウィルダースヴィル泊)<br /><br />7/22 シニゲプラッテ往復<br />   ヴィルダースヴィルー>カンデルシュテーク<br />  (エッシネン湖トレッキング)ー>グリムゼル峠ー>フィーシュ(泊)<br /><br />7/23 エッギスホルン往復ー>ブリーグー>マルチーニー>ヴェルビエ(泊)<br /><br />7/24 モンフォー往復ー>グランサンベルナール峠ー>(イタリア)アオスター>ラ・トゥイール(泊)<br /><br />7/25 ラ・トゥイールー>プチサンベルナール峠ー>(フランス)バルディ・ゼールー>イズラン峠ー>ランスビラールー>モンスニ湖ー>(イタリア)スーザ(泊)<br /><br />7/26 スーザー>サンミケーレ寺院ー>クオルニェー>ニヴォレット峠ー><br />   チェレゾーレ・レアーレ(泊)<br /><br />7/27 チェレゾーレ・レアーレー>イッシメー>サヴォイア城ー>アオスター>アイマヴィル(泊)<br /><br />7/28 アイマヴィルー>バール要塞ー>ブレウイル・チェルビニア(泊)<br /><br />7/29 ブレウイル・チェルビニア周辺トレッキングー>アオスタ空港(レンタカー返却)-(バス)->アオスタ(泊)<br /><br />7/30 アオスター(バス)->ジュネーブー(OS)ー>ウィーン(泊)<br /><br />7/31 ベルべデーレ宮殿見学後、ウィーンー(OS)->成田(8/1)

団塊夫婦のアルプス絶景ドライブ・2019スイス:氷河急行ルートドライブ1・ランドヴァッサー橋へ

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2019/07/19 - 2019/07/20

44位(同エリア150件中)

miharashi

miharashiさん

2019年の夏は、2016~2018年に続いてイタリア・オーストリア・スイス・フランスのアルプス地方のドライブ旅行とハイキングに決定。ヴェニスイン、ジュネーブアウトの航空券を購入し、実際の旅程は直前の天気予報を見ながらその都度決めていくことに。イタリア・オーストリアのあとはスイスに入り、ウンターエンガディン地方のグアルダからスタート。氷河急行の路線沿いを走り、スーステン峠を越えてベルナーオーバランド地方へ。グリンデルワルド周辺でハイキングの後、アレッチ氷河に立ち寄ってから、フランス国境に近いヴェルビエまで走り、グラン・サン・ベルナール峠を越えて再びイタリアのアオスタへ。ほぼスイスを東西に横断する5泊6日の旅程となった。本編は、スイス編その2で、氷河急行ルートの中の随一の絶景ポイント・ランドヴァッサー橋に立ち寄った時の旅行記です。(表紙写真は、ディセンティス付近で並走した氷河急行)

今回の全旅程は以下の通り。

7/16 成田ー(OS,ウィーン経由)->ヴェニスー(バス)->パドヴァ(泊)

7/17 パドヴァ市内見学後レンタカーを借り出して、シルミオーネへ(泊)

7/18 シルミオーネー>ガルダ湖畔ー>モルベーノー>(オーストリア)ナウダース(泊)

7/19 ナウダースー>(スイス)グアルダー>アルブラ峠ー>ランドバッサー橋ー>ゼードルン(泊)

7/20 ゼードルンー>アンデルマットー>スーステン峠ー>インターラーケン(泊)

7/21 インターラーケンー>グリンデルワルドー>グローセシャイデッグ
  (トレッキング)グローセシャイデッグーフィルストーバッハアルプゼー
(ウィルダースヴィル泊)

7/22 シニゲプラッテ往復
   ヴィルダースヴィルー>カンデルシュテーク
  (エッシネン湖トレッキング)ー>グリムゼル峠ー>フィーシュ(泊)

7/23 エッギスホルン往復ー>ブリーグー>マルチーニー>ヴェルビエ(泊)

7/24 モンフォー往復ー>グランサンベルナール峠ー>(イタリア)アオスター>ラ・トゥイール(泊)

7/25 ラ・トゥイールー>プチサンベルナール峠ー>(フランス)バルディ・ゼールー>イズラン峠ー>ランスビラールー>モンスニ湖ー>(イタリア)スーザ(泊)

7/26 スーザー>サンミケーレ寺院ー>クオルニェー>ニヴォレット峠ー>
   チェレゾーレ・レアーレ(泊)

7/27 チェレゾーレ・レアーレー>イッシメー>サヴォイア城ー>アオスター>アイマヴィル(泊)

7/28 アイマヴィルー>バール要塞ー>ブレウイル・チェルビニア(泊)

7/29 ブレウイル・チェルビニア周辺トレッキングー>アオスタ空港(レンタカー返却)-(バス)->アオスタ(泊)

7/30 アオスター(バス)->ジュネーブー(OS)ー>ウィーン(泊)

7/31 ベルべデーレ宮殿見学後、ウィーンー(OS)->成田(8/1)

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配

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  • 氷河急行(特急)(Glacier Express) は、ツェルマットとサンモリッツを結ぶスイスが誇る全長276キロにおよぶ絶景鉄道路線だ。今回の旅行では、スイス国内も車で移動することになったが、せっかくなので、なるべくこの路線沿いを走ることにした。まず最初に、この路線の中で隋一の絶景ポイント・ランドヴァッサー橋に立ち寄ることに。その後のドライブ中も、たびたび氷河急行が走る姿に出会うことになった。(写真は、ランドヴァッサー橋を通過するレイテッシュ鉄道の列車)

    氷河急行(特急)(Glacier Express) は、ツェルマットとサンモリッツを結ぶスイスが誇る全長276キロにおよぶ絶景鉄道路線だ。今回の旅行では、スイス国内も車で移動することになったが、せっかくなので、なるべくこの路線沿いを走ることにした。まず最初に、この路線の中で隋一の絶景ポイント・ランドヴァッサー橋に立ち寄ることに。その後のドライブ中も、たびたび氷河急行が走る姿に出会うことになった。(写真は、ランドヴァッサー橋を通過するレイテッシュ鉄道の列車)

  • 上図の茶色の線が、スイス国内の前半のドライブルートを示す。本旅行記では、グアルダを見学後、アルブラ峠、ランドヴァッサー橋を経て、オーバーアルプ峠の手前のゼードルンまでの行程を記載。

    上図の茶色の線が、スイス国内の前半のドライブルートを示す。本旅行記では、グアルダを見学後、アルブラ峠、ランドヴァッサー橋を経て、オーバーアルプ峠の手前のゼードルンまでの行程を記載。

  • 7月19日、グアルダを後にして、Zernez(ツェルネッツ)を経て、美しいイン川沿いの27号線をSamedan(サメダン)方面に車を走らせる。時刻はちょうどお昼過ぎ。<br />

    7月19日、グアルダを後にして、Zernez(ツェルネッツ)を経て、美しいイン川沿いの27号線をSamedan(サメダン)方面に車を走らせる。時刻はちょうどお昼過ぎ。

  • イン川越しに美しいZuoz(ツォーツ)の街を見る。ここは何度か通っているが、通る度に美しい町だなと思う。以前はこの先のサンモリッツまで走っている。

    イン川越しに美しいZuoz(ツォーツ)の街を見る。ここは何度か通っているが、通る度に美しい町だなと思う。以前はこの先のサンモリッツまで走っている。

  • Zuozの先、La Punt-Chamues-ch(ラ・プン・シャミュ・シアシ)の町中でAlbula(アルブラ)峠のサインに従って右折し、橋を渡って山道を登り始める。<br />

    Zuozの先、La Punt-Chamues-ch(ラ・プン・シャミュ・シアシ)の町中でAlbula(アルブラ)峠のサインに従って右折し、橋を渡って山道を登り始める。

  • 上り始めはアザミの群生地。

    上り始めはアザミの群生地。

  • さらにマーガレットなど他の花も。登り始めは道幅が狭かったが、しばらくすると普通のいい道になった。

    さらにマーガレットなど他の花も。登り始めは道幅が狭かったが、しばらくすると普通のいい道になった。

  • 眼下にLa Punt-Chamues-chの街並みが広がっていた。

    眼下にLa Punt-Chamues-chの街並みが広がっていた。

  • やがてきれいな山が前方に現れた。アルブラ峠も近い。

    やがてきれいな山が前方に現れた。アルブラ峠も近い。

  • アルブラ峠までの道は開放的な景色。

    アルブラ峠までの道は開放的な景色。

  • 真夏だというのに雪渓も。

    真夏だというのに雪渓も。

  • 車窓右側には一段と雄大な景色。

    車窓右側には一段と雄大な景色。

  • 牛たちのいい放牧地だ。

    牛たちのいい放牧地だ。

  • 休憩できるところ(Albula Hospiz)があったので、しばし休憩。ホステルで宿泊もできるようだ。ホステルから上の方に道ができていた。

    休憩できるところ(Albula Hospiz)があったので、しばし休憩。ホステルで宿泊もできるようだ。ホステルから上の方に道ができていた。

  • 外国人の女性の後をついて登っていくと、あたりはお花畑になっていた。

    外国人の女性の後をついて登っていくと、あたりはお花畑になっていた。

  • 周囲の花々。

    周囲の花々。

  • 外国人の女性はこの先に歩いて行って戻ってこなかった。右端に奇妙な岩がみえているので、そのあたりまでいったか、ハイキングコースがあったのかもしれない。私達は先を急ぐので、車にもどった。

    外国人の女性はこの先に歩いて行って戻ってこなかった。右端に奇妙な岩がみえているので、そのあたりまでいったか、ハイキングコースがあったのかもしれない。私達は先を急ぐので、車にもどった。

  • 峠を下り始める。

    峠を下り始める。

  • こんな峠まで登ってきているチャリダーもいた。前方には大きな山塊。この付近には3000m級の山がいくつかあるが、どうやらPiz Ela(3339m)のようだ。

    こんな峠まで登ってきているチャリダーもいた。前方には大きな山塊。この付近には3000m級の山がいくつかあるが、どうやらPiz Ela(3339m)のようだ。

  • 道路沿いはきれいなお花畑。

    道路沿いはきれいなお花畑。

  • アルブラ峠を過ぎると、道は険しい山の中を下っていく。実は、氷河急行が走るレーテッシュ鉄道は、アルブラ峠も通るのだが、地形があまりに険しいので、ほとんどトンネルで通過してしまう。そのため、峠付近では道路から鉄道の姿を見ることは出来ない。峠からかなり下ったところで、ようやくレーテッシュ鉄道の線路が沿道に現れた。一番下の写真は、ちょうど列車が走るところに遭遇。

    アルブラ峠を過ぎると、道は険しい山の中を下っていく。実は、氷河急行が走るレーテッシュ鉄道は、アルブラ峠も通るのだが、地形があまりに険しいので、ほとんどトンネルで通過してしまう。そのため、峠付近では道路から鉄道の姿を見ることは出来ない。峠からかなり下ったところで、ようやくレーテッシュ鉄道の線路が沿道に現れた。一番下の写真は、ちょうど列車が走るところに遭遇。

  • やがて、Filisur(フィリスール)の街の横を通り過ぎる。

    やがて、Filisur(フィリスール)の街の横を通り過ぎる。

  • フィリスールの街を過ぎてしばらく走ると、グーグルアースで調べた通り、メイン道路から右に少し入ったところに小さな空地が現われた。この場所が、ランドヴァッサー橋まで行くための駐車場だった。

    フィリスールの街を過ぎてしばらく走ると、グーグルアースで調べた通り、メイン道路から右に少し入ったところに小さな空地が現われた。この場所が、ランドヴァッサー橋まで行くための駐車場だった。

  • 駐車場には写真の看板。Landwasser-Expressとあり、最初は何のことかわからなかったが、ランドヴァッサー橋まで行ってから意味がわかることに。これは、フィリスールからランドヴァッサー橋まで1日4回往復するシャトルバスの運行スケジュールで、フィリスール鉄道駅を、9:15、11:15、13:15、15:15に出発し、ランドヴァッサー橋に30分待機して(10,12,14,16時を挟んで45分から15分まで)、フィリスールに戻るというものだった。ちなみに料金は大人一人5スイスフラン。この看板を撮影した時間は13時40分。ちょうど3番目の待機時間に間に合うタイミングだった。

    駐車場には写真の看板。Landwasser-Expressとあり、最初は何のことかわからなかったが、ランドヴァッサー橋まで行ってから意味がわかることに。これは、フィリスールからランドヴァッサー橋まで1日4回往復するシャトルバスの運行スケジュールで、フィリスール鉄道駅を、9:15、11:15、13:15、15:15に出発し、ランドヴァッサー橋に30分待機して(10,12,14,16時を挟んで45分から15分まで)、フィリスールに戻るというものだった。ちなみに料金は大人一人5スイスフラン。この看板を撮影した時間は13時40分。ちょうど3番目の待機時間に間に合うタイミングだった。

  • 駐車場から写真の道を歩いてランドヴァッサー橋へ。未舗装だが車も通れる道だ。すれ違いは難しいかも。実際にはこの道を通る車には出会わなかったので、一般車は通れないのかも。

    駐車場から写真の道を歩いてランドヴァッサー橋へ。未舗装だが車も通れる道だ。すれ違いは難しいかも。実際にはこの道を通る車には出会わなかったので、一般車は通れないのかも。

  • 10分ほど歩くと、ランドヴァッサー橋の下に出た。写真の遊園地の車のようなのが、さっきの看板にあったフィリスールからのシャトルバス。

    10分ほど歩くと、ランドヴァッサー橋の下に出た。写真の遊園地の車のようなのが、さっきの看板にあったフィリスールからのシャトルバス。

  • 橋の下に近ずいて撮影。あまり近くまで行くと、橋を渡る列車が見えにくくなるので、ほどほどのところから撮影するのが良さそうだ。

    橋の下に近ずいて撮影。あまり近くまで行くと、橋を渡る列車が見えにくくなるので、ほどほどのところから撮影するのが良さそうだ。

  • 時刻は14時直前になり、そろそろ列車が来る時間なので、カメラを構えて待機。14時を少し過ぎたころに左方向から列車が現れた。列車が現れる直前には、列車の走る音も聞こえてきた。

    時刻は14時直前になり、そろそろ列車が来る時間なので、カメラを構えて待機。14時を少し過ぎたころに左方向から列車が現れた。列車が現れる直前には、列車の走る音も聞こえてきた。

  • この列車は、氷河急行ではなく、普通列車だった。橋を渡り終えると、列車はそのままトンネルの中に消えて行った。

    この列車は、氷河急行ではなく、普通列車だった。橋を渡り終えると、列車はそのままトンネルの中に消えて行った。

  • 5分ぐらいして、今度は右方向から列車が現れたが、これも普通列車だった。

    5分ぐらいして、今度は右方向から列車が現れたが、これも普通列車だった。

  • この後はしばらく列車は現れず、手持無沙汰なので、橋の下の川べりまで行って撮影。この橋の高さは65m。橋の直下から見上げると確かに高い。

    この後はしばらく列車は現れず、手持無沙汰なので、橋の下の川べりまで行って撮影。この橋の高さは65m。橋の直下から見上げると確かに高い。

  • 橋の右端は、そのままトンネルに通じている。列車がトンネルから出るときは、運転手はさぞかし怖い思いをするかも。

    橋の右端は、そのままトンネルに通じている。列車がトンネルから出るときは、運転手はさぞかし怖い思いをするかも。

  • 30分ぐらいたってから、1回列車が通ったが、これは貨物列車だった。あと30分、15時まで粘っていると、再び左方向から列車が現れた。今度は、機関車の色は白かったが、客車は氷河急行の白い車体ではなかった。残念ながら、氷河急行がランドヴァッサー橋を渡る姿は撮影できなかった。4回目の待機時間(16時前後)まで粘れば見られたのかもしれない。なお、ビデオは下記のYouTube参照。<br /><br />https://www.youtube.com/watch?v=SOV-HrAk0Qc<br />

    30分ぐらいたってから、1回列車が通ったが、これは貨物列車だった。あと30分、15時まで粘っていると、再び左方向から列車が現れた。今度は、機関車の色は白かったが、客車は氷河急行の白い車体ではなかった。残念ながら、氷河急行がランドヴァッサー橋を渡る姿は撮影できなかった。4回目の待機時間(16時前後)まで粘れば見られたのかもしれない。なお、ビデオは下記のYouTube参照。

    https://www.youtube.com/watch?v=SOV-HrAk0Qc

  • ランドヴァッサー橋の少し手前には、左に分かれる道があり、その先にも鉄道の橋が架かっている。ランドヴァッサー橋から戻る途中で、ちょうど列車が通るところを撮影できた。

    ランドヴァッサー橋の少し手前には、左に分かれる道があり、その先にも鉄道の橋が架かっている。ランドヴァッサー橋から戻る途中で、ちょうど列車が通るところを撮影できた。

  • ランドヴァッサー橋を後にして、ティーフェンカステル、トゥージスなどの町を経て、19号線を一路アンデルマット方面へと走る。スイス国内にも高速道路はあるが、今回はイタリアで車を借り出したため、スイスの高速を走るのに必要なシール(ヴィニエット)が貼られてないので、高速は通らずにすべて一般道を走ることに。写真は、途中のディセンティス(Disentis)の町を通過したとき見えた立派なベネディクト派の修道院。この町はロマンシュ語が主に使われ、この修道院を中心に栄えたという。Disentisとともにロマンシュ語でMusterとも呼ばれている。

    ランドヴァッサー橋を後にして、ティーフェンカステル、トゥージスなどの町を経て、19号線を一路アンデルマット方面へと走る。スイス国内にも高速道路はあるが、今回はイタリアで車を借り出したため、スイスの高速を走るのに必要なシール(ヴィニエット)が貼られてないので、高速は通らずにすべて一般道を走ることに。写真は、途中のディセンティス(Disentis)の町を通過したとき見えた立派なベネディクト派の修道院。この町はロマンシュ語が主に使われ、この修道院を中心に栄えたという。Disentisとともにロマンシュ語でMusterとも呼ばれている。

  • 19号線は、ディセンティスで2号線に合流し、さらに西へ。この道は、クールからディセンティス、アンデルマットを経てブリーグまで通ずる、氷河急行も走る鉄道路線と並行しているので、時々鉄道の線路を見ながら走ることに。

    19号線は、ディセンティスで2号線に合流し、さらに西へ。この道は、クールからディセンティス、アンデルマットを経てブリーグまで通ずる、氷河急行も走る鉄道路線と並行しているので、時々鉄道の線路を見ながら走ることに。

  • 今夜の宿のあるゼードルンの町が近ずいてきた。道はかなり山の方にむかって走っている。ここはスキーリゾートだ。

    今夜の宿のあるゼードルンの町が近ずいてきた。道はかなり山の方にむかって走っている。ここはスキーリゾートだ。

  • 今日の宿(Nova Casa Spinatscha)は2号線から少し奥に入った坂の上に建つ、新しいホステルのような建物だった。正面玄関のドアは閉められていて、受付にはだれもいなかった。どうしようと思い、地下一階の駐車場横の入り口にも行った見たが、開かない。困っていたら、幸いドアから宿泊者が出てきた。レセプションに行けば鍵があると言われたので、入って行ってみたら、お手紙と書類と鍵が置いてあった。とりあえず、部屋に入れてほっとした。

    今日の宿(Nova Casa Spinatscha)は2号線から少し奥に入った坂の上に建つ、新しいホステルのような建物だった。正面玄関のドアは閉められていて、受付にはだれもいなかった。どうしようと思い、地下一階の駐車場横の入り口にも行った見たが、開かない。困っていたら、幸いドアから宿泊者が出てきた。レセプションに行けば鍵があると言われたので、入って行ってみたら、お手紙と書類と鍵が置いてあった。とりあえず、部屋に入れてほっとした。

  • 部屋は広く、4人部屋だった。内装はシンプルだが、家具は真新しく、バスルームもきれいだった。しばらくしてからWiFiのパスワードを知りたくて、レセプションに行ってみたら、おじさんが来ていて、教えてもらうことができた。少しの間用事で離れていたようだ。19日の走行距離206キロ。総走行距離642キロ。

    部屋は広く、4人部屋だった。内装はシンプルだが、家具は真新しく、バスルームもきれいだった。しばらくしてからWiFiのパスワードを知りたくて、レセプションに行ってみたら、おじさんが来ていて、教えてもらうことができた。少しの間用事で離れていたようだ。19日の走行距離206キロ。総走行距離642キロ。

  • 7月20日、朝7時からホテルではなく紙に書かれたカフェレストランで朝食が食べれるということで、レセプションのおじさんが教えてくれた通り、メイン道路に出て、右折してみたがなかなか見つからない。人にたずねながら10分くらい歩いてようやく見つけることができた。こんなに離れていることがわかっていたら車で来ればよかったと思った。スイスとしては安い宿(106スイスフラン)なので仕方がないかもしれない。ドイツ語で書かれた手紙に説明があったのかもしれない。

    7月20日、朝7時からホテルではなく紙に書かれたカフェレストランで朝食が食べれるということで、レセプションのおじさんが教えてくれた通り、メイン道路に出て、右折してみたがなかなか見つからない。人にたずねながら10分くらい歩いてようやく見つけることができた。こんなに離れていることがわかっていたら車で来ればよかったと思った。スイスとしては安い宿(106スイスフラン)なので仕方がないかもしれない。ドイツ語で書かれた手紙に説明があったのかもしれない。

  • 見つけるまで心配したけれど、朝食を食べたカフェは町の真ん中にあり、山がきれいに見えるベストロケーションにあった。しかもビュフェ式で出されたクロワッサンや生ハムなどは美味だった。食べ終えてカフェを出たらマダムが追いかけてきて、チェックアウトはここでしていくようにと言った。どうやら手紙にはその旨が書かれていたらしい。

    見つけるまで心配したけれど、朝食を食べたカフェは町の真ん中にあり、山がきれいに見えるベストロケーションにあった。しかもビュフェ式で出されたクロワッサンや生ハムなどは美味だった。食べ終えてカフェを出たらマダムが追いかけてきて、チェックアウトはここでしていくようにと言った。どうやら手紙にはその旨が書かれていたらしい。

  • ホテルに戻る途中から見えた素晴らしい山。

    ホテルに戻る途中から見えた素晴らしい山。

  • 鍵はレセプションに置いてホテルを出た時は、駐車場に止めてあった他の車がもうすでに出発していて、1台もなかった。彼らは車で朝食を食べに出たのかもしれない。私達は今日は午前中2号線を少し戻り、イタリアに接するティチーノ州との境近くにあるルクマニエ峠(Lukmanierpass)にある湖(サンタマリア湖)に行ってみることにした。ここはフォートラベルの69さんの旅行記を見て、行ってみたいと思ったところだった。

    鍵はレセプションに置いてホテルを出た時は、駐車場に止めてあった他の車がもうすでに出発していて、1台もなかった。彼らは車で朝食を食べに出たのかもしれない。私達は今日は午前中2号線を少し戻り、イタリアに接するティチーノ州との境近くにあるルクマニエ峠(Lukmanierpass)にある湖(サンタマリア湖)に行ってみることにした。ここはフォートラベルの69さんの旅行記を見て、行ってみたいと思ったところだった。

  • ディセンティスまで戻り、そこから峠に通じる道路に入った。写真はディセンティスの町にあるベネディクト派の修道院。8世紀に創建され、ヨーロッパでも最も古い修道院の一つだそうだ。町の規模にそぐわないほどりっぱで美しい建物だ。

    ディセンティスまで戻り、そこから峠に通じる道路に入った。写真はディセンティスの町にあるベネディクト派の修道院。8世紀に創建され、ヨーロッパでも最も古い修道院の一つだそうだ。町の規模にそぐわないほどりっぱで美しい建物だ。

  • 峠に行く途中山腹に寄せ合うように固まって建つ小さな集落に出会った。村に向かってジグザグに道が走っていて、美しい景色だった。Mutschnengiaという村で、村を通るハイキングコースの途中にカラマツ材で作られた長さ100m、中心部の深さ40mの怖いつり橋があるという。写真左側に見える裂け目にかかっている。

    峠に行く途中山腹に寄せ合うように固まって建つ小さな集落に出会った。村に向かってジグザグに道が走っていて、美しい景色だった。Mutschnengiaという村で、村を通るハイキングコースの途中にカラマツ材で作られた長さ100m、中心部の深さ40mの怖いつり橋があるという。写真左側に見える裂け目にかかっている。

  • 拡大すると、かわいい教会や、村の左端に橋もかすかに見えた。

    拡大すると、かわいい教会や、村の左端に橋もかすかに見えた。

  • この道にも峠を目指すチャリダーがいた。

    この道にも峠を目指すチャリダーがいた。

  • 次第に高度を上げて行くと、高い山が現れ始めた。

    次第に高度を上げて行くと、高い山が現れ始めた。

  • 巨大なダムが現れた。あのダム湖がサンタマリア湖だった。

    巨大なダムが現れた。あのダム湖がサンタマリア湖だった。

  • 道はところどころトンネルでダム湖の上を通っていて、ダム湖を過ぎるとLukmanier峠(1932m)に到着。峠を下りた先にはティチーノ洲のロカルノがある。峠の車を下りて湖が見渡せる高台まで歩いて見ることにした。途中きれいな花を見つけた。

    道はところどころトンネルでダム湖の上を通っていて、ダム湖を過ぎるとLukmanier峠(1932m)に到着。峠を下りた先にはティチーノ洲のロカルノがある。峠の車を下りて湖が見渡せる高台まで歩いて見ることにした。途中きれいな花を見つけた。

  • 高台からのダム湖の眺め。今日はあいにく雲が多く、逆光気味だったので、湖の色がいまいちだ。

    高台からのダム湖の眺め。今日はあいにく雲が多く、逆光気味だったので、湖の色がいまいちだ。

  • 周囲はお花畑。

    周囲はお花畑。

  • 様々な夏の花が見ごろを迎えていた。

    様々な夏の花が見ごろを迎えていた。

  • 草原は一面花。

    草原は一面花。

  • 峠にはマリア像とかわいい現代的な教会も。

    峠にはマリア像とかわいい現代的な教会も。

  • 教会内部。絵が数枚あるだけのシンプルな内装だった。

    教会内部。絵が数枚あるだけのシンプルな内装だった。

  • 天気のせいで思ったほどの絶景に出会えなかったので、早々に戻ることに。

    天気のせいで思ったほどの絶景に出会えなかったので、早々に戻ることに。

  • 高い山を背景にした小さな集落(Curaglia)のたたずまいは素晴らしい風景だった。

    高い山を背景にした小さな集落(Curaglia)のたたずまいは素晴らしい風景だった。

  • 来るときも見た小さな集落。CuragiaからMutschnengia、つり橋を渡る巡廻路のハイキングコースがあるそうなので、いつか歩いて見たいところだ。

    来るときも見た小さな集落。CuragiaからMutschnengia、つり橋を渡る巡廻路のハイキングコースがあるそうなので、いつか歩いて見たいところだ。

  • 再びディセンティスにもどってきた。ディセンティスはレーティッシュ鉄道の駅があり氷河急行の発着駅でもある。通りかかった時ちょうど列車が停車していて、もしかして氷河急行かと思ったが、車体の色が赤なので氷河急行ではなさそうだった。

    再びディセンティスにもどってきた。ディセンティスはレーティッシュ鉄道の駅があり氷河急行の発着駅でもある。通りかかった時ちょうど列車が停車していて、もしかして氷河急行かと思ったが、車体の色が赤なので氷河急行ではなさそうだった。

  • 2号線に戻り、アンデルマットの方向へ走る。しばらく走ると道路下のトンネルからいきなり列車が現れた。これこそ氷河急行のようだった。一号車は展望車だ。ここでディセンティスの駅からの線路とその脇を走る車道が交差し、車道は線路の南側を並走することになる。

    2号線に戻り、アンデルマットの方向へ走る。しばらく走ると道路下のトンネルからいきなり列車が現れた。これこそ氷河急行のようだった。一号車は展望車だ。ここでディセンティスの駅からの線路とその脇を走る車道が交差し、車道は線路の南側を並走することになる。

  • しばらく並走。

    しばらく並走。

  • 真横を走る。

    真横を走る。

  • その後氷河急行は小さな陸橋の上を走り去っていった。このときは列車のほうが速かったが、氷河急行の平均時速は34キロだそうだ。おそらく世界一遅い急行だ。

    その後氷河急行は小さな陸橋の上を走り去っていった。このときは列車のほうが速かったが、氷河急行の平均時速は34キロだそうだ。おそらく世界一遅い急行だ。

  • やがて、鉄道路線は車道から離れていき、氷河急行もあんな遠くに行ってしまった。これで見納めかと思いきや、再び出会うことになるとはこの時予想だにしなかった。(その7に続く)

    やがて、鉄道路線は車道から離れていき、氷河急行もあんな遠くに行ってしまった。これで見納めかと思いきや、再び出会うことになるとはこの時予想だにしなかった。(その7に続く)

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