斑鳩・法隆寺周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 法隆寺センターの駐車場から法輪寺駐車場までの移動は、そんなに時間がかからずに行けました。<br /> 進んだ道路の突き当たりに大きな駐車場があったので、警備員に訊いてみたら、そこは三井観光自動車駐車場で違うとのこと。近くの法輪寺側に数台駐められるスペースの駐車場が目に入り、そこに車を入れました。<br /> その後、徒歩で法輪寺と法起寺の2つの寺を廻りました。どちらも境内はそんなに広くありませんでしたが、聖徳太子に縁のある寺院でも観光客が少なく、落ち着いた雰囲気がありました。<br /> 法輪寺は、推古30(622)年に聖徳太子が病気になったため、その子・山背大兄王が病気平癒を願って建立したとする説と、もう一つ天智9(670)年後の説がありますが、いずれにしても7世紀末までには寺観が整っていたとみられています。<br /> また、法起寺は法輪寺の東方に位置し、聖徳太子が法華経を講じた岡本宮を、太子の死後、遺言により山背大兄王が寺に改めたのが始まりとされています。法起寺は、法隆寺とともに世界遺産に指定されており、それにふさわしい歴史を感じることができました。

平成最後の月に訪れ、令和に記す紀州・大和路の旅 7日目その2 ~ 法輪寺・法起寺 ~

43いいね!

2019/04/21 - 2019/04/21

70位(同エリア625件中)

旅行記グループ 紀州・大和路の旅

0

50

はくさんちどり

はくさんちどりさん

この旅行記のスケジュール

この旅行記スケジュールを元に

 法隆寺センターの駐車場から法輪寺駐車場までの移動は、そんなに時間がかからずに行けました。
 進んだ道路の突き当たりに大きな駐車場があったので、警備員に訊いてみたら、そこは三井観光自動車駐車場で違うとのこと。近くの法輪寺側に数台駐められるスペースの駐車場が目に入り、そこに車を入れました。
 その後、徒歩で法輪寺と法起寺の2つの寺を廻りました。どちらも境内はそんなに広くありませんでしたが、聖徳太子に縁のある寺院でも観光客が少なく、落ち着いた雰囲気がありました。
 法輪寺は、推古30(622)年に聖徳太子が病気になったため、その子・山背大兄王が病気平癒を願って建立したとする説と、もう一つ天智9(670)年後の説がありますが、いずれにしても7世紀末までには寺観が整っていたとみられています。
 また、法起寺は法輪寺の東方に位置し、聖徳太子が法華経を講じた岡本宮を、太子の死後、遺言により山背大兄王が寺に改めたのが始まりとされています。法起寺は、法隆寺とともに世界遺産に指定されており、それにふさわしい歴史を感じることができました。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 法輪寺の参拝者用駐車場。

    法輪寺の参拝者用駐車場。

  • 駐車場内にある付近の観光案内図。<br />大きな木の下にあります。

    駐車場内にある付近の観光案内図。
    大きな木の下にあります。

  • 法輪寺と法起寺の方角を示す表示。

    法輪寺と法起寺の方角を示す表示。

  • 法輪寺の南門付近全景。<br />

    法輪寺の南門付近全景。

    法輪寺 寺・神社・教会

  • 南門東側の掲示板。

    南門東側の掲示板。

  • 法輪寺の沿革を始め、寺宝や行事の概要を紹介。<br />南門から境内に入ると、すぐ拝観と御朱印の受付所があり、拝観料は@500円でした。<br />

    法輪寺の沿革を始め、寺宝や行事の概要を紹介。
    南門から境内に入ると、すぐ拝観と御朱印の受付所があり、拝観料は@500円でした。

  • 拝観受付所の向かいに手水所。

    拝観受付所の向かいに手水所。

  • 法輪寺で一際目立つ三重塔。<br />元は斑鳩三塔の1つとして国宝に指定されていましたが、昭和19年に落雷で焼失したため、現在の物は同じ場所に昭和50年に再建されました。<br />

    法輪寺で一際目立つ三重塔。
    元は斑鳩三塔の1つとして国宝に指定されていましたが、昭和19年に落雷で焼失したため、現在の物は同じ場所に昭和50年に再建されました。

    法輪寺三重塔 名所・史跡

  • 三重塔の説明。

    三重塔の説明。

  • 法輪寺金堂。

    法輪寺金堂。

  • 法輪寺講堂。<br />現在は講堂内に本尊・薬師如来座像を始めとする仏像や聖徳太子二歳像・十六歳像などが収蔵されており、拝観することができます。

    法輪寺講堂。
    現在は講堂内に本尊・薬師如来座像を始めとする仏像や聖徳太子二歳像・十六歳像などが収蔵されており、拝観することができます。

  • 講堂の屋根に鵄尾が見えます。<br />写真左側から講堂内に入り、仏像類を拝観しました。

    講堂の屋根に鵄尾が見えます。
    写真左側から講堂内に入り、仏像類を拝観しました。

  • 三重塔の講堂側にある心礎の複製。<br />実物は三重塔内で仏舎利を奉安中。

    三重塔の講堂側にある心礎の複製。
    実物は三重塔内で仏舎利を奉安中。

  • 三重塔の勾欄。<br />やはり卍崩しです。

    三重塔の勾欄。
    やはり卍崩しです。

  • 講堂前東側から眺めた三重塔。

    講堂前東側から眺めた三重塔。

  • 三重塔の相輪がくっきり見えました。

    三重塔の相輪がくっきり見えました。

  • 金堂の北東側にある梵鐘。

    金堂の北東側にある梵鐘。

  • 横から見ると、こんな感じ。<br />この後、預けていた御朱印帳を受け取り、歩いて法起寺に向かいます。

    横から見ると、こんな感じ。
    この後、預けていた御朱印帳を受け取り、歩いて法起寺に向かいます。

  • 法輪寺から法起寺までは約800m。<br />ゆっくり歩いても、15分ちょっとで着きます。<br />岡本尼寺とも言われる法起寺の西門から境内に入ります。<br />入ってすぐ左に拝観・朱印受付があります。

    法輪寺から法起寺までは約800m。
    ゆっくり歩いても、15分ちょっとで着きます。
    岡本尼寺とも言われる法起寺の西門から境内に入ります。
    入ってすぐ左に拝観・朱印受付があります。

  • 西門を額縁にして中を見ました。

    イチオシ

    西門を額縁にして中を見ました。

  • 拝観受付と朱印のお願いをして、池の前に来ました。

    拝観受付と朱印のお願いをして、池の前に来ました。

    法起寺 寺・神社・教会

  • 法起寺では、何と言っても池越しに眺める国宝の三重塔が素敵です。<br />慶雲3(706)年に建立されたとされ、現存する我が国最古の三重塔で、一重の石段の上に築かれています。

    法起寺では、何と言っても池越しに眺める国宝の三重塔が素敵です。
    慶雲3(706)年に建立されたとされ、現存する我が国最古の三重塔で、一重の石段の上に築かれています。

  • ずっと眺めていたい気持ちになります。

    イチオシ

    ずっと眺めていたい気持ちになります。

  • 池の周りを反時計回りに、少し歩を進めた場所からの眺めもいい!

    池の周りを反時計回りに、少し歩を進めた場所からの眺めもいい!

  • 西側から見た池。

    西側から見た池。

  • 聖天堂(旧金堂跡に文久年間に建立)と、その右奥に講堂(元禄年間に再建)、右手前に鐘楼跡。

    聖天堂(旧金堂跡に文久年間に建立)と、その右奥に講堂(元禄年間に再建)、右手前に鐘楼跡。

  • 江戸時代初期には、荒れ果てた寺跡に唯一残っていた三重塔。<br />延宝年間に修復されたそうです。<br />見ての通り、とても均整の取れた安定感のある三重塔です。

    イチオシ

    江戸時代初期には、荒れ果てた寺跡に唯一残っていた三重塔。
    延宝年間に修復されたそうです。
    見ての通り、とても均整の取れた安定感のある三重塔です。

  • 三重塔の相輪。

    三重塔の相輪。

  • 勾欄はもちろん卍崩し。

    勾欄はもちろん卍崩し。

  • 南大門側から法隆寺式伽藍配置の全景。<br />金堂(現在は聖天堂)と三重塔を東西には位置して、中央奥に講堂。

    南大門側から法隆寺式伽藍配置の全景。
    金堂(現在は聖天堂)と三重塔を東西には位置して、中央奥に講堂。

  • 南側からの三重塔と講堂。<br />法輪寺とは、講堂前の金堂と三重塔の位置が東西逆になっています。

    南側からの三重塔と講堂。
    法輪寺とは、講堂前の金堂と三重塔の位置が東西逆になっています。

  • 三重塔を拡大して。

    三重塔を拡大して。

  • 石段の前に、建立された時代と国宝であることを示す立て札が立っています。

    石段の前に、建立された時代と国宝であることを示す立て札が立っています。

  • 聖天堂。

    聖天堂。

  • 聖天堂の立て札。

    聖天堂の立て札。

  • 講堂。<br />

    講堂。

  • 講堂の立て札。

    講堂の立て札。

  • 法起寺の本尊・木造十一面観音菩薩立像(重文)が安置されている収蔵庫入口。<br />収蔵庫は講堂の西隣にあります。

    法起寺の本尊・木造十一面観音菩薩立像(重文)が安置されている収蔵庫入口。
    収蔵庫は講堂の西隣にあります。

  • 他に収蔵している仏像。

    他に収蔵している仏像。

  • 講堂前から眺めた三重塔。

    講堂前から眺めた三重塔。

  • 聖天堂の屋根の鬼瓦。

    聖天堂の屋根の鬼瓦。

  • こちらも、怖い形相をして、雷や火事からの禍を防ごうと願ったのでしょう!

    こちらも、怖い形相をして、雷や火事からの禍を防ごうと願ったのでしょう!

  • 聖天堂の扁額。<br /><br />

    聖天堂の扁額。

  • 境内の梵鐘跡付近から西門方向。<br />静かで落ち着いた雰囲気のある様子がわかります。<br /><br />この後、トイレタイムを取りながら休憩所で少し休んで、境内の外から眺めることにします。

    境内の梵鐘跡付近から西門方向。
    静かで落ち着いた雰囲気のある様子がわかります。

    この後、トイレタイムを取りながら休憩所で少し休んで、境内の外から眺めることにします。

  • 道ばたに花が咲いていました。

    道ばたに花が咲いていました。

  • 南大門と三重塔。<br />本来はこちらが正門だったと思います。

    南大門と三重塔。
    本来はこちらが正門だったと思います。

  • 築地塀越しの三重塔。

    イチオシ

    築地塀越しの三重塔。

  • 南大門の正面。<br />三重塔は右に位置します。<br /><br />今は時期外れですが、周辺にコスモスの咲く頃は、違った景観の三重塔を見ることができるそうです。

    南大門の正面。
    三重塔は右に位置します。

    今は時期外れですが、周辺にコスモスの咲く頃は、違った景観の三重塔を見ることができるそうです。

  • 法輪寺の駐車場に戻る途中に気づいたのが、これです。<br />聖徳太子の長子・山背大兄王の墓所とされている場所が近くにあったのですね。<br />

    法輪寺の駐車場に戻る途中に気づいたのが、これです。
    聖徳太子の長子・山背大兄王の墓所とされている場所が近くにあったのですね。

  • 案内のある北側をこれかと撮影しましたが、後の祭りで違いました。<br />道路を挟んだ南側の丘陵地帯でした。<br />駐車場はもうすぐです。<br /><br />次の薬師寺に続く。<br />

    案内のある北側をこれかと撮影しましたが、後の祭りで違いました。
    道路を挟んだ南側の丘陵地帯でした。
    駐車場はもうすぐです。

    次の薬師寺に続く。

この旅行記のタグ

関連タグ

43いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

紀州・大和路の旅

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP