2019/04/21 - 2019/04/21
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法隆寺センターの駐車場から法輪寺駐車場までの移動は、そんなに時間がかからずに行けました。
進んだ道路の突き当たりに大きな駐車場があったので、警備員に訊いてみたら、そこは三井観光自動車駐車場で違うとのこと。近くの法輪寺側に数台駐められるスペースの駐車場が目に入り、そこに車を入れました。
その後、徒歩で法輪寺と法起寺の2つの寺を廻りました。どちらも境内はそんなに広くありませんでしたが、聖徳太子に縁のある寺院でも観光客が少なく、落ち着いた雰囲気がありました。
法輪寺は、推古30(622)年に聖徳太子が病気になったため、その子・山背大兄王が病気平癒を願って建立したとする説と、もう一つ天智9(670)年後の説がありますが、いずれにしても7世紀末までには寺観が整っていたとみられています。
また、法起寺は法輪寺の東方に位置し、聖徳太子が法華経を講じた岡本宮を、太子の死後、遺言により山背大兄王が寺に改めたのが始まりとされています。法起寺は、法隆寺とともに世界遺産に指定されており、それにふさわしい歴史を感じることができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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法輪寺の参拝者用駐車場。
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駐車場内にある付近の観光案内図。
大きな木の下にあります。 -
法輪寺と法起寺の方角を示す表示。
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法輪寺の南門付近全景。
法輪寺 寺・神社・教会
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南門東側の掲示板。
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法輪寺の沿革を始め、寺宝や行事の概要を紹介。
南門から境内に入ると、すぐ拝観と御朱印の受付所があり、拝観料は@500円でした。 -
拝観受付所の向かいに手水所。
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法輪寺で一際目立つ三重塔。
元は斑鳩三塔の1つとして国宝に指定されていましたが、昭和19年に落雷で焼失したため、現在の物は同じ場所に昭和50年に再建されました。法輪寺三重塔 名所・史跡
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三重塔の説明。
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法輪寺金堂。
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法輪寺講堂。
現在は講堂内に本尊・薬師如来座像を始めとする仏像や聖徳太子二歳像・十六歳像などが収蔵されており、拝観することができます。 -
講堂の屋根に鵄尾が見えます。
写真左側から講堂内に入り、仏像類を拝観しました。 -
三重塔の講堂側にある心礎の複製。
実物は三重塔内で仏舎利を奉安中。 -
三重塔の勾欄。
やはり卍崩しです。 -
講堂前東側から眺めた三重塔。
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三重塔の相輪がくっきり見えました。
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金堂の北東側にある梵鐘。
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横から見ると、こんな感じ。
この後、預けていた御朱印帳を受け取り、歩いて法起寺に向かいます。 -
法輪寺から法起寺までは約800m。
ゆっくり歩いても、15分ちょっとで着きます。
岡本尼寺とも言われる法起寺の西門から境内に入ります。
入ってすぐ左に拝観・朱印受付があります。 -
イチオシ
西門を額縁にして中を見ました。
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拝観受付と朱印のお願いをして、池の前に来ました。
法起寺 寺・神社・教会
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法起寺では、何と言っても池越しに眺める国宝の三重塔が素敵です。
慶雲3(706)年に建立されたとされ、現存する我が国最古の三重塔で、一重の石段の上に築かれています。 -
イチオシ
ずっと眺めていたい気持ちになります。
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池の周りを反時計回りに、少し歩を進めた場所からの眺めもいい!
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西側から見た池。
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聖天堂(旧金堂跡に文久年間に建立)と、その右奥に講堂(元禄年間に再建)、右手前に鐘楼跡。
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イチオシ
江戸時代初期には、荒れ果てた寺跡に唯一残っていた三重塔。
延宝年間に修復されたそうです。
見ての通り、とても均整の取れた安定感のある三重塔です。 -
三重塔の相輪。
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勾欄はもちろん卍崩し。
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南大門側から法隆寺式伽藍配置の全景。
金堂(現在は聖天堂)と三重塔を東西には位置して、中央奥に講堂。 -
南側からの三重塔と講堂。
法輪寺とは、講堂前の金堂と三重塔の位置が東西逆になっています。 -
三重塔を拡大して。
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石段の前に、建立された時代と国宝であることを示す立て札が立っています。
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聖天堂。
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聖天堂の立て札。
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講堂。
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講堂の立て札。
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法起寺の本尊・木造十一面観音菩薩立像(重文)が安置されている収蔵庫入口。
収蔵庫は講堂の西隣にあります。 -
他に収蔵している仏像。
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講堂前から眺めた三重塔。
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聖天堂の屋根の鬼瓦。
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こちらも、怖い形相をして、雷や火事からの禍を防ごうと願ったのでしょう!
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聖天堂の扁額。
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境内の梵鐘跡付近から西門方向。
静かで落ち着いた雰囲気のある様子がわかります。
この後、トイレタイムを取りながら休憩所で少し休んで、境内の外から眺めることにします。 -
道ばたに花が咲いていました。
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南大門と三重塔。
本来はこちらが正門だったと思います。 -
イチオシ
築地塀越しの三重塔。
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南大門の正面。
三重塔は右に位置します。
今は時期外れですが、周辺にコスモスの咲く頃は、違った景観の三重塔を見ることができるそうです。 -
法輪寺の駐車場に戻る途中に気づいたのが、これです。
聖徳太子の長子・山背大兄王の墓所とされている場所が近くにあったのですね。 -
案内のある北側をこれかと撮影しましたが、後の祭りで違いました。
道路を挟んだ南側の丘陵地帯でした。
駐車場はもうすぐです。
次の薬師寺に続く。
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