平成最後の月に訪れ、令和に記す紀州・大和路の旅　２日目その１　～　那智滝　～

2019/04/16 - 2019/04/16

　朝になって、フェリーが伊勢湾に入る頃には妻の船酔いのなくなり、朝食に卵かけご飯を食べられるくらい元気になったので、一安心しました。名古屋港で予定時刻に下船し、向かうは那智滝です。
　伊勢湾岸道路の名港中央ＩＣから高速道路に入り、迷路の四日市ＪＣＴで曲がり損ねて、新名神道路の菰野ＩＣで引き返すハプニング（もちろん一度出て入り直し、逆走はいたしません！）がありましたが、伊勢道、紀勢道を走り、一気に那智勝浦まで２４０ｋｍのロングドライブです。
　那智滝に近い有料駐車場には、行程表どおりの時刻に到着することができ、明るいうちに那智滝を目の当たりにして、妻は大感激でした。これで、華厳滝（栃木県）と袋田の滝（茨城県）に次いで、日本三名瀑の観瀑達成です。
　時間があったので、那智大社と青岸渡寺も合わせて参拝することにしました。

エリア 那智勝浦・太地(和歌山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝、遠州灘も伊勢湾入口付近まで来ると凪いでいて、フェリーの揺れはほとんどなく、妻の船酔いも解消したみたい。
湾外へ出て行く青い船体の船が見えます。

伊良湖岬近くの高台に白い建物が朝日を浴びて輝いています。

伊良湖オーシャンリゾート 宿・ホテル

伊良湖ビューホテルらしいです。

伊良湖オーシャンリゾート 宿・ホテル

左舷側をみると、赤い船体の船が併走しています。
何らかのガスを運搬しているような感じ。
ガスボンベだと、赤は水素らしいですが・・・。

ほどなく三重県の神島が近づいてきます。
この約２時間後、名古屋港に入港し、下船して名港中央ＩＣへ向かいます。

古里の浜 自然・景勝地

そして、伊勢湾岸道沿いの風景を楽しんでいるうちに、四日市ＪＣＴで直進方向に入ってしまったようです。出口のＩＣがあったら・・・と思いながら走っているうちに、鈴鹿山脈がだんだん間近になってきました。
ようやく菰野ＩＣで引き返し、四日市ＪＣＴで今度は間違わず伊勢道に進入できたので、安心感から急にお腹が空き、御在所ＳＡで一服することにしました。

EXPASA 御在所サービスエリア　下り 道の駅

頭の働きが悪いときは、甘いものに限ります。
知立名物、藤田屋の大あんまきの暖簾が目立ちます。

大あんまきの栗を買いました。
あんこもたっぷりで、おいしかったです。

その後一気に走り抜き、那智滝に近い有料駐車場のうち、手招きで案内する人がいたところに駐車しました。
周りは結構な山の中です。

これからは徒歩でまず那智滝へ行きます。
那智山の案内図が道ばたにあります。

飛瀧神社（熊野那智大社別宮）と那智滝への入口。

飛瀧神社（熊野那智大社別宮）の鳥居。

滝のご案内。

多くの人が来ています。

飛瀧神社に下りる最後の石段から、滝の全体が垣間見られました。

拡大して、人の頭が入らないように撮りました。
シャワシャワと水の落下する音が聞こえてきます。
水量が少なめなのか、思ったより静謐な音です。

飛瀧神社前です。
来た証に、御朱印をいただきました（300円）。

飛瀧神社 寺・神社・教会

延命長寿のお瀧水から見た那智滝。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

左に朱塗りのお滝拝所が見えます。

お滝拝所から見た那智滝。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

お滝拝所の最前面からの那智滝。
滝水の落下する音が涼しげで良かったです。

銚子口付近の拡大。
三条に分かれていますが、水量が多いと一つになって流下するらしいです。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

拡大した崖面とお滝水。

向かって左側、滝全面の斜面の様子。
若葉がきれいです。

青空に映える那智滝銚子口。
この奥にも滝があるとか・・・。

思い残すことなく滝を見て、帰路は飛瀧神社祈願所の方へ誘導されます。

飛瀧神社祈願所の正面。

急な石段を下りて、飛瀧神社の背後に出、元の広場に戻ります。

せっかくなので、夫婦一緒の記念写真を有料で撮ってもらい、石段を歩いて戻りました。

観光バス用駐車場に近い参道脇に、春畦居士観瀑詩の石碑がありました。

こちらも往路で見逃した世界遺産の石碑。

この後、駐車場に戻らず、那智大社へ向かいます。