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東京国立博物館で開催されている「三国志展」を見た後は、国立西洋美術館「松方コレクション展」へ行くのですが、その前に東京国立博物館の「松方コレクションの浮世絵版画」を見ました。松方コレクションのうち西洋美術コレクションの一部は国立西洋美術館に所蔵されていますが、約8,000点の浮世絵コレクションは、一括して東京国立博物館の所蔵となっています。今回は4期にわけての展示のようでした。「奈良四寺のみほとけ」国立西洋美術館「松方コレクション展」を見た後は、上野からお台場に移動しマンモス展を見てきました。充実した一日となりました。

2019.8 松方コレクション展とマンモス展-その「生命」は蘇るのか-に行ってきました。

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2019/08/24 - 2019/08/24

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東京国立博物館で開催されている「三国志展」を見た後は、国立西洋美術館「松方コレクション展」へ行くのですが、その前に東京国立博物館の「松方コレクションの浮世絵版画」を見ました。松方コレクションのうち西洋美術コレクションの一部は国立西洋美術館に所蔵されていますが、約8,000点の浮世絵コレクションは、一括して東京国立博物館の所蔵となっています。今回は4期にわけての展示のようでした。「奈良四寺のみほとけ」国立西洋美術館「松方コレクション展」を見た後は、上野からお台場に移動しマンモス展を見てきました。充実した一日となりました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
一人旅
交通手段
新幹線 JRローカル 私鉄
  • 「三国志展」を見た後は、国立西洋美術館「松方コレクション展」へ行くのですが、その前に東博で「松方コレクションの浮世絵版画」が展示されていたので見ることにしました。

    「三国志展」を見た後は、国立西洋美術館「松方コレクション展」へ行くのですが、その前に東博で「松方コレクションの浮世絵版画」が展示されていたので見ることにしました。

    東京国立博物館 美術館・博物館

  • 「立美人」  鳥居清信筆 (江戸時代・17~18世紀) <br />江戸時代中期の浮世絵師で鳥居派の祖、鳥居 清信の代表作です。鳥居派は、歌舞伎界と密接な関係を保ち,芝居絵,役者絵を専業として元禄年間から現代に至るまで約300年間続いている唯一の流派です。

    「立美人」 鳥居清信筆 (江戸時代・17~18世紀)
    江戸時代中期の浮世絵師で鳥居派の祖、鳥居 清信の代表作です。鳥居派は、歌舞伎界と密接な関係を保ち,芝居絵,役者絵を専業として元禄年間から現代に至るまで約300年間続いている唯一の流派です。

  • 「沢村宗十郎のかくれ蓑持つ侍」鳥居清重筆 (江戸時代・18世紀) <br />鳥居清信晩年の門人清重の代表作。<br />

    「沢村宗十郎のかくれ蓑持つ侍」鳥居清重筆 (江戸時代・18世紀)
    鳥居清信晩年の門人清重の代表作。

  • 「中村冨十良 慶子」鳥居清満筆 (江戸時代・18世紀)

    「中村冨十良 慶子」鳥居清満筆 (江戸時代・18世紀)

  • 「二代目山下金作のおみわ」鳥居清経筆 (江戸時代・18世紀)

    「二代目山下金作のおみわ」鳥居清経筆 (江戸時代・18世紀)

  • 「見立義経八艘飛」鳥居清広筆(江戸時代・18世紀)

    「見立義経八艘飛」鳥居清広筆(江戸時代・18世紀)

  • 「風流邯鄲枕」 西村重長筆 (江戸時代・18世紀)

    「風流邯鄲枕」 西村重長筆 (江戸時代・18世紀)

  • 「尾上菊五郎の曽我五郎と市村亀蔵の曽我十郎」石川豊信筆 (江戸時代・18世紀)

    「尾上菊五郎の曽我五郎と市村亀蔵の曽我十郎」石川豊信筆 (江戸時代・18世紀)

  • 奈良の古刹、岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺の仏像が展示されている素晴らしい展覧会も開催されていました。室生寺の国宝「十一面観音菩薩立像」がこんな間近で見られるとは感動でした。

    奈良の古刹、岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺の仏像が展示されている素晴らしい展覧会も開催されていました。室生寺の国宝「十一面観音菩薩立像」がこんな間近で見られるとは感動でした。

    東京国立博物館 美術館・博物館

  • 国立西洋美術館「松方コレクション展」へ<br />3回目の訪問。展示内容等は、旅行記「2019.6 ギュスターヴ・モロー展と松方コレクション展など」に纏めてありますので、今回は省略。常設展で見慣れている絵画も展示方法を変えてみると新鮮、また松方コレクション展を体系的にみることができるのもこの展覧会の魅力です。

    国立西洋美術館「松方コレクション展」へ
    3回目の訪問。展示内容等は、旅行記「2019.6 ギュスターヴ・モロー展と松方コレクション展など」に纏めてありますので、今回は省略。常設展で見慣れている絵画も展示方法を変えてみると新鮮、また松方コレクション展を体系的にみることができるのもこの展覧会の魅力です。

    国立西洋美術館 美術館・博物館

  • お台場にある日本科学未来館へ移動。<br />東京には何年も住んでいましたし、今も仕事やプライベートで月に何度も東京に来ていますが、お台場まったく来ていませんね。この辺りに来るのって、宇宙博(SPACE EXPO&#39;78 &amp;&#39;79)以来40年ぶりかもしれません(笑)

    お台場にある日本科学未来館へ移動。
    東京には何年も住んでいましたし、今も仕事やプライベートで月に何度も東京に来ていますが、お台場まったく来ていませんね。この辺りに来るのって、宇宙博(SPACE EXPO'78 &'79)以来40年ぶりかもしれません(笑)

    日本科学未来館 美術館・博物館

  • 目的はこちら、マンモス展-その「生命」は蘇るのか-です。<br />夏休み中大混雑していたようですが、訪れたのが閉館1時間前というのが幸いしたのか空いていました。

    目的はこちら、マンモス展-その「生命」は蘇るのか-です。
    夏休み中大混雑していたようですが、訪れたのが閉館1時間前というのが幸いしたのか空いていました。

  • 入口をくぐると、そこには38年ぶりの来日となる仔ケナガマンモス「ディーマ」が出迎えてくれます。ディーマは1977年に永久凍土の中から発見された4万年前のマンモスで、科学的処理を施し、現在では常温で展示ができるようになっています。

    入口をくぐると、そこには38年ぶりの来日となる仔ケナガマンモス「ディーマ」が出迎えてくれます。ディーマは1977年に永久凍土の中から発見された4万年前のマンモスで、科学的処理を施し、現在では常温で展示ができるようになっています。

  • 表情もしっかり残っています。

    表情もしっかり残っています。

  • 広いスペースに出ると、マンモスの骨格標本がお出迎え。体高285cm、30~40歳のオスのマンモスだそうです。

    広いスペースに出ると、マンモスの骨格標本がお出迎え。体高285cm、30~40歳のオスのマンモスだそうです。

  • ケナガマンモスの頭骨と下顎骨<br />マンモスといえば、どうしても「はじめ人間ギャートルズ」のマンモス肉を思い出してしまいます。一番最初のイメージって何年経っても強く残るものですね・・・

    ケナガマンモスの頭骨と下顎骨
    マンモスといえば、どうしても「はじめ人間ギャートルズ」のマンモス肉を思い出してしまいます。一番最初のイメージって何年経っても強く残るものですね・・・

  • マンモスの牙。これらは、地球温暖化の影響で、ロシア連邦サハ共和国の永久凍土から次々と発掘されているものとのこと。

    マンモスの牙。これらは、地球温暖化の影響で、ロシア連邦サハ共和国の永久凍土から次々と発掘されているものとのこと。

  • ケナガマンモスの歯。

    ケナガマンモスの歯。

  • ケナガマンモスの毛の展示ですが、これとは別にマンモスの毛に直接触れることができるコーナーもありました。

    ケナガマンモスの毛の展示ですが、これとは別にマンモスの毛に直接触れることができるコーナーもありました。

  • ケナガマンモスと同時期に共生していた動物の骨格標本などが続きます。<br />こちらはケサイ。約1万年前に絶滅した4メートルもある毛の生えたサイです。1万年前といえば、ちょうど最後の氷河期が終わったころと同じ時期です。とにかく大きい角が特徴です。

    ケナガマンモスと同時期に共生していた動物の骨格標本などが続きます。
    こちらはケサイ。約1万年前に絶滅した4メートルもある毛の生えたサイです。1万年前といえば、ちょうど最後の氷河期が終わったころと同じ時期です。とにかく大きい角が特徴です。

  • ユカルギバイソンの骨格標本。こちらも立派な角ですね。

    ユカルギバイソンの骨格標本。こちらも立派な角ですね。

  • ホラアナライオンの復元標本。ホラアナライオンは、およそ70万年前の更新世の時代にあらわれ、ヨーロッパやアジア、北アメリカなどの幅広い地域に生息していました。約4万年前のヨーロッパに生きていたクロマニョン人は、彼らを壁画に描き、宗教儀式に使ったとされる祭具にも、彼らの姿を残しています。描かれた壁画を見ると、現在のオスライオンのようなタテガミは無く、脚やしっぽにはシマ模様が入っているとのこと。<br />

    ホラアナライオンの復元標本。ホラアナライオンは、およそ70万年前の更新世の時代にあらわれ、ヨーロッパやアジア、北アメリカなどの幅広い地域に生息していました。約4万年前のヨーロッパに生きていたクロマニョン人は、彼らを壁画に描き、宗教儀式に使ったとされる祭具にも、彼らの姿を残しています。描かれた壁画を見ると、現在のオスライオンのようなタテガミは無く、脚やしっぽにはシマ模様が入っているとのこと。

  • ホラアナライオンの仔の骨格標本。確か、今年の6月にシベリアのサハ共和国の永久凍土からホラアナライオンの赤ちゃんの全身がでてきたというニュースも見ました。

    ホラアナライオンの仔の骨格標本。確か、今年の6月にシベリアのサハ共和国の永久凍土からホラアナライオンの赤ちゃんの全身がでてきたというニュースも見ました。

  • 更に進むと冷凍標本の展示コーナー<br />(上)ケナガマンモスの皮膚(3万1150年前)<br />(下)仔ウマ「フジ」(4万2000年前)<br />昨年発掘されたばかりの標本。世界唯一の古代ウマの完全な遺体で解剖の結果、古生物学史上初となる液体の血液と尿の採取に成功したそうです。

    更に進むと冷凍標本の展示コーナー
    (上)ケナガマンモスの皮膚(3万1150年前)
    (下)仔ウマ「フジ」(4万2000年前)
    昨年発掘されたばかりの標本。世界唯一の古代ウマの完全な遺体で解剖の結果、古生物学史上初となる液体の血液と尿の採取に成功したそうです。

  • 仔イヌ(1万2450年前)<br />この仔イヌは生後3か月の古代イヌで、オオカミからイヌへの進化が研究される可能性もあります。

    仔イヌ(1万2450年前)
    この仔イヌは生後3か月の古代イヌで、オオカミからイヌへの進化が研究される可能性もあります。

  • ライチョウ(1600年前)<br />この展示室、保存状態を保つため、氷点下20℃以下となっており、普通であれば温度差でガラスが曇ってしまうのだが、日本の技術力により、曇らないガラスが使われているとのこと。まさに日本でしかみることができない展覧会です。

    ライチョウ(1600年前)
    この展示室、保存状態を保つため、氷点下20℃以下となっており、普通であれば温度差でガラスが曇ってしまうのだが、日本の技術力により、曇らないガラスが使われているとのこと。まさに日本でしかみることができない展覧会です。

  • ユカギルバイソン(9300年前)

    ユカギルバイソン(9300年前)

  • 2013年に完全な形で発掘されたこの「ケナガマンモスの鼻」の発見によって、それまで考えられていたマンモスの鼻の形状が覆され、真の姿が露わになった貴重な標本です。<br />

    2013年に完全な形で発掘されたこの「ケナガマンモスの鼻」の発見によって、それまで考えられていたマンモスの鼻の形状が覆され、真の姿が露わになった貴重な標本です。

  • ケナガマンモスの復元標本。マンモスは現生のゾウの類縁ですが、直接の祖先ではありません。約400万年前から1万年前頃(絶滅時期は諸説ある)までの期間に生息しており大小数種類ありますが、今回展示されていたのはケナガマンモス。大きな牙と小さな耳、全身の毛が特徴です。

    ケナガマンモスの復元標本。マンモスは現生のゾウの類縁ですが、直接の祖先ではありません。約400万年前から1万年前頃(絶滅時期は諸説ある)までの期間に生息しており大小数種類ありますが、今回展示されていたのはケナガマンモス。大きな牙と小さな耳、全身の毛が特徴です。

  • こちらは、仔マンモスの復元。

    こちらは、仔マンモスの復元。

  • 2005年に開催された「愛・地球博」で展示された「ユカギルマンモス」(頭部冷凍標本)が展示の目玉なのでしょうが、こちらは撮影禁止。ショップ手前に、その復元像が展示されていました

    2005年に開催された「愛・地球博」で展示された「ユカギルマンモス」(頭部冷凍標本)が展示の目玉なのでしょうが、こちらは撮影禁止。ショップ手前に、その復元像が展示されていました

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