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今回の旅のテーマは「水辺の美しい景色を求めて」でした。<br />オランダでは、アムステルダム・ザーンセスカンス・ヒートホルン・ヒンデーローペン・ライデン・デルフトと、川や運河の水辺の景色が美しいところを巡り、ベルギーでは先立ってゲントを訪問。そして次に訪れたブルージュは水の都として知られ、美しい水辺の景色が見られる最後の街でした。<br /><br />ブルージュは、古くから北海をつなぐ水路が存在したことで、中世期には毎日150隻もの船が出入りし、商都として大変繁栄したそうです。でも徐々に運河が砂で埋まり、船の行き来が難しくなり、アントワープに商都はとって代わられたそうです。それ以降ブルージュの時が止まってしまいました。<br /><br />また賑わいを取り戻したのは19世紀末。その間、時間が止まっていたために、かつての中世の街並みがそのまま残り、繁栄していた当時の建造物や史跡が建ち並ぶ、魅力溢れる古都となりました。<br /><br />そのブルージュの町に1泊し、昼間だけでなく、夜や朝の街の姿を見ることができました。

水辺の美しい景色を求めてオランダ&ベルギーへ <14> 時間が止まったベルギーの古都ブルージュ♪(前編)

123いいね!

2019/05/28 - 2019/05/29

14位(同エリア1210件中)

akiko

akikoさん

この旅行記のスケジュール

2019/05/28

この旅行記スケジュールを元に

今回の旅のテーマは「水辺の美しい景色を求めて」でした。
オランダでは、アムステルダム・ザーンセスカンス・ヒートホルン・ヒンデーローペン・ライデン・デルフトと、川や運河の水辺の景色が美しいところを巡り、ベルギーでは先立ってゲントを訪問。そして次に訪れたブルージュは水の都として知られ、美しい水辺の景色が見られる最後の街でした。

ブルージュは、古くから北海をつなぐ水路が存在したことで、中世期には毎日150隻もの船が出入りし、商都として大変繁栄したそうです。でも徐々に運河が砂で埋まり、船の行き来が難しくなり、アントワープに商都はとって代わられたそうです。それ以降ブルージュの時が止まってしまいました。

また賑わいを取り戻したのは19世紀末。その間、時間が止まっていたために、かつての中世の街並みがそのまま残り、繁栄していた当時の建造物や史跡が建ち並ぶ、魅力溢れる古都となりました。

そのブルージュの町に1泊し、昼間だけでなく、夜や朝の街の姿を見ることができました。

旅行の満足度
5.0

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  • ゲントからブルージュに移動してきました。駅のインフォメーションで、地図をもらい、主な教会・美術館・博物館に入場できる【Musea Brugge】3日通し券 28ユーロを買っておきました。<br />そして駅前のバスターミナルから旧市街にあるホテルまでバスで向かいました。

    ゲントからブルージュに移動してきました。駅のインフォメーションで、地図をもらい、主な教会・美術館・博物館に入場できる【Musea Brugge】3日通し券 28ユーロを買っておきました。
    そして駅前のバスターミナルから旧市街にあるホテルまでバスで向かいました。

  • 宿泊先は旧市街の中心部から歩いて7、8分のところにある『Guest House Mirabel』というB&amp;Bのようなところで... リーズナブルで口コミ評価がとても高いのがポイントで決めた場所でした。

    宿泊先は旧市街の中心部から歩いて7、8分のところにある『Guest House Mirabel』というB&Bのようなところで... リーズナブルで口コミ評価がとても高いのがポイントで決めた場所でした。

  • ここが『ミラベル』のエントランスでした。

    ここが『ミラベル』のエントランスでした。

  • お部屋は3階にあり、女性好みの可愛くてクラシカルなお部屋でした。<br />まだ早かったので、荷物だけ預かってもらい、早速街歩きに出かけました。<br />

    お部屋は3階にあり、女性好みの可愛くてクラシカルなお部屋でした。
    まだ早かったので、荷物だけ預かってもらい、早速街歩きに出かけました。

  • ホーフ通りを歩いて行くと、ブルグ広場に出ました。

    ホーフ通りを歩いて行くと、ブルグ広場に出ました。

  • この瀟洒な建物は、ブルグ広場にある『市庁舎』です。1376年から1420年にわたりフランボワイヤン・ゴシック様式で建てられた、フランドル地方では最も古い市庁舎なんだそうです。

    この瀟洒な建物は、ブルグ広場にある『市庁舎』です。1376年から1420年にわたりフランボワイヤン・ゴシック様式で建てられた、フランドル地方では最も古い市庁舎なんだそうです。

  • 建物正面の壁には、聖書に登場する人々やフランドル地方をおさめたフランドル伯やブルゴーニュ公などの彫像や紋章が飾られていました。<br />

    建物正面の壁には、聖書に登場する人々やフランドル地方をおさめたフランドル伯やブルゴーニュ公などの彫像や紋章が飾られていました。

  • この市庁舎の1階部分は、無料で公開されていました。

    この市庁舎の1階部分は、無料で公開されていました。

  • これは、壁に飾られていた絵画の一つです。<br />中世のマルクト広場を描いているようで、鐘楼を中心に賑わっていた広場の様子がよくわかります。*ガラス面に映り込みがあり見えづらいと思いますが・・・

    これは、壁に飾られていた絵画の一つです。
    中世のマルクト広場を描いているようで、鐘楼を中心に賑わっていた広場の様子がよくわかります。*ガラス面に映り込みがあり見えづらいと思いますが・・・

  • これは昔の地図で・・・<br />9世紀、領主フランドル伯が北方からのノルマン人の襲来に備えて砦を築き、ブルージュの原形が誕生。北海に続く運河をもったブルージュは、13世紀には毛織物の水運交易で栄え始め、14世紀に入ると、フランドル随一の商業都市として繁栄したそうです。しかし、15世紀後半になると、運河が土砂で埋まり港が用をなさなくなったために急速に衰退してしまったのだとか。<br />しかしそのことが幸いして、中世の街並みがそのまま残され、市街を流れる運河や赤レンガの家々が建ち並ぶ風景は、今では「天井のない美術館」とまで讃えられる町になったんだそうです。

    これは昔の地図で・・・
    9世紀、領主フランドル伯が北方からのノルマン人の襲来に備えて砦を築き、ブルージュの原形が誕生。北海に続く運河をもったブルージュは、13世紀には毛織物の水運交易で栄え始め、14世紀に入ると、フランドル随一の商業都市として繁栄したそうです。しかし、15世紀後半になると、運河が土砂で埋まり港が用をなさなくなったために急速に衰退してしまったのだとか。
    しかしそのことが幸いして、中世の街並みがそのまま残され、市街を流れる運河や赤レンガの家々が建ち並ぶ風景は、今では「天井のない美術館」とまで讃えられる町になったんだそうです。

  • 市庁舎の2階(有料)に上がると、まず壁面の大変美しい絵画や装飾が目に入りました。

    市庁舎の2階(有料)に上がると、まず壁面の大変美しい絵画や装飾が目に入りました。

  • これが『ゴシックの間』です。この広間は机や椅子が並べられた会議室のようですが、上を見れば美しいアーチ型の丸天井、壁面を見れば「聖血を持ち帰ったアルザス伯」「ハンザ同盟の特典を更新するブルージュ市長」などブルージュの歴史を題材にした壁画が飾られ、大変美しい間となっていました。<br /><br />現在では、市の会議場として、また結婚式・学会・レセプション会場としても利用されているのだとか。

    これが『ゴシックの間』です。この広間は机や椅子が並べられた会議室のようですが、上を見れば美しいアーチ型の丸天井、壁面を見れば「聖血を持ち帰ったアルザス伯」「ハンザ同盟の特典を更新するブルージュ市長」などブルージュの歴史を題材にした壁画が飾られ、大変美しい間となっていました。

    現在では、市の会議場として、また結婚式・学会・レセプション会場としても利用されているのだとか。

  • 正面には祭壇があり、聖母子像が飾られていて、天井には12の要石があり、新約聖書からとったエピソードが描かれているとのことでした。

    正面には祭壇があり、聖母子像が飾られていて、天井には12の要石があり、新約聖書からとったエピソードが描かれているとのことでした。

  • 次に訪れたのが、市庁舎の隣にある『聖血礼拝堂』です。<br /><br />この礼拝堂は、もともとは12世紀に建てられた伯爵家の小さな個人の礼拝堂だったのだとか。第2回十字軍遠征に参加した当主、フランドル伯ディードリックが、1149年に帰路でコンスタンチノープル(現イスタンブール)に立ち寄り、「キリストの血」とされる液体を持ち帰りこの礼拝堂に奉納したそうです。<br /><br />それがきっかけとなり、キリスト教会にとってこの場所は貴重な聖遺物を預かる場となり、世界中からたくさんの巡礼者や観光客が訪れるようになったということです。

    次に訪れたのが、市庁舎の隣にある『聖血礼拝堂』です。

    この礼拝堂は、もともとは12世紀に建てられた伯爵家の小さな個人の礼拝堂だったのだとか。第2回十字軍遠征に参加した当主、フランドル伯ディードリックが、1149年に帰路でコンスタンチノープル(現イスタンブール)に立ち寄り、「キリストの血」とされる液体を持ち帰りこの礼拝堂に奉納したそうです。

    それがきっかけとなり、キリスト教会にとってこの場所は貴重な聖遺物を預かる場となり、世界中からたくさんの巡礼者や観光客が訪れるようになったということです。

  • 礼拝堂の入口の左上には、黄金に輝く立像が3体などが飾られていました。向かって右側に、右に剣を立てて持ち左手に盾を持っているのがフランドル伯ディードリックで、左に息子のフィリップの像、そして、真ん中に立つのは・・・

    礼拝堂の入口の左上には、黄金に輝く立像が3体などが飾られていました。向かって右側に、右に剣を立てて持ち左手に盾を持っているのがフランドル伯ディードリックで、左に息子のフィリップの像、そして、真ん中に立つのは・・・

  • ブルゴーニュ公国最後の公女マリーだそうです。<br /><br />&quot;ブルゴーニュのマリー&quot;として親しまれた彼女は、ヴァロア・ブルゴーニュ家の4代目君主シャルル突進公の一人娘。その可憐さから領民たちからも慕われていましたが、父の死によって若干20歳でブルゴーニュ公国を継承することに。<br /><br />しかし、フランスのルイ11世の侵略を受け、内乱も起こって窮地に陥り、父の決めた婚約者ハプスブルク家のマクシミリアンと結婚。1男1女を得て幸せな結婚生活を送るが、結婚5年目に落馬が原因で25歳の短い一生を終えたそうです。<br /><br />彼女は、絶世の美女だったそうで領民たちからは「美しき姫君」「我らのお姫さま」と慕われていたというだけあって、右手に鷹をのせた気品ある姿がとても印象的でした。

    ブルゴーニュ公国最後の公女マリーだそうです。

    "ブルゴーニュのマリー"として親しまれた彼女は、ヴァロア・ブルゴーニュ家の4代目君主シャルル突進公の一人娘。その可憐さから領民たちからも慕われていましたが、父の死によって若干20歳でブルゴーニュ公国を継承することに。

    しかし、フランスのルイ11世の侵略を受け、内乱も起こって窮地に陥り、父の決めた婚約者ハプスブルク家のマクシミリアンと結婚。1男1女を得て幸せな結婚生活を送るが、結婚5年目に落馬が原因で25歳の短い一生を終えたそうです。

    彼女は、絶世の美女だったそうで領民たちからは「美しき姫君」「我らのお姫さま」と慕われていたというだけあって、右手に鷹をのせた気品ある姿がとても印象的でした。

  • 1階はロマネスク様式のバシリウス礼拝堂でした。この礼拝堂がもともとあった伯爵家の礼拝堂だったようです。さほど大きくない薄暗い礼拝堂には、小さな祭壇とキリスト像やピエタ像などがありました。

    1階はロマネスク様式のバシリウス礼拝堂でした。この礼拝堂がもともとあった伯爵家の礼拝堂だったようです。さほど大きくない薄暗い礼拝堂には、小さな祭壇とキリスト像やピエタ像などがありました。

  • 2階に上がると、大変美しい礼拝堂が現れました。<br />ここが聖血の聖遺物が拝観できる聖血礼拝堂でした。壁も天井も様々な色で美しく彩色されたこの礼拝堂は16世紀と19世紀に増改築されて出来たそうです。

    2階に上がると、大変美しい礼拝堂が現れました。
    ここが聖血の聖遺物が拝観できる聖血礼拝堂でした。壁も天井も様々な色で美しく彩色されたこの礼拝堂は16世紀と19世紀に増改築されて出来たそうです。

  • 主祭壇をズームアップ。黄金でできた祭壇と、背景には美しいキリストと天使たちの壁画が描かれていました。

    主祭壇をズームアップ。黄金でできた祭壇と、背景には美しいキリストと天使たちの壁画が描かれていました。

  • 堂内はどこも目を見張る美しさでした♪

    堂内はどこも目を見張る美しさでした♪

  • キリストの聖血拝観は、礼拝堂の横にある祭室で行われていました。<br /><br />壇の上で聖職者の方が聖遺物箱を見守る前でひとりずつ拝観できるようになっていて、信者でない私がという思いもありましたが、滅多にない機会だと思い、列に並び、献金箱にお金を入れて拝見させていただきました。<br /><br />一瞬のことなので、よくわかりませんでしたが、キリストの遺体の聖血の染みこんだ布が、チューブのようなガラスの聖遺物箱に納められているとのことで、確かに一部黒ずんだ赤いものが見えました。写真下は、礼拝堂入口にあったポスターのものですが、このようなガラス製の筒でした。<br /><br />血は通常黒ずんでくるもので、何百年も経つと赤いままはあり得ないそうですが、それは信者の方にとって、イエスキリストの血なら奇跡はあり得ることで、どんな聖遺物より貴重なものなのでしょうね。

    キリストの聖血拝観は、礼拝堂の横にある祭室で行われていました。

    壇の上で聖職者の方が聖遺物箱を見守る前でひとりずつ拝観できるようになっていて、信者でない私がという思いもありましたが、滅多にない機会だと思い、列に並び、献金箱にお金を入れて拝見させていただきました。

    一瞬のことなので、よくわかりませんでしたが、キリストの遺体の聖血の染みこんだ布が、チューブのようなガラスの聖遺物箱に納められているとのことで、確かに一部黒ずんだ赤いものが見えました。写真下は、礼拝堂入口にあったポスターのものですが、このようなガラス製の筒でした。

    血は通常黒ずんでくるもので、何百年も経つと赤いままはあり得ないそうですが、それは信者の方にとって、イエスキリストの血なら奇跡はあり得ることで、どんな聖遺物より貴重なものなのでしょうね。

  • 聖血を拝観し、礼拝堂をあとにしました。市庁舎の左隣りにはブルージュの『公文書館』が建っています。1525年に街の評議員のための施設として建てられたルネッサンス様式の建物で、「ルネッサンスホール」とも呼ばれているのだとか。

    聖血を拝観し、礼拝堂をあとにしました。市庁舎の左隣りにはブルージュの『公文書館』が建っています。1525年に街の評議員のための施設として建てられたルネッサンス様式の建物で、「ルネッサンスホール」とも呼ばれているのだとか。

  • かつては裁判所だったので、屋根の上には3つの聖人の像があり、中央の正義の像は、正義をジャッジするという意味の「天秤」を掲げていました。

    かつては裁判所だったので、屋根の上には3つの聖人の像があり、中央の正義の像は、正義をジャッジするという意味の「天秤」を掲げていました。

  • マルクト広場には、階段状の切妻屋根が可愛らしいギルドハウスが建ち並んでいました。これらの建物は、ブルージュが国際貿易都市として繁栄していた時代、北海交易で財を築いた商人たちの「富の象徴」だったようです。今はレストランやカフェなどが軒を連ねています。

    マルクト広場には、階段状の切妻屋根が可愛らしいギルドハウスが建ち並んでいました。これらの建物は、ブルージュが国際貿易都市として繁栄していた時代、北海交易で財を築いた商人たちの「富の象徴」だったようです。今はレストランやカフェなどが軒を連ねています。

  • この階段状の破風は、財力を誇示するために他の家より出来るだけ飾り立て高く見せようとしただけでなく、段々になった階段で天国に昇って行けるという縁起をかつぐ意味もあったのだとか・・・。<br /><br />正面からギルドハウスが並ぶ写真を取りたかったのですが、2日後にブルージュ最大のお祭り『聖血の行列』が開催される予定で、広場にも巨大な観覧席が設置され、可愛らしいショットが撮れませんでした~(涙)

    この階段状の破風は、財力を誇示するために他の家より出来るだけ飾り立て高く見せようとしただけでなく、段々になった階段で天国に昇って行けるという縁起をかつぐ意味もあったのだとか・・・。

    正面からギルドハウスが並ぶ写真を取りたかったのですが、2日後にブルージュ最大のお祭り『聖血の行列』が開催される予定で、広場にも巨大な観覧席が設置され、可愛らしいショットが撮れませんでした~(涙)

  • ブルージュ名物の一つに(観光)馬車があります。街を歩いていると、ひっきりなしに蹄の音がし、馬車が駆け抜けて行くのです。まるで中世にタイムスリップしたような気分がしました。

    ブルージュ名物の一つに(観光)馬車があります。街を歩いていると、ひっきりなしに蹄の音がし、馬車が駆け抜けて行くのです。まるで中世にタイムスリップしたような気分がしました。

  • 次に、マルクト広場から『聖母教会』方面に向かいました。

    次に、マルクト広場から『聖母教会』方面に向かいました。

  • 途中、ショコラ専門店が軒を連ねていて... 入りたい衝動に駆られました(笑)

    途中、ショコラ専門店が軒を連ねていて... 入りたい衝動に駆られました(笑)

  • ティールームの前にあったキュートな一角☆

    ティールームの前にあったキュートな一角☆

  • このお店は、聖母教会近くの「マリア」という名前のパスタ屋さん。上部の風景画がちょっと素敵です。

    このお店は、聖母教会近くの「マリア」という名前のパスタ屋さん。上部の風景画がちょっと素敵です。

  • 青々した蔦の絡まるホテルの先に、『聖母教会』が見えてきました。

    青々した蔦の絡まるホテルの先に、『聖母教会』が見えてきました。

  • 高さ122mの塔がそびえる『聖母教会』はブルージュを代表する教会で、13~15世紀にかけて建造されたそうです。<br /><br />聖母マリアはブルージュの守護聖人の1人だそうで、ブルゴーニュ公国時代には、シャルル公爵家の礼拝堂となり、公爵の娘であるマリーとハプスブルク家のマクシミリアンの結婚式も聖母教会で行われたのだとか。

    高さ122mの塔がそびえる『聖母教会』はブルージュを代表する教会で、13~15世紀にかけて建造されたそうです。

    聖母マリアはブルージュの守護聖人の1人だそうで、ブルゴーニュ公国時代には、シャルル公爵家の礼拝堂となり、公爵の娘であるマリーとハプスブルク家のマクシミリアンの結婚式も聖母教会で行われたのだとか。

  • 塔に隣接するこの建物は、てっきり教会の建物だと思っていましたが、2019年の春に改修工事が終わり再開されたばかりの、グルートゥーズの名家の豪華な宮殿を利用した『グルートゥーズ博物館』への入口でした。ここでは、貴族がどのように生活していたかを再現されているそうで、また、聖母教会とは繋がっているとのことでした。

    塔に隣接するこの建物は、てっきり教会の建物だと思っていましたが、2019年の春に改修工事が終わり再開されたばかりの、グルートゥーズの名家の豪華な宮殿を利用した『グルートゥーズ博物館』への入口でした。ここでは、貴族がどのように生活していたかを再現されているそうで、また、聖母教会とは繋がっているとのことでした。

  • これは、聖母教会内の中央身廊です。主祭壇に向かって多くの聖人たちの像が飾られていました。

    これは、聖母教会内の中央身廊です。主祭壇に向かって多くの聖人たちの像が飾られていました。

  • 少しズームアップしてみました。内陣と仕切る聖障の上に聖母子像が、さらに上にはイエスキリストの磔刑像がありました。

    少しズームアップしてみました。内陣と仕切る聖障の上に聖母子像が、さらに上にはイエスキリストの磔刑像がありました。

  • これは気品溢れる聖母子像です。あとでミケランジェロの聖母子像を見ましたが、全く雰囲気が異なっていました。

    これは気品溢れる聖母子像です。あとでミケランジェロの聖母子像を見ましたが、全く雰囲気が異なっていました。

  • 美しい天使像と子どもの像。剣を持っていませんが、大天使ミカエルのようにも見えました。

    美しい天使像と子どもの像。剣を持っていませんが、大天使ミカエルのようにも見えました。

  • 大変精緻なレリーフが施された説教壇。アントワープのノートルダム聖堂でも、他の教会でも素晴らしい説教台(壇)を見てきたので、特別感動はしませんでしたが、改めて見ると、素晴らしい芸術作品です。

    大変精緻なレリーフが施された説教壇。アントワープのノートルダム聖堂でも、他の教会でも素晴らしい説教台(壇)を見てきたので、特別感動はしませんでしたが、改めて見ると、素晴らしい芸術作品です。

  • 教会内には、ブルゴーニュのマリー礼拝堂などもあり、貴重な美術コレクションが数多く展示されていました。<br />これは聖母マリアに関する装飾品の一つでした。

    教会内には、ブルゴーニュのマリー礼拝堂などもあり、貴重な美術コレクションが数多く展示されていました。
    これは聖母マリアに関する装飾品の一つでした。

  • 内陣に進むと、ブルゴーニュ公シャルル突進公の棺と一人娘のマリー・ド・ブルゴーニュの棺が並んで安置されている霊廟がありました。

    内陣に進むと、ブルゴーニュ公シャルル突進公の棺と一人娘のマリー・ド・ブルゴーニュの棺が並んで安置されている霊廟がありました。

  • ブルゴーニュのマリーは、政略結婚で神聖ローマ皇帝のマクシミリアン1世と結婚し、フィリップ美公とマルガレータを生んだ後、趣味の狩猟中の落馬事故で25歳の若さで亡くなったそうです。

    ブルゴーニュのマリーは、政略結婚で神聖ローマ皇帝のマクシミリアン1世と結婚し、フィリップ美公とマルガレータを生んだ後、趣味の狩猟中の落馬事故で25歳の若さで亡くなったそうです。

  • 頭の方を見ると、聖歌隊席があり、その先は中央身廊に繋がっていました。

    頭の方を見ると、聖歌隊席があり、その先は中央身廊に繋がっていました。

  • 2015年に改修が終わったという美しい聖歌隊席

    2015年に改修が終わったという美しい聖歌隊席

  • 棺は豪華に装飾されていて、ブルゴーニュ公シャルル突進公の足元には獅子が、ブルゴーニュのマリーの足元には犬が飾られ、二人を見守っているようでした。

    棺は豪華に装飾されていて、ブルゴーニュ公シャルル突進公の足元には獅子が、ブルゴーニュのマリーの足元には犬が飾られ、二人を見守っているようでした。

  • 二人とも棺の上で合掌した姿ですが、目の先にはヤン・ファン・エイク作の三連祭壇画「十字架上のキリスト」があり、この絵を眺めて休んでいるように見えました。<br /><br />わずか25歳で亡くなってしまったマリーですが、YUMIMINさんの【どらまちっく ひすとりー】というサイトに波乱の人生が紹介されていました。少しだけ紹介させてもらうと・・・<br /><br />政略結婚でマクシミリアン1世と結婚することになった2人は、「お互いに一目見て恋に落ち、その瞬間から愛し合うようになった。1477年8月、ゲントの聖バーフ教会でささやかな華燭を催し、2人は晴れて夫婦となった。新婦マリーは20歳、夫となったマクシミリアンは18歳だった。<br /><br />当時ブルゴーニュではフランス語とフラマン語が話されていたが、マクシミリアンはどちらも話せず、中世の公用語であるラテン語で会話をしたが、お互いの母国語を教えあい、すぐさま習得。また、お嬢様育ちにしては活発な女性だったマリーは乗馬が得意で、2人は共に馬を走らせて遠乗りや狩りを楽しんだ。<br /><br />幸せを邪魔するかのようにフランスのルイ11世がしつこくブルゴーニュを攻撃してきたが、19歳のマクシミリアンは愛する妻のため、そして新しい故国のため勇敢に戦った。そうした危機を乗り越え、夫婦の絆は一層強まり、ブルゴーニュの人々の信頼も次第に勝ち取っていった。・・・」<br /><br />政略結婚というと、ネガティブなイメージがありますが、この二人は仲睦まじかったと知り、ホッと微笑ましい気分になりました。マリーの死後、動乱を経てブルゴーニュはハプスブルク家の支配下に入り、夫マクシミリアンは神聖ローマ帝国の皇帝となり、マリーの孫に当たるカール5世によってハプスブルク家は大帝国を築きあげることになります。

    二人とも棺の上で合掌した姿ですが、目の先にはヤン・ファン・エイク作の三連祭壇画「十字架上のキリスト」があり、この絵を眺めて休んでいるように見えました。

    わずか25歳で亡くなってしまったマリーですが、YUMIMINさんの【どらまちっく ひすとりー】というサイトに波乱の人生が紹介されていました。少しだけ紹介させてもらうと・・・

    政略結婚でマクシミリアン1世と結婚することになった2人は、「お互いに一目見て恋に落ち、その瞬間から愛し合うようになった。1477年8月、ゲントの聖バーフ教会でささやかな華燭を催し、2人は晴れて夫婦となった。新婦マリーは20歳、夫となったマクシミリアンは18歳だった。

    当時ブルゴーニュではフランス語とフラマン語が話されていたが、マクシミリアンはどちらも話せず、中世の公用語であるラテン語で会話をしたが、お互いの母国語を教えあい、すぐさま習得。また、お嬢様育ちにしては活発な女性だったマリーは乗馬が得意で、2人は共に馬を走らせて遠乗りや狩りを楽しんだ。

    幸せを邪魔するかのようにフランスのルイ11世がしつこくブルゴーニュを攻撃してきたが、19歳のマクシミリアンは愛する妻のため、そして新しい故国のため勇敢に戦った。そうした危機を乗り越え、夫婦の絆は一層強まり、ブルゴーニュの人々の信頼も次第に勝ち取っていった。・・・」

    政略結婚というと、ネガティブなイメージがありますが、この二人は仲睦まじかったと知り、ホッと微笑ましい気分になりました。マリーの死後、動乱を経てブルゴーニュはハプスブルク家の支配下に入り、夫マクシミリアンは神聖ローマ帝国の皇帝となり、マリーの孫に当たるカール5世によってハプスブルク家は大帝国を築きあげることになります。

  • 続いて、ミケランジェロ作の「聖母子像」を見にきました。<br />ミケランジェロの彫刻作品がイタリア国外に持ち出されるのは珍しいそうで、昔、ブルージュの豪商が金貨百枚で購入したものだそうです。<br />ちょうど修復中で、全体は見えませんでしたが、聖母子像だけは見ることができました。

    続いて、ミケランジェロ作の「聖母子像」を見にきました。
    ミケランジェロの彫刻作品がイタリア国外に持ち出されるのは珍しいそうで、昔、ブルージュの豪商が金貨百枚で購入したものだそうです。
    ちょうど修復中で、全体は見えませんでしたが、聖母子像だけは見ることができました。

  • これがミケランジェロ作、聖母子像です。<br />この作品は、もともとイタリアの教会に奉納するために1年かけて彫刻されたそう。中央身廊に飾られていた気品ある聖母子像とは違い、こちらの聖母マリアは伏し目がちに憂いを含んだ表情を浮かべていました。

    これがミケランジェロ作、聖母子像です。
    この作品は、もともとイタリアの教会に奉納するために1年かけて彫刻されたそう。中央身廊に飾られていた気品ある聖母子像とは違い、こちらの聖母マリアは伏し目がちに憂いを含んだ表情を浮かべていました。

  • ステンドグラスも大変綺麗でした♪

    ステンドグラスも大変綺麗でした♪

  • 聖母教会の姿を違う角度で眺められる場所にやって来ました。<br />聖母教会東側から見た姿で、そして幅の狭い川の両端を繋ぐ石造りの小さな古い橋は有名な『ボニファシウス橋』でした

    聖母教会の姿を違う角度で眺められる場所にやって来ました。
    聖母教会東側から見た姿で、そして幅の狭い川の両端を繋ぐ石造りの小さな古い橋は有名な『ボニファシウス橋』でした

  • 石造りの橋から教会を眺めたところです。

    イチオシ

    石造りの橋から教会を眺めたところです。

  • そして、これがブルージュの隠れ名所、ボニファシウス橋付近から見える景色です♪<br />昔のままの趣ある建物が運河沿いに佇んでいました。

    そして、これがブルージュの隠れ名所、ボニファシウス橋付近から見える景色です♪
    昔のままの趣ある建物が運河沿いに佇んでいました。

  • 運河巡りのボートが通りかかるタイミングで写真を撮りました。

    イチオシ

    運河巡りのボートが通りかかるタイミングで写真を撮りました。

  • 今度は反対方向から。。。船に乗っているみなさんの笑顔が見え、まるで私の方を見ているのと錯覚してしまいました(*^^*) 全く残念な錯覚でした~~

    今度は反対方向から。。。船に乗っているみなさんの笑顔が見え、まるで私の方を見ているのと錯覚してしまいました(*^^*) 全く残念な錯覚でした~~

  • 中心にで小さな山を描くかわいい形状のボニファシウス橋と周囲の古い赤レンガの建物がなかなか良いコンビネーションですね!

    中心にで小さな山を描くかわいい形状のボニファシウス橋と周囲の古い赤レンガの建物がなかなか良いコンビネーションですね!

  • 聖母教会近くにあったマリア像(の筈)。

    聖母教会近くにあったマリア像(の筈)。

  • 聖母教会の向かいに、ファサードに聖母子像が飾られている教会らしき建物がありました。<br /><br />ここは『聖ヨハネ施療院』(Saint John’s Hospital)という12世紀からある施療院。ヨーロッパで最古の病院施設の一つで、1978年までは病院として機能していたのだそうです。

    聖母教会の向かいに、ファサードに聖母子像が飾られている教会らしき建物がありました。

    ここは『聖ヨハネ施療院』(Saint John’s Hospital)という12世紀からある施療院。ヨーロッパで最古の病院施設の一つで、1978年までは病院として機能していたのだそうです。

  • 運河の方から『聖ヨハネ施療院』を見たところです。1958年に、病院の遺物や美術品を追加で展示するため聖ヨハネ施療院の一角に美術館がオープン。現在この施設は『メムリンク美術館』となっているとのことでした。<br /><br />病院の旧礼拝堂には15世紀フランドルの画家として活動したハンス・メムリンクによる6つの作品が展示されていて、その1つが彼の代表作とされるベルギー七大秘宝の一つ「聖ウルスラの聖遺物箱」だということでした。

    運河の方から『聖ヨハネ施療院』を見たところです。1958年に、病院の遺物や美術品を追加で展示するため聖ヨハネ施療院の一角に美術館がオープン。現在この施設は『メムリンク美術館』となっているとのことでした。

    病院の旧礼拝堂には15世紀フランドルの画家として活動したハンス・メムリンクによる6つの作品が展示されていて、その1つが彼の代表作とされるベルギー七大秘宝の一つ「聖ウルスラの聖遺物箱」だということでした。

  • 施設の中庭から聖母教会の塔が見えていました。そして修道士でしょうか、二人が肩を寄せ合って泣いているような像が・・・。

    施設の中庭から聖母教会の塔が見えていました。そして修道士でしょうか、二人が肩を寄せ合って泣いているような像が・・・。

  • メムリンク美術館にもMusea Bruggeカードを提示し入館しました。<br />昔の病院の施設を使った展示室です。アーチ状の壁や石造りの円柱がその名残りを留めています。

    メムリンク美術館にもMusea Bruggeカードを提示し入館しました。
    昔の病院の施設を使った展示室です。アーチ状の壁や石造りの円柱がその名残りを留めています。

  • この絵は昔の施療院の様子が描かれたものですね。

    この絵は昔の施療院の様子が描かれたものですね。

  • さて、これが初期ネーデルランド絵画の画家ハンス・メムリンクの最高傑作の「聖ウルスラの聖遺物箱」でした。ベルギー7大秘宝の一つとされている必見の作品です。<br /><br />このまばゆく金色に光り輝く聖遺物箱には聖女ウルスラの巡礼の様子が描かれていました。ウルスラは4世紀または5世紀のブリタニア王の娘で才色兼備でした。多くの求婚者のうち異教徒の王子にキリスト教に改宗することや1万1000人の侍女を従えて3年間ローマに巡礼に行くことを認めることを条件に出すと・・・<br /><br />王子はこれを承諾。侍女たちを伴ってローマに赴き、帰途ケルンでフン族の首長からの求婚があり、それを断ったために侍女らは殺され、ウルスラも胸に3本の矢を受けて殉教。後に1万1000の天使が現れフン族を追い払ったという伝説なのだそうです。←あらすじでは何のことかよくわかりませんね~

    さて、これが初期ネーデルランド絵画の画家ハンス・メムリンクの最高傑作の「聖ウルスラの聖遺物箱」でした。ベルギー7大秘宝の一つとされている必見の作品です。

    このまばゆく金色に光り輝く聖遺物箱には聖女ウルスラの巡礼の様子が描かれていました。ウルスラは4世紀または5世紀のブリタニア王の娘で才色兼備でした。多くの求婚者のうち異教徒の王子にキリスト教に改宗することや1万1000人の侍女を従えて3年間ローマに巡礼に行くことを認めることを条件に出すと・・・

    王子はこれを承諾。侍女たちを伴ってローマに赴き、帰途ケルンでフン族の首長からの求婚があり、それを断ったために侍女らは殺され、ウルスラも胸に3本の矢を受けて殉教。後に1万1000の天使が現れフン族を追い払ったという伝説なのだそうです。←あらすじでは何のことかよくわかりませんね~

  • ガラスケースに入っていてライトの映り込みがあって不鮮明ですが、<br />(右)聖ウルスラと聖女たち<br />(左上)ケルン、バーゼル、ローマ各地での到着<br />(左下)バーゼルでの帰り、11000の処女の殉教、聖ウルスラの殉教<br />を表しているそうです。傑作とされているだけあって、大変細かく描き込まれ、色合いもとても綺麗でした。<br /> *スマホで撮影

    ガラスケースに入っていてライトの映り込みがあって不鮮明ですが、
    (右)聖ウルスラと聖女たち
    (左上)ケルン、バーゼル、ローマ各地での到着
    (左下)バーゼルでの帰り、11000の処女の殉教、聖ウルスラの殉教
    を表しているそうです。傑作とされているだけあって、大変細かく描き込まれ、色合いもとても綺麗でした。
     *スマホで撮影

  • これもメムリンク必見の作品「聖カトリーヌの神秘な結婚」三連祭壇画でした。<br />聖母の左手前にいるのが聖カタリナで、聖母に抱かれた幼子イエスから指輪を受けるシーンが描かれているそうです。<br /><br />まだ他に素晴らしい作品が多くあり、時間をかけたかったのですが、足早に見て回ることに・・・。

    これもメムリンク必見の作品「聖カトリーヌの神秘な結婚」三連祭壇画でした。
    聖母の左手前にいるのが聖カタリナで、聖母に抱かれた幼子イエスから指輪を受けるシーンが描かれているそうです。

    まだ他に素晴らしい作品が多くあり、時間をかけたかったのですが、足早に見て回ることに・・・。

  • 次に向かったのは、ベギナージュともいわれる『ベギン会修道院』でした。<br />途中に、このような馬車のオブジェや・・・

    次に向かったのは、ベギナージュともいわれる『ベギン会修道院』でした。
    途中に、このような馬車のオブジェや・・・

  • お花が綺麗なレストランや・・・

    お花が綺麗なレストランや・・・

  • 有名なショップの前を通りながら歩いていきました。

    有名なショップの前を通りながら歩いていきました。

  • ベギン会修道院の近くにある、『馬の水飲み場』あたりまでやって来ました。ベギン会院はもうすぐのはず!

    ベギン会修道院の近くにある、『馬の水飲み場』あたりまでやって来ました。ベギン会院はもうすぐのはず!

  • このレストランの屋根の出窓を見ると・・・<br />例の有名なサングラス姿のシスターがいました!

    このレストランの屋根の出窓を見ると・・・
    例の有名なサングラス姿のシスターがいました!

  • 「べギン会修道院」(ベギナージュ)にやってきました。<br /><br />このブルージュのベギン会修道院は、1245年にフランドル伯爵夫人のマルガレーテの意志のもと設立されたそうです。

    「べギン会修道院」(ベギナージュ)にやってきました。

    このブルージュのベギン会修道院は、1245年にフランドル伯爵夫人のマルガレーテの意志のもと設立されたそうです。

  • 運河を隔てた向こう側にあるのですが、橋から運河を見ると、中州のようになところを中心に白鳥やカモが群れ遊んでいて・・・とてものどかな風景でした♪

    運河を隔てた向こう側にあるのですが、橋から運河を見ると、中州のようになところを中心に白鳥やカモが群れ遊んでいて・・・とてものどかな風景でした♪

  • 「ベギン会」は従来の修道院とは異なったシステムのフランドル地方独特の組織で、十字軍の遠征で夫や息子たちが出征してしまった後、残された婦人たちが集まって自立するために共同生活をする場として創立されたのが始まりなんだそうです。

    「ベギン会」は従来の修道院とは異なったシステムのフランドル地方独特の組織で、十字軍の遠征で夫や息子たちが出征してしまった後、残された婦人たちが集まって自立するために共同生活をする場として創立されたのが始まりなんだそうです。

  • 賑やかな街角から敷地内に入ると、高い木立に囲まれた自然豊かな別世界が広がっていました。春、ここに黄色のスイセンがいっぱい咲いている写真を見たことがありました。<br />現在はベギン会修道女ではなく、ベネディクト派の修道女たちが暮らしているそうです。<br />

    賑やかな街角から敷地内に入ると、高い木立に囲まれた自然豊かな別世界が広がっていました。春、ここに黄色のスイセンがいっぱい咲いている写真を見たことがありました。
    現在はベギン会修道女ではなく、ベネディクト派の修道女たちが暮らしているそうです。

  • ベギン会修道院の博物館 (Begijnhuisje)に入ってみることに・・・。ここでは、修道女たちがどのように暮らしていたか知ることが出来るのだとか。

    ベギン会修道院の博物館 (Begijnhuisje)に入ってみることに・・・。ここでは、修道女たちがどのように暮らしていたか知ることが出来るのだとか。

  • 建物内部は、15世紀の雰囲気を留めていて、玄関ホール、フランドル風台所、サロン、寝室、食堂を見学することができます。<br /><br />右上の写真にある台所では、壁のくぼみに聖書の場面を表した絵入りタイルがあったり、その下のサロンには、暖房器の上に「悲しみの聖母」Bloemaart作があったり、左のガラスケースの中に黒と白の見事なレース作品などが飾られています。そのほか古い糸巻き車・洗濯ものプレス機・手提げ式暖房器など昔ながらの生活用具が展示されていました。

    建物内部は、15世紀の雰囲気を留めていて、玄関ホール、フランドル風台所、サロン、寝室、食堂を見学することができます。

    右上の写真にある台所では、壁のくぼみに聖書の場面を表した絵入りタイルがあったり、その下のサロンには、暖房器の上に「悲しみの聖母」Bloemaart作があったり、左のガラスケースの中に黒と白の見事なレース作品などが飾られています。そのほか古い糸巻き車・洗濯ものプレス機・手提げ式暖房器など昔ながらの生活用具が展示されていました。

  • 薬草を中心に植物が植えられていた中庭です。

    薬草を中心に植物が植えられていた中庭です。

  • 井戸の上には可愛い鉢植えの花が・・・。

    井戸の上には可愛い鉢植えの花が・・・。

  • 修道院には現在、聖ベネディクト派の尼僧と未婚を通すことを決めたブルージュの女性が住んでいるそうで、外界と隔絶されたような雰囲気が感じられました。

    修道院には現在、聖ベネディクト派の尼僧と未婚を通すことを決めたブルージュの女性が住んでいるそうで、外界と隔絶されたような雰囲気が感じられました。

  • ベギン会の守護聖女エリザベスに捧げられた教会内部の様子です。

    ベギン会の守護聖女エリザベスに捧げられた教会内部の様子です。

  • 3廊式になっていて、両側にこのような祭壇画ありました。

    3廊式になっていて、両側にこのような祭壇画ありました。

  • 聖母子像も飾られていました。

    聖母子像も飾られていました。

  • 教会をあとにし、中心部に戻ろうと歩いていると、レンガ造りのシンプルな家があり、窓の部分が目に入りました。格子窓にカーテンが可愛くかけられ、窓辺にお花が飾られているだけなのですが、心惹かれる景色でした。

    教会をあとにし、中心部に戻ろうと歩いていると、レンガ造りのシンプルな家があり、窓の部分が目に入りました。格子窓にカーテンが可愛くかけられ、窓辺にお花が飾られているだけなのですが、心惹かれる景色でした。

  • これも宗教施設なのかもしれません。。。

    これも宗教施設なのかもしれません。。。

  • 敷地を出ると、また愛の湖公園(ミンネワーテル公園)に出ました。

    敷地を出ると、また愛の湖公園(ミンネワーテル公園)に出ました。

  • 青々とした柳の緑に目が癒されます(*^^*)

    青々とした柳の緑に目が癒されます(*^^*)

  • ここは、中世ヨーロッパの商業中心だった頃、ブルージュの内港だったところなんだそうです。当時は毎日150隻の荷船が出入りしていたのだとか・・。だんだん砂が堆積して、港として使えなくなると、水門で仕切り湖としたのだそうです。<br /><br />

    ここは、中世ヨーロッパの商業中心だった頃、ブルージュの内港だったところなんだそうです。当時は毎日150隻の荷船が出入りしていたのだとか・・。だんだん砂が堆積して、港として使えなくなると、水門で仕切り湖としたのだそうです。

  • ベギン会修道院へ入る門の前にある橋の下を、運河巡りのボートが通るところでした。<br /><br />

    ベギン会修道院へ入る門の前にある橋の下を、運河巡りのボートが通るところでした。

  • どうしてもショコラ専門店に目が留まってしまいます~。

    どうしてもショコラ専門店に目が留まってしまいます~。

  • この通りにもいろんなお店がありました。

    この通りにもいろんなお店がありました。

  • 少し先に行くと、お花が可愛いショコラ専門店がありました♪<br />このお店は地元の人にも人気があるショコラティエだそうで、チョコがとっても美味しいそうです。(美味しくて、のたうちまわるという感想も... 笑) しかも500gが14ユーロで買えるとのこと。帰ってから知りました°°・(&gt;_&lt;)・°°

    少し先に行くと、お花が可愛いショコラ専門店がありました♪
    このお店は地元の人にも人気があるショコラティエだそうで、チョコがとっても美味しいそうです。(美味しくて、のたうちまわるという感想も... 笑) しかも500gが14ユーロで買えるとのこと。帰ってから知りました°°・(>_<)・°°

  • このお店も・・・

    このお店も・・・

  • このお店もリーズナブルなチョコが売っているようでした。ベルギーはチョコ好きには天国もしくはパラダイスのようなところです♪♪

    このお店もリーズナブルなチョコが売っているようでした。ベルギーはチョコ好きには天国もしくはパラダイスのようなところです♪♪

  • そして、外観はそれほどでもないこのお店は、行きたいと思っていたティールーム『ドゥ・プローヴリー』でした。ガイドブックに&quot;地元のマダム御用達&quot;と書かれていて、ホットチョコレートがとても美味しそうだったんです。<br />ちょうど休みたかったので、お茶休憩をすることに・・・。

    そして、外観はそれほどでもないこのお店は、行きたいと思っていたティールーム『ドゥ・プローヴリー』でした。ガイドブックに"地元のマダム御用達"と書かれていて、ホットチョコレートがとても美味しそうだったんです。
    ちょうど休みたかったので、お茶休憩をすることに・・・。

  • 店内に入ると、地元の人らしきお客さんで満席状態でした。少し待つとタイミングよく一つテーブルが空き、案内してもらえました。<br /><br />ケーキの入ったショーケースは、どれも美味しそうなものばかり♪ ケーキを頼もうかとも思いましたが、ベルギーといえばワッフルですよね。それでストロベリーのトッピングのワッフルとショコラ・ショー(ホットチョコレート)をお願いしました。

    店内に入ると、地元の人らしきお客さんで満席状態でした。少し待つとタイミングよく一つテーブルが空き、案内してもらえました。

    ケーキの入ったショーケースは、どれも美味しそうなものばかり♪ ケーキを頼もうかとも思いましたが、ベルギーといえばワッフルですよね。それでストロベリーのトッピングのワッフルとショコラ・ショー(ホットチョコレート)をお願いしました。

  • まず運ばれてきたのが、ショコラ・ショー(ホットチョコレート)。木製スプーンとチョコレートがドッキングしたものをホットミルクに入れて溶かします。そしてさらに甘さ控えめのホイップクリームを載せるというわけです♪

    まず運ばれてきたのが、ショコラ・ショー(ホットチョコレート)。木製スプーンとチョコレートがドッキングしたものをホットミルクに入れて溶かします。そしてさらに甘さ控えめのホイップクリームを載せるというわけです♪

  • ブリュッセル風のワッフル&ストロベリーが運ばれてきました(#^.^#) 写真をまず撮るために別添えのストロベリーとホイップクリームをワッフルにのっけて、パチリ!<br /><br />ベルギーワッフルは、ご存知だと思いますが「リエージュワッフル」と「ブリュッセルワッフル」の2種類あります。リエージュ風は、もっちりとした食感で甘いのが特徴で、ブリュッセル風は、サクッとした食感で甘さ控えめ。好みのトッピングをのせていただきます。<br /><br />これはブリュッセル風で、トッピングも何種類か選べるようになっていました。粉砂糖がかけられたサクッとしたワッフルに濃厚ホイップクリーム(これがとっても美味しい!!)とストロベリーをのせて食べると・・・ほほほっと声が出るくらい美味しかったです。もうやみつきです!<br /><br />普通なら、飲み物は紅茶やブラックコーヒーが合いそうですが、今回は名物のショコラショーで!甘党の私は大満足でした。

    ブリュッセル風のワッフル&ストロベリーが運ばれてきました(#^.^#) 写真をまず撮るために別添えのストロベリーとホイップクリームをワッフルにのっけて、パチリ!

    ベルギーワッフルは、ご存知だと思いますが「リエージュワッフル」と「ブリュッセルワッフル」の2種類あります。リエージュ風は、もっちりとした食感で甘いのが特徴で、ブリュッセル風は、サクッとした食感で甘さ控えめ。好みのトッピングをのせていただきます。

    これはブリュッセル風で、トッピングも何種類か選べるようになっていました。粉砂糖がかけられたサクッとしたワッフルに濃厚ホイップクリーム(これがとっても美味しい!!)とストロベリーをのせて食べると・・・ほほほっと声が出るくらい美味しかったです。もうやみつきです!

    普通なら、飲み物は紅茶やブラックコーヒーが合いそうですが、今回は名物のショコラショーで!甘党の私は大満足でした。

  • ティータイムを取り、元気復活~!また街歩き再開です。<br />少し歩いたところに運河があり、窓辺にレースをびっしりと飾った可愛らしい家がありました。

    ティータイムを取り、元気復活~!また街歩き再開です。
    少し歩いたところに運河があり、窓辺にレースをびっしりと飾った可愛らしい家がありました。

  • こちらは「Serena」という名のレースショップのようでした。調べてみると、「セレナ」というのはブルージュのレースにまつわる伝承に出てくる女性の名だということがわかりました。<br /><br />ネット情報によると、セレナはブルージュの貧しい家庭の娘でした。ある時、彼女はマリア様に祈りを捧げ、「家族に楽をさせてあげられるのだったら、私は自分の全ての喜びを諦めます」と誓いを立てたそうです。<br /><br />すると、ある日彼女が森の中で休息をとっていると、何匹もの蜘蛛がどこからかやってきて、彼女の膝の上で糸を出して互いに絡め合い始めました。やがて彼女の膝の上に素晴らしく美しい蜘蛛の巣が出来上がったんだそうです。<br /><br />彼女は蜘蛛達が糸を絡め合う様子を思い出しながら、真似てレースを編み始めました。彼女は糸を土台にピンで留めてレースを編んでいきました。彼女の恋人は糸が操りやすくなるようにと、糸を巻きつけるボビンを彼女のために作ってくれたそうです。これがボビンレースの誕生でした。*<フランス見聞録>というサイトより

    こちらは「Serena」という名のレースショップのようでした。調べてみると、「セレナ」というのはブルージュのレースにまつわる伝承に出てくる女性の名だということがわかりました。

    ネット情報によると、セレナはブルージュの貧しい家庭の娘でした。ある時、彼女はマリア様に祈りを捧げ、「家族に楽をさせてあげられるのだったら、私は自分の全ての喜びを諦めます」と誓いを立てたそうです。

    すると、ある日彼女が森の中で休息をとっていると、何匹もの蜘蛛がどこからかやってきて、彼女の膝の上で糸を出して互いに絡め合い始めました。やがて彼女の膝の上に素晴らしく美しい蜘蛛の巣が出来上がったんだそうです。

    彼女は蜘蛛達が糸を絡め合う様子を思い出しながら、真似てレースを編み始めました。彼女は糸を土台にピンで留めてレースを編んでいきました。彼女の恋人は糸が操りやすくなるようにと、糸を巻きつけるボビンを彼女のために作ってくれたそうです。これがボビンレースの誕生でした。*<フランス見聞録>というサイトより

  • 運河巡りのボートからもこのお店のレース作品が見えていました。

    運河巡りのボートからもこのお店のレース作品が見えていました。

  • ベルギーでレースがお土産で売られているのは・・・<br />もともとベルギーを流れるスヘルデ川流域にレースの材料となる亜麻草が豊富にあったことと、そして神聖ローマ皇帝カール5世が、フランダース地方の全ての修道院やベギン会の女性が身につけるべき技術として、レース作りを奨励したそうで、この時期にボビンレースの技法が確立。当時は襟や袖口をレースで飾るのが流行し、宮廷文化とともに発展し、重要な輸出品としてベルギーの経済に貢献したのだそうです。<br />そして、今でもその技術が伝承され、ベルギーの名産品となっているのだとか。

    ベルギーでレースがお土産で売られているのは・・・
    もともとベルギーを流れるスヘルデ川流域にレースの材料となる亜麻草が豊富にあったことと、そして神聖ローマ皇帝カール5世が、フランダース地方の全ての修道院やベギン会の女性が身につけるべき技術として、レース作りを奨励したそうで、この時期にボビンレースの技法が確立。当時は襟や袖口をレースで飾るのが流行し、宮廷文化とともに発展し、重要な輸出品としてベルギーの経済に貢献したのだそうです。
    そして、今でもその技術が伝承され、ベルギーの名産品となっているのだとか。

  • 街の中心部まで戻って来ました。次は、ブルージュ観光のハイライト・運河巡りです。<br />市内には5ヶ所船乗り場があるそうで、私はダイフェル通り(Dijver)から船の発着場に向かいました。

    街の中心部まで戻って来ました。次は、ブルージュ観光のハイライト・運河巡りです。
    市内には5ヶ所船乗り場があるそうで、私はダイフェル通り(Dijver)から船の発着場に向かいました。

  • ここ「聖ネポムクの橋」手前にも運河巡りの乗船場がありました。

    ここ「聖ネポムクの橋」手前にも運河巡りの乗船場がありました。

  • バラが咲いていていい感じ♪

    バラが咲いていていい感じ♪

  • やって来たのは、ブルージュで一番のビュースポットだとされているローゼンフートカイの乗船場でした。ここからの眺望は旅行前にも何度も目にしていて、とても素敵だと思っていました。 やっぱり良い眺めです~~(^^)♪

    やって来たのは、ブルージュで一番のビュースポットだとされているローゼンフートカイの乗船場でした。ここからの眺望は旅行前にも何度も目にしていて、とても素敵だと思っていました。 やっぱり良い眺めです~~(^^)♪

  • ここから船に乗り込みました。確か10ユーロだったと思います。

    ここから船に乗り込みました。確か10ユーロだったと思います。

  • 紫系のパンジーが咲いていて、パンジーと一緒に景色を撮影!

    紫系のパンジーが咲いていて、パンジーと一緒に景色を撮影!

  • 船に乗り込むと、前に可愛い女の子が座っていて、うしろを何度も振り向いていたので、1枚撮影させてもらいました。「モデルになってくれてありがとう~」

    船に乗り込むと、前に可愛い女の子が座っていて、うしろを何度も振り向いていたので、1枚撮影させてもらいました。「モデルになってくれてありがとう~」

  • さあ、出発です。運転手兼ガイドさんがオランダ語と英語で見どころを説明をしてくれました。

    さあ、出発です。運転手兼ガイドさんがオランダ語と英語で見どころを説明をしてくれました。

  • ブルージュはフランドル地方の&quot;水の都&quot;と言われ、運河に囲まれたブルージュの町は縦横に運河が流れ、50以上の橋が架かっているそうです。

    ブルージュはフランドル地方の"水の都"と言われ、運河に囲まれたブルージュの町は縦横に運河が流れ、50以上の橋が架かっているそうです。

  • この家の増築した緑の部分にダンスをする絵が描かれていました。

    この家の増築した緑の部分にダンスをする絵が描かれていました。

  • このあたりには可愛らしい家々が並んでいました。

    このあたりには可愛らしい家々が並んでいました。

  • 階段状の破風の家々

    階段状の破風の家々

  • 奥に見えるのが商工会議所の塔なんだそうです。

    奥に見えるのが商工会議所の塔なんだそうです。

  • 正面に商工会議所の塔が大きく見えて来ました。それを見るように立つのは初期フランドル派画家で「神秘の子羊」を描いたヤン・ファン・エイクの銅像。ここでUターンします。<br />

    正面に商工会議所の塔が大きく見えて来ました。それを見るように立つのは初期フランドル派画家で「神秘の子羊」を描いたヤン・ファン・エイクの銅像。ここでUターンします。

  • このお城のような建物は、市庁舎隣の市公文書館(旧裁判所)の裏手だと思います。

    このお城のような建物は、市庁舎隣の市公文書館(旧裁判所)の裏手だと思います。

  • このあたりも素敵な木造の建物が並んでいます~♪

    このあたりも素敵な木造の建物が並んでいます~♪

  • 「聖ネポムクの橋」の下にあった乗船場が見えてきました。

    「聖ネポムクの橋」の下にあった乗船場が見えてきました。

  • そのすぐ先、ホテル ド オランジェリーの前あたり。お花が綺麗でした☆

    そのすぐ先、ホテル ド オランジェリーの前あたり。お花が綺麗でした☆

  • これはビール醸造、ブルゴーニュデフランドル経営のレストランのテラスのようです。運河の景色を眺めながらのビールやお食事は美味しいでしょうね~

    これはビール醸造、ブルゴーニュデフランドル経営のレストランのテラスのようです。運河の景色を眺めながらのビールやお食事は美味しいでしょうね~

  • 聖母教会の塔が見えてきました!みんなカメラを取り出し撮影です!

    聖母教会の塔が見えてきました!みんなカメラを取り出し撮影です!

  • これは聖母教会裏手の『ボニファシウスの橋』の手前です。先ほどは岸からボートを撮影しましたが、ボートからの景色はこのように見えるのですね~ 右には中世の趣を残した家がありました。

    これは聖母教会裏手の『ボニファシウスの橋』の手前です。先ほどは岸からボートを撮影しましたが、ボートからの景色はこのように見えるのですね~ 右には中世の趣を残した家がありました。

  • 面白い子供たちの像があったり、レースのお店の近くを通ったり、あっという間のクルーズ旅でした。

    面白い子供たちの像があったり、レースのお店の近くを通ったり、あっという間のクルーズ旅でした。

  • そして乗船した場所に戻ってきました。この頃になるとお天気も良くなり、景色が明るく感じました。<br /><br />運河を見ると、マルクト広場に立つ鐘楼も見え、このローゼンフートカーイの風景はやはり最高でした!!

    イチオシ

    そして乗船した場所に戻ってきました。この頃になるとお天気も良くなり、景色が明るく感じました。

    運河を見ると、マルクト広場に立つ鐘楼も見え、このローゼンフートカーイの風景はやはり最高でした!!

  • 縦構図でも!

    縦構図でも!

  • 運河に架かる「ネポムク橋」に立つ聖ヨハネ(聖ヤン・ネポムツキー)の像

    運河に架かる「ネポムク橋」に立つ聖ヨハネ(聖ヤン・ネポムツキー)の像

  • 運河巡りのあとは、マルクト広場に立つ鐘楼に上る予定で、ウォレ通り(Wollestraat)を歩いていると、鐘楼が見えてきました。

    運河巡りのあとは、マルクト広場に立つ鐘楼に上る予定で、ウォレ通り(Wollestraat)を歩いていると、鐘楼が見えてきました。

  • 途中、TIN TINが飾られた通りがあり、行ってみたい気がしましたが、グッと我慢!

    途中、TIN TINが飾られた通りがあり、行ってみたい気がしましたが、グッと我慢!

  • マルクト広場に戻ってきました。広場の中央には「自由ブルージュ」の旗を支え持っている2人の銅像が立っています。1302年の「黄金の拍車戦争」の指導者ヤン・ブレーデルとピーター・ド・コニングです。<br /><br />当時フランドルを統治下に置いていたフランスに対して、富を蓄えたブルージュ市民が蜂起してフランス軍を打ち破った戦争です。フランス軍の騎士が付けていた黄金の拍車を奪って教会に飾ったことから、「黄金の拍車戦争」と呼ばれているのだとか。

    マルクト広場に戻ってきました。広場の中央には「自由ブルージュ」の旗を支え持っている2人の銅像が立っています。1302年の「黄金の拍車戦争」の指導者ヤン・ブレーデルとピーター・ド・コニングです。

    当時フランドルを統治下に置いていたフランスに対して、富を蓄えたブルージュ市民が蜂起してフランス軍を打ち破った戦争です。フランス軍の騎士が付けていた黄金の拍車を奪って教会に飾ったことから、「黄金の拍車戦争」と呼ばれているのだとか。

  • マルクト広場にそびえ立つ鐘楼は高さ83mを誇るブルージュのランドマーク。13~15世紀に建造されたもので、ベルギーで最も美しい鐘楼と言われます。アントワープのノートルダム大聖堂の塔ができるまではフランドルでは一番高かったそうです。<br />15分ごとに違う曲のカリオンが美しい調べを奏でていました。

    マルクト広場にそびえ立つ鐘楼は高さ83mを誇るブルージュのランドマーク。13~15世紀に建造されたもので、ベルギーで最も美しい鐘楼と言われます。アントワープのノートルダム大聖堂の塔ができるまではフランドルでは一番高かったそうです。
    15分ごとに違う曲のカリオンが美しい調べを奏でていました。

  • 鐘楼の上までは366段のらせん階段で上ります。町に上れる塔や鐘楼があれば、しんどくても上らずにはいられません!(笑)<br />展望台には網が設置されていて、以前のようにパノラマの景色を自由に撮影できなくなっていました。

    鐘楼の上までは366段のらせん階段で上ります。町に上れる塔や鐘楼があれば、しんどくても上らずにはいられません!(笑)
    展望台には網が設置されていて、以前のようにパノラマの景色を自由に撮影できなくなっていました。

  • 途中のテラスからはマルクト広場が見下ろせました。広場に黒っぽいものがありますが、これは翌々日(5月30日)に『聖血の行列』が行われる予定で、町を練り歩いたあとここで式典があるらしく、グランドスタンドが準備されていたんです。

    途中のテラスからはマルクト広場が見下ろせました。広場に黒っぽいものがありますが、これは翌々日(5月30日)に『聖血の行列』が行われる予定で、町を練り歩いたあとここで式典があるらしく、グランドスタンドが準備されていたんです。

  • これは『聖血の行列』の様子です。写真は特設HPからお借りしました。

    これは『聖血の行列』の様子です。写真は特設HPからお借りしました。

  • マルクト広場に並ぶギルドハウス☆ 中世の人はほとんどの人が文字が読めなかったので、それぞれの家に飾りがつけられ、それで建物を区別したそうです。

    マルクト広場に並ぶギルドハウス☆ 中世の人はほとんどの人が文字が読めなかったので、それぞれの家に飾りがつけられ、それで建物を区別したそうです。

  • これは展望台から撮影したものです。<br />この教会の建物は、『救世主大聖堂』。後方にはフランドル平原が広がっていました。

    これは展望台から撮影したものです。
    この教会の建物は、『救世主大聖堂』。後方にはフランドル平原が広がっていました。

  • 正面にある尖塔は『聖母教会』のものです。

    正面にある尖塔は『聖母教会』のものです。

  • 白っぽい建物が並ぶ広場はブルグ広場で、広場の右側面に並んでいるのが「市庁舎」と「旧古文書館」。正面に見えているのが、「旧自由ブルージュ館」です。

    白っぽい建物が並ぶ広場はブルグ広場で、広場の右側面に並んでいるのが「市庁舎」と「旧古文書館」。正面に見えているのが、「旧自由ブルージュ館」です。

  • これは、『ローゼンフートカイ』あたりの風景です。あそこから眺めた景色はブルージュで最も美しいとされるビュースポットで、その景色の中にあった鐘楼ですが、これがその鐘楼の上から見た景色です。←ややこしい説明ですね(笑)<br /><br />展望台からの景色を楽しんだあと、一度ホテルに戻り、夕食を食べに出かけました。夜には夜景を見に出かけたり、次の朝、早朝のブルージュの街歩きも少しばかりしました。<br />長くなるので、後篇としてまとめたいと思います。続く・・・。

    これは、『ローゼンフートカイ』あたりの風景です。あそこから眺めた景色はブルージュで最も美しいとされるビュースポットで、その景色の中にあった鐘楼ですが、これがその鐘楼の上から見た景色です。←ややこしい説明ですね(笑)

    展望台からの景色を楽しんだあと、一度ホテルに戻り、夕食を食べに出かけました。夜には夜景を見に出かけたり、次の朝、早朝のブルージュの街歩きも少しばかりしました。
    長くなるので、後篇としてまとめたいと思います。続く・・・。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • るなさん 2019/08/18 09:23:21
    美しきブルージュ
    akikoさん、こんにちは♪
    いやぁ毎日この酷暑、どうにかならんですかね?(-"-)
    ぐったりですよ。でも、ブルージュの美しい水辺を見たらちょっと涼やかになりました(笑)

    市庁舎には入っていませんが、ゴシックの間ってすごい~こんな場所が公共の場だなんてホントにヨーロッパって美に溢れていますよね。
    お隣の聖血礼拝堂には時間ギリで入った記憶があります。
    教会群はもはや美術館ですよね。

    べギン会修道院は世俗とは切り離されたかのような空間が広がりますよね。って実際そうなんでしょう。
    白鳥が優雅に羽を休め、その名のごとく愛の湖そのもの!!ロマンティックです(笑)

    ショコラティエの誘惑がそこかしこ( *´艸`)たまりませんなぁ♪

    ボートからの街並みは目線が変わってまたいいものですね。
    私はとにかく真冬だったのでこういったアトラクションは出来ませんでしたから。
    春とは言え皆さんの服装はまだまだ冬仕度っぽいですね。やっぱり5月はまだ寒かったですか?

    ブルージュに風車があるとは知りませんでした~ホント、オランダみたい(笑)

    ブルージュと言えば「ローゼンフートカーイ」の風景♪何度見てもいつの時間も素敵です☆やっぱり水辺の街っていいわぁ(*^^)v
    夕暮れもいいけれど早朝のマジックアワーも人気がなく静寂が流れていて素晴らしい!文句なしの美観が広がっているヨーロッパは、飽きたとか贅沢なこと言ってる場合じゃない(苦笑)まだまだ見ぬ美しさを求めて私もまたフランドルに出直したくなりました!!

    ところで、ギルドハウスのギザギザを縁取るイルミはされていませんでしたか?やっぱり冬だけなのかなぁ?

    るな

    akiko

    akikoさん からの返信 2019/08/18 21:22:12
    RE: 美しきブルージュ
    るなさん、こんばんは〜^ ^

    まったく、この暑さは我慢なりません!! ε=(>ε<) いつまで続くのでしょうね? るなさんはお仕事も忙しそうで、暑さで体調崩さないようにしてくださいね。

    さてブルージュなのですが、ずいぶん前にるなさんのブルージュ編を見せてもらいましたが、先ほどもう一度見せてもらうと、季節が変わり、写真を撮る人が変わると、こんなにも街の印象が違うものだとビックリ!るなさんの行かれた冬のブルージュはしっとりロマンチックで、詩情溢れる素敵な街という感じ。本当に綺麗でした〜(*^^*)

    > べギン会修道院は世俗とは切り離されたかのような空間が広がりますよね。って実際そうなんでしょう。
    > 白鳥が優雅に羽を休め、その名のごとく愛の湖そのもの!!ロマンティックです(笑)

    ベギン会修道院の中は、るなさんの言われるように、外界と隔絶された別世界のような印象を受けました。今でも生活されてる修道女の方もおられるようで、観光で見てまわるのが申し訳ない気がしました。愛の湖は、白鳥たちが中世の落ち着いた街並みの背景とマッチして、ロマンチックな風景になっていますね〜

    > ショコラティエの誘惑がそこかしこ( *´艸`)たまりませんなぁ♪

    ホントたまりませんねぇ☆(≧∀≦)☆ 聖母教会へ行く道の途中は何軒も魅力的なお店があって、前を通るたびに引き込まれそうになりました(笑)

    > ボートからの街並みは目線が変わってまたいいものですね。

    ゲントでもボートに乗りましたが、ブルージュの方が運河が狭いせいか、運河クルーズは楽しめたような...。次回があれあれば、ぜひ乗ってみてね。

    > 春とは言え皆さんの服装はまだまだ冬仕度っぽいですね。やっぱり5月はまだ寒かったですか?

    5月といってもほとんど6月だったのですが、シャツブラウスに薄手のカーディガンを羽織る感じで大丈夫でした。帰ってからヨーロッパに猛暑がやってきたみたいでした。

    > ブルージュに風車があるとは知りませんでした〜ホント、オランダみたい(笑)

    そうでしょう。風車で粉を挽いていたんですって。

    > ブルージュと言えば「ローゼンフートカーイ」の風景♪何度見てもいつの時間も素敵です☆やっぱり水辺の街っていいわぁ(*^^)v

    そうなんです(#^.^#) ブルージュはどこも絵になる風景だけど、ここはやっぱり一番のビュースポットですよね。何枚写真を撮ったことか。。。

    > 夕暮れもいいけれど早朝のマジックアワーも人気がなく静寂が流れていて素晴らしい!文句なしの美観が広がっているヨーロッパは、飽きたとか贅沢なこと言ってる場合じゃない(苦笑)まだまだ見ぬ美しさを求めて私もまたフランドルに出直したくなりました!!

    ぜひ!でもやっぱり、世界にはまだまだ素敵な場所がありそうで、るなさんには先陣きって行ってもらって紹介してもらいたいような気もします(^_-)-☆

    > ところで、ギルドハウスのギザギザを縁取るイルミはされていませんでしたか?やっぱり冬だけなのかなぁ?

    冬だけなんでしょうね。私の見た限り全体を照らすライトアップだけでした。冬はそんな楽しみがあるんですね!クリスマスマーケット見てみたくなりました♪

    akiko
  • milkさん 2019/08/15 23:26:04
    表紙写真がほぼ一緒です♪
    akikoさん、こんばんは☆

    表紙写真、私の2015年の旅行記とほぼ一緒です~(^o^)
    なんだか嬉しい☆
    akikoさんの表紙写真にしっかりと写っている、右側の白い建物に泊まりました。

    ブルージュも素敵な街並みですよね。
    近年で2回行っているのですが、市庁舎やメムリンク美術館には行っていなかったです...。
    でも、私もドゥ・プローヴリーでホットチョコレート飲みました♪
    私、チョコレート大好きなので、ブルージュは天国!
    いろんなお店で少しずつ買って食べてみましたよ(^_-)

    ボビンレースの始まり、なんだか心温まるお話でしたね。
    「とても繊細で綺麗だな~」とは思っていましたが、こんな素敵なお話を知ってしまったらもっと素敵に見えてきました。

    akikoさんのお写真、緑がとてもやわらかい色合いで素敵ですね。
    同じ風景なのに、違った場所に感じてしまいます。

    milk

    akiko

    akikoさん からの返信 2019/08/16 22:36:44
    RE: 表紙写真がほぼ一緒です♪
    milkさん、こんばんは^ ^

    引き続きありがとうございます♪

    > 表紙写真、私の2015年の旅行記とほぼ一緒です?(^o^)

    ホントです!!今2015年の旅行記見せてもらったんですが、ゲント同様、半分くらい写真が一緒ですね!今回も一緒に旅しているみたいな不思議な気分になりました。聖血礼拝堂も私より写真も多く、詳しく説明されていて、そうだったと忘れかけていたことも蘇ってきました(#^.^#) 鐘楼の展望台からの景色も同じでした!

    > akikoさんの表紙写真にしっかりと写っている、右側の白い建物に泊まりました。

    最高のロケーションの素敵なホテルにお泊まりだったんですね!いいなぁ〜〜 milkさんの旅行記を見て、魚市場近くの、運河クルーズ乗船場の上にある建物が、ホテルのレストランにもなっていることがわかりました。ショコラ専門店も入っているみたいですね〜

    > ブルージュも素敵な街並みですよね。

    とっても素敵でした!今回旅したなかでも、とても印象に残った街の一つになりました。

    > 近年で2回行っているのですが、市庁舎やメムリンク美術館には行っていなかったです...。

    市庁舎の2階は見応えありました。メムリンクも歴史ある元病院の建物のなかにあることがわかる美術館で、展示作品も素晴らしいものばかりでした。3回めがもしあれば、行ってみてね!

    > でも、私もドゥ・プローヴリーでホットチョコレート飲みました♪

    そうそう、milkさんも行かれてましたね♪♪ milkさんの時は、ホットチョコレートのチョコは溶かしたものだったようですね。私の時はスティックにチョコがくっついたものをホットミルクに溶かし込むようになっていました。いずれにしても、雰囲気が良いティールームで、ホットチョコレートも美味しかったですね☆彡

    > 私、チョコレート大好きなので、ブルージュは天国!
    > いろんなお店で少しずつ買って食べてみましたよ(^_-)

    ふふふ、私もチョコレートショップばかり目に入ってしまいました。結局、ブルージュでは買わなかったんですが、あとで調べてみると、とってもリーズナブルで、ここでも買っておけばよかったなんて思いました。

    > ボビンレースの始まり、なんだか心温まるお話でしたね。
    > 「とても繊細で綺麗だな〜」とは思っていましたが、こんな素敵なお話を知ってしまったらもっと素敵に見えてきました。

    私もそう思いました。時間があれば、「レースセンター(Kantcenrum)」も訪ねてみたかったです。

    > akikoさんのお写真、緑がとてもやわらかい色合いで素敵ですね。
    > 同じ風景なのに、違った場所に感じてしまいます。

    少し暗めだったので、明るく補正したせいかもしれないですね(^_-)-☆
    夜のブルージュも楽しませてもらいました。いろんな人との出会いがあったようで、嬉しいサプライズになりましたね。

    あとブリュッセルのみとなりました。また見てもらえたらうれしいです〜〜

    akiko
  • ネコパンチさん 2019/08/15 10:17:27
    麗しのブルージュ
    akikoさん、おはようございます!

    表紙の写真の場所ですが、ローゼンフートカイって
    名前がついているんですね!
    20年近く前、撮影旅行(プロ写真家同行)で訪れた時に
    何度も撮った場所です。
    当時はフィルムカメラで、早朝撮影は三脚を使用して
    まだ暗いうちからスタンバイして撮りました。
    11月だったので、木々は黄葉してたかな?
    思い出の場所の春の景色を見られて嬉しくなりました(*^^*)

    その時にブルージュをとても気に入ったので
    10年ほど前に、今度は夫を連れていきました(笑)
    でも2度とも街歩き中心だったので
    教会などの建物内部はあまり記憶になくて…
    市庁舎2階や聖血礼拝堂には入ってないような。
    あんなに素敵な内装だったなんて
    実にもったいないことをしましたー!
    でも街歩きも魅力的なんですよねー、この街は特に♪
    ベギン修道院、愛の湖公園も懐かしいです。
    春は緑がいっぱいですね!
    2度めのブルージュは9月だったので
    3度めがあるなら春に行きたいです(#^.^#)

    鐘楼の上からの最後の写真で、ローゼンフートカイの
    後ろの並木がわさわさ繁っているのにビックリ!
    11月はほぼ落葉していましたから。
    後篇では夕景や早朝の風景をご紹介いただけるのですね♪
    そちらも楽しみにしています(^^)

    ネコパンチ

    akiko

    akikoさん からの返信 2019/08/15 21:56:05
    RE: 麗しのブルージュ
    ネコパンチさん、こんばんは♪

    ブルージュの長い旅行記を見てくださってありがとう!!

    表紙の写真の場所、ガイドブックに記載されていないからローゼンフートカイという名前が一般的ではないかも。でもあのフォトスポットの前がローゼンフートカイ通りで、ある本にもその名前が紹介されていたので、勝手に名付けてしまいました(笑)

    ネコちゃんは、2度もブルージュを訪ねられていたのね!一度めは撮影旅行だったとか。フィルム写真の時だったら、現像するまでどんな写真が撮れたかわからないので、慎重に撮影されたんでしょうね〜 その時の写真はまだ手元にありますか?あれば拝見したいわ(*^^*)

    二度めは、ご主人と一緒だったのね!ご夫婦でロマンチックなブルージュを歩かれたなんて、素敵ですね!!その時の写真も残っているのかしら?ネコちゃんにとって、ブルージュはとても思い出深き街なんですね(^_-)-☆

    ブルージュの街の魅力は、中世のままの街並みが残っていることと、聖血礼拝堂やベギン会修道院のような特別な宗教施設があったり、コンパクトで歩いて周れるエリアに見どころがいっぱいあることですね。一泊して、十分楽しめた気になってましたが、帰ってから調べると、魅力的な場所がまだまだあって・・・いつかまた行きたいなって思っています。

    ネコちゃんが三度めに行く機会があれば、春がいいかもしれないですね!写真でご覧になったかもしれないですが、ベギン会修道院の中庭にスイセンがいっぱい咲き乱れるようなんです。きっと綺麗だと思います♪ローゼンフートカイの後ろの並木もわさわさ繁っているハズですよ!(笑)

    先ほど後編がほぼ出来ました。明日にでもアップできると思うので、お時間のあるときに見てもらえたらうれしいです。

    akiko
  • ドロミティさん 2019/08/14 01:49:14
    水の都ブルージュ♪
    akikoさん、こんばんは^^

    水辺の美しい景色を求めて歩いた今回のブルージュ編も旅のテーマどおりの運河が行き交う素敵な古都ですよね。

    大昔にパリからとブリュッセルから2回訪れたことがあるけど、どちらも日帰りだったから、お決まりの運河クルーズとムール貝を食べて鐘楼に登っただけのような。
    PCも普及していない時代だったので、今のようにネット情報もなくてこんなにたくさん見所があったとはつゆ知らず惜しいことをしました。とはいえ、当時は2回も足を運ぶほどに十分満足していたのだけど^^

    akikoさんのお写真で見るホンファシウス橋付近の風景にはとても風情を感じるし、鐘楼から見下ろしたローゼンフートカイの風景には胸がときめきます!
    オレンジ色のトンガリ屋根の景色が私大好きでーす^^

    ショコラショー、チョコを溶かしていただくなんてお洒落!ベルギーワッフルも美味しそう!!
    ブルージュマダムに同化して優雅なティータイムを過ごされたのね(^_-)-☆
    後編も楽しみにしていまーす♪
                    
                          ドロミティ
                              



    akiko

    akikoさん からの返信 2019/08/14 22:09:37
    RE: 水の都ブルージュ♪
    ドロミティさん、こんばんは〜(*^^*)

    ドロミティさんは2度もブルージュを訪問されたことがあるんですね!私は昔、学生時代にブリュッセルに立ち寄ったことがあるだけで、ブルージュの存在を知ったのはずいぶんあとのことでした。なかなかベルギーを訪問する機会がなくて、この歳にして初めて訪問できました!!

    ブルージュというと、やはり水辺の美しい景色が一番のセールスポイントですよね。オランダ・ベルギーを旅することに決めた時から、ずっ〜と楽しみにしていました。

    > akikoさんのお写真で見るホンファシウス橋付近の風景にはとても風情を感じるし、鐘楼から見下ろしたローゼンフートカイの風景には胸がときめきます!

    うれしいです(#^.^#) この2つのスポットは私も特に気に入って、夜もそして朝の散歩でも訪れ、写真もどれだけ撮ったことか(^^ゞ

    > オレンジ色のトンガリ屋根の景色が私大好きでーす^^

    可愛らしい家並みですよね〜〜 ブルージュはどこも絵になる景色ばかりで、ずっとときめいていたような・・・(笑)

    > ショコラショー、チョコを溶かしていただくなんてお洒落!ベルギーワッフルも美味しそう!!
    > ブルージュマダムに同化して優雅なティータイムを過ごされたのね(^_-)-☆

    Ja ja!それともOui!かしら。←ジモティー気分で!たぶん、観光客は私だけだったと思います。地元の人に混じってティータイムをとれて、なんだかうれしいかったです♪しかもオシャレなショコラショーとワッフルを目の前にして、舞い上がりました(笑)

    近いうちに後編もアップできると思います。ぜひまたお立ち寄りくださいね♪

    akiko

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