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大好きな水辺の景色を楽しむために訪れたオランダ・ベルギー旅の拠点・アムステルダム滞在2日目、朝から国立美術館でフェルメールやレンブラントの絵を楽しんだあと、歴史博物館でアムステルダムの展示を見たあと、ダム広場へ移動。その後、西教会の方に移動しました。<br /><br />西教会に行ったのは、塔(鐘楼)からアムステルダムの街を眺めることができるからでした。アムステルダムは運河が数多く流れていて、街の様子だけでなく運河がどう流れているかも見てみたいと思いました。<br /><br />塔に上ったあと、再びダム広場からダムラック通りを通り、中央駅方面、そして南下し涙の塔、計量所、そして屋根裏部屋の教会へと向かいました。

水辺の美しい景色を求めてオランダ&ベルギーへ <2> アムステルダムの街歩き(後編)♪

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2019/05/22 - 2019/05/22

17位(同エリア2844件中)

akiko

akikoさん

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大好きな水辺の景色を楽しむために訪れたオランダ・ベルギー旅の拠点・アムステルダム滞在2日目、朝から国立美術館でフェルメールやレンブラントの絵を楽しんだあと、歴史博物館でアムステルダムの展示を見たあと、ダム広場へ移動。その後、西教会の方に移動しました。

西教会に行ったのは、塔(鐘楼)からアムステルダムの街を眺めることができるからでした。アムステルダムは運河が数多く流れていて、街の様子だけでなく運河がどう流れているかも見てみたいと思いました。

塔に上ったあと、再びダム広場からダムラック通りを通り、中央駅方面、そして南下し涙の塔、計量所、そして屋根裏部屋の教会へと向かいました。

旅行の満足度
4.5

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  • 西教会の鐘楼はこのエリアのランドマーク。運河沿いからもその姿が見え、カメラを出し、どのアングルが一番素敵に見えるかなと試しながら撮影しました♪<br />そして塔(鐘楼)に上るガイドツアーの時間が近づいたので、教会に向かったのでした。

    西教会の鐘楼はこのエリアのランドマーク。運河沿いからもその姿が見え、カメラを出し、どのアングルが一番素敵に見えるかなと試しながら撮影しました♪
    そして塔(鐘楼)に上るガイドツアーの時間が近づいたので、教会に向かったのでした。

  • 西教会(Westerkerk)までやってきました。残念ながら、内部は修復工事のため入ることができませんでしたが、1631年建設のオランダ最大のプロテスタントの教会で、画家レンブラントはここに埋葬されたのだそうです。<br /><br />西教会の近くの隠れ家に息をひそめて暮らしていた、アンネ・フランクは日記に、この教会の事を何度も記述したのだとか・・・。アンネの家は前回訪ねたのでパスしましたが、この教会がアンネが通った教会だと思うと、何か、感慨胸に迫るものがありました。

    西教会(Westerkerk)までやってきました。残念ながら、内部は修復工事のため入ることができませんでしたが、1631年建設のオランダ最大のプロテスタントの教会で、画家レンブラントはここに埋葬されたのだそうです。

    西教会の近くの隠れ家に息をひそめて暮らしていた、アンネ・フランクは日記に、この教会の事を何度も記述したのだとか・・・。アンネの家は前回訪ねたのでパスしましたが、この教会がアンネが通った教会だと思うと、何か、感慨胸に迫るものがありました。

  • これがアムステルダムの町を一望できる、85メートルの塔(鐘楼)です。こうして見ると、王冠のようなものがてっぺんに飾られて、とても美しい鐘楼です。

    これがアムステルダムの町を一望できる、85メートルの塔(鐘楼)です。こうして見ると、王冠のようなものがてっぺんに飾られて、とても美しい鐘楼です。

  • 予約時間の1時半になり、バッグ類は預けて、5人ほどで狭い階段を登って行きました。

    予約時間の1時半になり、バッグ類は預けて、5人ほどで狭い階段を登って行きました。

  • この塔には50個ものカリヨンが設置されているそうで、ここではメロディを奏でる仕掛けを紹介してもらいました。ちょうどキーボードと同じような仕組みで、鍵盤のようなものを押さえることで、それがヒモに伝わり、カリヨン(鐘)がメロディーを奏でるのだそうです。

    この塔には50個ものカリヨンが設置されているそうで、ここではメロディを奏でる仕掛けを紹介してもらいました。ちょうどキーボードと同じような仕組みで、鍵盤のようなものを押さえることで、それがヒモに伝わり、カリヨン(鐘)がメロディーを奏でるのだそうです。

  • いつものことですが、狭い階段を延々と上がっていくのはかなりしんどかったです(&gt;_&lt;)

    いつものことですが、狭い階段を延々と上がっていくのはかなりしんどかったです(>_<)

  • そして、これが展望スペースからの景色です♪<br />平野が広がり、その中を運河が流れ、オレンジ色の屋根の家々が隙間なく立ち並んでいました。<br /><br />(ちなみに、空との境目に、大阪にあるスカイビルに似たビルが見えたので、調べてみたら、アムステルダムのIJ川周辺の高層ビルで、 ゴールデンゲートという高層アパート兼商業スペースとして使われている建物だそうです。)

    そして、これが展望スペースからの景色です♪
    平野が広がり、その中を運河が流れ、オレンジ色の屋根の家々が隙間なく立ち並んでいました。

    (ちなみに、空との境目に、大阪にあるスカイビルに似たビルが見えたので、調べてみたら、アムステルダムのIJ川周辺の高層ビルで、 ゴールデンゲートという高層アパート兼商業スペースとして使われている建物だそうです。)

  • 肩を寄せ合い建ち並ぶ、可愛らしい切妻屋根の家々☆

    肩を寄せ合い建ち並ぶ、可愛らしい切妻屋根の家々☆

  • この運河はプリンセン運河。よく見ると、何本も橋がかかっているのが見えます。1本目の橋は、この旅行記の一枚目の運河沿いの西教会の写真を撮った橋でした。

    この運河はプリンセン運河。よく見ると、何本も橋がかかっているのが見えます。1本目の橋は、この旅行記の一枚目の運河沿いの西教会の写真を撮った橋でした。

  • Google マップから地図を借用して、アムステルダムの運河の位置関係を示してみました。<br />「シンゲル」というのは「取り囲む」という意味だそうで、<1>のシンゲルは16世紀までの城壁、<5>のシンゲルは17世紀の城壁の外堀だったということです。<br /><br />元々の港町だったアムステルダムはセントラル部分、現在でいうとシンゲル川(花市場やムント塔のある川)までだったらしく、当時はシンゲル川沿いに町を囲うように壁が建っていたそうです。<br /><br />そして、人口が増えるに従い、現在のアムステルダム中央駅部分が当時の港に位置し、そこを中心に扇状に、外へ外へ市街地が開拓されていき、取り囲む運河もそれに伴って増えていったようです。<br /><br />ちなみに、アムステルダムには165の運河が縦横にめぐり、そこに1,281本もの橋がかけられているんだそうです。多いとは思っていましたが、165も運河があり、1200本あまりも橋があるとは想像以上でした!

    Google マップから地図を借用して、アムステルダムの運河の位置関係を示してみました。
    「シンゲル」というのは「取り囲む」という意味だそうで、<1>のシンゲルは16世紀までの城壁、<5>のシンゲルは17世紀の城壁の外堀だったということです。

    元々の港町だったアムステルダムはセントラル部分、現在でいうとシンゲル川(花市場やムント塔のある川)までだったらしく、当時はシンゲル川沿いに町を囲うように壁が建っていたそうです。

    そして、人口が増えるに従い、現在のアムステルダム中央駅部分が当時の港に位置し、そこを中心に扇状に、外へ外へ市街地が開拓されていき、取り囲む運河もそれに伴って増えていったようです。

    ちなみに、アムステルダムには165の運河が縦横にめぐり、そこに1,281本もの橋がかけられているんだそうです。多いとは思っていましたが、165も運河があり、1200本あまりも橋があるとは想像以上でした!

  • 展望スペースから見えるカイゼル運河とプリンセン運河の間にも個性的な建物が並んでいますが、5本の運河沿いに建てられた瀟洒な建造物は、オランダが栄華を極めた17世紀に、東インド会社がアジアとの交易で得た富で銀行家や商人たちが競うように建てたものだそうで、2010年に「アムステルダムのシンゲル運河の内側にある17世紀の環状運河地域」として世界遺産に登録されたのだそうです

    展望スペースから見えるカイゼル運河とプリンセン運河の間にも個性的な建物が並んでいますが、5本の運河沿いに建てられた瀟洒な建造物は、オランダが栄華を極めた17世紀に、東インド会社がアジアとの交易で得た富で銀行家や商人たちが競うように建てたものだそうで、2010年に「アムステルダムのシンゲル運河の内側にある17世紀の環状運河地域」として世界遺産に登録されたのだそうです

  • この魅力的な運河たちは街の拡張に伴い、外堀として機能したものだったのですね~

    この魅力的な運河たちは街の拡張に伴い、外堀として機能したものだったのですね~

  • さて、中心部に戻ってきました。これはダム広場から中央駅あたりまで続くニューヴェンダイク通りからメインストリートのダムラック通りに抜ける通路なんですが、とても美しかったので、足を止めて写真を撮ったものです。

    さて、中心部に戻ってきました。これはダム広場から中央駅あたりまで続くニューヴェンダイク通りからメインストリートのダムラック通りに抜ける通路なんですが、とても美しかったので、足を止めて写真を撮ったものです。

  • ヨーロッパのファストファッションブランドPRIMARKの通路でした。

    ヨーロッパのファストファッションブランドPRIMARKの通路でした。

  • そしてアムステルダム中央駅からダム広場へ続く通りである『ダムラック通り』を歩いていると、カラフルな家々と運河巡りのボート乗り場が見えてきました。<br /><br />ボートクルーズは約1時間で、運河沿いに立ち並ぶ17世紀の豪商の邸宅や教会、レンガ造りの建物などが水上から楽しめるのだとか。

    そしてアムステルダム中央駅からダム広場へ続く通りである『ダムラック通り』を歩いていると、カラフルな家々と運河巡りのボート乗り場が見えてきました。

    ボートクルーズは約1時間で、運河沿いに立ち並ぶ17世紀の豪商の邸宅や教会、レンガ造りの建物などが水上から楽しめるのだとか。

  • クルーズも魅力的ですが、この時は後ろのカラフルで可愛らしい家並みを見てみたいと思っていました。

    クルーズも魅力的ですが、この時は後ろのカラフルで可愛らしい家並みを見てみたいと思っていました。

  • 一部修復工事でカバーがされて残念でしたが・・・

    一部修復工事でカバーがされて残念でしたが・・・

  • 斜めから見ると、こんな風に見えました♪

    斜めから見ると、こんな風に見えました♪

  • 運河を巡るボート乗り場がいくつもあり、ここは聖ニコラス大聖堂の姿も見え、とても気に入ったビュースポットでした。

    運河を巡るボート乗り場がいくつもあり、ここは聖ニコラス大聖堂の姿も見え、とても気に入ったビュースポットでした。

  • この写真は前編の表紙に使った写真です。この景色が好きでした(^^)♪

    イチオシ

    この写真は前編の表紙に使った写真です。この景色が好きでした(^^)♪

  • これはすぐ前にあるアムステルダム中央駅の駅舎です。<br /><br />アムステルダム中央駅は1889年に開業。19世紀はオランダの運輸が水運から陸運にシフトした転換期だったそうです。アムステルダムとオランダ各都市を結ぶ鉄道が次々に開通し、ここを基点にトラムも走り、交通の主流となっていったのだとか・・・。<br /><br />アムステルダム中央駅の建築は、国を挙げての一大事業だったそうで、市街地北側のアイ湾を埋め立てて人工島を造り、その上に駅が建設。埋め立てには、北海運河の建設で採取された土砂が利用されたのだそうです。

    これはすぐ前にあるアムステルダム中央駅の駅舎です。

    アムステルダム中央駅は1889年に開業。19世紀はオランダの運輸が水運から陸運にシフトした転換期だったそうです。アムステルダムとオランダ各都市を結ぶ鉄道が次々に開通し、ここを基点にトラムも走り、交通の主流となっていったのだとか・・・。

    アムステルダム中央駅の建築は、国を挙げての一大事業だったそうで、市街地北側のアイ湾を埋め立てて人工島を造り、その上に駅が建設。埋め立てには、北海運河の建設で採取された土砂が利用されたのだそうです。

  • アムステルダム中央駅の設計はオランダ人建築家ピエール・カイパースによるもので、赤レンガ造りの駅舎はゴシックとルネサンスを融合させた様式なんだそうです。<br /><br />二つの重厚な塔を持ち、時計塔が2つ?と思いきや、左は、風の国オランダを象徴する風向計が設置されているんだそうです。

    アムステルダム中央駅の設計はオランダ人建築家ピエール・カイパースによるもので、赤レンガ造りの駅舎はゴシックとルネサンスを融合させた様式なんだそうです。

    二つの重厚な塔を持ち、時計塔が2つ?と思いきや、左は、風の国オランダを象徴する風向計が設置されているんだそうです。

  • これが左(西側)の風向計です。水運が盛んな頃は風向きがとても重要だったんでしょうね~

    これが左(西側)の風向計です。水運が盛んな頃は風向きがとても重要だったんでしょうね~

  • 中央の上部には、2頭のライオンと王冠を象ったオランダ王室の紋章が飾られています。

    中央の上部には、2頭のライオンと王冠を象ったオランダ王室の紋章が飾られています。

  • 中に入ると、何やら訳のわからないオブジェのようなものがありました。

    中に入ると、何やら訳のわからないオブジェのようなものがありました。

  • 内装はレトロなデザインが美しく、天井にはモザイクタイルが貼られています。アーチの上部には美しい絵も描かれていました。

    内装はレトロなデザインが美しく、天井にはモザイクタイルが貼られています。アーチの上部には美しい絵も描かれていました。

  • かつて待ち合わせ場所の目印として1台のピアノが置かれていたそうです。今は場所が移動していますが、誰でも好きに演奏して良い公共のピアノが置いてあって、この時も一人の青年が美しい曲を弾いていました♪通りすがりにちょっとピアノを弾くなんて、素敵ですね~~ 

    かつて待ち合わせ場所の目印として1台のピアノが置かれていたそうです。今は場所が移動していますが、誰でも好きに演奏して良い公共のピアノが置いてあって、この時も一人の青年が美しい曲を弾いていました♪通りすがりにちょっとピアノを弾くなんて、素敵ですね~~ 

  • 中央駅を観たあと、ダムラック通りから見えていた美しい外観の『聖ニコラス大聖堂』に向かいました。この聖堂は、1875年に建設されたローマンカトリックの教会で、船乗りの守護聖人、聖ニコラスに捧げられた教会だそうです。

    中央駅を観たあと、ダムラック通りから見えていた美しい外観の『聖ニコラス大聖堂』に向かいました。この聖堂は、1875年に建設されたローマンカトリックの教会で、船乗りの守護聖人、聖ニコラスに捧げられた教会だそうです。

  • 中に入ると、天井がとても高い大きな聖堂でした。<br /><br />聖ニコラスはもともとトルコ方面のキリスト教の聖者だったようですが、この地域では海洋の守護聖人として敬われ、アムステルダムのような港を持つ交易都市で街の守護聖人としても祀られるようになったそうです。ちなみに聖ニコラスとは、サンタクロースの元祖で、オランダでは毎年11月中旬に、聖ニコラスがスペインから蒸気船でやってくると言われているのだそうです。

    中に入ると、天井がとても高い大きな聖堂でした。

    聖ニコラスはもともとトルコ方面のキリスト教の聖者だったようですが、この地域では海洋の守護聖人として敬われ、アムステルダムのような港を持つ交易都市で街の守護聖人としても祀られるようになったそうです。ちなみに聖ニコラスとは、サンタクロースの元祖で、オランダでは毎年11月中旬に、聖ニコラスがスペインから蒸気船でやってくると言われているのだそうです。

  • 天井を見上げると、ハッとするような美しいドームが・・・。高さは58mもあるのだとか。

    天井を見上げると、ハッとするような美しいドームが・・・。高さは58mもあるのだとか。

  • 主祭壇の造りが珍しく、東方(正)教会の要素が入っているかなという印象を受けました。

    主祭壇の造りが珍しく、東方(正)教会の要素が入っているかなという印象を受けました。

  • パイプオルガンの下を見ると、船のオブジェがあって・・・。

    パイプオルガンの下を見ると、船のオブジェがあって・・・。

  • 海洋の守護聖人というのがよくわかりました。

    海洋の守護聖人というのがよくわかりました。

  • 美しい説教壇

    美しい説教壇

  • 次に訪れたのが『涙の塔』。<br />1480年に建てられたこの塔は、当時アムステルダム港の突端にあり、ここから航海に出発する船乗りたちを妻子や恋人たちが涙ながらに見送ったそうです。<br />&quot;涙の塔&quot;なんて、悲しいネーミングですね~ 今と違って必ず帰還する保証はなかったんですね。<br />

    次に訪れたのが『涙の塔』。
    1480年に建てられたこの塔は、当時アムステルダム港の突端にあり、ここから航海に出発する船乗りたちを妻子や恋人たちが涙ながらに見送ったそうです。
    "涙の塔"なんて、悲しいネーミングですね~ 今と違って必ず帰還する保証はなかったんですね。

  • 17世紀のはじめ、オランダ東インド会社に雇われた英国人ヘンリー・ハドソンはこの「涙の塔」がある場所から、北西に向かって探検の旅へと向かい、アジアに向かっていたはずが、たどり着いたのが現在のニューヨークのマンハッタン島だったんだそうです。そして&quot;ハドソン&quot;川を遡り、その流域一帯をニューネーデルラントと名付けたのだそうです。(結果、ニューヨーク一帯はオランダ領に)そのことを書いた碑文が外壁に埋め込まれていました。<br /><br />現在はVOCという名前のカフェになっています。VOCとは1602年に設立された、オランダ連合東インド会社(Verenigde Oostindische Compagnie)の頭文字で・・・大航海時代の夢に思いを馳せながら、歴史的建築の中でお茶や食事ができるようになっています。

    17世紀のはじめ、オランダ東インド会社に雇われた英国人ヘンリー・ハドソンはこの「涙の塔」がある場所から、北西に向かって探検の旅へと向かい、アジアに向かっていたはずが、たどり着いたのが現在のニューヨークのマンハッタン島だったんだそうです。そして"ハドソン"川を遡り、その流域一帯をニューネーデルラントと名付けたのだそうです。(結果、ニューヨーク一帯はオランダ領に)そのことを書いた碑文が外壁に埋め込まれていました。

    現在はVOCという名前のカフェになっています。VOCとは1602年に設立された、オランダ連合東インド会社(Verenigde Oostindische Compagnie)の頭文字で・・・大航海時代の夢に思いを馳せながら、歴史的建築の中でお茶や食事ができるようになっています。

  • 往時の風情が残るインテリア。

    往時の風情が残るインテリア。

  • 外のテラスのデッキでも食事を楽しめそうでした。私は喉が乾いたので、オレンジジュースを頼んだのですが、100%果汁のようで、とても美味しかったです~。

    外のテラスのデッキでも食事を楽しめそうでした。私は喉が乾いたので、オレンジジュースを頼んだのですが、100%果汁のようで、とても美味しかったです~。

  • 運河側から見た『涙の塔』。フォルムが帽子のようにも見えますね~。

    運河側から見た『涙の塔』。フォルムが帽子のようにも見えますね~。

  • 運河の反対側を見たところです。運河の先に教会があるという、よく似た景色ばかりですが、ここもなかなか素敵なビュースポットでした。

    運河の反対側を見たところです。運河の先に教会があるという、よく似た景色ばかりですが、ここもなかなか素敵なビュースポットでした。

  • 運河に沿って歩いていたのですが、この自転車専用道路の幅を見てください。車道より広いくらいで、いかに自転車が市民の足となっているかが良くわかります。

    運河に沿って歩いていたのですが、この自転車専用道路の幅を見てください。車道より広いくらいで、いかに自転車が市民の足となっているかが良くわかります。

  • 住宅を見上げて見ました。間口がとても狭く、隣家と接して建設されています。当時は間口の広さによって税金がかかったため、間口の狭い家が多いのだそうです。<br /><br />また間口が狭いけれど、窓はたくさんあります。この窓は引越しに役立つそうです。住宅の階段は狭く急で大きな荷物を運ぶことは難しので、引越しの時は窓から荷物を搬入するのだとか。(建物の破風部分には滑車があり、そこにロープを引っ掛けて荷物を釣り上げるそう。)<br />あと一つ、オランダではかつては、窓にカーテンをすると「カーテン税」がとられたそうです。嘘みたいな話ですが、その税金対策として、カーテンをしなかった家がほとんどだったのだとか。そのせいで今もカーテンをしない家も少なくないそうです。

    住宅を見上げて見ました。間口がとても狭く、隣家と接して建設されています。当時は間口の広さによって税金がかかったため、間口の狭い家が多いのだそうです。

    また間口が狭いけれど、窓はたくさんあります。この窓は引越しに役立つそうです。住宅の階段は狭く急で大きな荷物を運ぶことは難しので、引越しの時は窓から荷物を搬入するのだとか。(建物の破風部分には滑車があり、そこにロープを引っ掛けて荷物を釣り上げるそう。)
    あと一つ、オランダではかつては、窓にカーテンをすると「カーテン税」がとられたそうです。嘘みたいな話ですが、その税金対策として、カーテンをしなかった家がほとんどだったのだとか。そのせいで今もカーテンをしない家も少なくないそうです。

  • 運河の方で声がすると思ったら、ちょうどボートが通り過ぎるところでした。

    運河の方で声がすると思ったら、ちょうどボートが通り過ぎるところでした。

  • ニューマルクト広場にやってきました。広場の端に面白いカップルの像がありました。おそらくオランダの詩人,劇作家のブレデロ(Gerbrand Bredero)の像です。17世紀オランダの代表的な写実主義詩人で特に喜劇を得意としたのだとか。

    ニューマルクト広場にやってきました。広場の端に面白いカップルの像がありました。おそらくオランダの詩人,劇作家のブレデロ(Gerbrand Bredero)の像です。17世紀オランダの代表的な写実主義詩人で特に喜劇を得意としたのだとか。

  • 計量所(Waag)は、ニューマルクト広場の中心にありました。計量所はオランダのどの町にもあり、昔、いかに商売で重さをきちんと計り、公平さを重んじていたかがわかります、<br />この建物は、元々はアントニウス門といい、アムステルダムの城壁門のうちの1つとして1488年に建設されたそうです 。17世紀に入り建物前の広場で行われる市場の計量所として1階が利用されるようになったのだとか。現在1階はカフェレストランになっています。

    計量所(Waag)は、ニューマルクト広場の中心にありました。計量所はオランダのどの町にもあり、昔、いかに商売で重さをきちんと計り、公平さを重んじていたかがわかります、
    この建物は、元々はアントニウス門といい、アムステルダムの城壁門のうちの1つとして1488年に建設されたそうです 。17世紀に入り建物前の広場で行われる市場の計量所として1階が利用されるようになったのだとか。現在1階はカフェレストランになっています。

  • こうして見ると、城門の雰囲気がありますね。

    こうして見ると、城門の雰囲気がありますね。

  • 続いて『旧教会』にやってきました。<br />アムステルダム最古の教会で、14世紀初め、当時アイ川とアムステル川の合流地点であった場所に木造の礼拝堂が建設され、船乗りたちの安全を願ったのが始まりだそうです。

    続いて『旧教会』にやってきました。
    アムステルダム最古の教会で、14世紀初め、当時アイ川とアムステル川の合流地点であった場所に木造の礼拝堂が建設され、船乗りたちの安全を願ったのが始まりだそうです。

  • 内部の装飾は、ほとんど宗教改革の際に破壊されてしまいましたが、ステンドグラスとパイプオルガンは当時のままだそうで、いまは博物館になっています。<br /><br />レンブラントは旧教会で結婚し、奥様のサスキヤは死後この旧教会に埋葬されたそうです。

    内部の装飾は、ほとんど宗教改革の際に破壊されてしまいましたが、ステンドグラスとパイプオルガンは当時のままだそうで、いまは博物館になっています。

    レンブラントは旧教会で結婚し、奥様のサスキヤは死後この旧教会に埋葬されたそうです。

  • 最後に訪れたのは、『屋根裏部屋の教会』でした。うっかりして、建物の外観の写真を撮り忘れてしまいました。<br /><br />「屋根裏部屋・・」とは気になりますが、オランダの黄金時代のこと、オランダは宗教改革の真っ只中でした。プロテスタント派が主流となりカトリック教徒は公の場で礼拝することが禁じられたのだそうです。それに抵抗して、ヤン・ハルトマン(Jan Hartman)は1661年に購入したばかりのアムステルダムの邸宅の屋根裏に秘密の教会を造ったのだそうです。<br /><br />ヤン・ハルトマンは、リネン取引やワインの輸入税を徴収して財を成した裕福な商人で、42歳の時、ハルトマンとその妻、5人の子供たちは、この運河沿いの大邸宅に移り、上層階の3層を荘厳な教会に改築したのでした。日本の隠れキリシタンのように、ひっそりここにカトリック信者は集まってお祈りしていたのだとか。<br />*造りがわかる教会の模型が置いてありました。

    最後に訪れたのは、『屋根裏部屋の教会』でした。うっかりして、建物の外観の写真を撮り忘れてしまいました。

    「屋根裏部屋・・」とは気になりますが、オランダの黄金時代のこと、オランダは宗教改革の真っ只中でした。プロテスタント派が主流となりカトリック教徒は公の場で礼拝することが禁じられたのだそうです。それに抵抗して、ヤン・ハルトマン(Jan Hartman)は1661年に購入したばかりのアムステルダムの邸宅の屋根裏に秘密の教会を造ったのだそうです。

    ヤン・ハルトマンは、リネン取引やワインの輸入税を徴収して財を成した裕福な商人で、42歳の時、ハルトマンとその妻、5人の子供たちは、この運河沿いの大邸宅に移り、上層階の3層を荘厳な教会に改築したのでした。日本の隠れキリシタンのように、ひっそりここにカトリック信者は集まってお祈りしていたのだとか。
    *造りがわかる教会の模型が置いてありました。

  • エントランスを入り、お金を払おうとしたら、優しそうな受付の男性が「今日はレジが故障しているから、お金はいいよ」と無料で入館させてくれました。(通常12.50ユーロ)<br />地下に降りると、黄金時代のアムステルダムやこの教会に関する紹介ビデオが流れていました。

    エントランスを入り、お金を払おうとしたら、優しそうな受付の男性が「今日はレジが故障しているから、お金はいいよ」と無料で入館させてくれました。(通常12.50ユーロ)
    地下に降りると、黄金時代のアムステルダムやこの教会に関する紹介ビデオが流れていました。

  • ここはハルトマン邸の応接間だったと思います。財を成した商人の館だけあって豪華な家具や調度品がおいてありました。

    ここはハルトマン邸の応接間だったと思います。財を成した商人の館だけあって豪華な家具や調度品がおいてありました。

  • ここは司祭用だったか、小さなボックス・ベッドでした。扉を占めたら、ベッドとはわからないようになっていました。あとキッチンなども公開されていて見学しながら進んで行きます。

    ここは司祭用だったか、小さなボックス・ベッドでした。扉を占めたら、ベッドとはわからないようになっていました。あとキッチンなども公開されていて見学しながら進んで行きます。

  • そしてこれが階段を上がって、姿を現した、屋根裏の礼拝堂でした。<br />事前に写真は見ていましたが、想像以上に大きくて凝った造りだという感じを受けました。内部は、独特のくすんだ薄いピンク色で塗装されていて、この色は「キャプト・モータム」と呼ばれ「死人の頭」を意味するのだとか。

    そしてこれが階段を上がって、姿を現した、屋根裏の礼拝堂でした。
    事前に写真は見ていましたが、想像以上に大きくて凝った造りだという感じを受けました。内部は、独特のくすんだ薄いピンク色で塗装されていて、この色は「キャプト・モータム」と呼ばれ「死人の頭」を意味するのだとか。

  • <主祭壇><br />200年ほどこの屋根裏の教会は、アムステルダムのカトリック信者達の祈りの場だったそうです。

    <主祭壇>
    200年ほどこの屋根裏の教会は、アムステルダムのカトリック信者達の祈りの場だったそうです。

  • パイプオルガン

    パイプオルガン

  • 格子窓からこのような外の景色が見えていました。<br />隠れて信仰するのは辛かったのでしょうね。でも、実際は、プロテスタントの信仰を妨げずひっそりと信仰する分にはある程度黙認されていたらしく、日本の戦国時代や江戸時代の隠れキリシタンのように厳しい弾圧はなかったそうです。<br /><br /><屋根裏部屋の教会><br />住所:Oudezijds Voorburgwal 38, Amsterdam<br />月~金:10:00 ー 17:00  日:13:00 ー17:00<br /><br />このあと、この日宿泊する近郊の町、ザーンダム(Zaandam)に移動するため、中央駅に戻ったのですが、近道をしようと思い、知らないうちに&quot;飾り窓&quot;と呼ばれる地域に足を踏み入れていました。狭い道の両側に下着姿の女性が窓際に並んでいて、ドキッ!! 動揺しつつ、できるだけ目を伏せながら急ぎ足で通り抜けたのでした。

    格子窓からこのような外の景色が見えていました。
    隠れて信仰するのは辛かったのでしょうね。でも、実際は、プロテスタントの信仰を妨げずひっそりと信仰する分にはある程度黙認されていたらしく、日本の戦国時代や江戸時代の隠れキリシタンのように厳しい弾圧はなかったそうです。

    <屋根裏部屋の教会>
    住所:Oudezijds Voorburgwal 38, Amsterdam
    月~金:10:00 ー 17:00 日:13:00 ー17:00

    このあと、この日宿泊する近郊の町、ザーンダム(Zaandam)に移動するため、中央駅に戻ったのですが、近道をしようと思い、知らないうちに"飾り窓"と呼ばれる地域に足を踏み入れていました。狭い道の両側に下着姿の女性が窓際に並んでいて、ドキッ!! 動揺しつつ、できるだけ目を伏せながら急ぎ足で通り抜けたのでした。

  • ザーンダムはアムステルダムからさほど遠くなく、ザーン川の岸辺にあります。ここは4トラベラーのSmile Daisyさんの旅行記で詳しく知ったのでした。アムステルダムはホテル代がかなり高くて、少し移動(急行で6、7分)すればリーズナブルに宿泊でき、風車のテーマパークのザーンセスカンスにも近いロケーションにありました。

    ザーンダムはアムステルダムからさほど遠くなく、ザーン川の岸辺にあります。ここは4トラベラーのSmile Daisyさんの旅行記で詳しく知ったのでした。アムステルダムはホテル代がかなり高くて、少し移動(急行で6、7分)すればリーズナブルに宿泊でき、風車のテーマパークのザーンセスカンスにも近いロケーションにありました。

  • ちょっとだけ街の様子を・・・。

    ちょっとだけ街の様子を・・・。

  • ここは続編で紹介したいと思います。

    ここは続編で紹介したいと思います。

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  • milkさん 2019/07/05 23:03:15
    再訪したくなりました。
    akikoさん、こんばんは☆

    アムステルダムは3年ほど前に行っているのですが、私の見ていないところが沢山あり、再訪したくなりました。
    この時は風車や美術館を見るのに時間を取ってしまったせいかもしれません。

    西教会の鐘楼からの眺めは絶景ですね!
    聖ニコラス教会や屋根裏部屋の教会も素敵です。
    涙の塔のカフェでお茶もしたかった~(>_<)

    今度行く機会があったら、教会めぐりや街歩きを中心にしたいと思います。

    milk


    akiko

    akikoさん からの返信 2019/07/06 13:39:44
    RE: 再訪したくなりました。
    milkさん、こんにちは〜♪

    アムステルダムには国立美術館やゴッホ美術館があって、有名な絵画を楽しめるので、街歩きの時間が少なくなってしまいがちになりますね〜 

    > 西教会の鐘楼からの眺めは絶景ですね!

    アムステルダムにはあまり高い建物がなくて、調べてみたら、西教会の塔から街を見下ろすことができるとわかり、街歩きに含めたんです。やはり、高いところからの眺めは、とてもよかったです(#^.^#)

    > 聖ニコラス教会や屋根裏部屋の教会も素敵です。

    どちらも中央駅から近くて見応えがありました。特に屋根裏部屋の教会は、外からはわからないように家を改造し、祈りの場にしていたそうで、とても興味深かったです。

    > 涙の塔のカフェでお茶もしたかった〜(>_<)

    一見、バーのようなカフェでしたが、雰囲気が良くて気に入りました♪次回はぜひ!

    > 今度行く機会があったら、教会めぐりや街歩きを中心にしたいと思います。

    ぜひ、次回は街歩きを中心にしてみてね〜 ただし飾り窓地帯には要注意です(^_-)-☆

    akiko
  • ぴぴまるさん 2019/06/23 11:03:36
    初めまして
    akikoさんへ

    初めまして。ぴぴまると申します。
    4トラの表紙にakikoさんの旅行記が掲載されており、写真がとても素敵だったので訪問しました。

    地図を用いての運河の説明はとても興味深く拝見しました。
    縦横無尽に張り巡らされた運河、街の成り立ちや経済発展に伴いどんどん広がっていく様は、やはりその土地土地の歴史に関係するのだと、改めて感じました。
    まるでブラタモリの世界。

    西教会からの景色がとても綺麗で、akikoさんのカメラが知りたいくらいです。
    夏休みにアムステルダムに再訪するのですが、どこへ行こうか、短い滞在なので悩みますがとても参考になりました。

    アムステルダム以降の水辺の風景もゆっくりと拝見させていただきたく、フォローさせていただきました。


    ぴぴまる。

    akiko

    akikoさん からの返信 2019/06/23 22:49:30
    RE: 初めまして
    ぴぴまるさん、

    はじめまして。可愛いお名前ですね!
    アムステルダムの旅行記を見ていただいて、フォローもしてくださったようで、ありがとうございます♪

    > 地図を用いての運河の説明はとても興味深く拝見しました。

    私もアムステルダムを旅先に決めるまで、運河の詳しいことは知りませんでした。少し調べてみて、知ったことを書き添えてみました(^_-)-☆

    > 縦横無尽に張り巡らされた運河、街の成り立ちや経済発展に伴いどんどん広がっていく様は、やはりその土地土地の歴史に関係するのだと、改めて感じました。
    > まるでブラタモリの世界。

    NHKのブラタモリは面白い番組ですよね!私もよく見ます。アムステルダムの成り立ちを少し調べて書いたことが、このようにコメントしてもらい、うれしい限りです(#^.^#)

    > 西教会からの景色がとても綺麗で、akikoさんのカメラが知りたいくらいです。

    カメラは富士フィルムのミラーレス機を使っていま〜す。

    > 夏休みにアムステルダムに再訪するのですが、どこへ行こうか、短い滞在なので悩みますがとても参考になりました。

    私も短い滞在だったので、参考になればとてもうれしいです!

    > アムステルダム以降の水辺の風景もゆっくりと拝見させていただきたく、フォローさせていただきました。

    まだまだ続きますので、よかったら見てくださいね〜。

    akiko
  • ネコパンチさん 2019/06/11 12:03:53
    飾らない窓(笑)
    akikoさん、こんにちは!

    好天に恵まれたアムス後編も街中が輝いていますね~(*'▽'*)
    akikoさんの写真から、キラキラした光が
    こぼれ落ちてくるように感じられました。

    旅の最初に高いところから街を俯瞰すると
    それまで点でしかなかった複数のポイントが線で結ばれて
    その街との距離がぐっと縮まるような気がします。
    でも、歴史的建造物の場合
    やっぱり徒歩で登らなくてはならないことが多いですよね~(>_<)
    列の後ろが若者だったりすると
    急かされているようで精神的にも疲れてしまう…
    でも、しんどい思いをして頑張った分
    素晴らしいご褒美が待っていましたね♪

    カーテン税のエピソード面白かったです(^^)
    言われてみると、カーテンのない窓が多いですね!
    あってもごくシンプルなものばかりで。
    他のヨーロッパだったら、窓辺の装いって
    もっと凝ってますよね。
    そういえばお花も飾られていないような。
    街の景観がすっきりとした印象なのは
    白い窓枠がひきたっているからでしょうか。
    お花とレースフリフリのカーテンの組み合わせも
    ヨーロッパらしくて可愛いですが
    シンプルモダンなアムスの窓も素敵です♪

    飾り窓は若かりし頃、興味本位で覗きに行きました(笑)
    ボリューム感溢れた方々が多くて、
    華奢な日本人男性とは不釣り合いなんでは?とか
    変な理解をして帰ってきました(^◇^;)

    ザーンダムの街、とっても気になります!
    これはまた楽しみです♪

    ネコパンチ

    akiko

    akikoさん からの返信 2019/06/11 21:55:47
    RE: 飾らない窓(笑)
    ネコパンチさん、こんばんは♪

    10日間の旅を振り返って、雨が少し降ったのは初日だけでした。曇りがちの日もありましたが、アムステルダムの2日目は晴れてくれて、ホントに良かったです(^^)♪

    > 旅の最初に高いところから街を俯瞰すると
    > それまで点でしかなかった複数のポイントが線で結ばれて
    > その街との距離がぐっと縮まるような気がします。

    そう思います!それぞれの町で高いところに上れるとわかったら、お決まりのように頑張って上ってしまう私です。

    > でも、歴史的建造物の場合
    > やっぱり徒歩で登らなくてはならないことが多いですよね〜(>_<)

    9分9厘は歩きですよね!加えて、狭い螺旋階段で、ね!降りて来る人と出会うと、壁に張り付くようにしてスペースを空けたりしてね!ベルギーのゲントで珍しくエレベーターで上れるところがあって、どんなにかうれしかったか!!

    > でも、しんどい思いをして頑張った分
    > 素晴らしいご褒美が待っていましたね♪

    その通りでした〜〜! オランダはかつては湿地帯で、そこを埋め立てて街を作ったというだけあって、見事に山がなくて、平地に隙間なく家々が並んでいました。

    > カーテン税のエピソード面白かったです(^^)
    > 言われてみると、カーテンのない窓が多いですね!
    > あってもごくシンプルなものばかりで。
    > 他のヨーロッパだったら、窓辺の装いって
    > もっと凝ってますよね。

    ところ変わればと言いますが、ホントに文化やしきたりの違いって面白いですね!

    > 街の景観がすっきりとした印象なのは
    > 白い窓枠がひきたっているからでしょうか。
    > お花とレースフリフリのカーテンの組み合わせも
    > ヨーロッパらしくて可愛いですが
    > シンプルモダンなアムスの窓も素敵です♪

    丁寧に見てくれてありがとうございます。"シンプルモダン"そのコメントいただきます!(笑)プロテスタントの信仰と関連しているのか、飾らずシンプルに!が良しとされているのかもしれないですね。

    > 飾り窓は若かりし頃、興味本位で覗きに行きました(笑)

    へえ〜〜〜!ネコちゃんもですか〜〜〜〜〜〜?私は治安が悪いと書かれていましたし、特段興味もなく突然迷い込んだものだから、イケないものを見てしまったと動揺し、小走りで立ち去ったのでした〜(笑)真っ昼間でも休みなく営業するのですね。

    > ザーンダムの街、とっても気になります!
    > これはまた楽しみです♪

    またお待ちしています(#^.^#)

    akiko
  • るなさん 2019/06/08 11:27:35
    記憶が定かでないアムス
    akikoさん、こんにちは♪

    展望スペースからの眺め、ホントに素敵~!!!
    これぞヨーロッパな街並みが美しくて圧巻だわ♪
    狭い階段をえっちら上がったかいがありますよね。この前の英国で私もひぃひぃ言いながら上がりましたよ(苦笑)日頃の運動不足がたたります(*_*)

    ヨーロッパの街を歩いていると、通路として公の役目を果たしながらも美術館のように美しい空間っていっぱい目にしますよね。いわるゆる商店街、アーケードもびっくりするぐらいの空間が広がってたりして。こういうものが絵になる街並みを作っているんですよね。

    旧教会なんて私行ったかしら???記憶がない...( ;∀;)
    12euroもする料金を無料にしてもらえたなんてakikoさん、相当ラッキーですね(笑)屋根裏の礼拝堂は全体的にピンク色がかっている空間が優しさを添えていて素敵。

    そうなんですよねぇ~アムスはホントにホテル代が高かったと思いました。ザーンダムのあのカクカクとしたカラフルなホテル、泊まってみたいんですよね(笑)ふふふ

    飾り窓に迷い込んじゃいましたか?私は意図的に行きましたけどね!
    今じゃ観光地化されているのでそんなに治安も悪くないようです。でもまぁ女性ならあえて行くような場所でもないですが...
    あそこにいる女性たちはみんなお人形さんみたいに美しく可愛かったなって。

    やっぱり季節とかお天気ってかなり印象を左右しますね~。
    私の時は真冬でグレイッシュ。全然akikoさんのお写真とは別の街に映ります。それぞれの魅力はあるから、どっちがいいとか悪いではないけれど、今度行く時には春~初夏がいいなぁって思いました。

    るな

    akiko

    akikoさん からの返信 2019/06/08 20:10:21
    RE: 記憶が定かでないアムス
    るなさん、こんにちは☆

    お忙しいなか、コメントありがとうございます(#^.^#)

    どこに行っても展望台から俯瞰する景色は美しいですよね。しんどいとはわかりつつ、美しい景色を見れるならと頑張ってしまいます。西教会の展望スペースからの景色は、辛さと天秤にかけても景色に軍配が上がるものでした^ ^ るなさんも私も旅となると、火事場の馬鹿力じゃないですけど、普段の生活じゃ考えられないことをやってしまいますよね〜〜 

    > ヨーロッパの街を歩いていると、通路として公の役目を果たしながらも美術館のように美しい空間っていっぱい目にしますよね。いわるゆる商店街、アーケードもびっくりするぐらいの空間が広がってたりして。こういうものが絵になる街並みを作っているんですよね。

    そう思います。そんな場所を見つけた時、まるで小さな子どもが宝物を見つけたような、そんな喜びがありますね!結構、そのような場所がヨーロッパには散在していて。。。街歩きの楽しみです♪

    > 旧教会なんて私行ったかしら???記憶がない...( ;∀;)

    旧教会はあまり目立たないところにありました。しかも内部は広いんですが、祭壇なんかも宗教改革の際に破壊されてしまったそうで、見るべきものはほとんどなかったです。

    > 12euroもする料金を無料にしてもらえたなんてakikoさん、相当ラッキーですね(笑)屋根裏の礼拝堂は全体的にピンク色がかっている空間が優しさを添えていて素敵。

    無料にしてもらった件ですが、 実は詳しく書くと、HOLLAND PASSを持っていたら無料になる場所と割引になる場所があって、ここでは割引になるか、恥ずかしそうに尋ねたんです。そしたら、ニコって笑って「レジが・・・」という話になってお金を払わなくていいということに。。。日本人が一人可哀想とでも思ったのか、理由がわからないけれど、ラッキーでした!!でも今考えると、12ユーロって高いですよね〜 礼拝堂はおっしゃるように綺麗で素敵でした。

    > そうなんですよねぇ〜アムスはホントにホテル代が高かったと思いました。ザーンダムのあのカクカクとしたカラフルなホテル、泊まってみたいんですよね(笑)ふふふ

    実は、あのインテル ホテルズ アムステルダムは、残念ながら私の宿泊日は満室で、近くのザーン ホテル アムステルダムに泊まったんです。でもあのホテルがザーンダムの象徴的な建物で、とてもユニークで魅力的ですよね〜

    > 飾り窓に迷い込んじゃいましたか?私は意図的に行きましたけどね!

    えっ? るなさん 、度胸があるのですね!!臆せずに女性たちを見たのですか?私の方が年上だと思いますが、姐御と呼ばせてもらってもいいでしょうか(笑)私は逃げるように小走りに駆け抜けましたよ。

    > やっぱり季節とかお天気ってかなり印象を左右しますね〜。

    季節は確実にそれぞれの季節にしかない魅力がありますね。初夏から夏はお花が景色に彩りを添えてくれるからその点では最高ですね(^_-)-☆ お天気だけは、どうか晴れてて欲しいといつも願います。雨と曇りとでは大違い、曇りでも晴れと比べたら、やっぱり晴れの方が気分が全然違うし、写真の写りも違いますよね。

    るなさんの英国編ではフジがとても綺麗でしたね〜 また続編を見せてもらいますね。

    akiko
  • ドロミティさん 2019/06/08 01:19:27
    新緑のアムス☆
    akikoさん、こんばんは^^

    後編も運河の畔の新緑が鮮やかで綺麗な景色ですね~☆
    アムステルダム、運河の街とは知っていたけど、165も運河があり、
    1200本あまりも橋があるとは~\(◎o◎)/!
    カーテン税なるものがあったとはこれまた初耳でした^^

    西教会の鐘楼からの眺めも素晴らしいこと☆彡
    ここは絶対に登らなくちゃ~、こんな素敵な景色が見られるのですものね。
    切妻屋根の美しい街並みが一望できて絶景かな絶景かな~(^_-)-☆

    聖ニコラス教会の壮麗なドーム天井やパイプオルガンも実に見応えがありますね。
    アムスがこれほど素敵な街だったとは新しい発見でした。

    ザーンダムのちょっとだけ街の様子を、、、のお写真もすごく素敵で
    ザーンダム編もとても楽しみになりました♪

                          ドロミティ

    akiko

    akikoさん からの返信 2019/06/08 17:43:27
    RE: 新緑のアムス☆
    ドロミティさん、こんにちは☆

    > 後編も運河の畔の新緑が鮮やかで綺麗な景色ですね〜☆

    天気が好転してくれた2日目の続きで、青空のアムスが紹介できて良かったです(^^)♪

    > アムステルダム、運河の街とは知っていたけど、165も運河があり、
    > 1200本あまりも橋があるとは〜〜(◎o◎)/!

    ビックリする数ですよね〜〜私の情報間違っていなかったか心配になって、JTBのアムスの観光案内チェックしてみたら、「アムステル川に築かれたダム(堤防)」という名の通り、160本以上の運河と1500以上の橋をもつ。」と書いてありました。さらに増えてる〜〜(笑)誰が1500も橋を数えたんでしょうね〜

    > カーテン税なるものがあったとはこれまた初耳でした^^

    これも再確認したんですが、「オランダの住宅街を歩くと、彼らがカーテンを閉めずに家の中を通行人から丸見えにしていることに気づくかもしれません。これはオランダが質素・倹約を良しとするプロテスタント(キリスト教の一派)の国なので、「私はこんなに質素にしていますよ、悪いことをしていませんよ」というアピールなのだそう。」という情報もありました〜

    > 西教会の鐘楼からの眺めも素晴らしいこと☆彡

    そうでしょう。老体に(いや〜ん、老体というほどでもないですが)にムチ打って上がった甲斐がありました(笑)

    > 聖ニコラス教会の壮麗なドーム天井やパイプオルガンも実に見応えがありますね。
    > アムスがこれほど素敵な街だったとは新しい発見でした。

    うれしいです。私も実は、アムスはいろんな都市の拠点程度にしか考えていなかったのですが、調べてみると聖ニコラス教会や屋根裏部屋の教会など見てみたいと思う場所が次々見つかり訪ねるのが楽しみになったんですよ(^_-)-☆

    > ザーンダムのちょっとだけ街の様子を、、、のお写真もすごく素敵で
    > ザーンダム編もとても楽しみになりました♪

    ぜひまた見にきてくださいね(#^.^#)

    akiko
  • ぎっちゃんさん 2019/06/08 00:59:33
    西教会からのアムステルダム ほんとに可愛い街ですね
    akikoさん こんばんは~

    アムステルダムには高い建物がないので 町全体を見下ろすところがあるなんて
    知りませんでした。
    西教会の塔に登ればよかったんですね。
    といっても 階段のぼるの自信がないので 知ってても上ってないかな?
    akikoさんのおかげで アムステルダムの街並み 上からみることができて嬉しいです。

    ボートが並ぶ駅前からの写真の後ろに 私の泊まったダブルツリーヒルトンが写っていますね。
    私は この方角から眺めてないので 残念です・・・
    こんな素敵なビュースポットだったんですね。

    教会の中にも入っていないので いったいどこをみていたんだろう?と反省しています。
    やっぱりアムステルダムは 1回では無理ですね。
    絶対に再訪しなくてはいけないと思いました。

    次はザーンダムにお泊りになったんですね。
    続きも楽しみにしています。

    akiko

    akikoさん からの返信 2019/06/08 16:50:44
    RE: 西教会からのアムステルダム ほんとに可愛い街ですね
    ぎっちゃん、こんにちは〜

    そういえば、アムステルダムって街を見下ろす場所って西教会の塔のほかは聞きませんね。私は高いところが好きなので、塔のガイドツアーがあると知り、スケジュールが合えば参加しようと思っていたんです。でも、塔に上るのホントにしんどかったです〜 息がかなり上がりました〜(笑)塔の上からの景色が良かったから報われましたけど。

    > ボートが並ぶ駅前からの写真の後ろに 私の泊まったダブルツリーヒルトンが写っていますね。
    > 私は この方角から眺めてないので 残念です・・・

    ぎっちゃんご夫婦はダブルツリーにお泊りだったんでしたね。本当ですね、確認すると、ダムラック通りから見えていますね!

    ぎっちゃんはご主人と一緒だったから、街歩きは一人で回るのとは違いますよね。私は出来るならたくさんと思い、あちこち歩いたからでしょうね(^_-)-☆

    > 次はザーンダムにお泊りになったんですね。
    > 続きも楽しみにしています。

    そうなんです。そのあとは、ぎっちゃんも行かれたザーンセスカンスも合わせて旅行記にしようと思います。また見ていただけたらうれしいです。

    akiko

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