世界旅行二周目（メキシコ・パレンケ）前篇

2015/12/15 - 2015/12/16

オアハカから夜通し移動してパレンケへ。
パレンケは2度目の訪問です。
前回訪れたときは、楽しみにしていたアグア・アズルは雨の後で濁ってしまっていて残念だったので、今回再チャレンジです！
パレンケ遺跡ではジャングルの中を歩き、その中に埋もれている遺跡を見て探検家気分を味わえました。
ミソル・ハでは迫力ある滝を見て、アグア・アスルでは青い川を見ることができました。

エリア パレンケ遺跡周辺(メキシコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月15日、世界一周旅行185日、二周目52日目。
前日の17時にオアハカを出発し、夜行バスでパレンケへ。
夜行バスは治安が心配でしたが、子供や老人も乗っていて安心でした。
隣が空席だったこともあり、横になって熟睡してしまいました・・・。
最初は満席だったバスは、途中で乗客がどんどん減っていき、最後は4人だけになって朝9時にパレンケに到着しました。
ということは、16時間の大移動！

宿に到着したのは9時半頃。
チェックインできなければ荷物だけ預かってもらおうと思っていたら、チェックインさせてくれました♪
が、このまま休憩するのはもったいない。
長時間移動で身体は強張っているけど睡眠は十分とれたので、さっそく観光に出かけることにします♪

宿の近くからパレンケ遺跡行きのミニバスが出ているようだったのでそこへ向かいます。
近づいただけで「パレンケ？」と声をかけられ、「そう」と答えると、すぐにバスに乗せてくれました。
ありがたい♪

地元の人と数人の観光客を乗せて、ミニバスは出発。
自然保護区内に入るためには入域料が必要なのですが、ちゃんと料金所で停車してくれて、支払いもスムーズでした。
ちなみにこの料金は地元の人は不要なようで、観光客のみが支払いました。

そして、「パレンケ遺跡」の入口に到着。
ここでさらに入場料を支払って、ようやく遺跡内に入ります。

まずは「頭蓋骨の神殿」へ。
ウサギの頭蓋骨の彫刻があることからこのネーミング。
でも、登れなくて見られませんでした。
前回来たときは登れたのに・・・。

そう、実はパレンケは2回目です。

古代都市パレンケと国立公園 国立公園

次は「神殿13」と「碑文の神殿」です。
手前の神殿13には通称「赤の女王の墓」があります。

神殿13には上れたので、中に入りました。

このお墓は1994年に発見されたばかりです。

奥の碑文の神殿では、かの有名な「パカル王の墓」が発見されました。
ここは前回も見られませんでした・・・。
ちなみになぜパカル王が有名かというと、未盗掘の完璧な王の墓が最初に見つかったからです。
エジプトでいうとツタンカーメン王みたいな感じですね。

さて、どんどん歩きます。

ジャングルの中を歩いていると、まだしっかり発掘されていない遺跡もあり、探検家気分を味わえます♪

パレンケ遺跡のこういうところが大好きです！

これは「葉の十字架の神殿」。

「葉の十字架の神殿」の隣にある「十字架の神殿」に上ります。

「十字架の神殿」の頂上からの眺め。
左の建物が「太陽の神殿」です。

パレンケ遺跡全体が見渡せます♪

宮殿までよく見えます。

「十字架の神殿」の中にある、タバコを吸う神様のレリーフ。
メソアメリカで最も古い喫煙する図だそうです。

次は「太陽の神殿」に上りました。

内部にあるレリーフ。
テーマは「戦争」だそうです。

「太陽の神殿」の隣の建物のレリーフ。
レリーフの周囲にはマヤ文字がびっしりと掘られています。
パレンケの遺跡内には壁画が結構残っていて、見ごたえがあります！

さて、いよいよ「宮殿」に向かいます。

階段を上って中へ。

東の広場。

大きな捕虜のレリーフがあることから、捕虜たちのお披露目や拷問の場だと考えられているそうです。
怖い・・・。

宮殿の中にある塔。
他のマヤ遺跡では見られないものだそうです。
物見のためとか、天文観測のためのものだとか考えられているそうです。
冬至の日の夕方、ここからパカル王の墓のある「碑文の神殿」を見ると、神殿にあたかも太陽が入り込んでいくような光景が見られるそうです。

マヤアーチの回廊。

壁画の色が遺っている個所もあります。

宮殿内で見られるパカル王のレリーフ。
網が邪魔です・・・。

「宮殿」から見た「碑文の神殿」。

宮殿の外壁にもレリーフが遺っています。

宮殿の横には球戯場。
宮殿から観戦できたでしょうね。

さて、ここからジャングルの中の道を通って博物館へ向かいます。
ガイドブックには、入り口からミニバスに乗ったほうが安全と書いてありましたが、理由は不明です。
ちゃんと道が整備されているし、子供連れの家族も歩いていて危険な感じは一切しません。
ただし、かなり近くでホエザルが吠えていて、そういうのが危険と言う意味なのでしょうか・・・？

みんなで姿を探しましたが、ホエザルの声が聞こえるだけで姿は見られませんでした。

遊歩道の途中には、きれいな滝が♪

この滝、「女王のトイレ」というネーミング。
なんでトイレなんだろう・・・。

歩いていると、ジャングルの中に埋もれた遺跡がたくさんあります。

探検家気分が味わえます♪

そして、「女王のトイレ」の下側に出ました。

光がさして神秘的！

滝から続く川も綺麗です！

そして到着した博物館は、なんとクローズ・・・。
暑い中ジャングルの中を歩いてきたのに・・・。

たたずんでいると、ちょうどパレンケの町行きのミニバスが通りかかって声をかけてくれました。
これに乗って街に戻り、明日からのツアーの申し込み。
この後は食事をしたりしてのんびり過ごしました。

12月16日、世界一周旅行186日、二周目53日目。
ミソル・ハとアグア・アスルへのツアーに参加します。

ツアーは12時からなので、午前中はのんびり。
11時を過ぎてから宿を出てコンビニでホットドッグを買って軽めのランチ。
12時に迎えに来ると言っていたのに、10分前に迎えに来てくれてツアーに参加です。

その後、他の参加者もピックアップしてから30分ほど走り、「ミソル・ハ」に到着！
ミソル・ハは30ｍほどの高さがある滝です。

裏側に入ることもできます。

水しぶきが気持ちいい～♪

滝壺で泳いでいる人たちがいます。
気持ちよさそう♪

周囲に生えている植物も、南国！　と言う感じがします。

車に戻ってボーっとしていると、ドライバーさんがオレンジを採ってくれました。

今日のおやつです♪

ミソル・ハからさらに1時間ほど走って、「アグア・アスル」に到着。

今回は青いです♪♪♪

実はミソル・ハもアグア・アスルも2度目。
前回来たときは土砂降りの後だったようで、茶色く濁っていました。
テレビで見て以来、どうしてもこの青い川が見たかったんです！

ビューポイントを求めてどんどん上ります。

ここが一番の絶景♪♪♪

満足したので、今度は泳ぐ場所を探します。

アグア・アスルには数か所遊泳可能な場所がありますが、ここが一番上。
川はまだまだ続いていますが、この先は立ち入り禁止と言われました。

水着を着て来ていたので、2か所でチャプチャプ♪
といっても水が冷たくて腰までしか入れませんでしたが・・・。

駐車場に戻りながら、売店をのぞきます。
これはカカオ。
どうやって食べるんだろう・・・？

この後は車でパレンケの町まで戻りました。