世界旅行二周目（スリランカ・ダンブッラ）

2015/11/30 - 2015/12/02

スリランカに来た一番の目的、それはシーギリヤロックに描かれたシーギリヤレディたちに会うこと！
ダンブッラを拠点に、シーギリヤロックへ行き、じっくりと眺めることができました。
そして、ダンブッラの石窟寺院もとっても良かったです。

エリア ダンブラ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

11月30日、世界一周旅行170日、二周目37日目。
ダンブッラへ移動します。

家を出てバスターミナルへ。
ダンブッラ行きのバスを探して乗車。
バスは扉が開きっぱなしでカーブを曲がるときに落ちるんじゃないかとひやひやするようなバス・・・。
バスの中では地元の人にトウモロコシをもらって食べたりしながら楽しく過ごせました。
途中の湖では野生の象の群れも見えました！
バス旅も楽しいです♪
ダンブッラではバスターミナルに停まることなくバス停で止まっただけ。
バス停から宿まで歩くにはちょっと遠かったので、さすがにトゥクトゥクに乗ろうとしましたがみんな宿の場所が分からず、石窟寺院の近くだと言ったらそこまで乗せてくれました。
でもまだここから距離があります。
トゥクトゥクの運転手さんはほとんど英語が話せず、結局石窟寺院の駐車場にいた人を呼んできてくれたのでその人に事情を説明。
すると「その宿の人なら知ってるから呼んであげるよ」と電話をかけてくれました。

しばらくすると宿のご主人がトゥクトゥクで迎えに来てくれました。
トゥクトゥクは商売用ではなくマイカーのようです。
トゥクトゥクに乗って「このまま娘を迎えに行ってもいい？」と聞かれたのでもちろんOKしました。
娘さんを小学校へ迎えに行き、一緒に宿へ。
まだ12時だったので部屋の準備はできていませんでしたが、冷たいお水やフルーツを出してくれて、急いで部屋を整えてくれました。
スリランカの人は本当に親切な人が多いです！
待っている間、娘さんと人形遊びをしたり犬と猫に相手をしてもらいました。
準備でき次第部屋に入れてもらって一休み。

来る途中、この宿の近くにはレストランやお店らしきものを見なかったので、宿の人に食事ができるところが近くにないか聞いてみました。
すると、「高いところ、安いところ、中間のところ、どこがいい？　トゥクトゥクで連れて行ってあげるよ」とのこと！
安いところに連れて行っていただきました。
スリランカ料理のお店で、ビュッフェ形式。
好きなものを好きなだけお皿にとって食べられます♪

お店の人が一品ずつ料理の説明をしてくれたので、辛くないものをチョイス。
最初は少な目にとりましたがとっても美味しかったのでお替りしちゃいました♪

30分ほどして迎えに来てくれた宿のご主人が、「彼女の髪はすっごく長いんだよ」と言うと、髪をほどいて見せてくれました。
本当にすっごく長い！
並んで記念撮影してもらいました♪

食後は宿のご主人に石窟寺院に連れて行ってもらいました。
「迎えに来るよ」と言ってくれましたが、度々出てきてもらっては申し訳ないので、歩いて帰りますとお断りしました。
荷物さえなければ10分ほどの道のりですから。

この金仏の下の建物でチケットを買って階段を上ります。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

こんなに上ると思いませんでした・・・。
上っても上ってもたどり着きません。
息切れして休んでいるところにお土産屋さんが寄ってきます。
日本人観光客が多いようで、スリランカの人は簡単な日本語を話す人が結構います。
ここでも「貧乏プライス、たったの20ドル。やっすいね～♪」といった調子です・・・。

振り切って上り続け、ようやく石窟寺院に到着。
石窟を順番に見ていきます。

第1窟、デーワ・ラージャ・ヴィハーラ。
この石窟が一番古いものだそうです。
石窟一杯に横たわる涅槃仏！
この石窟寺院で最大の仏像です。

この涅槃仏の足の裏は真っ赤。
これはスリランカの仏像の特徴だそうです。

第2窟、マハー・ラージャ・ヴィハーラ。
ここはダンブッラ最大の洞窟です。

たくさんの仏像が並んでいます！

壁や天井一面に色鮮やかな絵が描かれていて壮観です！

第3～第5の石窟にもたくさんの仏像が祀られ、色鮮やかな壁画が描かれていました。

外に出ると、そこからはいい眺め♪
天気が良ければシーギリヤロックが見えるそうですが、今日は見えないようです。

下山途中でマンゴーを買って食べました。
スリランカの果物はどれも本当に美味しい！
他のところで食べたものより、バナナもマンゴーもパパイヤも、味が濃厚で本当に美味しいです♪

下山してから周囲をちょっと散策。
と言っても他に見るものはありません・・・。
歩いて宿に戻りました。

今夜の食事は宿の奥さんが作ってくれることになったので、今日はこのまま休憩です。

12月1日、世界一周旅行171日、二周目38日目。
今日はスリランカに来た一番の目的、シーギリヤロックに行きます！
シーギリヤロックにはバスで行くつもりでしたが、宿のご主人が「今日は一日フリーだからトゥクトゥクで色々と周ってあげるよ」と言ってくれました。
もちろんただではないでしょうから、先に料金を確認。
1日18ドルとのことだったのでお願いすることにしました。
バスで行くより断然高いですが、色々周ってもらえるし、なんといっても安全で気楽です♪
9時に宿を出発。
トゥクトゥクでしばらく走ると、「ハーブガーデンがあるけど寄っていく？」と聞かれました。
公園のようなところがあるのかしら？
と思って寄ってもらうと、すぐに案内係が寄ってきました。
なぜか日本語ペラペラの係員に連れられ、ハーブ園を見学し、その後は案の定クリームなどのセールス・・・。
全てお断りして、今度は寄り道せずにシーギリアロックへ向かいました。

古代都市シギリヤ 史跡・遺跡

スリランカでは認定されたガイドさんしか説明してはいけないことになっているので、ご主人とは駐車場で別れました。
別れたとたん、多分認定ガイドさんが寄ってきました。
断っても断ってもついてきます・・・。
入場券を買って博物館に行こうとすると、「天気が悪くなる前にロックに登ったほうがいい。博物館は後にした方がいい」としつこく言われましたが今はまだ快晴。
しかも、シーギリヤロックは登り口と降り口が違うので、降りてきた後は博物館とは違う方へ行ってしまいます。
振り切って博物館に向かうと、ガイドさんは諦めて去って行きました。

博物館は写真撮影禁止。
発掘された石像やシーギリヤロックについてのビデオも見られました。

外に出て、いよいよシーギリヤロックに登ります。
近づいてきた～♪

これは噴水の遺跡。
いまも水を噴き上げています！

階段を上り始めます！
階段は1200段あるそうです。
階段の登り口には「階段は1200段ある。大変だから荷物もつよ、歩くの手伝うよ」という若者たちがたむろしてますが、もちろん有料。
断って進みます。

麓のあたりには石窟寺院などの遺跡があります。

わずかに壁画が遺っています。

どんどん上ります。

絶壁に張り付くようにある階段を上り、ミラー・ウォールが見えてきました。

半分ほど上ったところで、ようやく出会えました！
シーギリヤレディたちです♪

シーギリヤレディたちは、かつてはこの岩山に500人ほど描かれていたそうですが、現在では18人しか残っていません。

じっくり眺めていると、警備の人が記念撮影をしてくれました♪

ここでゴールと言いたいところですが、まだ半分・・・。
せっかく上ったらせん階段を下りて、ミラー・ウォールへ戻ります。

ミラー・ウォールの反対側の岩壁には現在は何も残っていませんが、かつてはここにも美女が描かれていて鏡のように光沢のあるこの壁に映ったのだそうです。
見たかった！！

シーギリヤロックの周りは見渡す限りのジャングルです！

さらに歩いてライオンの入り口に到着。
かつてはライオンの頭もあって、ライオンの口に入っていくように階段が作られていたそうです。
それも見たかった！！

ライオンの足、大きいです！

さらに上ります。
かなり急な階段を恐る恐る上っていきます。
岩には溝が彫られていますが、かつてはここを登っていたということでしょうか・・・？

ようやく宮殿跡に到着！
ここがシーギリヤロックの頂上でかつては王宮のあったところです。
現在は何もありません・・・。

階段を少し下ると王のプールがあります。
こんな岩山の上に大きなプールなんて、贅沢～！

こんな岩山の上にたくさんの建物があったんですね。

宮殿跡の下の方まで下りていくと、その先は絶壁・・・！
遠くまで見渡せます。

あの岩山はピドゥンガラでしょうか。

少々雲行きが怪しくなってきたので下ります。
岩壁に張り付くようにある急な階段を緊張しながらおります。
あのへこみがかつての階段なのだとしたら、命がけで上り下りしていたということでしょうか・・・

下りてきました。
見上げてみると、本当に大きな岩です。

これは何の遺跡かな・・・？

これは会議堂のあと。

アサナ礼拝堂。

コブラの岩。

ここにもわずかに壁画の跡が遺っています。

駐車場に行くと、ご主人が昼食も食べずに待っていてくれました。
一緒にランチに行きます。
向かう途中、トゥクトゥクを停めてもらってシーギリヤロックの全景を撮影。

象が水浴びをしていました。
これは野生ではなさそうです。
時々鼻だけを水から出して呼吸しています。
可愛い♪

ご主人お薦めの食堂へ。

ご飯にたくさんのおかずを載せてくれました。
ご主人をまねて手でいただきました。
日本では行儀が悪い感じがしますが、スリランカではこれが普通ですから。
とっても美味しかったです♪

帰りに、「象に乗る？」などいくつか勧められましたが断りました。
が、「宝石博物館があるけど行く？」と聞かれ、そこだけ行くことにしました。
博物館が大好きなんです♪

宝石の採掘場についてのビデオを見たり、採掘場を再現したところを見たり、宝石を研磨するところを見たり、結構面白かったです♪

が、最後にやっぱり待っていました。
宝石売り場です！
どれも高そうです・・・。
全てお断りして帰りました。

明日はキャンディに移動します。