世界旅行二周目（メキシコ・オアハカ）前篇

2015/12/11 - 2015/12/12

周囲にたくさんの遺跡が点在するオアハカ。
一番大きなモンテ・アルバンをじっくり見て回り、そこで発掘されたものを博物館で見て、オアハカ周辺で発展していた文明をじっくりと見ることができました。
市場でメキシコ名物のモーレソースの料理も堪能し、町歩きも楽しい町でした。

エリア オアハカ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月11日、世界一周旅行181日、二周目48日目。
この日も移動日。
メキシコの国土は日本の約5倍あるので、あちこち回ろうとすると移動が続きます。
長距離バスで移動することも可能ですが、直接は行けないしかなり遠いので、飛行機を使うことにしました。
お世話になった宿をあとにして、タクシーで空港へ。
グアナファトの町も見納めです。

チェックインを済ませて搭乗。
まずはメキシコシティへ。
ここでオアハカ行きの飛行機に乗り継ぎますが、1時間12分しかないので急いで移動します。
が、飛行機を降りてバスでターミナルに到着したと思ったら、なぜかそこでセキュリティチェック。
なぜ飛行機から降りてきた客の荷物検査が必要なんでしょう・・・。
ようやくセキュリティチェックを抜け搭乗ゲートを見てみると、まだ表示されていません。
出発時間まで30分を切っているのに！？
ようやく搭乗ゲートが表示されて急いで向かうと、その搭乗ゲートのパネルには違う行き先が表示されています・・・。
なんで～！？
私と同様に困惑顔の人たちがチラホラ。
見かねたスタッフのひとりが「オアハカ行きの人たちついてきて」と引率してくれました。
で、違う搭乗ゲートに案内されたんですが、そこの搭乗ゲートにはさらに5つの行先が表示されているのに、オアハカがない・・・。
なんで～！？
出発予定時刻を過ぎて、ようやくオアハカ行きのパネルが表示されました。
一安心して搭乗ゲートをくぐって着いたところは待合室。
同じ搭乗ゲートからは5つの行先の人たちが順番に通され、結局そこで一緒になって待つ仕組み。
なんて無駄なシステム・・・。
間違えて違う行き先の飛行機に乗っちゃう人はいないんでしょうか・・・。
出発予定時刻を1時間過ぎて、ようやくオアハカ行きの客が呼ばれ、バスに乗り込みました。
こんなにヤキモキした乗り継ぎは初めてです。
ようやく飛行機に乗り込んで離陸。
こんなに遅れたのに表示は「定刻」になっていたのはビックリです。
何時間遅れたら「ディレイ」と表示されるんでしょうね。

無事にオアハカの空港に到着。
そこからは乗合タクシーに乗ってホテルへ。
体力的には疲れなかったけど、気疲れしました・・・。

ホテルのロビーにはかわいいクリスマス飾りが♪
癒されます♪

部屋も綺麗で、しばらく休憩。

夕食に出かけました。
宿の向かいに市場があったので、そこへ。
たくさん食堂がありましたが、声をかけてくれたお店に入りました。
ポージョ・エン・モーレを注文してみました。
唐辛子、木の実、チョコレートなどが入ったモーレソースの料理です。
以前、愛知万博で食べてビックリした料理です。
やっぱり美味しくはないな・・・。

この日はこれにて終了です。

12月12日、世界一周旅行182日、二周目49日目。
オアハカ周辺にはサポテカ文明の遺跡が点在しています。
この日はそのうちで最大の遺跡、「モンテ・アルバン」へ行きます。

標高が700ｍほど下がったせいか、ちょっと気温が上がって来たので涼しいうちに出かけようと、朝一番のバスに乗って9時に遺跡に到着。

この穴は何だろう・・・。

モンテ アルバンの古代遺跡 (オアハカ歴史地区とモンテ アルバンの古代遺跡) 史跡・遺跡

見たことのない木があります。
赤い豆のようなものがぶら下がっています。

遺跡を見ながら、坂道を上がっていきます。

ピラミッドの上の方に石碑が立っています。

こんな絵？　文字？　が書かれているようです。

北の大基壇のさらに北の基壇に登りました。

今度は「北の大基壇」へ。
ここからモンテ・アルバン遺跡が見渡せませす。

やっぱり人が少ない。
朝一番に来て良かったです♪

さっき登っていた北側の基壇。

さあ、人が少ないうちにどんどん回ります。

これは球戯場。

ここにも穴が。

何の穴かなぁ・・・。

調べてみたところ、太陽が一番高く上る日（5月・8月）に太陽光が差し込むように設計されている穴だそうです。

穴と祭壇が直線上にあります。

これは天文台。

この天文台に40枚以上の征服碑板が張り付けられています。

征服非板とは、モンテ・アルバンが征服した都市の記録を刻んだ石板のこと。
石板の下側に逆さになって目を閉じている人物が、多分征服された都市の王で、生贄にされたことを表しているそうです。

恐ろしい・・・。

今度は階段を上って、モンテ・アルバンで最も高い場所へ。
「南の大基壇」からの眺めです。
真ん中に見える建物が天文台です。

しばらく涼んでから降りて、基壇の周りを一周。

ところどころに壁画が残されています。

レプリカですけどね。

そして、踊る人のギャラリーへ。

この「踊る人」は、発見当時踊っているように見えたからそう名付けられたそうです。
が、その後の研究で、これは拷問を受けて苦しんでいる人を表していると分かったそうです。
残酷です・・・。

こんな壁画が300以上もあるそうです。

その後も遺跡の中をウロウロ。

ここにも穴が。

ここは中に入れました。
モンテ・アルバンでは約170ものお墓が見つかっているそうですが、これもそのひとつなのでしょうか。

オアハカの町が遠くに見えます。

見たことのない花も咲いていて、歩き回るのも楽しいです♪

かなり暑くなってきて、ヘトヘトになって入り口にある博物館へ向かいます。

展示されているものは少ないけど、みんな本物！

これが「踊る人」の本物です。

帰りのバスが来るのを待ちながら、さらに周りをウロウロしていると、球戯場を発見。
こちらの球戯場は埋もれていますねぇ・・・。
モンテ・アルバンの遺跡内には8つの球戯場があるそうですが、私が見たのはこれで2つ目です。
まだまだ広大な山の中に埋もれているんでしょうね。

やって来たバスに乗って街に戻りました。

そして町歩き♪

まずは「カテドラル」です。
中はミサの真っ最中だったので、少しだけ覗いて出ました。

カテドラル (オアハカ) 寺院・教会

クリスマスの飾りを発見。
サボテンを飾っているところがメキシコっぽいです♪

そしてランチタイム。
お店もカラフルです♪

スープからデザートまでしっかりいただきました。
ちょっと標高が下がったおかげか、胃腸の調子が上がってきたようです♪

食後はさらに町歩き。

ここにもクリスマスの飾り♪

そして、「サントドミンゴ教会」に到着。
ですが、この時間はクローズ。

サントドミンゴ教会 寺院・教会

なので、隣の「オアハカ文化博物館」へ。

オアハカ文化博物館 博物館・美術館・ギャラリー

博物館と言うより図書館？

建物も綺麗です！
この建物はサントドミンゴ教会の修道院だったものを改装したそうです。

確かに教会っぽいです。

あ、メタテ。
これはトウモロコシをすりつぶして、トルティーヤなどを作ったりするもので、現在も使われている調理道具です。
古代から同じ調理道具が使われているって、すごいです！

ここにも踊る人。

色んな土器あって面白いです。

これも神様なのかなぁ？

これは金でできています。
モンテ・アルバンのお墓の副葬品だそうです。

モンテ・アルバンで発掘されたヒスイの頭蓋骨。

ここには、遺跡から発掘されたものだけではなく、スペイン征服時代のものも展示されていました。

これは最後の晩餐かな？
テーブルの上のものが唐辛子やトマトなどで、メキシコっぽいです♪

これはどんな場面かなぁ？

建物を見ているだけでも楽しいです♪

十分堪能したので、宿へ戻ります。
戻る途中、ちょっと市場を覗いてみました。
色々売られていて面白いです♪
今日は特に何も買わずに終了。

ベニートファレス市場 市場