2018/10/11 - 2018/10/23
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この旅行記のスケジュール
2018/10/20
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電車での移動
ナイトジェット(コンパートメント席)
この旅行記スケジュールを元に
ミュンヘンからデュッセルドルフへは夜行列車ナイトジェット です。この旅4回目のナイトジェットで、慣れてきたところで、最終回はコンパートメントの座席車です。なんとどれだけの距離乗っても29ユーロ(約3700円)です。この一番安いタイプは、今回のナイトジェット の全タイプ乗車の最後の回にもってきました。
ところでそもそもジャーマンレイルパスを使ったドイツ鉄道旅です。本来であれば追加料金なしで乗車できる夜行のICEやICの座席車利用でなく、わざわざ運賃込みの料金を払ってナイトジェットに乗るのか?
それは今回はドイツ鉄道旅行初心者なので単に危険性回避、というだけのことです。任意指定制の夜行のICEやICなら誰でも短区間乗って来られるので泥棒も乗車しやすかろう、ですが、全席指定運賃込みのナイトジェットなら本来の夜行客しか乗車してこれないはず、という読みからです。もっとも夜行ICEという、いわば夜行新幹線なんてぜひとも乗ってみたいものです。
さて、夜のミュンヘンHbf。6日前のときは列車案内表示にデュッセルドルフ行きだけでハンブルグ行きがなくて「運休か?!」と焦ってたのを思い出しながらホームのベンチで列車到着を待ちます。今日はきちんと赤銀のきっぷ販売機の検索機能でもデュッセルドルフ行きは定時運行と出ますし、ホームの出発案内表示にもデュッセルドルフ行きとハンブルグ行きの両方がきちんと表示されています。
列車が入線してきました。インスブルック発なのでミュンヘンは途中駅なんです。よっこらしょと腰を上げ、列車に近づきます。するととんでもないことが。なんと予約した車両が編成中に見当たらない??!
表紙写真はトラブルを乗り越え、翌朝最後尾のデッキから眺める景色。
高速で流れ去る景色。その向こうに曙の空。
夜行列車の感慨、ここに極まれり。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ナイトジェット乗車1時間前。21:45のミュンヘンHbf。
ICE-4が到着。ICE-TとICE-1と3タイプのICEが並びました。 -
手前からICE-4、ICE-T、ICE-1。
夜行列車を待つ間は駅で列車ウォッチング。 -
今日はきちんと赤銀のきっぷ販売機の検索機能でもデュッセルドルフ行きは定時運行と出ます。赤三角印もなし。定時運行です。
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ホームの出発案内表示にもデュッセルドルフ行きとハンブルグ行きの両方がきちんと表示されています。
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ホームの列車編成表。一番下が今日、これから乗車のナイトジェットのハンブルグ・デュッセルドルフ行きです。
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さて、22:34。発車18分前に機関車を先頭にナイトジェットが入線してきました。
隣国オーストリアのインスブルックが始発でミュンヘンは途中駅。ここまで2時間走ってきましたが、ミュンヘンは行き止まり型の駅なので、ここで進行方向が変わります。 -
電気機関車はオーストリアのチロル地方の湖、アーヘン湖のラッピング。
私は明日の朝アーヘンに行くのですが。
と、私の行くアーヘンはドイツのケルンの近くの国境の町です。 -
デュッセルドルフ行きは改札に近い側。ハンブルグ行きはホームの先の方。
改札に近い側から指定の284号車を探します。 -
が、ない!
284号車がないのです。
前後うろうろしてデュッセルドルフ行き編成の全部見たけどないのです。
車掌さんが案内に立っていたので聞いてみました。
すると、さらりと「その車両は今日は欠車です。今日は座席車は全車自由席です。どこにでも空いている席に座ってください。」
ええーーーっ。
編成唯一の座席車、283号車へ。行き先表示が紙に手書き・・・・。正規編成にトラブルで予備車を繰り出したか? -
ちょっと出遅れたので、ほとんどのコンパートメントがグループ客に占められてしまってました。2両あるはずの座席車が1両になってるんだからそりゃそうだ。唯一グループ客のいなさそうなコンパートメントに「こんばんは」とこわごわ入ります。部屋にはきれいな若いお姉さんが1名とお酒でいい気分のおじさんが2名。その通路側にちょこんと座りました。
なんというこった。ナイトジェット に4回乗ってまともだったのは1回だけかあ。車掌さんが検札にきましたがお詫びはなし。まあ、そんなもんでしょう。
なお、座席自体は1等車並みの豪華なソファー。ふわふわで奥行きたっぷりです。ボックス席ですが前後の距離も十分。膝を詰めて、なんてことはありません。なお、昼行列車にも連結していることがあります。このドイツ旅行でも2日目にアウグスブルグからザルツブルグまでEC(ユーロシティー)で乗車しています。
写真は通路側の座席のテーブル。指定とったのは窓側だったのに。 -
定刻発車。
窓側に座っていたきれいなお姉さんは次のアウグスブルグで下車。まだ日付が変わる前です。
夜行列車とはいえ、こういう「終電」的な使い方もできるんですね。まあ、普通の座席車ですし、どの区間乗車しても早割29ユーロ(約3800円)なので、インスブルックからだとまあまあお安い、です。
ここで窓側に移動。おじさんたちとしばらく初等レベルの英会話。この年はドイツは雨が少なくて社会に影響が出始めているとか。そして、「横になりなよ。うちらは途中駅までだから。」とありがたいお言葉。そして「充電終わったからコンセント空けるよ。携帯電話充電したら?」おまけに15kgほどのスーツケースを網棚に上げるのを手伝ってくれました。(非力な私・・・。)
なんかねえ、ドイツの人って優しいです。旅行前はすんごくお堅いイメージだったんですが。 -
おかげでぐっすり。
深夜1:48、静かなので目がさめました。ニュルンベルグ駅のようです。
ここでウィーンからの編成とつなぎ変えです。
1:16に到着して2:46まで長時間停車です。
ウィーンからの列車は1:27に到着予定なので、先日と同じならとなりの番線にいるはず・・・いない。またどうせ遅れてるのでしょう。 -
おじさんたち、ホームに出てタバコ吸ってます。そしてなんか体操してます。
気分転換にちょうどいい停車タイムですね。 -
静かな時間が流れます。
ところが、いつまでたってもウィーンからの編成は到着せず。またつなぎ変えの作業を見るのをあきらめ、再度就寝。
ギギギギーーーーという激しいブレーキ音で目が覚めました。となりの番線にウィーンからの編成が到着したようです。
時計を見ると4:00!
なんと2時間半の遅れではないですか。
もうつなぎ変えを見るとか以前に、明日、どうするか、を考え・・・と、まあ、どれだけ遅れるかわからないし、明日、到着近くなってからできることを考えよう、と。だんだんドイツ鉄道の旅にも慣れてきました。
列車は直ちに後退を始めました。つなぎ変え作業の始まりです。が、まあ、いいかな、と就寝。ふたたび目がさめたのはつなぎ変え完了してちょうどニュルンベルグ発車のとき。5:00ちょうど。なんと2時間14分の延発。 -
よく寝た。っと起きたら駅に停車中。朝の7:15。ドイツの秋では日の出は8時ころなのでまだ暗いです。
おじさんが「フランクフルトだよ」と。
ああ、この斜めの柱はフランクフルト空港駅だわ。1時間40分延まで回復してます。 -
マインツ手前のライン川の鉄橋。
この旅何回目のライン川渡河だろう?
ほんのり朝焼け。 -
7:55マインツ到着。1:53分延。
ここで同室のおじさん2人が降りていきました。
「チェス!」とあいさつ。いろいろありがとうございました。
これでコンパートメント1人ぼっちになりました。 -
列車は丘陵地帯を割って流れるライン川の谷に入っていきます。
回復運転でぶっ飛ばしてます。
いえ、本来であればもうケルンに着いているころです。 -
さて、車内探検を。
トイレ、使用中止ですかあ。プリンターで刷ってセロテープ留め。
別のトイレを使用。それと洗面所で顔を洗います。 -
後ろの方へ。
自転車も積めるのね。びっくり。その固定方法(方向?)にもびっくり。 -
一番後ろの車両。
なんと貫通路から後ろが見えるではないですか!
特等の展望席です。
流れ去る線路。
最近のヨーロッパの客車列車はプッシュプルが基本で片方は機関車、片方は運転室付き客車なので、このようなドアが最後尾になっている列車はほとんど残ってません。 -
朝焼けを背に快走!
160km/hか、という高速で景色が後ろに流れ去ります。
うわあ、これぞ客車列車の醍醐味。
今日の座席のこととか遅れのこととか全部忘れてずっと天然シアターに魅入ってました。 -
ライン川沿いになると霧になりました。
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ああ、川霧が立ち上ってます。なんと幻想的な。
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席に戻って朝食。
まあ、持参のクラッカーとアップル炭酸飲料ですが。 -
なお、天井と網棚はこんな感じです。
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川霧の向こうに小さな街が流れていきます。
この年は雨が少なく、ライン川の水位も下がって水運に影響が出ている、との話どおり、たしかに桟橋がかなり下がってます。 -
日曜日でも水運は休まず。
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前の方が見えます。
2日前に通ったときの、のろのろICEが嘘のような飛ばしっぷり。 -
先頭には車運搬車。ミュンヘン発車時は一番後ろについていたはず。車運搬車のデュッセルドルフ行きはウィーンからなんでしょう。
このへんで、今日のこれからの計画を考えます。
当初はデュッセルドルフからオランダとベルギーに行ってケルン14:15着、そこからプラスアルファでライン川沿いのどこかの小駅で散歩、とかだったのですが、2時間遅れてますし。
列車はコブレンツで1時間40分延。あ、ちょっと遅れ短縮。
時刻表をめくっていると、ケルン(定刻8:15着)で、もしかしたら9:43発のベルギーのブリュッセル行きに間に合うかも。リエージュ往復してアーヘンからノイス、そしてオランダのフェンローへ、デュッセルドルフへ15:08に着く。そこからライン川沿いへ、と1時間ちょっとの遅れまで回復できそう。
そうそう、今日はジャーマンレイルパスの利用なので今日の日付を記入。
7日間フレキシータイプのジェーマンレイルパス利用も今日が最後かあ。 -
速度が落ち、ケルン手前。9:36。
いろんな塗装の車両が繋がった列車と並走。フレックストレイン、と書いてあります。フレックス・・という格安バスがあるからその列車版かな?
帰国後に調査。アタリでした。ケルンからハンブルグまで10ユーロ(1300円)くらいだそう。まあ、列車本数少ないし、使い勝手はよくないです。そして2019年には消えたとの情報も。 -
並走してケルンHbfへ。展望塔が見えます。あともう少し。
下車準備完了。 -
あ、まだ先なのね。車庫の脇をゆっくりと。
先頭まで見えます。 -
減速してからが結構遠かった。
やっとケルン大聖堂が見えた。Hbfのドームに進入。
9:42。あと1分。 -
9:43直前。停車。
ホーム反対側にはICE-3が停車中。これに違いない。
と、ホームに降りた途端、ドアが閉まり、発車していきました。
待ってくれてもいいじゃない・・・・。何もこんなときだけ定刻で発車しなくても・・・。一度降りたナイトジェットに再乗車もはばかられるので、発車していくブリュッセル行きのICEをむなしく見送ります。
さて、また今日の計画を考えねば・・・。 -
まあ、まずは朝の雰囲気を味わいましょう。
朝日を浴びて輝くケルンHbfのドームとナイトジェット。
ドイツの夜行列車、ナイトジェットの4列車、4設備体験、ここに終了。
さて、軽くナイトジェットの印象のまとめです。
サービスは満点。乗務員はきびきびと働き、笑顔で対応、車両はきれいだし、座席車でもペットボトルの水は無料配布だし、座席車以外は朝食付きだし。シャワーも無料で使えるし(これは未体験)、何より早割ならすごく安価です。そして全車指定制なので途中で変な人が乗ってくることもなく安心安全といった印象です。
反面、注意すべきは定時性。
4回乗って遅れは1時間06分、38分、0分、1時間28分。
中間駅での最大遅れは1時間40分、42分、0分、2時間14分。
旅程に余裕をもたせることが必要です。
昼の列車より遅れは多いように感じます。
名誉のために、出発時刻はどの列車も定刻でした。
遅れ以外のトラブルは、検索で運休と出るのでに運転していたこと、指定車輌の不連結、朝食を食べ損なったこと、トイレやドアの故障、シャワーの水が朝出なかったこと。このへんは国民性というか、海外の鉄道ならよくあることなのかも。
肝心の乗車率ですが、満席ということもなく閑散ということもなく60~80%の乗り、でした。
そして何より夜行列車は旅情が大切。これをたっぷり味わうことができます。
ヨーロッパ旅行の際はぜひとも1度くらいは夜行列車ナイトジェットを。それも個室寝台がとってもおすすめです。
なお、2019年には路線拡充もあり、2021年には新型の寝台車ができるそうです。値上げはされるかもしれませんが、ますます期待のナイトジェットです。
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旅行記グループ ジャーマンレイルパスで巡る夢と不安たっぷりのドイツ(+7カ国)鉄道旅行
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