2018/10/11 - 2018/10/23
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きゅういとせろりさん
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この旅行記のスケジュール
2018/10/13
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インゴルシュタット中央駅
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ドナウウェルト駅
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アウグスブルグ中央駅
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ザルツブルグ中央駅
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インゴルシュタット中央駅
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この旅行記スケジュールを元に
2日目はいよいよジャーマンレイルパスを使った本格的なドイツ鉄道旅です。
ベッドの中、窓からかすかに聞こえるアナウンス。異国の朝の駅の気配。ああ、ドイツにいるんだなあ。
窓から日の出を眺めます。澄み切った青空にまぶしく輝く朝日。空気が澄んでるんだなあ。
今日は観光も少し。
まずはネルトリンゲン。次にミュンヘン。そしてオーストリアのザルツブルグまで往復して、インゴルシュタットに戻ってくる予定。
これだけ見ると普通の観光旅行ですね。でも滞在時間がそれぞれ45分、1時間、1時間の予定です。
まあ、ヨーロッパでは普通のパックツアーでも移動がバスで3時間、観光1時間のくりかえし、ということも多いですし。そう変でもないかもですね。
でも、今日のメインはミュンヘンの模型屋訪問とオーストリア国鉄の特急列車「レイルジェット」乗車なんです。
表紙写真はインゴルシュタット駅で発車を待つ、今日最初のランナー、8:08発ウルム行きのローカル列車。
今日はちゃんと予定どおり鉄道が動きますように。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホテルの窓から。黎明の東の空。
透明感がすばらしいです。
いい天気。 -
日の出は日本より1時間おそい7:40。
緯度の高い国を実感。
空気が澄んでいて、日の出直後の太陽も輝きが眩しすぎて。
さて、まずは自分でジャーマンレイルパスに今日の日付を記入します。
駅の向こうの留置線。車をいっぱい積んだ貨物列車が何本も停車中。
ここインゴルシュタットはアウディの本社と工場のある街。たぶん、積んであるのは全部アウディの新車なんでしょう。 -
7:55。ホテルを出発。
2連泊なのでスーツケースも部屋にそのまま。軽装です。旅は身軽が一番。
駅前に小型SLの展示。均整のとれた好ましいスタイル。模型で欲しいなあ。
解説板に「クラウス」という文字が。
日本でも有名な機関車製造会社の蒸機でした。
1970年くらいまで走っていたのだそうです。
ドイツ語なのでそれ以上は読み取れず。 -
インゴルシュタットHbf。英語だとインゴルシュタットセントラル駅。日本語だとインゴルシュタット中央駅。
名前の割に小さいです。
昨日の感じでは、インゴルシュタット北駅の方が降車客も多く栄えているようにも見えました。 -
でも交通の要衝。列車は多いです。
これが今日の最初の乗車列車。ウルム行きの各駅停車。
本当にたまたまなんですが、この路線、「ヨーロッパ時刻表」のドイツの最終ページにある路線です。なんともマイナーな路線から旅行を始めたものです。
さて、この列車、DB(ドイツ国鉄)の列車ではなく、Agilis(アジリス)という私鉄の列車です。
ジャーマンレイルパスで私鉄に乗れるの?ですが、
ドイツの鉄道は、線路を国鉄が持っていて、ローカル列車は入札で運営会社を決めるようで、DB(ドイツ国鉄)の運行だったり、このような私鉄の運行だったりします。
乗車可能な私鉄列車の一覧は、ドイツ鉄道HPにあり、この列車もジャーマンレイルパスで乗車可能なのは確認済みです。 -
車内は30%くらいの乗りでした。土曜の朝の地方ローカル列車にしてはよく乗っているなあ、と感心しました。
私の購入したジャーマンレイルパスは1等用なので、当然1等車に向かいます。
ドイツではどんなローカル列車でもほとんど1等車があるんです。
が、1等席の区画の全ての窓や壁に「Reserved」とべたべたと書かれてます。
ドイツって「任意指定制」で基本自由席で、指定券の発行されている席以外は自由席のはず。そもそも特急でもない地方ローカル列車には指定席はなかったはず。
でも、この列車は私鉄だし、もし指定席制度を独自に作ったのかも。
ということで、もし検札で違反金とか徴取されたらいやなので2等席に移動します。
この2等席の一部にも「Reserved」と書かれた区画も。
なので何も書いてない席に収まりました。
なお、「Reserved」と書かれた区画は誰もいませんでした。
後日調べたところ、このagilis の列車は、普通運賃の場合は事前の指定料金が無料なのだそうです。そしてジャーマンレイルパスや地方パス(バイエルンチケットなど)の場合、それと車内で指定を受ける場合は、それぞれ1ユーロかかるのだそうです。なかなかいいシステムだと思います。住民にとっては。旅行者、とくに1等の場合はかなり残念。 -
列車はインゴルシュタット駅を8:08定刻発車。
ミュンヘンへの本線を左に、くいっと進路を西へ。一気に加速。速い。速いです。
160km/mくらい出ていそう。
広大なドイツの大地を一直線。 -
気持ちよく飛ばし、約40分後、左からアウグスブルグからの本線格の線路を迎え、ドナウヴェルト駅に到着。
各駅停車なのに53kmを45分で走破。表定速度71km/h。特急なみです。
ここでネルトリンゲンへ行くために乗り換え。 -
ドナウヴェルト駅の駅舎。
列車の接続の合間に駅の外に出てみました。
駅前の噴水が目立ちますが、ベッドタウンの駅みたいな印象。
街はちょっと離れているようです。
カラフルなドイツ建築のきれいな街並みは、今回はあきらめです。 -
さて、あらかじめ日本での調査では、ネルトリンゲンへは4番線のアーレン行きに乗り換え。
駅の表示もそうなっています。
4番線の列車はドイツ国鉄(DB)の運行の列車です。2人席が空いてないくらいの乗車率。60%くらいでしょうか。
連接車4輌編成の2編成併結の8両編成。後ろの方か空いているようで、そちらに移動。そしてそちら側の先頭車の写真を。
あれ、なんか短い。2編成併結の前半分が出発してしまったようです。
あ、分割だったのか?!
目の前の列車は、アーレン行き。あ、あってる。
そういえば、さっき乗ろうとした車両は行き先が長ったらしい名前で、アーレン行きのはずが変だな、と一瞬思ったのです。たぶん「トロイヒトリンゲン」行きだったのでしょう。ミュンヘンから来てここで分割なのかな?
「ヨーロッパ時刻表」ではネルトリンゲン行きの列車はこの駅始発、トロイヒトリンゲン行きはミュンヘンから直行で全く別列車、のはずですが、分割して新たな列車として運行なのでしょう。
写真撮ってのんびりしていたので結果として間違えずにすみました。ひやりとしました。 -
さて、この旅、初の1等車です。正確には半車の1等区画です。誰も乗ってません。もっとも2等席の方も半分くらいの乗車率でした。
シートピッチは広いですが、2列2列の普通の座席。2等席と座席も同じような。 -
11分の接続時間で、9:04出発。
今度の列車は川に沿ってややゆっくりめに走ります。
川を渡ります。
桟橋がなんか印象的。どこに行くときに使うのかなあ。 -
緑の平原が広がってきました。
リース盆地に入ったようです。
ネルトリンゲンは隕石の衝突でできたクレーターの中の街です。
でも直径24kmのクレーターの中の直径1kmの街は米粒みたいなもの。
そろそろ到着かな。
彼方の山がクレーターの壁かなあ。 -
ネルトリンゲン駅到着寸前。右側に蒸気機関車や古い客車がいっぱい。
あ、博物館があったんだった。煙を吐いている蒸気機関車もいました。
なんとも魅力的。 -
ネルトリンゲンまで29km28分でした。表定速度62km/h。
ゆっくり走っているようで、まあまあ速いです。 -
駅舎は工事中。なので、駅舎の脇を通って外へ。
-
駅前左側に引き寄せられます。
駅の裏が鉄道博物館ですが、表側にも留置線があって、保存車両がいっぱい。
保存車両というより整備待ちの車両のようでした。
車両数多すぎ。なかなか整備の順番がまわってこなさそう。 -
さて、ネルトリンゲンでは9:32に到着して10:15まで43分の観光タイム。
駅は環形の城壁で囲まれた街の外にあり、歩いて7分くらい。
早足で街に向かいます。道は単純。間違えようなし。彼方に塔が見えます。街の中心の塔にちがいない。 -
駅を背に左の道を行って1回角を曲がるだけ。すぐにこの城門が現れました。
ライムリンガー門。
あとで地図をみたら、駅を出て右に行くのが普通みたい。
そちらはダイニンガー門。
でも街の中心の聖ゲオルク教会へはライムリンガー門経由の方がちょっと近い。 -
城門にこの案内地図。
ほんとうにまん丸の街なんですねえ。 -
まずはライムリンガー門の塔の両側、街を囲む城壁に登ってみます。
-
内側は開放系。外側に向かって壁です。
そりゃ砲弾やらを防御せねば、ですから。
街の内側から見ると、高さもそう高いわけではないです。
「進撃の巨人」という漫画のモデルの街との話を聞きましたが、それを見ていないので・・・。 -
城壁の断面はこんな感じでした。
案外きゃしゃです。 -
まだ10時前なので観光地も閑散。
-
街の中心。聖ゲオルク教会。一周してみます。
まだ開館前。今日は10時から開館。
時間があれば登りたかったなあ。 -
このような建物でいっぱい。街の雰囲気がいいなあ。
さて、ここらで時間切れ。駅に戻ります。 -
あ、教会の鐘が鳴り出しました。
立ち止まって、しばし雰囲気にひたります。
背景は城壁。外からみたところ。たしかに外から見ると高い壁だわ。
このあと駅までの道、ショートカットしようとして住宅街に迷い込み、結局遠回りしてしまいました。急がば回れ。そのまんま。 -
それでも列車の時間の5分前には駅に到着。
10:15発のミュンヘン行きが「定刻に」やってきました。
今日は順調です。 -
ドナウヴェルト駅にもどってきました。
と、駅構内になぜにスイスの2階建インターシティーの客車が???
(ピンボケですが)
スイス国内限定運用だと思ってた。こんな情報なかった。乗りたい!
けどどう見ても折り返しのお昼寝中。
「ヨーロッパ時刻表」をひっくり返しても該当するような列車は見つけられず。
どんな運用か気になります。
さて、ドナウヴェルト駅でしばらく停車。列車種別がRB(各停)からRE(快速)に変わります。
「ヨーロッパ時刻表」ではネルトリンゲンからの列車はドナウヴェルト駅止まり、になってますが、ドイツ鉄道のHPで列車検索するとミュンヘンまで直通で出ました。
このように途中で化けるんですね。直通か起終点か必ず書いてある日本の時刻表の感覚ではいけないわ。行きの乗り間違え未遂もこれが原因。
10:58の発車までの11分の停車の間に、トロイヒトリンゲンからの列車と併結。8両編成になりました。 -
ドナウヴェルトを発車してしばらくは景色を見ていたのですが、ちょっとうとうと。
ふと気がつくと、どこかの駅に停車中。それもやや大きい駅。
慌てて飛び起き、駅名を確認。アウグスブルグ。降りなきゃ。
この快速は、西から来るEC(ユーロシティー)にこの先で抜かれるので、乗り換えです。
この駅でも11:39の発車まで11分間停車。
ふと見ると、ネルトリンゲンでは4両編成だけだったのに、すでに4両編成3本併結12両編成に成長してます。このアウグスブルグでも西のウルムから来る列車と併結したのです。 -
乗り継ぎの合間に駅の外に出てみます。
階段の脇のこの黒いベルトはスーツケース用のベルトでした。前方、荷物乗せている人が見えます。荷物を乗せると動くようです。これは便利。 -
駅舎。工事中で風格いまひとつ。
偶然なのか、今回の旅行では駅舎の工事がすごく多かったです。
この日も2駅目。 -
11:38。ミュンヘン方面行きのユーロシティ(EC)が入線。
発車時刻の4分前。オーストリアの機関車だわ。オーストリア行きの国際特急です。
機関車のQBBの文字にチーズが頭に浮かびますが、正確にはオーウムラウトとBBです。オーストリア鉄道のことです。 -
オーストリア国鉄の客車。2000年以降でも何回塗装変更しているのやら、
と思ったら「ナイトジェット」と書いてあります。
寝台列車用の座席車でした。昼間の列車と共通運用なんですね。
この車両に乗ってみることにします。
1等車ではなく、2等車だけど。コンパートメント(区分室)の車両だったので、つい。
ヨーロッパでは、コンパートメントの場合、1等でも2等でもほとんど車内が変わらないように思います。 -
11:42、定刻発車。発車して5分で、さっきまで乗っていた快速を追い抜きます。
あこがれのコンパートメントの窓から通路越しの景色もまたいいもの。
車掌さんが検札にまわってきました。
ほんと列車ごとに必ずまわってきます。 -
列車は滑るように高速走行。ミュンヘンに定刻到着。
62kmを29分でした。表定速度128km/h。在来線なのに新幹線こだま以上です。それもそのはず。在来線でも200km/hで走行可能な区間です。たしかヨーロッパで一番最初の200km/h走行化区間。
と、この列車、オーストリアのクラーゲンフルト行き、ですが、ザルツブルグに行くことに気がつきました。
最初の予定ではこれからミュンヘンの模型屋巡りとちょっと観光のあとザルツブルグ、だったのですが、このままこの列車でザルツブルグに向かうことにしました。
鉄道パスだとこのような変更も自由。 -
このドア、壊れてるみたい。でも「故障中」のシール張ってあれば運行していいようです。
と、何をやっているかというと、1等車に向かったわけです。
が、1等車は1輌しかなく、定員4人のコンパートメント。全部の部屋に2人づつ座っていたので入る勇気なく。結局、もとの2等コンパートメントに戻りました。
乗車率30%くらいでした。任意指定制、ですが指定の入っている席はほとんどありませんでした。 -
12:17ミュンヘン発車。しばらく行くと気持ちのいい高原を走ります。
緑の丘の彼方の山はアルプスかなあ。
反対側の車窓にはヨットが浮かぶ大きな湖が。
きれい。ほんときれいです。 -
ザルツブルグに13:59到着。定刻です。153kmに1時間42分。表定速度90km/h。何駅が停車してこのスピード。かなり速いです。
あ、コンパートメントはこんな感じ。
椅子はふんわりして豪華な掛け心地でした。 -
天井の電灯。ちょっとレトロ。
-
廊下。これぞ伝統のヨーロッパの特急。
-
さて、駅の外に。
ザルツブルグ駅は最近全面的にリニューアルしたようで、駅はぴかぴか。
そうそう、ここはもうドイツではなく、オーストリアです。
ジャーマンレイルパスは、ここザルツブルグまで飛び出し乗車可能なんです。
これでまずは、ドイツ以外に、プラス1カ国目。 -
駅舎。高い天井がいいですね。
-
駅前に出てみます。
これ、トロリーバスです。でも正面がトラムのように流線型。格好いいですね。
モーターの音も高らかに。 -
後ろ姿。バスだからトラムと違って後ろに運転台なしです。
-
旅行ガイド本を持ってないので、適当に街に出ます。
が、どうやら街の裏側みたい。こんなオブジェがあったりして。オーディオの廃品でできた山?
有名な旧市街は駅を出て左だったか。
あわてて戻ります。 -
てっきり裏口だと思ってた方から駅を出て街へ。
彼方に教会の塔が。 -
窓辺にはゼラニウム。街もきれい。
-
川にほどちかい公園。
民族衣装の少女たちがおしゃべりしながら通り過ぎます。
なにかお祭りがあるのかしら。
と、ここで時間切れ。
駅に戻ります。 -
ザルツブルグ駅に戻ってきました。約50分の散歩でした。
ちゃんとガイド本持っていれば旧市街往復できたでしょうに。ちょっと残念。
この駅はガラス天井。明るいです。 -
となりのホームに毛色の違う列車が。
オーストリア鉄道の線路を借りて運行する私鉄のようです。
ウィーンとリンツ、約190kmを120分で走ってたった18ユーロ(2000円強)と安価。 -
オーストリア国鉄は「ジェット」という名称が好きなようで、
夜行列車は「ナイトジェット」
特急は「レイルジェット」
近郊列車は「シティジェット」というようです。
それにしても個性的な構造と塗装。きれいですねえ。 -
さて、ミュンヘンへの帰路はオーストリア鉄道が誇る「レイルジェット」です。
機関車牽引の特急客車列車です。
高速で突っ込んできて急ブレーキで停車。
2本併結でやってきました。なので途中に機関車が挟まっているのが面白いです。
首都ウィーンからの列車で、前半分は先に発車、オーストリアを縦断、スイスを通ってリンダウまで行きます。後ろ半分が私の乗るミュンヘン行きです。今度は間違えません。
ミュンヘンとザルツブルグの間は行きに乗ったECと、このレイルジェットがそれぞれ2時間ごとの運行。平均1時間に1本。それとメリディアンという快速が1時間ごとの運行。便利です。 -
ザルツブルグ15:00定刻発車。川を渡ります。見えているのが行き損ねた旧市街。
-
開放室1等車。窓側の席を占めることができました。
80%くらいの乗車率でしょうか。
あまり豪華な感じの座席ではないですが椅子は大きく、ゆったり。 -
往路のECと違ってレイルジェットはミュンヘンまでノンストップ。
帰路も高原列車の旅を満喫。
高原の湖。湖の全景はなかなか見えません。それがちょっと残念。 -
153kmを92分。ミュンヘンHbf到着。表定速度100km/h。
くしくも20年近く前にイタリアからブレンナー峠を越えてECパガニーニで到着したときと同じホーム。
このレイルジェット、4枚前の写真の車両は正面黒いのに、この写真では赤いです。2種類の塗装があるとは知りませんでした。何か区別してるのかな? -
ミュンヘン駅の雑踏を味わいます。
外国のターミナルの駅は旅情を感じさせます。
20年前にはこんなに飲食品の店多かったかなあ? -
今回は関係ないですが、ドイツ鉄道のインフォメーションは大行列でした。
-
なんか旧型の客車のオンパレードのような列車。
アレックスという列車で、これもドイツ鉄道のレールを借りて営業している私鉄の列車。でもジャーマンレイルパスで乗ることができます。
こういう窓の開く旧型客車もなくなってきているのであるうちに乗らねば、ですね。
でも今日はこれから先ほど後回しにしたミュンヘン市内観光です。 -
まずはSバーンでマリエンプラッツ(マリエン広場)駅へ。
都心部が地下になっている国電の感じ。
東京で言えば横須賀~総武線。大阪で言えば東西線、の感じ。
でも、なんとクロスシートです。 -
2駅でマリエンプラッツ駅。
地上に上がると新市庁舎の前。
人が見上げてます。
もしかして始まるのか? -
なんという偶然。ちょうど17時で、1日に3回(平日は2回)しかない、からくり時計のはじまり。
騎士が倒れたり、娘さんが踊ったり、芸が細かいです。
なお、観光客がみんなぼーーーーっと上を見てる間、周囲では警官が何組も目を光らせていました。
警備、ご苦労様です。 -
さて、1駅戻ってカールスプラッツ駅へ。
と、あれ、逆方向に乗ってしまった。何やってんでしょう。
慌てて降りようと、あ、ドアボタン押しても開かない!
よく見ると「このドア故障中。別のドア使ってね」のシール。
またか。
結局、2駅目のローゼンハイマープラッツ駅で隣のドアから降りました。 -
折り返しの反対方向の電車がなぜか全然来ない。
3本も東行きの列車が来たあと、ようやく西行きも到着。
その間ベンチにいたら、韓国語で話しかけれ、???としていると、「珍しく同郷の人かと思って、ごめんなさい(英語)。」と言われてしまいました。
その間にちょっと行き先変更。もっと後で来るつもりだったけど今日終わらせてしまおう。
1駅戻ってイーザルトア駅。地下道から外に出ると目の前にイーザル門。
車が通り抜けしてる。 -
川に向かって散歩。
-
やってきたのはここ。ヨーロッパ特許庁です。
世界の中心のひとつ。 -
ドイツ博物館、ヨーロッパ特許庁、ドイツ特許庁で囲まれたトライアングル地帯は頭がよくなるパワースポットのようです。
-
さて、もう18時近いです。
これは地下鉄の入り口。 -
今度は間違えずにミュンヘン中央駅へ。
-
夕陽が輝くターミナル駅。きれいです。
ふと、昨晩から何も食べていないことに気がつきました。
「三度の飯より電車が好き」という。まさにそのまんま。
そういえば昔、なんでそうなったか「じゃあ鉄道旅行中何も食べないのね!?」「ああ、やったるわい」とクルマ派の妹とケンカ。夏休みの日本一周青春18切符旅行の10日目でついに耐えきれなくなって直江津で駅弁買ったっけ。若いころは何やってんだか。今は仲良しです。
ミュンヘン駅は屋台というかパン屋さんソーセージ屋さんなどいっぱいお店が。
目立つ場所のサンドイッチ屋さんで1個購入。2.5ユーロ。しばらくして、ふと、あ、おつりごまかしよった!
うーん。その場で確認しましょう。ヨーロッパは3回目ですが、よくあります。忘れてた。 -
さて、ちょっと早いですがインゴルシュタットのホテルに帰ります。
左のICEに乗車します。ICE-2です。今回のドイツ鉄道旅行で初のICE1等車乗車です。
ハンブルグ行きです。 -
リニューアルで天井にディスプレイがついたのね。
土曜の夕方なので混んでいるかと思いきや、がらがらでした。 -
夕食です。あ、肝心のサンドウィッチが写ってないわ。
飲み物はドイツは高価、と聞いていたので数本持参した日本の飲み物です。 -
18:20発のはずが実際に出発したのは18:29でした。始発駅から遅れるとは。まあ、どこかの遅れの列車の接続をとっていたのでしょう。
もう日が落ちています。
高速線を飛ばしてます。
ただ、在来線の改良区間なので「ぶっ飛ばす」ほどではないです。 -
19:00インゴルシュタット到着。表定速度121km/h。
きれいな空ですね。透明感がすばらしいです。
この景色に見とれてしばらく動けませんでした。 -
今日も、明日の時刻表と運行予定の確認を切符の自動販売機を使って調査。
そして、駅にあったサンドイッチ屋さんで夜食用と明日の朝食用のサンドイッチとパンを購入。朝、店を覗いて見たときに夕方買おうと思っていたケーキは売り切れでした。残念。 -
部屋に帰ってシャワーを浴びて、寝間着に着替えて。
夕食その2。チキンのサンド。美味しかったです。 -
外出しようかと思ったのですが、あまりに街というには何もなさそうだったので部屋でゆっくりすることにしました。
窓からこのの景色を見ながらお茶・・・とはいかず、持参の缶コーヒーを。
ドイツのホテルは部屋に湯沸かしポットがなく、残念。
明日の計画の再確認をして眠りにつきます。
今日のできごと。乗り間違い(未遂)、乗り過ごし(未遂)、乗り間違い、ドア故障。まあ、自分のミスの方が多かったかな。今日はほぼ平穏無事でした。だからといって明日もそうとは限らない。
でも今日は電車がみんな定刻運転で安心しました。明日もそうだといいなあ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- moonさん 2019/05/02 12:58:04
- 鉄子さん
- きゅういとせろりさん。
初めまして!
moonといいます。
お名前は存じてました。
私の方にご訪問ありがとうございます。
鉄分たっぷりで、読んでて楽しいです。
やはり、ドイツ鉄道にはアクシデントつきものですね。
けど、ほんとに鉄道好きなんですね。
尊敬です。
そうそう、湯沸かしポットは、田舎でもあるところにはありますよ。
それより、冷蔵庫のない確率が田舎は高いかなぁ。
あまり、都会は旅しないので独り言ですが、フランクフルトとかミュンヘンはあるんだろうなぁなんと思ってます。
日本と比べちゃダメですよね。
これからも素敵な旅をつづけてくださいね。
一人旅万歳(^-^)
変人moonより
- きゅういとせろりさん からの返信 2019/05/03 01:49:30
- RE: 鉄子さん
- moonさま
メールありがとうございます。
鉄道用語たっぷりの旅行記を見ていただいてありがとうございます。
ほんとドイツ鉄道は毎日いろいろ大変で、日本の鉄道の正確さがありがたく思えます。
昔の鉄道雑誌を見ると日本より時間に正確、と書いてあったのですが、いつからこうなったのでしょう。
私よりもmoonさんの方がかなりひどい目にあっているようで、私のなんか軽い方なんだなあ、とびっくり。
やはり私はまだメインルートしか旅してないからですね。
あ、このあとドイツの田舎に宿泊するのですが、やはりそこが一番良かったです。
私も次に行くときは田舎中心になりそうです。
のんびりですがドイツ旅のアップを続けますので、また読んでいただければと思います。
きゅういとせろり
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