2018/10/11 - 2018/10/23
8640位(同エリア29307件中)
きゅういとせろりさん
- きゅういとせろりさんTOP
- 旅行記575冊
- クチコミ6085件
- Q&A回答1件
- 1,423,355アクセス
- フォロワー30人
この旅行記のスケジュール
2018/10/16
-
電車での移動
ナイトジェット(個室寝台:2階建の1階)
この旅行記スケジュールを元に
ヨーロッパは夜行列車が今もある程度の本数が残ってます。
ドイツ国内は、オーストリア国鉄が運行するナイトジェットが6ルート。なぜにドイツなのにオーストリア国鉄?ですが、ドイツ国鉄が運行していたのを廃止するにあたってオーストリア国鉄が引き受けたようです。
そしてもともとある程度レベルが高かったのにさらにサービスレベルを磨いたとのこと。
鉄道好きなら乗るしかないです。
設備もシャワートイレ付きから、普通の寝台や、簡易寝台(クシェット )、それに座席車までバラエティあります。
今回のドイツ旅行では、クシェット (簡易寝台車)、普通の寝台車、シャワートイレ付きデラックス寝台車、座席車、と全部試してみました。
この旅行記は、ドイツ4日目の夜のベルリンからスイスのバーゼルまでのナイトジェットの乗車記です。
さて、予約はオーストリア国鉄のHPから。ネット予約のしかたは詳細に解説している個人ブログを発見してそのとおりにやればできました。便利な世の中です。乗車日が火曜の夜でしたのでちょっと価格が安くて129ユーロ(約17000円)でした。
ところで本題の2階建個室寝台ですが、実は数年前の鉄道雑誌に、2階建寝台車全車廃車、という報道が載っていて落胆していたのですが、最近、どなたかの旅行記で、チューリヒに停まっているベルリン発のナイトジェットの写真に2階建寝台車が写っていて、まだ現役を期待してドイツに乗り込んだのです。
そして乗車日の昼、ベルリン・オスト(ベルリン東)駅の東方の車庫に2階建寝台車連結のナイトジェットの編成を発見。一気に安堵したのでした。
始発のベルリン・オスト駅から乗車です。
コンパクトなスペースにありとあらゆるものが詰め込まれた感じで、よく考えられているなあ、と感心する反面、ゆとりが少ないなあ、とも感じました。なにせ2階建の上下階部屋とも2段ベッドなんですから、計4段ベッドです。まあ、今回は1人シングル利用なので1段ベッドですが。
でも個室でリラックスしながら流れる夜景や星空を眺めながらの就寝はすばらしかった。2日前のクシェットとはここが違います。やはり1回だけ夜行に乗るなら個室にすべきでしょう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ベルリン・オスト駅での編成案内。
一番下がこれから乗るナイトジェットのチューリッヒ行き。
少し前まではハンブルグ発ベルリン経由チューリッヒ行きだったのですが、最近、ハンブルグ発とベルリン発を途中の駅で併結・解放する運用に変えたようです。
もし今でもそのような経路だったら、絶対ハンブルグから乗ってます。できるだけ長く乗っていたいから。 -
どれくらい前に入線してくるかなあ、と持っていたら、発車時刻の40分も前に入ってきました。
-
これです。この2階建の巨体。後ろ2両が寝台車でした。
-
さっそく乗車、と行きたいとこですが、乗っていいのかどうかわかりません。車掌さんが歩いてきたので聞いてみると、「もう乗っていいよ」とのこと。
さっそく乗車。うきうきです。
側廊下。 -
2階建のこの寝台車の車両平面図。
ちょっとぶれちゃいました。
上が2階。部屋番が奇数。下が1階。部屋番が偶数。
この車両は全室同タイプの2人個室ですが隣の車両はトイレ・シャワー付きのデラックス個室がついた車両でした。 -
お部屋は2階建の下層でした。上がよかったなあ、と。ネット予約時に指定できればいいのに。
ゼブラ模様は頭をぶつけないよう、ですが、1900mmくらいは高さがあるようですので、普通の日本人であれば問題ないでしょう。ちょっとわかりにくいですが、側廊下から部屋の入り口を見たところです。ゼブラ模様の上が上層の2部屋の入り口(アルコープ)。写真の下端が下層の2部屋のアルコープです。上層の廊下は下までガラスの板があって狭さを感じさせないようにはなっています。
階段は2部屋分まとめての階段です。このへんは日本のサンライズ・エクスプレスといっしょです。違うのは、螺旋階段のように上層への階段も並んであることです。新幹線のE4系の階段を想像していただければいいかしら。上の車両平面図でもなんとなくわかると思います。
ちょうど螺旋階段の中間に惻廊下、階下に下層の部屋の入り口が2つ並んでいて、階上に上層の部屋の入り口が2つ並んでいる感じです。左側の灰色の壁の部分の向こうが階上への階段になっています。 -
さて、下層に降りると上記のように両側にドアが。両方の部屋のドアを開けてみました。左右対称に2部屋並んでいることがわかります。
一度入ってスーツケースを置いてから撮影。あ、前回乗車のクシェット (簡易寝台)と違っていいところはスーツケース置き場に困らないこと。この点で個室寝台はおすすめです。 -
さて部屋に入ってみましょう。
振り返って、部屋から側廊下に上がる階段を見たところ。
ドアは折戸です。 -
部屋はこんな感じです。よく乗った北斗星のソロに比べると断然広いです。トイレ・シャワーがないだけで広さは北斗星のロイヤル並です。
ただ配色はもうちょっと落ち着いた木目とかクラシックな感じの方が好きだなあ。たぶん、ヨーロッパの伝統の寝台車がそんな内装だったので、新車であるこの車両を造ったとき、そのイメージを打破するためにモダンな内装にしたのでしょう。 -
テーブルにワインと朝食のメニューが。
ベッドにはハンガーといろいろなグッズが入った袋が。 -
袋の中身を並べてみました。スリッパ、タオル、耳栓、石鹸、プレッツエル、ミネラルウォーター。昔はジュースも入っていたようですがなくなったようです。
-
朝食メニュー。6個選択することができます。パン、ハム、チーズ、バター、ジャム、コーヒー、の選択がベースかなあ。
マークして検札のときに車掌さんに渡すと、翌朝、乗車券とともに運んできてくれます。 -
追加料金でいろいろ頼めるようですが、上記6種選択で十分でしょう。
-
窓側から。ベッドの上の壁を手前に下ろすと上段のベッドが出てきます。本日はシングル仕様なのでこの状態。でも毛布がはみ出してます。
ベッドサイドは引き出しがいっぱい。テーブルも出てきます。 -
テーブルやロッカーを開けてみました。
ロッカーは上と下の2箇所。
なんか入れると忘れ物しそうなので、今回は不使用。
なお、テーブルの上が引き出しです。 -
ドア側。2枚折戸です。テーブルは洗面所の流しを兼ねてます。昔の九州ブルトレのA寝台個室の感じ。
-
洗面所テーブル状態。
-
左右に開けると蛇口が出てきます。上に引き出して使うのですが、コンパクトにまとめすぎてやはり使いにくいかなあ。
-
あ、鍵の説明を。
このタイプの寝台車は外から閉められる鍵がありませんでした。
外から見たドア。
右下、鍵穴はありますが車掌さん専用のようです。 -
中から見たドア。折戸です。左下のつまみを回し、鍵をかけることができます。
また、この上の方にもドアチェーンのような少し開けることのできるドアバーロックがありました。 -
部屋から見たホーム。
-
さて、20:56定刻。他に乗客の気配のないまま静かに出発。
まあ、都心からちょっと外れた駅からの発車ですから。
さっき見たベルリンテレビ塔を車内から。 -
ベルリン中央駅に停車。2階建の下層の部屋ですが、日本と違ってヨーロッパはホームが低いので、あまり「地下」という感じがなく、普通の1階席、といった雰囲気です。
少し人が乗ってきた気配。 -
さて、21時すぎたので夕食にしましょう。先ほど駅ホーム売店の閉店セールで購入した2ユーロのサンドウィッチ。定価は3.7ユーロだったかな。それとドラッグストアで購入した飲み物。
-
これは1ユーロのパン。定価は2ユーロくらいだったかな。メロンパンみたい。ぽろぽろ落ちるので日本なら失格だなあ。
このあと検札がきました。それまで持参の寝巻きに着替えることができないのが残念。着替え中に来られたら・・・・。実は甚平を持ち込んでいたのです。
乗車券とさきほどの朝食のメニューを渡します。そして、バーゼル・バディッシャー駅まで、と告げます。 -
夜用の飲み物も用意。これ、ドラッグストアで買うとき、なんか洗剤の容器に見えて買うとき躊躇しました。原材料表示を見て、砂糖とか果汁とかあったので飲料に違いない、と購入。当たり、でした。
-
さて、寝る準備を。
夜汽車の惻廊下。列車の音だけが響いています。 -
ドアには行き先案内。
-
車端にはトイレが2箇所。
コンパクトです。
これで寝る準備完了。 -
さて、ゆっくり寝ることにしましょう。
甚平に着替えて、おやすみなさい。
ベッドランプがあります。
さらにこの明かりを落とすと暗闇。窓には一面の星空。北斗七星がくっきり。
うわあ、夜汽車だあ。
列車は快調に走行中。これで汽笛でも聞こえると気分でるんだけどなあ。 -
ぐっすり就寝。ふと目が覚めたら「フランクフルト(マイン)ズート」駅。夜行列車なのでフランクフルト中央駅(Hbf)には入りません。なお「ズート」は「南」の意味です。
ちょっと面白いのは「フランクフルト(メイン)南」と読めること。「中央」なのに「南」とはこれいかに、ですが、実際には前出のように「フランクフルト(マイン)南」です。マイン川のほとりのフランクフルトの南駅、です。ベルリンの東に「フランクフルト(オーデル)駅」があり、ここは昨日行きました。16時間で別のフランクフルトに来たのですよー、って誰に言ってるんだか。
午前3時すぎ。そしてまた寝ます。 -
どこかで長時間停車。なにか遅れだした予感がする。
マンハイム5:16発車。やはり。34分延。 -
フライブルグ7:04発。42分延。
さらにその先の小駅で停車。まだ遅れるのか、いったい・・・と思っているとICEの通過待ちでした。
平日のみ運転のカールスルーエ始発チューリッヒ行きのICE一番列車のようでした。
本来なら、バーゼルまで追い抜かされないはずなんですが。 -
夜が明けてきました。
この筋雲といろんな方向に飛ぶ飛行機雲がヨーロッパの空の特徴のように思えます。 -
夜明け近し。
でも、さて、いつ朝食が来るのだろう。
現在7:18。40分~55分延で走行中だから、バーゼル・バディッシャー駅は7:50~8:05の到着と予想。前回のクシェット乗車時の経験からその20分前のはず。 -
コンコン、と車掌さんがドアをノックしたのは7:40。ああ、60分延に拡大したのかな。と、「もうすぐバーゼル・バディッシャー駅到着ですが、朝食要ります?」
と、え、びっくり。外を見ると、スイス国鉄の特急列車。それにこころなしかビルが増えてきたような。もしかしてもうバーゼル・バディッシャー駅構内なのでは?
ぴぎゃーっと荷物をまとめます。40分遅れのままだったのね。
朝食持ってくるのを忘れられたようです。検札のときに預けた乗車券に書いてあるんだけどなああ。ええーー。
お詫びのつもりか、乗降口までスーツケースを運んでくれました。乗車券は返してくれました。
くやしいー。朝食食べ損ねた。クシェットと違って「選べる朝食」で楽しみにしてたのに。食べ物の恨みは怖ろしいのだあ。今思えば、パンだけでも袋に入れてくれーとか要求すればよかった。
と、ここで気がつきました。乗車券は予約したときのバーゼルSBB駅までになっていたことを。バーゼルSBB駅はバーゼル・バディッシャー駅から約20分です。
あ、昨夜車掌さんに口頭では伝えたけど、券面を見てたのね。半分車掌さん正しかったんだわ。すみません。予約時はバーゼルSBBまで行って、トラム(市電)でバディッシャーに戻って、という計画をしていたんだった。 -
ともあれ、7:44。38分遅れでバーゼル・バディッシャー駅到着です。
ナイトジェットはここまで2回乗って2回大幅遅れ。そんなもんなのかもしれません。
ここで、当初予定のシャフハウゼンでラインの大滝を見る計画を廃棄。ICEでオッフェンブルグ経由でフランスのストラスブールに向かう第2案に変更。まあ、旅行のときは今回のドイツに限らず、遅れたり不通だったりしたときに備えて第2案・第3案は用意してあります。 -
発車を見送ります。
あれ、ベルリンを出るときには6両くらいだったのが2倍くらいの両数になってます。あ、途中でハンブルグ発の列車を併結していたのだった。一番うしろにスイスの客車がぶらさがってます。ナイトジェットって全車オーストリアの客車だと思ってました。増結かな? -
ちょっと駅の外に出てみます。
実はここ、バーゼルはドイツではなくスイスなんです。
が、スイスなのにドイツ鉄道のマークが。
この駅のみ、ドイツの越境地帯のようなものなんです。
とまれ、これでこの旅行、オーストリア、ポーランドに続いて3カ国目の(ドイツ以外の)外国です。 -
駅から外に出てみると駅前は工事中。
あ、トラムの線路も工事中。
市電の姿は見えませんでした。あの馬面の電車が見たかったのに。
ということは、最初の計画どおりバーゼルSBB駅まで行っていたら市電でこの駅まで戻ってくるのは不可能だった、ということになります。
駅前に代行バスと近所の別系統の市電の案内掲示板がありました。 -
ホームに上がります。面白いというか、すばらしいというか、バリアフリーのため、階段じゃなくスロープになってます。かなり急勾配ではありますが。これならエレベータやエスカレータがなくてもみな平等。
日本もこうならないかなあ。でも駆け込み乗車は難しくなるなあ。 -
さて、8:23発のICEハンブルグ行きが定刻にやってきました。
以下、次の旅行記になります。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 5日目 ポーランドに寄り道のあとベルリン観光
2018/10/11~
ドイツ
-
次の旅行記
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 6日目 スイスからフランスに寄り道のあと、エーベルバッハへ。
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 プロローグ JAL直行便でフランクフルトへ
2018/10/11~
フランクフルト
-
海外旅行。成田での前泊でリラックス?
2018/10/11~
成田
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 準備計画編
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 1日目 はじまりは大幅遅延から
2018/10/11~
フランクフルト
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 2日目 バイエルンからザルツブルグへ
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 3日目 バイエルンで国際列車乗り歩き
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 ナイトジェット 簡易寝台(クシェット)体験
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 4日目 モリー鉄道SL乗車とシュベリーン城
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 5日目 ポーランドに寄り道のあとベルリン観光
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 ナイトジェット 2階建個室寝台体験
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 6日目 スイスからフランスに寄り道のあと、エーベルバッハへ。
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 7日目 ライン川沿いをむなしく1往復半
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 ナイトジェット デラックス個室寝台(トイレシャワー付き)体験
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 8日目 ミッテンヴァルトでアルプスハイキング
2018/10/11~
ミッテンヴァルト
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 ナイトジェット コンパートメント(座席車)体験
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 9日目 バイエルンチケットで高原から森林へ
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 10日目 オランダとベルギーに足を伸ばす
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 11日目 モノレールとICE高速線走行
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 エピローグ まとめ。そして日本へ
2018/10/11~
ドイツ
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 ベルリンからポーランドまで 歩いて国境越え。
2018/10/16~
その他の都市
-
ドキドキ ドイツ(+7カ国)鉄道旅行 ミュンヘンからチェコとの国境がホームにある駅へ。
2018/10/20~
その他の都市
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ドイツ の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ジャーマンレイルパスで巡る夢と不安たっぷりのドイツ(+7カ国)鉄道旅行
0
42