2018/10/11 - 2018/10/23
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きゅういとせろりさん
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ドイツ鉄道旅行7日目です。今日の予定は、朝早起きして8時のICEで高速線経由ベルギーのリュージュへ。戻ってアーヘンでリンツのアウトレットショップでたんまりチョコを仕入れ、そのあと、ケルンからフランクフルトへ高速線で1往復。できれば先頭車の一番前の席で新幹線ICEの300km/h走行の正面展望を味わったあと、ゆっくり、今晩のナイトジェットの始発駅のデュッセルドルフへ、という簡単な行程の1日。今日もICEは最初の1本以外1時間~1時間半程度の短区間の乗り回しです。ジャーマンレイルパスならではの乗り方です。あ、ベルギーへもジャーマンレイルパスで行くことができるんです。ただし、2時間おきに運転のICE限定で、国際共同運行のタリスは乗れません。国境越えの各駅停車も1時間に1本ありますがリエージュやブリュッセルまで行かず途中乗り換えなので利用できないと思います。
さて、日の出る前から東横インの朝食へ。日本国内の東横インがおにぎりと味噌汁だけの軽食なのに対して、ドイツの東横インのすごく豪華な朝食にびっくり。スーツケースを預け、意気揚々と日の出前のフランクフルトHbfへ歩いて3分。
ところが、なんと、乗るはずの8:14発のブリュッセル行きの列車が運休の案内表示。それ以外も運休や大幅遅延の案内がいっぱい。6日前のフランクフルト空港駅と同じ・・・とあのときは運休はなかった。赤銀の券売機兼案内情報端末で検索するとケルンまで行く列車が1時間半もない。いったい・・・。それならライン川沿いの観光のんびり旅に切り替えだ、と思ったら、なんとこちらもコブレンツ行きが運休とか途中のヴィースバーデン止まりとか運休だらけ。何があった?
駅の案内所で聞くしかない、と番号札を取って待ちます。30分も待ってようやく順番が。アーヘンに行きたい、というと列車案内を打ち出して説明してくれました。それによると9:27のアムステルダム行きは定時運行なのでアーヘンへはケルンで乗り換え、とのこと。まあ、2時間遅れるけど、まあ、しゃーないか、と素直に待つことにしました。しかし、これがまた大幅な見込違いでして、このあと夢は打ち砕かれ、このドイツ旅行で一番むなしい1日となったのでした。
表紙写真は今日の旅程の中で唯一輝いていたボンのハリボー本店。グミのお菓子の宝庫。その風味と形状のバラエティーに圧倒されました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝6:30にレストランへ。
東横インのフランクフルトは朝食付き。しかも日本の各店の朝食に比べて、ものすごく質の高い朝食です。普通のホテルの朝食バイキングと同レベルで、肉やチーズもたっぷり。 -
さて、スーツケースを預かってもらい身軽になって、今日は濃密な鉄道趣味の予定のため気合いを入れて夜の明ける前、7:40に出発。
-
昨日は見なかった正面から。
フランクフルトHbf。これまた荘厳。 -
中から。
-
さて、8:14発のブリュッセル行きICEは19番線。ベルリン行きのICEと同時発車。でも8番線と19番線では離れすぎてて並走感がないなあ。
-
と、19番線。キャンセル=運休だ!
ええー。しょっぱなから。
赤銀の券売機兼案内情報端末で検索するとケルンまで行く列車が1時間半もない。いったい・・・。フランクフルトとケルンの間の高速線は朝夕15分おき、昼30分おきのはず。
えーい。ならば、2日後の予定をくりあげ、今日はライン川の右岸と左岸の線路乗り比べとのんびり観光だ、と。 -
しかし、ライン川右岸のローカル線のリューデスハイムに行こうとしたら、ヴィースバーデン止まりになってる。
ふと見ると、あらゆる方面の列車が運休とか途中止まり。
何があった?
駅の案内所で聞くしかない、と番号札を取って待ちます。30分も待ってようやく順番が。アーヘンに行きたい、というと列車案内を打ち出して説明してくれました。それによると9:27のアムステルダム行きは定時運行なのでアーヘンへはケルンで快速(RE)に乗り換え、とのこと。まあ、2時間遅れるけど、まあ、しゃーないか、と素直に待つことにしました。そして運休と遅れの原因は?と聞くと「システムトラブルだ」とのこと。
当時はそれで納得したのですが、帰国後に知った本当の原因は第1日目(6日前)のICEの高速線上での火災です。まあ、高速線もシステムといえばシステムかもしれませんが、いろいろトラブルの原因をぼかすのは日本もドイツもかわらないですねえ。(車両故障を車両点検と言ったり・・・) -
というわけであらためて18番線。アムステルダム行きのICE。
-
えっと口くらい閉じておいて欲しいのですが・・・。
-
やはり運転席の後ろはスモークがかかってました。
300km/hの前面展望ができる画期的な世界唯一の高速列車なのですが、あらゆる旅行記や紀行本で「見られた試しなし」というのは本当だった・・・。 -
なんか古めかしい近郊列車がいました。ただ車内はきれいにリニューアル。
ドイツでステンレスの車両は珍しいなあ。 -
さて、予定より1時間半近く遅れてようやくフランクフルトHbf発車。
10分ちょっとでフランクフルト空港駅。また通りました。
これからも何回か通過することでしょう。
この先、高速線に入り・・・・と、あれ?
といつまでたっても高速線に入らない。 -
線路ぎわにオペルの工場。
あとで調べるとリュッセルスハイムという街でした。オペルの本社がある街だそう。
初日にアウディの本社のあるインゴルシュタット、5日目にフォルクスワーゲンの本社のあるヴォルフスブルク、2日目にBMWの本社のあるミュンヘンに行ってます。ついにベンツの本社のあるシュツットガルトは行きませんでした。 -
いつまでたっても高速線に入らないなあ、そもそものろいなあ、と思っているうちに、ライン川を渡りはじめました。あ、高速線まだ不通なんだ。さっき駅のインフォメーションでは定刻運転だ、と言ってたのに。なんなんだあ(発車時刻が定刻、という意味か?)。ライン川沿いの在来線を迂回運転なんだ。多分。
これでケルン到着は80~90分遅れが確定。ケルンに着くのはお昼ごろ。ベルギーには行けないどころかアーヘンのリンツのアウトレットも無理だな。 -
えっと、「ヨーロッパ時刻表」を開いて善後策を練り始めます。
そして、マインツの発車後に気がつきました。ホテルに戻ってスーツケースを引き取るべきだった。そうしたら再度発進してもベルギーのリエージュ往復とリンツのアウトレットには行けたかも。
気づくのが遅れました。次の停車駅はケルンです。あーあ。
ベルギー訪問と高速線のICE前面展望は3日後に回すことにします。リューデスハイム等ライン右岸線乗り歩きは3日後にできるかどうか今後検討、リンツのアウトレットは土日休みなので今回のドイツ旅行ではあきらめとなりました。
そして今日はこのICEがケルンに着いたらすぐにフランクフルトに引き返し、ホテルで荷物をひきとり、再びケルン経由デュッセルドルフまでライン左岸線を単純に1往復半するだけ。そうしないと今晩の20:54の夜行列車「ナイトジェット」には間に合わないことがわかったのです。むなしい1日になることがこれで決定。 -
まあ、わかったところで、景色だけでも楽しみましょう。
ライン川はフランクフルトとケルンの間は丘の間を流れます。
急に雲が多くなってきました。 -
丘の間の谷間に入ると霧になりました。
それにしてものろいです。止まったり動いたり。
前を行くライン川の観光船になかなか追いつかない。 -
やっと追い抜き。でも対岸を走る貨物列車には抜かれました。
そう、ライン川の右岸と左岸の両方に鉄道の線路があるのです。
右岸はローカル線。今走っている左岸が昔から特急が走るメインラインです。
何社か観光船があるようで、別の形の船もありました。 -
のろかった原因がわかりました。
とある小駅でローカル列車を追い抜き。
ここからまあまあのスピードで走り出しました。
まあ、無理やり割り込んだ「臨時のICE」なので、各駅停車優先なんでしょう。 -
あ、これがローレライだわ。
案内放送とかはなくても川の曲がり具合と、突出した高さの丘でわかりました。 -
ライン川の両側には古い城がいっぱい。
ライン川観光船なら全部の案内放送が入るのでしょうが、さすがに鉄道では案内は全くなし。 -
ライン川は水運が盛ん。貨物船はおびただしい数とすれ違い、追い抜きました。
舳先に回転するレーダーが必ずついているのが特徴的。
でも2018年は雨が少なかったらしく、ライン川の水位が下がって船の通行にも影響が出ていたそう。まあ、旅行者が見ただけではわかりません。 -
コブレンツ駅手前。
この駅には鉄道博物館があります。
保存車両らしき車両がいっぱい。 -
おお、E103と昔のTEE色の客車。ラインゴルトが走っている時代に乗ってみたかったなあ。
-
と、コブレンツの先で急に本線から右に分岐。ライン川を渡ります。
ええー。左岸から右岸に移動ですかあ。ローカル線を走るの??。
さらにケルンに着くのが遅くなりそう。
そんなに左岸のダイヤが詰まっているのだろうか?
ふと思ったのですが、たぶん、左岸をそのまま走るとアムステルダムに行くには高速線経由の場合と編成が逆向きになるのでそれの回避じゃないかなあ。 -
右岸線はローカル路線なので高速運転は望むべくもなく。
ぶどう畑。 -
とある駅で昔のレールバスがいました。保存してあるのかなあ。現役ならいつか乗りにきたいなあ。
-
ずっと同じ座席にいてもヒマなのでちょっと車内散歩。
コンパートメントが空いてました。
ちょっと座ってみます。コンパートメント内から通路を見たところ。
4人定員ですが、部屋が台形になってます。
2人ずつ向かい合わせのうち、片方の座席は2人の間にテーブルがあります。 -
電灯を点けてみます。
あ、いい雰囲気。
片側。 -
向かい側。
こんな感じです。このゆとりがいいですねえ。 -
廊下。このように視覚的に変化のある車両だとちょっと楽しい気分になりますね。
きちんと定刻運転なら。 -
ゆっくりライン川を渡ってケルンHbfに。
-
11:51。ようやくケルンHbf到着。定刻なら10:33なので、88分延。
そもそも最初の計画では、9:39には到着しているはずだったので2時間12分延。本来だったら、今頃ベルギーのリエージュを往復してアーヘンのリンツのアウトレットに着いているころだったはず。 -
この駅もきれいなドーム。
-
さて、スーツケースをフランクフルトまで取りに戻らねば。
列車の運行状況を見ながら、一番早くフランクフルトに戻れる方法を考えます。
荷物を持って移動していたらこんなこと考えずにすんだのに。
まあ、しかたなし。
11:53のフランクフルトHbf行きICEが20分遅れ。そのあと11:55のマインツ経由ミュンヘン行きが10分遅れ。
停車駅を見ると、高速線は不通でライン川畔の迂回運転のようです。なので少なくともマインツまではどちらも行きます。早く来た方にします。マインツからはまた考えればよし。 -
それまで5分ほど、外に出てケルンの大聖堂を見ます。駅前です。世界遺産です。
曇り空では迫力もいまひとつ。
なお、左が駅舎。まさに「駅前世界遺産」。 -
駅の中からケルン大聖堂を見る図。
さて、この5分でケルン観光終了。
フランクフルトに帰ります。 -
駅の階段。リッターチョコ(ドイツの板チョコ)の宣伝になってました。
-
先に来たのはやはり定刻ではあとの発車のミュンヘン行きでした。
表示によるとLH3611便を兼ねているようです。ルフトハンザ航空の国内線を兼ねてるんですねえ。昔は黄色の専用塗装の電車特急や客車列車があったものです。その時代に乗ってみたかったなあ。 -
12:05発車。10分延。
あれ、車内の天井のディスプレイは定刻11:50の15分延になってる。
うーん。臨時ダイヤで5分早発のつもりだったのだろうか?
高速線のジークブルグ/ボン駅の代わりに在来線のボンHbfに停車することが表示。 -
まあまあの乗車率。
-
ディスプレイは優秀で、遅れ時間を加味したこの先の駅の到着予想時刻も表示。
あ、フランクフルト空港駅まで行くようです。そこで乗り換えることにします。 -
あ、ケルンの車庫にIC2という新型の特急客車列車がいました。客車のICを置換すべく増備中。
でもこの車両、特急型なのに、もはや近郊型の2階建客車と外観も中身も座席もほとんどいっしょ、という遜色特急。まあ、一回くらいは乗ってもいいけど、長距離の乗車は、やはり嫌かなあ。 -
ディスプレイには現在の走行地点も出ます。
-
と、座席に何か表示があるのに気がつきました。
「この席はドイツ鉄道のヘビーユーザーのための優先席です」。ああ、2日目にニュルンベルグからレーゲンスブルグに行く時に見た座席上「bahn.confort」表示がコレなのでしょう(実は今日は席上の表示を見てなかったです)。まあ、来たら譲ればいいかな、とそのまま座ってました。
なお、座席上の表示をまとめると、この4種を見ました。たぶんこんな感じ?
・駅が2つ書いてあればその区間は指定済。その区間以外は座ってよし。
・「ggf. freigeben」:もしかしたら予約者が来るかも。空席ならば座ってよし。
・「schwerbehinderte」:障害を持った人優先席。空いていれば座っても可?
・「bahn.confort」:ドイツ鉄道の優待メンバーの席です。空いていれば座っても可? -
ライン川沿いの来た道をむなしく帰ります。
窓が汚れてるのがまたがっくしな感じ。 -
古城の横を通過。
-
再びローレライ。
真横から。
行きよりはやや晴れていてきれい。
でも窓がきれいじゃないと景色も楽しめず。 -
マインツに近づき、平野に。
やはり谷間を抜けるとすごく晴れてきた。 -
マインツの先でライン川を渡ります。今日4回目。
-
フランクフルト空港駅にまもなく到着。1時間35分の遅れ。
デッキの案内表示です。
乗り換えの列車の案内も出ます。フランクフルトHbf行きは到着した同じホームから5分の接続のようです。
また、ケルン~フランクフルト高速線のICEはほとんど運休であることがわかります。
このような大型だと見やすいです。最近更新したのではないかと思います。
普通のICEはこの半分くらいの大きさのディスプレイでした。 -
フランクフルト空港駅。14:14着。車内デッキに出ていた案内表示より10分も早い到着。ここで乗り換えです。
-
今日もまた遅れだらけの表示。6日前のドイツ到着時と全く同じ状況。
帰国後に下の表示を翻訳してみました。「土曜日にはKoln-Rhein / Main高速線の電車の3分の2が運転します」まあ、この日の2日後になってようやく部分復旧だったんですね。
ところで、上から5番目の列車、「ヨーロッパ時刻表」で探しても見当たりません。
後ろには「特別列車」と出ています。もしかしたら高速線のモンタバウアーとフランクフルトHbf間の臨時列車かも。 -
発車していくICE。
-
と、ここで調べておくべきことが。前日、ヴォルフスブルクで通過した列車の正体を。
ホームの編成表の一番上にいました。ICE1196。なんと機関車牽引の客車のICEでした。こうして編成表に載っているのだから、恒常的に運転しているのでしょう。
帰国後調査するとICE-METという列車と判明。ICEにもう1タイプあったのを知って愕然。ICEの全タイプ乗車するつもりだったのに乗り損ねてしまっていたのです。 -
4番線に居たICE。回送だと思うのですが面白い表示。ICE77777号。
-
結局、ケルンから後を追ってきたフランクフルトHbf行きのICEに乗車。
この列車はもともとライン川畔経由の列車です。先のICE降りて12分の接続でした。
14:26発。26分延。 -
がらがらでした。
なので1等コンパートメント席に。
行きに乗ったICEと違って5人席で、手前側は真ん中の席の代わりに大きなテーブルになってました。 -
やっとフランクフルトHbfに戻ってきました。
14:39着。27分延。
ホテルを出てから7時間。
何もやってないのにどっと疲れました。 -
急いでホテルに戻りスーツケースを受け取り。すぐにフランクフルトHbfに戻ります。
-
途中に長距離バスの停留所あり。このバス会社、ドイツでは格安の長距離バスのようです。客層は・・・まあ、バス停で待っている人々を見ると、納得、という感じ。
後ろに自転車をくくりつけるこの発想がすごいです。たぶん、これで高速道路を走るのでしょう。 -
駅の赤銀のきっぷの自販機で列車検索すると、次のケルン方面のICEは1時間ほど先であることが判明。
それでは、と、駅でちょっとだけ腹ごしらえ。
駅の売店で。パイ生地のチョコレート包み。 -
地下のSバーンの駅を観察。
-
次のケルン方面の15:44発のハンブルグ行きに乗車します。フランクフルトに65分の滞在でした。
ところで、となりの番線の次の発車。高速線のモンタバウアー行きのICEと出てます。帰国後の写真整理時に発見。フランクフルトHbfとモンタバウアー間は臨時のICEを運転していたことを確信。知っていれば乗ってみてもよかったなあ。さぞやがらがらで先頭席も座り放題だったに違いなし。さすがに現地ではそこまで頭がまわりませんねえ。 -
乗車するハンブルグ行きICE。
ICE-1です。 -
1等車もかなり混雑。なので通路側の席しか空いていませんでした。
-
やはり今度もライン川畔をのろのろ運転。
今日3度目のローレライ。虚しい・・・。 -
もう夕方の気配。
前の1往復と違って谷間に入っても晴れでした。 -
17:58ボンHbf到着。臨時停車なのでどれくらいの遅れかは分からず。
この駅で降りたのは、今日の成果がまったくなくてあまりに虚しいので、あらかじめ調べてあったケルン周辺のお店の中で、一番駅から近そうな「ハリボー本店」に行こう、という。この状況でケルンでオーディコロンの店や模型屋やカフェに行ってもなんかさらに虚しいと思ったので。
この駅も大規模な工事中。 -
この駅も豪華。
かつての西ドイツの首都でしたしね。 -
駅前も大規模工事中。
-
駅前にはトラム。
-
駅入り口のステンドグラスがきれい。
でもなんとなく修道院の作っている薬の宣伝のような? -
さて、街歩きの前に、ここからデュッセルドルフへの列車の検索が最初のおしごと。
この2列車目の記述をどう読むべきか?
アムステルダム行き19:14発がキャンセル=運休なのはわかったが、そのあとのICE2914で代替、ということなのだろうか、それとも代替のICE2914自体が運休ということなんだろうか?
たぶん、前者だろう。と、まあ、あとでケルンに行ってからまた考えよう。
このへんお気楽。 -
駅から歩いて3分。ハリボー本店です。日本にもよく輸入されているグミのお店。ドイツは日本と比較にならないくらいグミがお菓子の主役みたい。
実は道を間違えてかなり行きすぎて戻ってきました。
あらかじめ調べたとき、Google mapは車道と歩道がはっきりわかれてないので、道を間違えてしまったのでした。 -
店内大きいです。2階もあります。日本で売っているのよりサイズは2倍量で同じ値段。200gで1ユーロ弱(100~120円くらい)が普通のようです。
好きな人は見たことない形状や風味によろこび爆発でしょう。
と、これを見て、最終日、ハリボーのアウトレットに行きことを決め、ここでは何も買いませんでした。 -
ハリボー本店出て右。並木道の彼方。ポッペルスドルフ城。
なんか心惹かれる光景。
でもたぶん、1kmはあるので今回はあきらめ。
やはりスーツケース引きずっての観光はかなり行動が制約されます。 -
ハリボー本店出て左。ミュンスター教会。
入り口周辺工事中。
実はこの後ろの大きな広場に、ボンゆかりのベートーベンの大きな像があったそう。
突然下車訪問決めたので気がつかず。駅前に大きな観光地図でもあればねえ。 -
ボンHbfに戻ります。
約1時間の散歩でした。
もう夜になります。ハリボー本店の売り場のすばらしさだけが今日の収穫のような・・・。
18:46のケルン方面のEC(ユーロシティー)を待ちます。
ところで、上にスクロールで出ている停車駅にデュッセルドルフがない。
この列車を持参の「ヨーロッパ時刻表」で見るとデュッセルドルフ経由のはずなんだが。さっきの赤銀の駅の券売機で経路検索したときもケルン乗り換えだった。どちらを信じるか?
でも目の前の表示の方が正しいでしょう。たぶん何か変更があったんだろう。 -
やってきたのはスイス型の客車編成でした。
1等車まで行くのが面倒だったので2等車です。簡素な感じ。
空いていたボックスがあったので落ち着きました。
特急なのにスイス型は1等も2等もボックス席なのが不思議。
2人連れとか、2人の世界に入りたい、とか、ないのかなあ?
スイスはロマンスシートの世界とは無縁のようです。 -
ほんの25分でケルン19:10着。
一旦列車を降りると、ホームの向かいにICEが。19:14のアムステルダム行きのようです。
案内表示を見上げるとたしかに今乗ってきたECのこの先の停車駅にデュッセルドルフはなく、隣のICEにはある。
ECの車掌さんに「デュッセルドルフ、OK?」と聞くと「今日は行かない。となりのICEに(英語)」とのお返事。やはり運用の変更があったみたい。 -
ICEに乗車。空いてました。デュッセルドルフまで30分程度なので、1等車まで移動もめんどう。なので2等車に乗車です。
となりの今まで乗ってきたECと同時発車。ライン川を並んで渡り、ずっと並走。やがて7~8kmも行ったころに交差して右に去っていきました。
ところで、座った座席の上に「schwerbehinderte」と表示があったのですが何のことかわからず。車内空いてるし、まあ、どこでもいっかと。
帰国後に調べて判明したのですが、障害を持った人の優先席だったようです。
なお、座席上の表示をまとめると下記のとおり。(再掲)
・駅が2つ書いてあればその区間は指定済。その区間以外は座ってよし。
・「ggf. freigeben」:もしかしたら予約者が来るかも。空席ならば座ってよし。
・「schwerbehinderte」:障害を持った人優先席。空いていれば座っても可?
・「bahn.confort」:ドイツ鉄道の優待メンバーの席です。空いていれば座っても可? -
コンパートメントも空いてました。ちょっと座ったりなんかして。
-
デュッセルドルフHbfに19:38到着。ほぼ定刻。
このICE104は、バーゼルから8両編成2本併結でフランクフルト~ケルン高速線を走り、ケルンHbfで切り離し、前半分はブッパータール経由ドルトムント行き、後ろ半分がデュッセルドルフ経由アムステルダム行き、なのですが、高速線が通行止めなので、前半分は80分遅れなので、後ろ半分のアムステルダム行きはケルンHbf始発にしてケルン以北だけでも定刻運転にしたのだと思います。
そしてECは定刻運転ならアムステルダム行きICEの5分前を同じ経路なのですが、80分遅れの前半分のドルトムント行きのICEの代替列車としてルート変更して運転することにしたのでしょう。
駅の外に出てみます。
まあ、今日はほんと収穫なかったなあ、とぼんやり。
当初予定の高速線のICE前面展望体験もできず、ベルギーにも行けず、リンツのアウトレットにも行けず、ライン川の右岸線の訪問もできず。単にライン川畔を1往復半しただけ。唯一の観光がハリボー本店。
何やってんでしょう。虚しい。そもそも駅の案内所で今日は定刻だ、というから・・・。まあ、多分「発車時間が」定刻だ、と言ったのでしょう。まあ、海外の習慣はよくわからないです。あと、赤銀の駅の券売機での列車検索も、普通は遅れの見込み時間が出るのに、今日は出なかったのも不思議。よっぽど遅れ時間が予想できなかったのか? -
デュッセルドルフHbfコンコース。
上からぶら下がっている広告は単なる垂れ幕ではなく、それぞれ回転してました。
それだけでよく目につくようになるなあ。見せ方が上手いなあ。 -
コンコース上の表示。
今日も遅れの列車が多数。
さて、今日のできごと:運休・迂回運行3回・大幅遅延3回。ベルギーに行けず・リンツのアウトレットに行けず。
虚しい1日でした。 -
さて、気をとりなおして。
今晩は寝台特急「ナイトジェット」の一番高級なお部屋、シャワー・トイレ付きの1人用個室寝台を予約してあるのです。
出発時刻は20:54。1時間ちょっとあります。
上述のような列車運行メタメタ状態でもきちんと出発時刻までに到着できたのです。ヨシとしましょう。
さあ、気分を上げていきましょう。
ナイトジェット乗車まで駅の中で買い物です。食料飲料入手です。
こちらのお店で飲み物入手。このdmというドラッグストア。駅の売店で買う価格の半分~1/3の価格。デュッセルドルフでは駅の中にあったので嬉しい。 -
ピザハットがありました。
が、結局、別のお店で今晩もサンドウィッチにしました。 -
ここで20:08。ナイトジェットの発車番線である一番外れの20番線に行ったところ、なんともう停車しているではないですか。
わあ。嬉しい。乗る時間が増えるわあ。
うーん、入線してくるところ見たかったなああ。
明日は目覚めたらアルプスに囲まれたチロルの街、インスブルック。
夜行列車のワープ感をめいっぱい楽しめそう。
指定の寝台車は一番後ろの号車のようです。
スーツケースを引きずって長いホームを移動。わくわく。
ところで、この時、実は重大なことを忘れてたのです。
このデュッセルドルフ駅には鉄道ラウンジがあるのです。
1等客限定で飲み物やお菓子をいただける、という。
ただ、ジャーマンレイルパスのような乗り放題切符ではダメなようで、きちんとした、たとえ早割でも1等の切符を持ってないと入れないという。
なので今回のジャーマンレイルパス1等の旅行では経験できなかったのですが今日は寝台の最高級クラスの切符を持っています。なのでナイトジェットに1等も2等もないのですが、利用できるに違いない、というわけで出発までラウンジでのんびりコーヒーでも飲みながら待つ予定だったんです。
が、目の前にナイトジェットの編成を見ただけでその予定の記憶が吹き飛んでしまう、という。
鉄道好き、ちゅーもんはほんとアホですねええ。
というわけで、以下、別の旅行記になります。
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旅行記グループ ジャーマンレイルパスで巡る夢と不安たっぷりのドイツ(+7カ国)鉄道旅行
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