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メキシコ観光の最終日、昼の1時過ぎ、2日掛かりのソカロ(Zocalo)観光を終了してカテドラル(Catedral Metropolitana de la Ciudad de Mexico)の北西の観光バスターミナルから月曜にも乗ったトリュブス(Tribus)の市内観光バスに乗り込む。3日前にはバスを降りたところ。ソカロに来た時は5月5日通り(Avenida Cinco de Mayo)を通ったが、一方通行なので出て行くときはタクバ通り(Calle Tacuba)を進む。相変わらずの渋滞で500m進むのに10分くらい掛かる。ベジャスアルテス宮殿(Palacio de Bellas Artes)の手前まで進むと、右手に国立美術館(Museo Nacional De Arte)。イタリアのルネッサンスの宮殿のような建物は1700年代初頭に建てられたもので、国の最も重要な建築作品の一つと考えられている。正面に建つのはスペイン王カルロス4世(Carlos IV)の像。1982年から国立美術館として使われ、メキシコ芸術の最も重要なコレクション4000以上が収められている。<br /><br />その向かいにはパラシオデミネリア(Palacio de Mineria)とパラシオポスタル(Palacio Postal)が並ぶ。パラシオデミネリアは1797年から1813年にかけて王立鉱山学校として建てられた新古典主義の建物。現在はメキシコ国立自治大学(UNAM)の工学部の管理下にある。内部の見学もできるそうだ。パラシオポスタルは現役の中央郵便局で1907年に建てられたもの。こちらはアールヌーボーやルネサンス、ロココなど様々な様式の建築様式が組み合わされている。<br /><br />ベジャスアルテス宮殿(Palacio de Bellas Artes)の裏側とイタルゴ通り(Av. Hidalgo)を挟んで建つのはサンタベラクルス教会(Iglesia de la Santa Veracruz)。元々は1586年に建てられたが、現在の建物は1776年に建てられたもの。それでも十分古い。<br /><br />イタルゴ通りを進みアラメダ公園(Alameda Central)の北側を過ぎ、レフォルマ通り(Reforma)に差し掛かるとサンヒポリト寺院(Templo de San Hipolito)。1599年に建設が始まり、完成したのは1740年。1521年のサンヒポリトの日(8月13日)にスペインがアステカ帝国を征服したことから寺院の名前が付けられた。これも江戸時代半ば、8代将軍吉宗の時代だね。<br /><br />バスはイタルゴ通りからレフォルマ通りに左折し、すぐに月曜日にも通った連邦政府庁舎(Torre del Caballito)の前に置かれた黄色い馬の現代風彫刻のところで右折し、次の目的地である革命記念塔(Monumento a la Revolucion)に到着。ソカロから2㎞ほどだが、20分ほど掛った。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2763145880422085&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />革命記念塔(Monumento a la Revolucion)は世界で最も高い凱旋門と云われるアールデコ様式の巨大な塔。元々は1910年にポルフィリオ・ディアス(Jose de la Cruz Porfirio Diaz Mori)大統領の指示で立法府(法務省)の宮殿として建設が始まった。しかしまもなく革命と内戦により建設は中断。そして革命後、建築が放棄された骨組み部分を利用して、革命を記念するための碑を建造することになり33年に工事が再開され、38年に完成した。<br /><br />高さ67メートルの丸い屋根のドームを4つのアーチが支え、それぞれのアーチに置かれた彫刻は、革命によって得られた「独立」と「農業法」、「改革法」、「労働者法」を表している。ドームの下には近代的なエレベーターがついていて、高さ57mの展望台に行くことができ、そこからメキシコシティの街が一望できる。地下のチケットブースで90ペソ(約540円)払って、カメラ以外の荷物は預け、展望台へ。結構あっちこっち回ってややこしいし、途中からは結構階段が続く。結構疲れたが、まあ景色は楽しめた。<br /><br />吹き抜けになっている1階に降りると、それぞれのアーチのたもとはメキシコ革命に寄与したフランシスコ・マデロ(Francisco Ignacio Madero Gonzalez)とベヌスティアーノ・カランサ(Venustiano Carranza Garza)の2人の大統領の霊廟として造られ、その後、プルタルコ・エリアス・カリェス(Plutarco Elias Calles)とラサロ・カルデナス(Lazaro Cardenas del Rio)の2大統領の霊廟も置かれた。地下には革命関係の資料を展示した博物館がありが別料金であるが、行かなかった。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2763151607088179&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />革命記念塔からは再びトリュブスで移動。レフォルマ通りに戻り西に向かう。しばらくすると右手にメキシコ証券取引所(BMV; Bolsa Mexicana de Valores)がある。1933年開場のメキシコ最大の証券取引所。3時過ぎに独立記念塔でトリュブスを降りる。革命記念塔から2㎞ちょっとをバスの待ち時間入れて25分くらい掛かったので歩いたのと変わらないくらいか。ここは月曜日にトリュブスに乗った時に降りようと思ったとこだが、あまりのバスの歩みの遅さでバスの上から見るだけにしたところ。敢えて来るほどのものではないが、この時点ではこの日あとは夕暮れ時にラテンアメリカタワー(Torre Latino)に登ろうと思ってるだけで、それまで結構時間があったのでやって来た。<br /><br />独立記念塔(El Angel de la Independencia)はレフォルマ通りのシンボルとなっており、省略して「エルアンヘル(El Angel=天使)」と呼ばれる。この塔もポルフィリオ・ディアス大統領の命で造られたのもので、1810年に始まったメキシコ独立戦争(Independencia de Mexico)の100周年を記念して1910年に完成した。当時のお金で200万ペソ以上が費やされた。<br /><br />建築家でエンジニアのアントニオ・リヴァス・メルカド(Antonio Rivas Mercado)のデザイン。アンヘルはイタリア人彫刻家のエンリケ・アルキアーティ(Enrique Alciati)の作。塔の高さは48m。土台となっている階段が3m、塔が38.3m、アンヘルの部分だけでも6.7mある。ギリシャの勝利の女神ニーケー(Nike)をかたどったもので、木造の彫刻が24金で覆われており、重さは7トン。「羽ばたく勝利」を象徴しており、右手に持つのは勝利と栄光のシンボルである月桂樹の冠で、左手には、抑圧からの解放を表すちぎれた鎖。1957年7月の大地震で一度落ちたそうだ。<br /><br />塔の足元には、メキシコ独立革命の父であるイダルゴ(Miguel Hidalgo)神父の像のほか、メキシコ独立戦争の英雄であるモレーロス(Jose Maria Morelos)、ビセンテ・ゲレロ(Vicente Ramon Guerrero Saldana)、ミナ(Francisco Javier Mina)、ブラボ(Nicolas Bravo Rueda)の像が立っている。さらに四方には、「法」、「正義」、「戦争」、「平和」を示す黒い像が配置されており、またメキシコ独立戦争の指導者であるイグナシオ・アジェンデ(Ignacio Allende)が埋葬されている。たくさん銅像あり過ぎて、どれが誰かさっぱり分からん。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2763158030420870&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br /><br />さらに続く。

メキシコシティ市内観光(残)(Monumento a la Revolucion/El Angel de la Independencia)

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2019/03/01 - 2019/03/01

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ちふゆ

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メキシコ観光の最終日、昼の1時過ぎ、2日掛かりのソカロ(Zocalo)観光を終了してカテドラル(Catedral Metropolitana de la Ciudad de Mexico)の北西の観光バスターミナルから月曜にも乗ったトリュブス(Tribus)の市内観光バスに乗り込む。3日前にはバスを降りたところ。ソカロに来た時は5月5日通り(Avenida Cinco de Mayo)を通ったが、一方通行なので出て行くときはタクバ通り(Calle Tacuba)を進む。相変わらずの渋滞で500m進むのに10分くらい掛かる。ベジャスアルテス宮殿(Palacio de Bellas Artes)の手前まで進むと、右手に国立美術館(Museo Nacional De Arte)。イタリアのルネッサンスの宮殿のような建物は1700年代初頭に建てられたもので、国の最も重要な建築作品の一つと考えられている。正面に建つのはスペイン王カルロス4世(Carlos IV)の像。1982年から国立美術館として使われ、メキシコ芸術の最も重要なコレクション4000以上が収められている。

その向かいにはパラシオデミネリア(Palacio de Mineria)とパラシオポスタル(Palacio Postal)が並ぶ。パラシオデミネリアは1797年から1813年にかけて王立鉱山学校として建てられた新古典主義の建物。現在はメキシコ国立自治大学(UNAM)の工学部の管理下にある。内部の見学もできるそうだ。パラシオポスタルは現役の中央郵便局で1907年に建てられたもの。こちらはアールヌーボーやルネサンス、ロココなど様々な様式の建築様式が組み合わされている。

ベジャスアルテス宮殿(Palacio de Bellas Artes)の裏側とイタルゴ通り(Av. Hidalgo)を挟んで建つのはサンタベラクルス教会(Iglesia de la Santa Veracruz)。元々は1586年に建てられたが、現在の建物は1776年に建てられたもの。それでも十分古い。

イタルゴ通りを進みアラメダ公園(Alameda Central)の北側を過ぎ、レフォルマ通り(Reforma)に差し掛かるとサンヒポリト寺院(Templo de San Hipolito)。1599年に建設が始まり、完成したのは1740年。1521年のサンヒポリトの日(8月13日)にスペインがアステカ帝国を征服したことから寺院の名前が付けられた。これも江戸時代半ば、8代将軍吉宗の時代だね。

バスはイタルゴ通りからレフォルマ通りに左折し、すぐに月曜日にも通った連邦政府庁舎(Torre del Caballito)の前に置かれた黄色い馬の現代風彫刻のところで右折し、次の目的地である革命記念塔(Monumento a la Revolucion)に到着。ソカロから2㎞ほどだが、20分ほど掛った。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2763145880422085&type=1&l=8a89379cb0

革命記念塔(Monumento a la Revolucion)は世界で最も高い凱旋門と云われるアールデコ様式の巨大な塔。元々は1910年にポルフィリオ・ディアス(Jose de la Cruz Porfirio Diaz Mori)大統領の指示で立法府(法務省)の宮殿として建設が始まった。しかしまもなく革命と内戦により建設は中断。そして革命後、建築が放棄された骨組み部分を利用して、革命を記念するための碑を建造することになり33年に工事が再開され、38年に完成した。

高さ67メートルの丸い屋根のドームを4つのアーチが支え、それぞれのアーチに置かれた彫刻は、革命によって得られた「独立」と「農業法」、「改革法」、「労働者法」を表している。ドームの下には近代的なエレベーターがついていて、高さ57mの展望台に行くことができ、そこからメキシコシティの街が一望できる。地下のチケットブースで90ペソ(約540円)払って、カメラ以外の荷物は預け、展望台へ。結構あっちこっち回ってややこしいし、途中からは結構階段が続く。結構疲れたが、まあ景色は楽しめた。

吹き抜けになっている1階に降りると、それぞれのアーチのたもとはメキシコ革命に寄与したフランシスコ・マデロ(Francisco Ignacio Madero Gonzalez)とベヌスティアーノ・カランサ(Venustiano Carranza Garza)の2人の大統領の霊廟として造られ、その後、プルタルコ・エリアス・カリェス(Plutarco Elias Calles)とラサロ・カルデナス(Lazaro Cardenas del Rio)の2大統領の霊廟も置かれた。地下には革命関係の資料を展示した博物館がありが別料金であるが、行かなかった。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2763151607088179&type=1&l=8a89379cb0

革命記念塔からは再びトリュブスで移動。レフォルマ通りに戻り西に向かう。しばらくすると右手にメキシコ証券取引所(BMV; Bolsa Mexicana de Valores)がある。1933年開場のメキシコ最大の証券取引所。3時過ぎに独立記念塔でトリュブスを降りる。革命記念塔から2㎞ちょっとをバスの待ち時間入れて25分くらい掛かったので歩いたのと変わらないくらいか。ここは月曜日にトリュブスに乗った時に降りようと思ったとこだが、あまりのバスの歩みの遅さでバスの上から見るだけにしたところ。敢えて来るほどのものではないが、この時点ではこの日あとは夕暮れ時にラテンアメリカタワー(Torre Latino)に登ろうと思ってるだけで、それまで結構時間があったのでやって来た。

独立記念塔(El Angel de la Independencia)はレフォルマ通りのシンボルとなっており、省略して「エルアンヘル(El Angel=天使)」と呼ばれる。この塔もポルフィリオ・ディアス大統領の命で造られたのもので、1810年に始まったメキシコ独立戦争(Independencia de Mexico)の100周年を記念して1910年に完成した。当時のお金で200万ペソ以上が費やされた。

建築家でエンジニアのアントニオ・リヴァス・メルカド(Antonio Rivas Mercado)のデザイン。アンヘルはイタリア人彫刻家のエンリケ・アルキアーティ(Enrique Alciati)の作。塔の高さは48m。土台となっている階段が3m、塔が38.3m、アンヘルの部分だけでも6.7mある。ギリシャの勝利の女神ニーケー(Nike)をかたどったもので、木造の彫刻が24金で覆われており、重さは7トン。「羽ばたく勝利」を象徴しており、右手に持つのは勝利と栄光のシンボルである月桂樹の冠で、左手には、抑圧からの解放を表すちぎれた鎖。1957年7月の大地震で一度落ちたそうだ。

塔の足元には、メキシコ独立革命の父であるイダルゴ(Miguel Hidalgo)神父の像のほか、メキシコ独立戦争の英雄であるモレーロス(Jose Maria Morelos)、ビセンテ・ゲレロ(Vicente Ramon Guerrero Saldana)、ミナ(Francisco Javier Mina)、ブラボ(Nicolas Bravo Rueda)の像が立っている。さらに四方には、「法」、「正義」、「戦争」、「平和」を示す黒い像が配置されており、またメキシコ独立戦争の指導者であるイグナシオ・アジェンデ(Ignacio Allende)が埋葬されている。たくさん銅像あり過ぎて、どれが誰かさっぱり分からん。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2763158030420870&type=1&l=8a89379cb0


さらに続く。

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