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修復中の城壁のすぐ先から再び城壁が続き、内側を少し歩くと大地の門(もしくは陸門<br />、Puerta de Tierra)がある。城壁に存在した4つの門のひとつで、1732年に建てられた。ここで15ペソ(約90円)を払うと門の内側右手のドアを開けてくれて城壁に上がり、両サイドにある2つの砦まで歩いて行くことが出来る。<br /><br />まずは、サンペドロ砦方向に戻るとサンフランシスコ砦(Baluarte de San Francisco)。17世紀に築かれた大地の門を守る砦。1889年に路面電車のために道を築くためにその構造のほぼ半分を切ったが、現在は元の大きさに復元されている。カテドラルがよく見える屋上から内庭に降りることもできる。城壁はサンペドロ砦方向に続き、多分近い将来には繋がりそうだ。城壁の切れる辺りの外側には地元の人たちが利用するペドロサイス市場(Mercado Pedpro Saiz)がある。青果や日用品などが売られる市場で、内部には簡易食堂もあって郷土料理が安く食べられるそうだ。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730532267016780&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />大地の門の反対側を歩くとサンフアン砦(Baluarte de San Juan)。4番目の砦で、1698年頃に完成し、これも大地の門を守る砦。名前は聖ヨハネ・ア・デオ(San Juan de Dios)に由来している。屋上の四隅には見張り台があり、鐘もある。敵が襲撃してきたときに鳴らされていたそうだ。ここも1階の中庭に降りることが出来る。外側にはアドルフォ・ロペス・マテオス(Adolfo Lopez Mateos)元大統領の記念碑がある。また、この砦から北西方向にもまだ城壁は伸びており、現在は途切れているが、いつか次まで繋がりそうだ。砦の内側の入口の鴨井には聖ヨハネ・ア・デオへの献身を示すサニバン(SanIvan)紋章がある。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730536657016341&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />大地の門に戻って降りようとすると扉が開かない。困ってたら唯一他の観光客だった姉ちゃん2人組が鐘を鳴らして開けてもらうんだと教えてくれた(あれ、英語しゃべってたっけ?)。そう云えば係員が入れてくれてた時にベルを3回とか云うてたわ。理解してなかったけど、そう云うことかと納得。門に戻って展示されてる海賊関係の資料などを眺める。ここでは夜に光と音のショーがあり、それに戻って来ようと思ってて、チケット買えるかと聞いたら今は買えないと云われた。まあ、売り切れになるようなことはないだろう。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730526793683994&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />南の壁から北西方向に進むとサンタローザ砦(Baluarte de Santa Rosa)。ここは1688年に建てられた。砦の名前は植民地時代のイギリスやオランダの海賊の攻撃を受けた時に、町の守護者として崇められたアメリカ大陸初の聖人であるリマのローザ(Santa Rosa de Lima)に由来している。サンタローザの名前と聖母マリア(Maria de Nazareth)のモノグラム(monogram)が刻まれた頑丈な木製の玄関を抜け五角形の砦に入ると厚い壁に守られた廊下や部屋がある。ここは入場は無料で、受付で国と名前の記載を求められた。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730542493682424&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />城壁の北西角、最後の砦、サンカルロス砦(Baluarte de San Carlos)。最初に設置された砦で、海の門を守っていた。名前はスペインのカルロス2世(Carlos II)に由来。1676(86?)年に当時の総督ペドロ・フェルナンデス・デ・アングロ(Pedro Fernandezde Angulo)によって建設が開始された。五角形の形状。内部は市営博物館(Museo de la Ciudad)となっているが入場は無料。地下には刑務所として機能していたと思われる2つの部屋があり、そこからトンネルや秘密の通路に関する無数の物語が生まれた。また、18世紀のカンペチェ市街のジオラマがあり、当時の様子がよく分かる。屋上へ登ると海も見え、すぐ前にはカンペチャーノ研究所(Instituto Campechano)もある。6時を過ぎ、日が暮れる。城壁廻りは終了。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730546623682011&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />サンカルロス砦のすぐ前にあるサンホセ教会跡(Ex-Templo de San Jose)。この建物も城壁の上から目立っていたもの。青と黄色のタイルに覆われた外観で、右の尖塔の上に風見鶏を備えた灯台がある。ここは18世紀初頭に建てられ、1767年にスペイン領土でなくなるまで、イエズス会(Compania de Jesus)の高等教育機関として運営されていた。現在は一時的に地元の手工芸品のアルテザナルバザール(Bazar Artesanal)として使われている。外から見ると教会そのものが中に入ると店が並んでるってなんか変な感じ。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730554103681263&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />夕食前の観光の最後はインデペンデンシア公園(Plaza De La Independencia)へ。ここにはカンペチェの代表的な建造物である、2本の白亜の塔を持つカテドラル(Catedral)が建つ。1540年から聖母マリアを祀るため一世紀半もかけ、1760年に完成したもので、外見は新古典主義の特徴を持つバロック様式の建物で非常にシンプル。内部装飾も比較的シンプルで、落ち着いた雰囲気。祭壇中央には聖母マリアが中央に祀られ、その上にキリストが祀られている。正式にはCatedral de Nuestra Senora de la Purisima Concepcionと云う。公園の周囲には、植民地時代の歴史的建造物が多く、夜になるとカテドラルと共に美しくライトアップされて綺麗だった。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730556367014370&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />6時半前、夕食へ。海の門の前にあるマルガンソ(Marganzo)と云うレストラン。カンペチェ名物料理というパン・デ・カソン(Pan de Cazon)が食べられると云うので来たレストラン。パン・デ・カソンはフリホーレス(frijoles、インゲンマメ豆のペースト)、カソン(cazon)という魚(子鮫)の白身を調理したものをコーントルティーヤ(tortilla)の間にミルフィーユのよう重ね、サルサ(Salsa)ソースを掛けたもの。なかなか美味しかった。たまたま隣のテーブルに日本人の方がおられ、声を掛けて同席させて戴き、大変楽しい夕食となった。Yさんと云うアメリカのコネチカット(Connecticut)州在住のミュージシャンの方で、いろいろ話が盛り上がった。Yさんは、確か私がタクシーで行ったサンミゲル要塞まで歩いて行かれたとの話で、あそこまで歩いて登って閉まってたのはさぞかしショックだったと同情する。本当に楽しい時間だった。Yさん、ありがとうございました! ちなみにビール2本飲んで、チップ込みで350ペソ(約2100円)だった。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730562753680398&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />8時15分前、すっかりYさんとの話が盛り上がってしまって、慌ててお開きにし、大地の門に頑張って戻る。夜8時からの「El lugar del sol(太陽の場所)」と云う植民地時代に海賊の攻撃から身を守ったのをテーマにした光と音のショーを見るため。有料で60ペソ(約360円)。海賊の扮装をしたガイドによる砦の解説から始まり、城壁の上をサンフランシスコ砦まで歩き、町の歴史を解説したショー。そして、陸門前のステージに戻って、昔のようすを再現した寸劇や光と音のショー。完全にスペイン語の世界なので正直さっぱり分からん。城壁の上からのカテドラルやサンホセ教会跡の夜景は美しい。空には三ツ星が見えたのでオリオンかしら?<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730565120346828&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />1時間ほどでショーは終了。2時半からの観光だったが、十分に楽しめた。カンペチェ、パレンケからの帰りのコースでたまたま選んだところだったが、儲けものの町だった。<br /><br /><br />カンペチェ観光終了。

メキシコ カンペチェ旧市街(続き) (Campeche, Mexico)

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2019/02/28 - 2019/02/28

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ちふゆ

ちふゆさん

修復中の城壁のすぐ先から再び城壁が続き、内側を少し歩くと大地の門(もしくは陸門
、Puerta de Tierra)がある。城壁に存在した4つの門のひとつで、1732年に建てられた。ここで15ペソ(約90円)を払うと門の内側右手のドアを開けてくれて城壁に上がり、両サイドにある2つの砦まで歩いて行くことが出来る。

まずは、サンペドロ砦方向に戻るとサンフランシスコ砦(Baluarte de San Francisco)。17世紀に築かれた大地の門を守る砦。1889年に路面電車のために道を築くためにその構造のほぼ半分を切ったが、現在は元の大きさに復元されている。カテドラルがよく見える屋上から内庭に降りることもできる。城壁はサンペドロ砦方向に続き、多分近い将来には繋がりそうだ。城壁の切れる辺りの外側には地元の人たちが利用するペドロサイス市場(Mercado Pedpro Saiz)がある。青果や日用品などが売られる市場で、内部には簡易食堂もあって郷土料理が安く食べられるそうだ。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730532267016780&type=1&l=8a89379cb0

大地の門の反対側を歩くとサンフアン砦(Baluarte de San Juan)。4番目の砦で、1698年頃に完成し、これも大地の門を守る砦。名前は聖ヨハネ・ア・デオ(San Juan de Dios)に由来している。屋上の四隅には見張り台があり、鐘もある。敵が襲撃してきたときに鳴らされていたそうだ。ここも1階の中庭に降りることが出来る。外側にはアドルフォ・ロペス・マテオス(Adolfo Lopez Mateos)元大統領の記念碑がある。また、この砦から北西方向にもまだ城壁は伸びており、現在は途切れているが、いつか次まで繋がりそうだ。砦の内側の入口の鴨井には聖ヨハネ・ア・デオへの献身を示すサニバン(SanIvan)紋章がある。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730536657016341&type=1&l=8a89379cb0

大地の門に戻って降りようとすると扉が開かない。困ってたら唯一他の観光客だった姉ちゃん2人組が鐘を鳴らして開けてもらうんだと教えてくれた(あれ、英語しゃべってたっけ?)。そう云えば係員が入れてくれてた時にベルを3回とか云うてたわ。理解してなかったけど、そう云うことかと納得。門に戻って展示されてる海賊関係の資料などを眺める。ここでは夜に光と音のショーがあり、それに戻って来ようと思ってて、チケット買えるかと聞いたら今は買えないと云われた。まあ、売り切れになるようなことはないだろう。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730526793683994&type=1&l=8a89379cb0

南の壁から北西方向に進むとサンタローザ砦(Baluarte de Santa Rosa)。ここは1688年に建てられた。砦の名前は植民地時代のイギリスやオランダの海賊の攻撃を受けた時に、町の守護者として崇められたアメリカ大陸初の聖人であるリマのローザ(Santa Rosa de Lima)に由来している。サンタローザの名前と聖母マリア(Maria de Nazareth)のモノグラム(monogram)が刻まれた頑丈な木製の玄関を抜け五角形の砦に入ると厚い壁に守られた廊下や部屋がある。ここは入場は無料で、受付で国と名前の記載を求められた。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730542493682424&type=1&l=8a89379cb0

城壁の北西角、最後の砦、サンカルロス砦(Baluarte de San Carlos)。最初に設置された砦で、海の門を守っていた。名前はスペインのカルロス2世(Carlos II)に由来。1676(86?)年に当時の総督ペドロ・フェルナンデス・デ・アングロ(Pedro Fernandezde Angulo)によって建設が開始された。五角形の形状。内部は市営博物館(Museo de la Ciudad)となっているが入場は無料。地下には刑務所として機能していたと思われる2つの部屋があり、そこからトンネルや秘密の通路に関する無数の物語が生まれた。また、18世紀のカンペチェ市街のジオラマがあり、当時の様子がよく分かる。屋上へ登ると海も見え、すぐ前にはカンペチャーノ研究所(Instituto Campechano)もある。6時を過ぎ、日が暮れる。城壁廻りは終了。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730546623682011&type=1&l=8a89379cb0

サンカルロス砦のすぐ前にあるサンホセ教会跡(Ex-Templo de San Jose)。この建物も城壁の上から目立っていたもの。青と黄色のタイルに覆われた外観で、右の尖塔の上に風見鶏を備えた灯台がある。ここは18世紀初頭に建てられ、1767年にスペイン領土でなくなるまで、イエズス会(Compania de Jesus)の高等教育機関として運営されていた。現在は一時的に地元の手工芸品のアルテザナルバザール(Bazar Artesanal)として使われている。外から見ると教会そのものが中に入ると店が並んでるってなんか変な感じ。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730554103681263&type=1&l=8a89379cb0

夕食前の観光の最後はインデペンデンシア公園(Plaza De La Independencia)へ。ここにはカンペチェの代表的な建造物である、2本の白亜の塔を持つカテドラル(Catedral)が建つ。1540年から聖母マリアを祀るため一世紀半もかけ、1760年に完成したもので、外見は新古典主義の特徴を持つバロック様式の建物で非常にシンプル。内部装飾も比較的シンプルで、落ち着いた雰囲気。祭壇中央には聖母マリアが中央に祀られ、その上にキリストが祀られている。正式にはCatedral de Nuestra Senora de la Purisima Concepcionと云う。公園の周囲には、植民地時代の歴史的建造物が多く、夜になるとカテドラルと共に美しくライトアップされて綺麗だった。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730556367014370&type=1&l=8a89379cb0

6時半前、夕食へ。海の門の前にあるマルガンソ(Marganzo)と云うレストラン。カンペチェ名物料理というパン・デ・カソン(Pan de Cazon)が食べられると云うので来たレストラン。パン・デ・カソンはフリホーレス(frijoles、インゲンマメ豆のペースト)、カソン(cazon)という魚(子鮫)の白身を調理したものをコーントルティーヤ(tortilla)の間にミルフィーユのよう重ね、サルサ(Salsa)ソースを掛けたもの。なかなか美味しかった。たまたま隣のテーブルに日本人の方がおられ、声を掛けて同席させて戴き、大変楽しい夕食となった。Yさんと云うアメリカのコネチカット(Connecticut)州在住のミュージシャンの方で、いろいろ話が盛り上がった。Yさんは、確か私がタクシーで行ったサンミゲル要塞まで歩いて行かれたとの話で、あそこまで歩いて登って閉まってたのはさぞかしショックだったと同情する。本当に楽しい時間だった。Yさん、ありがとうございました! ちなみにビール2本飲んで、チップ込みで350ペソ(約2100円)だった。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730562753680398&type=1&l=8a89379cb0

8時15分前、すっかりYさんとの話が盛り上がってしまって、慌ててお開きにし、大地の門に頑張って戻る。夜8時からの「El lugar del sol(太陽の場所)」と云う植民地時代に海賊の攻撃から身を守ったのをテーマにした光と音のショーを見るため。有料で60ペソ(約360円)。海賊の扮装をしたガイドによる砦の解説から始まり、城壁の上をサンフランシスコ砦まで歩き、町の歴史を解説したショー。そして、陸門前のステージに戻って、昔のようすを再現した寸劇や光と音のショー。完全にスペイン語の世界なので正直さっぱり分からん。城壁の上からのカテドラルやサンホセ教会跡の夜景は美しい。空には三ツ星が見えたのでオリオンかしら?
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2730565120346828&type=1&l=8a89379cb0

1時間ほどでショーは終了。2時半からの観光だったが、十分に楽しめた。カンペチェ、パレンケからの帰りのコースでたまたま選んだところだったが、儲けものの町だった。


カンペチェ観光終了。

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