パレンケ遺跡周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
メキシコシティから朝一番のフライトでパレンケに移動し、ツアーを見つけ、午前中自由行動でパレンケ遺跡を回り、午後はパレンケ近郊の滝を2つ回る。昼の12時、パレンケ遺跡博物館の前でピックアップの車を待つがなかなか来ない。何人か待ってる人はいるが、同じ車を待っているかどうかは分からない。結局10分余りしてようやくワンボックスカー登場。朝とは違うドライバーだが、私のことは分かってるようで乗れと指示される。来た時は1人だったが、一緒に待ってた人のうち4人と一緒に乗り込むと満員。夕方まで乗って分かったが、同じ車に乗る人が同じように回るのではなく、複数の車が違うコースを走ってて、必要な人には乗換指示があるようだった。私と一緒に乗り込んだ人たちは開始時間は違うが午前中は遺跡にいたのだろうが、他の人はどこから来たのか不明だし、あと途中止まったところでいなくなる人も何人かいた。<br /><br />で、まずは朝来る時にも寄った町外れのバスターミナルのこのツアー会社に寄って、ここでさっそく一部人が入れ替わって12時半前に出発。30分ほどで、最初の目的地、ミソルハの滝(Cascadas de Misol-Ha)に到着。パレンケの18㎞南にある高さ約30mの滝。ここの入場料もツアー料金に込みだがチケットをくれたので20ペソ(約120円)と分かる。入口から数分歩くと低くなった先に滝と広い滝壺プールが見えて来る。上部に張り出した岩場から落ちてきているので、壁に当たらず滝壺に直接注いでおり、珍しい。滝壺プールでは泳いでいる人たちも多数。滝の裏を通る道が滝壺沿いに続いている。かなり崖が凹んでいるので、水が当たるようなことは全くない。<br /><br />滝の裏を通り、滝壺を半周ほどしたところで、道は洞窟に続く。洞窟に入るには別途10ペソ必要だが、まあ安いので入ってみる。真っ暗な洞窟、入口で貸してくれた懐中電灯で照らしながら進む。私はトラッキングシューズを履いてたが、普通にスニーカーでも問題なし。真っ暗な中を案内の兄ちゃんと数分進むと、彼がここだと云って光を当てる。洞窟の奥は小さな池となっており、そこに壁の途中から小さな滝が流れ込んでいた。まあ、それなりに面白い。あと、彼が天井を照らすと、そこには沢山のコウモリが。なるほどね。まあ、60円なら許せる。<br /><br />これでここの観光終了。車のところに戻っても20分ほど。ただ、出発が40分だったので、そんなに時間がある訳ではなく、昼食とはせずにアイスのクランチバーで虫養い。ただ、最後の1/4くらいがバーから外れて落ちて、とても悔しかった。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2728377700565570&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />次はアグアアスルの滝(Aqua Azul Cascade)へ。ここはパレンケの66㎞南と、少し遠い。ミソルハを出て、1時間余り掛かり、2時50分頃到着。まあほとんど寝てた。こちらはちょっと長く5時出発と云うことで、やっと昼食にありつける。メキシコの人は一般的には昼食は遅く、夜も遅いらしい。時間的にはすぐに食事にして、それから観光がいいのだが、どれくらい時間が掛かるかも分からないので、そういう気になれず、えっちら歩き始める。私って、そんな感じでよく食べ損ねることがあるんだけど・・・<br /><br />ここは複数の滝が連なり独特の景観を創り出しているところ。実際に歩き出し、最初の滝を見ると確かにすごい。最初は滝と云うよりも階段状のでかいカスケード。ちょっと感動。ただ、ここは水の色がすごくきれいな淡いブルーって話だったのだが、これはお日様がそんなに出てなかったためか、雨のせいか分からないが、普通だった。残念・・・ でも、まあ下流部のカスケードは見応えあった。川沿いに遊歩道がかなり上流まで続いており、案内図にある一番奥まで歩いたが50分ほど掛った。上流のほうが色がより鮮やかになるとのことだったが、特にそんなこともなかったし、地図の番号で云えば14番辺りまで行けば十分だったなと云うのが感想。この辺りまでなら半分の25分くらいだったし。21番くらいまでは店も続くが、それより上流は何もなくなる。<br /><br />戻り道、店のある所まで15分ほど掛けて戻って来て、一度飲みたいと思ってたココナツジュースを飲む。これまで行ったバンコク(Bangkok)とか南米だけでなく、今住んでるジャマイカでも時々見掛けるのであるが、一度も実から直接飲むのはやったことがなかった。で、飲んでみた感想は、まあさほどうまいものではないかな。元々市販のココナツジュースやココナツウォーターの味ってそんなに好きでもないし、実を割って飲むので、冷えてる訳でもない。まあ、へたに氷を入れるとそれはそれでまずいことになるかも知れないので無難なのではあるが。量は結構多かった。ちなみにお値段は30ペソ(約180円)だった。<br /><br />とりあえずよく歩いたあとに一息付いて、カスケードの辺りまで戻って来たところで、まだ集合時間の5時まで50分くらいあるので、昼食と云うか軽食を食べることにする。この道沿いの多くの店で売ってたエンパナーダ(Empanada)と云う具入りのペイストリー(Pastry)を食べることにする。このタイプのペイストリーはそもそもはスペインが発祥のようだが、アメリカや中南米の各国でそれぞれ独自の発展を遂げている。ちなみにジャマイカ名物でもあるジャマイカンパティ(Jamaican patty)もこの一種のようだ。メキシコでは各地で異なるようだが、ここチアパス(Chiapas)州では鶏肉またはチーズを詰めたものが朝食、夕食、あるいは軽食として食べられている。オールマイティだね。揚げたてを食べるが、これはなかなかうまかった。もう後は宿に戻るだけなので、缶ビール(Corona)を飲んだが、これはよく冷えてて、わたしゃやっぱココナツジュースより冷えたビールの方が好きだな ^_^;;; お値段は90ペソ(約540円)だった。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2728383643898309&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />5時過ぎ、アグアアスルの滝を後にしてパレンケ(Palenque)の町へ戻る。来た時と一部人が入れ替わってたし、ここで泊まる人とかもいたのかしら。パレンケへの途中で、他の町へ行く人もいるのだろうか、乗換地点で結構止まり、また人の入れ替えがあり7時前にパレンケの町に。朝からウロチョロしたが町自体には初めて入る。パレンケ遺跡が発見されるよりも約200年前の1567年に修道士のペドロ・ロレンツォ(Pedro Lorenzo)によって造られた町で、この地域では唯一の都市。人口約11万人。熱帯雨林に囲まれた都市で、ジャングルからホエザル(howler monkey)が町に現れることがよくあるそうだ。町の名前はスペイン語で木の柵を意味し、先住民族であるマヤ人の子孫のチョル(Ch&#39;ol)族の言葉で囲いまたは要塞の場所を意味する「otulun」の直訳。パレンケの町自体には特に大きな見どころはない。<br /><br />繁華街の近くのホテルマヤ・ルエ(Hotel Maya Rue)まで送ってもらいチェックイン。メキシコシティがちょっとびっくりのB&amp;Bだったので、普通のホテルだと嬉しくなる。さっきエンパナーダを食べたばかりではあるが、早々に食事に。行く途中にあった土産物屋でパレンケの帽子を購入。150ペソなので約900円。夕食はホテルに近いところにあるラスティナハス(Las Tinajas)と云う郷土料理とシーフードで人気だと云うレストラン。ウェイターさんに勧められるままにチーズとハムと野菜を詰めたフィレ肉(Filete relleno de queso, jamon y verduras)を、これもメキシコ定番のビール モデロ(Modelo)と一緒に。モデロは初日の夜に黒はのんだけど、普通のもなかなかうまい。で、肉はなかなかうまかった。ただ量が多くてとても食べきれなかったが。付け合わせの野菜やアボカドも結構うまいんだけど、なんか盛り付けが雑。17年の南米旅行の時にも感じたけど、日本人って繊細だよなあってこういう時に改めて感じる。夕食、ビール2本にチップ込みで240ペソ(1500円足らず)。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2728393447230662&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br /><br />以上でパレンケ遺跡及びその周辺観光終了。

メキシコ パレンケ郊外 (Misol-Ha/Aqua Azul/Palenque, Chiapas, Mexico)

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2019/02/27 - 2019/02/27

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ちふゆ

ちふゆさん

メキシコシティから朝一番のフライトでパレンケに移動し、ツアーを見つけ、午前中自由行動でパレンケ遺跡を回り、午後はパレンケ近郊の滝を2つ回る。昼の12時、パレンケ遺跡博物館の前でピックアップの車を待つがなかなか来ない。何人か待ってる人はいるが、同じ車を待っているかどうかは分からない。結局10分余りしてようやくワンボックスカー登場。朝とは違うドライバーだが、私のことは分かってるようで乗れと指示される。来た時は1人だったが、一緒に待ってた人のうち4人と一緒に乗り込むと満員。夕方まで乗って分かったが、同じ車に乗る人が同じように回るのではなく、複数の車が違うコースを走ってて、必要な人には乗換指示があるようだった。私と一緒に乗り込んだ人たちは開始時間は違うが午前中は遺跡にいたのだろうが、他の人はどこから来たのか不明だし、あと途中止まったところでいなくなる人も何人かいた。

で、まずは朝来る時にも寄った町外れのバスターミナルのこのツアー会社に寄って、ここでさっそく一部人が入れ替わって12時半前に出発。30分ほどで、最初の目的地、ミソルハの滝(Cascadas de Misol-Ha)に到着。パレンケの18㎞南にある高さ約30mの滝。ここの入場料もツアー料金に込みだがチケットをくれたので20ペソ(約120円)と分かる。入口から数分歩くと低くなった先に滝と広い滝壺プールが見えて来る。上部に張り出した岩場から落ちてきているので、壁に当たらず滝壺に直接注いでおり、珍しい。滝壺プールでは泳いでいる人たちも多数。滝の裏を通る道が滝壺沿いに続いている。かなり崖が凹んでいるので、水が当たるようなことは全くない。

滝の裏を通り、滝壺を半周ほどしたところで、道は洞窟に続く。洞窟に入るには別途10ペソ必要だが、まあ安いので入ってみる。真っ暗な洞窟、入口で貸してくれた懐中電灯で照らしながら進む。私はトラッキングシューズを履いてたが、普通にスニーカーでも問題なし。真っ暗な中を案内の兄ちゃんと数分進むと、彼がここだと云って光を当てる。洞窟の奥は小さな池となっており、そこに壁の途中から小さな滝が流れ込んでいた。まあ、それなりに面白い。あと、彼が天井を照らすと、そこには沢山のコウモリが。なるほどね。まあ、60円なら許せる。

これでここの観光終了。車のところに戻っても20分ほど。ただ、出発が40分だったので、そんなに時間がある訳ではなく、昼食とはせずにアイスのクランチバーで虫養い。ただ、最後の1/4くらいがバーから外れて落ちて、とても悔しかった。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2728377700565570&type=1&l=8a89379cb0

次はアグアアスルの滝(Aqua Azul Cascade)へ。ここはパレンケの66㎞南と、少し遠い。ミソルハを出て、1時間余り掛かり、2時50分頃到着。まあほとんど寝てた。こちらはちょっと長く5時出発と云うことで、やっと昼食にありつける。メキシコの人は一般的には昼食は遅く、夜も遅いらしい。時間的にはすぐに食事にして、それから観光がいいのだが、どれくらい時間が掛かるかも分からないので、そういう気になれず、えっちら歩き始める。私って、そんな感じでよく食べ損ねることがあるんだけど・・・

ここは複数の滝が連なり独特の景観を創り出しているところ。実際に歩き出し、最初の滝を見ると確かにすごい。最初は滝と云うよりも階段状のでかいカスケード。ちょっと感動。ただ、ここは水の色がすごくきれいな淡いブルーって話だったのだが、これはお日様がそんなに出てなかったためか、雨のせいか分からないが、普通だった。残念・・・ でも、まあ下流部のカスケードは見応えあった。川沿いに遊歩道がかなり上流まで続いており、案内図にある一番奥まで歩いたが50分ほど掛った。上流のほうが色がより鮮やかになるとのことだったが、特にそんなこともなかったし、地図の番号で云えば14番辺りまで行けば十分だったなと云うのが感想。この辺りまでなら半分の25分くらいだったし。21番くらいまでは店も続くが、それより上流は何もなくなる。

戻り道、店のある所まで15分ほど掛けて戻って来て、一度飲みたいと思ってたココナツジュースを飲む。これまで行ったバンコク(Bangkok)とか南米だけでなく、今住んでるジャマイカでも時々見掛けるのであるが、一度も実から直接飲むのはやったことがなかった。で、飲んでみた感想は、まあさほどうまいものではないかな。元々市販のココナツジュースやココナツウォーターの味ってそんなに好きでもないし、実を割って飲むので、冷えてる訳でもない。まあ、へたに氷を入れるとそれはそれでまずいことになるかも知れないので無難なのではあるが。量は結構多かった。ちなみにお値段は30ペソ(約180円)だった。

とりあえずよく歩いたあとに一息付いて、カスケードの辺りまで戻って来たところで、まだ集合時間の5時まで50分くらいあるので、昼食と云うか軽食を食べることにする。この道沿いの多くの店で売ってたエンパナーダ(Empanada)と云う具入りのペイストリー(Pastry)を食べることにする。このタイプのペイストリーはそもそもはスペインが発祥のようだが、アメリカや中南米の各国でそれぞれ独自の発展を遂げている。ちなみにジャマイカ名物でもあるジャマイカンパティ(Jamaican patty)もこの一種のようだ。メキシコでは各地で異なるようだが、ここチアパス(Chiapas)州では鶏肉またはチーズを詰めたものが朝食、夕食、あるいは軽食として食べられている。オールマイティだね。揚げたてを食べるが、これはなかなかうまかった。もう後は宿に戻るだけなので、缶ビール(Corona)を飲んだが、これはよく冷えてて、わたしゃやっぱココナツジュースより冷えたビールの方が好きだな ^_^;;; お値段は90ペソ(約540円)だった。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2728383643898309&type=1&l=8a89379cb0

5時過ぎ、アグアアスルの滝を後にしてパレンケ(Palenque)の町へ戻る。来た時と一部人が入れ替わってたし、ここで泊まる人とかもいたのかしら。パレンケへの途中で、他の町へ行く人もいるのだろうか、乗換地点で結構止まり、また人の入れ替えがあり7時前にパレンケの町に。朝からウロチョロしたが町自体には初めて入る。パレンケ遺跡が発見されるよりも約200年前の1567年に修道士のペドロ・ロレンツォ(Pedro Lorenzo)によって造られた町で、この地域では唯一の都市。人口約11万人。熱帯雨林に囲まれた都市で、ジャングルからホエザル(howler monkey)が町に現れることがよくあるそうだ。町の名前はスペイン語で木の柵を意味し、先住民族であるマヤ人の子孫のチョル(Ch'ol)族の言葉で囲いまたは要塞の場所を意味する「otulun」の直訳。パレンケの町自体には特に大きな見どころはない。

繁華街の近くのホテルマヤ・ルエ(Hotel Maya Rue)まで送ってもらいチェックイン。メキシコシティがちょっとびっくりのB&Bだったので、普通のホテルだと嬉しくなる。さっきエンパナーダを食べたばかりではあるが、早々に食事に。行く途中にあった土産物屋でパレンケの帽子を購入。150ペソなので約900円。夕食はホテルに近いところにあるラスティナハス(Las Tinajas)と云う郷土料理とシーフードで人気だと云うレストラン。ウェイターさんに勧められるままにチーズとハムと野菜を詰めたフィレ肉(Filete relleno de queso, jamon y verduras)を、これもメキシコ定番のビール モデロ(Modelo)と一緒に。モデロは初日の夜に黒はのんだけど、普通のもなかなかうまい。で、肉はなかなかうまかった。ただ量が多くてとても食べきれなかったが。付け合わせの野菜やアボカドも結構うまいんだけど、なんか盛り付けが雑。17年の南米旅行の時にも感じたけど、日本人って繊細だよなあってこういう時に改めて感じる。夕食、ビール2本にチップ込みで240ペソ(1500円足らず)。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2728393447230662&type=1&l=8a89379cb0


以上でパレンケ遺跡及びその周辺観光終了。

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