メキシコ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
19年2月も終わりに近づき、今年初めての休み。今回はメキシコ(Mexico)へ出掛けた。残念ながらジャマイカ(Jamaica)からの直行便がないので、ジェットブルー航空(JetBlue Airways)で、アメリカ(U.S.A.)フロリダ(Florida)のフォートローダーデール(Fort Lauderdale)経由。ジェットブルーって911以来、航空業界の不振が続く中でも利益を上げている航空会社で、05年にシカゴ(Chicago)に住んでいた頃に、東海岸中心で好成績を上げているキャリアと云う話は聞いていたが、乗る機会がなかったので、初搭乗。その10年前のカリフォルニア在住時代に当時西海岸の格安航空で伸びていたサウスウェスト航空(Southwest Airlines)に乗った時には、座席の自由席とかフライトアテンダンスの軽いノリとかに驚いたものだが、今回のジェットブルー初搭乗は普通だった。ちなみにジェットブルーは00年にニューヨーク(New York)-フォートローダーデール間で初就航。04年からカリブ海諸国との国際線も就航させている。<br /><br />経由地のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港(Fort Lauderdale-Hollywood International Airport)はマイアミ(Miami)の北約40kmにあるフォートローダーデール市の郊外にある国際空港。1929年に出来たが、長らく基地として使われており、民間機が飛ぶようになったのは69年。2年ほど前に手荷物受取所で銃の乱射事件が発生、5人が死亡、8人が負傷した事件があった。ああ、怖。でも、先日利用したマイアミ国際空港(Miami International Airport)に比べ混雑が少ないため、こちらを利用する人も多いそうだ。フォートローダーデール自体も保養都市で、大衆的なビーチもあり、人気は高い。それとは関係ないだろうが、テニスの大坂なおみはこの町在住とのこと。実はこの町、私も来たことがある。90年にドイツ(Germany)在住の間に、初めてアメリカに来たのがフォートローダーデール。最初にアメリカに降りたのはアトランタ(Atlanta)だったが、空港から外に出たのはこの空港が初めて。と云っても30年近く前の話なので、空港のことはほとんど覚えてない。まあ、今回は空港の外には出ないけど・・・<br /><br />ジャマイカのキングストン(Kingston)から約1時間半でフォートローダーデールに到着。単にトランジット(transit)なのだが、アメリカはいったん入国しなければならないのでめんどくさい。パスポートコントロール(Passport Control)を済ませ、税関(Customs)を抜けて、いったんアメリカに入るが、スルーチェックイン(Through Check-in)を済ませてるので、すぐにセキュリティチェック(Security Check)を通って出発ゲートに。なんでこんな無駄するんやろうといつも思う。今回は両替をしようと思ってたのに、出発ゲート内にはATMしかないと云われ、再度外へ出て両替したので、セキュリティチェック、2回も通ったわ。まあ、トランジット時間が長かったので、時間的には問題なかったが・・・<br /><br />約3時間待って、再びジェットブルーでメキシコに向かう。正式にはメキシコ合衆国(Estados Unidos Mexicanos、英語ではUnited Mexican States)。漢字では日本も中国も墨西哥と書き(スペイン語のメヒコが中国で一文字ずつ漢字に割り当てられ、それがそのまま日本語のメキシコになったと思われる)、墨(ぼく)が略。国名の由来はアステカ(Azteca)の一言語であるナワトル語(Nahuatl)で「アステカ族の守護神の地」を意味するメシトリ(Mextli)に由来し、1821年に付けられた。首都はメキシコシティ(Ciudad de Mexico)。アメリカ、カナダ(Canada)と共に北米を構成する国で、北にアメリカとの国境が太平洋からメキシコ湾(Golfo de Mexico)まで続き、南は中米のグアテマラ(Guatemala)、ベリーズ(Belize)と国境を接する。国土面積は世界の国で13位と大きい(日本の国土の約5倍)。<br /><br />GDPは中南米2位で、BRICsに続き成長が期待できる新興国「ネクスト11(NEXT11)」の一国に挙げられているが、約1億3千万人の人口の40%が貧困層。人種的には60%がスペイン人とインディヘナ(Indigena)の混血のメスティーソ(Mestizo)で、先住民族が25%、白人が14%。公用語は定められていないが、事実上の公用語はスペイン語。70近い先住民諸言語も政府に認められている。世界最大のスペイン語人口を擁する国家。ただし、中南米の中でもかなり訛ってるらしく、例えて云えば津軽弁くらい違うと云う人もいる。テレビ等で流れるのが標準的なスペイン語なので、普通(?)のスペイン語を聞くのは大丈夫らしい。私にはいずれもさっぱりだが。宗教は90%以上がキリスト教で、ほとんどはローマ・カトリック(Roman Catholic)。<br /><br />2回のワールドカップを開催したサッカーを始めとしたスポーツが盛ん。野球やゴルフ、アメフトとかは分かるけど、プロレス(Lucha Libre)や闘牛(Corrida de Toros)ってスポーツなのと思ってしまう私・・・<br /><br />この地域は、紀元前2万年頃から人が居住した形跡があると云われ、紀元前1300年頃にはオルメカ(Olmeca)文明が興った。その後もマヤ(Maya)文明など様々な文明が生まれ、15世紀にはアステカ帝国(Azteca)が現コスタリカ(Costa Rica)にまで隆盛を轟かせていた。しかし、1519年にスペイン人エルナン・コルテス(Hernan Cortes de Monroy y Pizarro)がメキシコに上陸しあっという間にアステカ帝国は滅ぼされた。<br /><br />スペインによる支配はその後300年続いたが、18世紀に入ると独立の機運が高まり、1810年にメキシコ独立革命(Independencia de Mexico)が始まり、1821年に第一次メキシコ帝国(Imperio Mexicano)が建国。しかし、政治は安定せず、連邦になったり、共和国になったり、再び帝政になったりが続くが、1917年になってメキシコ革命(Revolucion Mexicana)でようやく収束した。ただし、現在も最南部のチアパス(Chiapas)州では、サパティスタ国民解放軍(EZLN=Ejercito Zapatista de Liberacion Nacional)による統治が続いており、安定はしていない。麻薬絡みの事件や反政府ゲリラの他、窃盗やスリ、無認可タクシー、両替所やATMの強盗被害など全般的に治安は良くない。<br /><br />日本との関係は江戸時代の初めからある。支倉常長らの慶長遣欧使節団もメキシコでは大変手厚いもてなしを受けている。明治維新後の1888年(明治21年)の日墨修好通商条約(Japan-Mexico friendship Trade Treaty)は日本にとって事実上初めての平等条約。19世紀末から第二次世界大戦後までは1万人以上の移民が海を渡った。現在は、日産を始めとした日系自動車会社の北中南米向けの生産工場の本拠になっている。<br /><br /><br />まだメキシコに着いてもいないが、長くなったので次へ分ける。

メキシコ (Mexico)

0いいね!

2019/02/25 - 2019/02/25

5954位(同エリア6360件中)

旅行記グループ メキシコ

0

0

ちふゆ

ちふゆさん

19年2月も終わりに近づき、今年初めての休み。今回はメキシコ(Mexico)へ出掛けた。残念ながらジャマイカ(Jamaica)からの直行便がないので、ジェットブルー航空(JetBlue Airways)で、アメリカ(U.S.A.)フロリダ(Florida)のフォートローダーデール(Fort Lauderdale)経由。ジェットブルーって911以来、航空業界の不振が続く中でも利益を上げている航空会社で、05年にシカゴ(Chicago)に住んでいた頃に、東海岸中心で好成績を上げているキャリアと云う話は聞いていたが、乗る機会がなかったので、初搭乗。その10年前のカリフォルニア在住時代に当時西海岸の格安航空で伸びていたサウスウェスト航空(Southwest Airlines)に乗った時には、座席の自由席とかフライトアテンダンスの軽いノリとかに驚いたものだが、今回のジェットブルー初搭乗は普通だった。ちなみにジェットブルーは00年にニューヨーク(New York)-フォートローダーデール間で初就航。04年からカリブ海諸国との国際線も就航させている。

経由地のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港(Fort Lauderdale-Hollywood International Airport)はマイアミ(Miami)の北約40kmにあるフォートローダーデール市の郊外にある国際空港。1929年に出来たが、長らく基地として使われており、民間機が飛ぶようになったのは69年。2年ほど前に手荷物受取所で銃の乱射事件が発生、5人が死亡、8人が負傷した事件があった。ああ、怖。でも、先日利用したマイアミ国際空港(Miami International Airport)に比べ混雑が少ないため、こちらを利用する人も多いそうだ。フォートローダーデール自体も保養都市で、大衆的なビーチもあり、人気は高い。それとは関係ないだろうが、テニスの大坂なおみはこの町在住とのこと。実はこの町、私も来たことがある。90年にドイツ(Germany)在住の間に、初めてアメリカに来たのがフォートローダーデール。最初にアメリカに降りたのはアトランタ(Atlanta)だったが、空港から外に出たのはこの空港が初めて。と云っても30年近く前の話なので、空港のことはほとんど覚えてない。まあ、今回は空港の外には出ないけど・・・

ジャマイカのキングストン(Kingston)から約1時間半でフォートローダーデールに到着。単にトランジット(transit)なのだが、アメリカはいったん入国しなければならないのでめんどくさい。パスポートコントロール(Passport Control)を済ませ、税関(Customs)を抜けて、いったんアメリカに入るが、スルーチェックイン(Through Check-in)を済ませてるので、すぐにセキュリティチェック(Security Check)を通って出発ゲートに。なんでこんな無駄するんやろうといつも思う。今回は両替をしようと思ってたのに、出発ゲート内にはATMしかないと云われ、再度外へ出て両替したので、セキュリティチェック、2回も通ったわ。まあ、トランジット時間が長かったので、時間的には問題なかったが・・・

約3時間待って、再びジェットブルーでメキシコに向かう。正式にはメキシコ合衆国(Estados Unidos Mexicanos、英語ではUnited Mexican States)。漢字では日本も中国も墨西哥と書き(スペイン語のメヒコが中国で一文字ずつ漢字に割り当てられ、それがそのまま日本語のメキシコになったと思われる)、墨(ぼく)が略。国名の由来はアステカ(Azteca)の一言語であるナワトル語(Nahuatl)で「アステカ族の守護神の地」を意味するメシトリ(Mextli)に由来し、1821年に付けられた。首都はメキシコシティ(Ciudad de Mexico)。アメリカ、カナダ(Canada)と共に北米を構成する国で、北にアメリカとの国境が太平洋からメキシコ湾(Golfo de Mexico)まで続き、南は中米のグアテマラ(Guatemala)、ベリーズ(Belize)と国境を接する。国土面積は世界の国で13位と大きい(日本の国土の約5倍)。

GDPは中南米2位で、BRICsに続き成長が期待できる新興国「ネクスト11(NEXT11)」の一国に挙げられているが、約1億3千万人の人口の40%が貧困層。人種的には60%がスペイン人とインディヘナ(Indigena)の混血のメスティーソ(Mestizo)で、先住民族が25%、白人が14%。公用語は定められていないが、事実上の公用語はスペイン語。70近い先住民諸言語も政府に認められている。世界最大のスペイン語人口を擁する国家。ただし、中南米の中でもかなり訛ってるらしく、例えて云えば津軽弁くらい違うと云う人もいる。テレビ等で流れるのが標準的なスペイン語なので、普通(?)のスペイン語を聞くのは大丈夫らしい。私にはいずれもさっぱりだが。宗教は90%以上がキリスト教で、ほとんどはローマ・カトリック(Roman Catholic)。

2回のワールドカップを開催したサッカーを始めとしたスポーツが盛ん。野球やゴルフ、アメフトとかは分かるけど、プロレス(Lucha Libre)や闘牛(Corrida de Toros)ってスポーツなのと思ってしまう私・・・

この地域は、紀元前2万年頃から人が居住した形跡があると云われ、紀元前1300年頃にはオルメカ(Olmeca)文明が興った。その後もマヤ(Maya)文明など様々な文明が生まれ、15世紀にはアステカ帝国(Azteca)が現コスタリカ(Costa Rica)にまで隆盛を轟かせていた。しかし、1519年にスペイン人エルナン・コルテス(Hernan Cortes de Monroy y Pizarro)がメキシコに上陸しあっという間にアステカ帝国は滅ぼされた。

スペインによる支配はその後300年続いたが、18世紀に入ると独立の機運が高まり、1810年にメキシコ独立革命(Independencia de Mexico)が始まり、1821年に第一次メキシコ帝国(Imperio Mexicano)が建国。しかし、政治は安定せず、連邦になったり、共和国になったり、再び帝政になったりが続くが、1917年になってメキシコ革命(Revolucion Mexicana)でようやく収束した。ただし、現在も最南部のチアパス(Chiapas)州では、サパティスタ国民解放軍(EZLN=Ejercito Zapatista de Liberacion Nacional)による統治が続いており、安定はしていない。麻薬絡みの事件や反政府ゲリラの他、窃盗やスリ、無認可タクシー、両替所やATMの強盗被害など全般的に治安は良くない。

日本との関係は江戸時代の初めからある。支倉常長らの慶長遣欧使節団もメキシコでは大変手厚いもてなしを受けている。明治維新後の1888年(明治21年)の日墨修好通商条約(Japan-Mexico friendship Trade Treaty)は日本にとって事実上初めての平等条約。19世紀末から第二次世界大戦後までは1万人以上の移民が海を渡った。現在は、日産を始めとした日系自動車会社の北中南米向けの生産工場の本拠になっている。


まだメキシコに着いてもいないが、長くなったので次へ分ける。

この旅行記のタグ

0いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

メキシコ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

メキシコで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
メキシコ最安 478円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

メキシコの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP