【飯田線】思い立ったら即秘境。ゆるい18きっぷ旅【前編】

2019/03/05 - 2019/03/06

３月某日、その日は仕事で横浜方面にいたはずが、気付いたら浜松でさわやかを食べていた。

どうしてこうなったか、自分でもわからない。

わからないについでに、念願の飯田線に行くことにした。


あれー、今春は18きっぷ買わないつもりだったのに、どうしてこうなったかな～無意識に買っていたよ！(棒)

反省はしていない。

ということで、2019年一人旅第二弾は飯田線で秘境旅となりました。

思い立っていったので、効率的とは言えない旅だったけど温泉、秘境、街歩きと混ぜられたのでとても楽しめましたー！飯田線また行きたい！

★なお、本当に思い立って行ったので写真はオールスマホ、なめこ駅長はお休みです。
★勿論チビの事諸々は手配しております(苦笑)

エリア 長野

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル

お世話になっております。りおです。

仕事で横浜方面をウロウロしていたら、ふと中吊りが目に入りましてね。

そういえば今春は冠婚葬祭が纏めて襲ってくるし、旅会もあるし…で、
毎週狂ったように予定が埋まっているので、18旅はお預けだな、なんて考えてたわけです。

考えてたはずなのに、気が付いたら携帯で「今日ここから鈍行でどこまでいけるか」検索を始めていたわけです。

21：40頃、第一目的地の天竜川に到着。

ハラヘリ＆鼻づまりひどすぎて、写真が雑すぎるｗｗｗ

因みに鼻づまりきっついなぁと思ったら、後日副鼻腔炎だったことが判明しました。そらつらいわ。

そして吸い込まれるように肉好きの聖地へ。
いつの間にか営業時間が24時→23時に短縮されてて焦る。

さわやかは基本駅から離れてるところが多いけど、
ここ浜松篠ケ瀬店は天竜川駅から10分ちょっとで行けるから鉄旅にオススメ。

駅チカで有名なのはセノバ店だけどあちらはいつも混んでるイメージなので、私はこちら派です。

そしてーーーーー！にく！

いやしかし、げんこつは食べられる気がしないので、ワンサイズしたのおにぎりハンバーグにしてしまう私です。

折角の肉なのに鼻づまりで味がわからなかった…
しかし、ちょっと食欲不振な感じだったのは払しょくできて元気になれました。

次は餃子！と思いつつ浜松来ると肉食べてしまうなぁ。

天竜川のマックスバリューで翌日の非常食諸々買い物して、浜松駅へ移動。
この頃にはもう0時になろうか、という時間でした。

東海道線(特に静岡)地味だから一コマで飛ばされがちだけど、
4時間くらいのりますからね。
しかも今日はノンストップで乗換してきたので体がバッキバキです！

ふと上を見上げるとサンライズの表示が！

なんとなく盛り上がる。

が、勿論入線するまで待ってる元気はないのでホテルへ移動。
駅とか全然写真が残ってなかったので相当疲れていたんだろう。

そしてコマは飛びましてこの日のお宿は、こちら！

ＴＨＥ　ＧＥＮ’Ｓ　ＨＯＴＥＬ　＆　ａｐａｒｔｍｅｎｔ 宿・ホテル

女性専用のゲストハウスですが、
時間も時間だったので誰もいませんでした。

オシャレすぎる…！

そしてこちら、なんと全室個室(バストイレも部屋内)
これで3500円とか神か。

時間が遅かったので、ササっと就寝。

駅というか線路がすぐ裏なので、ひっきりなしに貨物列車の音がしていたけれど、そんなに大きな音でもないし逆に心地よかった。

おはようございます。
眠すぎて写真が雑です(笑)

乗り継ぎの兼ね合いで始発でなくていい…とはいえ、7時半ごろの浜松駅です。
ここから豊橋に向かうわけですが、まぁこの辺の都市ー都市の移動なので人が多い(白目)
当然座れるわけもなく、立って移動でございます。
休みの日なのに通勤ラッシュに揉まれてるよ…

たぶん、本気で飯田線見るなら豊橋に泊まっておけなんでしょうが、
昨日は浜松が限界だった…(白目)

白目をむきながら豊橋に到着。
早くもこの辺の記憶は曖昧(写真が雑)

①②が飯田線、③が名鉄　④が東海道線の戦国時代っぷり。
⑤～⑧はもれなく主戦力の東海道本線です。

次こそは豊橋鉄道のりたいなぁ

乗り場は名鉄とJRごちゃまぜなのがおもしろいｗ

おぉ、パノラマスーパーじゃないですか！

乗るぜ、飯田線。

あれれ、なんかめっちゃ人ならんでるんですけｄ

なんだろう、秘境を走るのにやっけに乗車率が高い。
なんとか座れたけど、車内は立つ人もいるくらいで、ちょっとびっくり。

飯田線は車掌さんが同乗していて、乗客が減った後検札に回っていました。

車掌　(18きっぷを見ながら)「どちらまで行かれるんですか？」
私　　「ひとまず、湯谷(ユタニ)温泉まで」
車掌　「あ、湯谷(ユヤ)温泉ですかね」

私　　「ｱｯ」
車掌　「ｱｯ」

うん、そして湯谷温泉到着！

私のほかにも数人降りました。
そして、写真に写りこませてしまったお兄さん、この後頻繁にすれ違います(笑)

とりあえず駅周りを散策してみましょうか。
清流の音がここちよい。

ていうか本当に清流の音しか聞こえないｗ

今日の温泉は！鳳来ゆーゆーありいな！！

10時から開いているので、鉄タビに最適ですね。

おや…

温泉の前にショベルカーが居るぞ。

…営業してる気配が…ない…ですね。

あぁぁぁぁぁぁっぁぁｌっぁぁぁっぁｌｌ

下調べが甘かった　　orz

営業日の確認はしてたんだけど、トップページにこっそりと臨時休館が載っていた　orz

現在10:30

ダメ元で3件ほど日帰り入浴問い合わせてみたけど、やっぱりダメで＞＜
しかしここまで来たら温泉に入りたい(リフレッシュしたい)ので、一本遅らせて温泉に入ることにしました！温泉は正義。

仕方ないのでさすらって足湯を発見。
さっきのお兄さんがいたｗｗｗ

おぉ、狭いけど本格的な温泉だ。

結構熱くて足が赤くなるけど、出たり入ったりでまったりと楽しみつつ今後のルートを検索。
ド平日でしたが、人の往来の多い人気の温泉でした。

足湯の隣には満開の桃の木が！

桃？桃でいいよね？

オシ！11時や！

時間になったので泉山閣さんにお邪魔しました。
足湯で一緒のお兄さんは、隣のひさごに入っていったのを視認。
正直カブったらどうしようかと思いました(笑)

入口のステキなジェントルに受付していただいて、大浴場にいきましょう。
一番風呂で貸し切り状態。気分が上がる↑↑↑

どどん！

おぉステキな大浴場！

そしてステキな露天風呂ーーーー！
なんだこれは、こんなん独占していいのか。

これが露天風呂からの眺め。

いやぁ、これは最高！
1時間待って良かった～

オフォフォフォフォ

やわらかいお湯である。
極楽極楽。

時間いっぱいまで温泉を堪能して、湯谷温泉に戻ります。

足湯のお兄さんの他に、鉄っぽいメンズが一人追加。

12：08　

お迎えに来た天竜峡行きに乗って湯谷温泉を後にします。

いい湯だったぞ～！

湯谷温泉からじみーにゴトゴト1時間ちょっと、次の目的地に向かいます。
この辺りは山合いの道になりだしたから、車窓が楽しい。

写真に撮ると地味ですけども。

暇なのでかぶりついてみる。

ローカル線やっぱり楽しいなぁ。

さて、本当は湯谷駅で特急を捕まえてなんとか時間短縮を図って沿線駅で二駅位降りたいなと思っていたのですが、湯谷温泉でがっつり時間をとったのでメインの小和田駅のみにスケジュール変更。

大嵐で降りて近くの秘境を探検するか…！などとワクワクしてましたが、あっさり辞めました。だって基本チキンだもん。

ゆっくりしてけね。

この辺になってくると、車掌さんは大忙し！

検札もするし、乗客とコミュニケーションもとるし、出発の確認もするし…
先頭まで行って出発の確認して、ダッシュで最後尾に戻ってまた中を検札して一番前に…を繰り返していました。

しかも、無人駅だらけだから車内精算も多く地味に面倒だ…

そしてこの路線、本数が少ないので当然「あっさっきの車掌さん；；；；」となり、最後には「あ、きっぷいいですよ～＾＾」と言われてしまったｗ
まぁ、オフィスカジュアルで秘境駅に乗りこむ女は目立つよな(笑)

13:19

そして次の目的地、小和田駅へ。

きたぜ、秘境。

なんでも秘境駅ランキング3位だとか！
これまで20位界隈しか行ったことないのに、いきなり四天王に挑む命知らずは私です

静岡/長野/愛知の境界線の駅。

境界マニアが大喜びしそうですな

もう平成も終わろうというのにこの空気ですよ！
最高か！

ﾌﾟｼｭー

（＾ω＾）・・・

あれ？これだけ剛の者っぽいのが乗ってるのに、降りるの私だけなの？！

電車は私だけを残して去っていった・・・マジカ！

しかし安心してください。

チキンの私は「秘境駅に3時間も居れないよ＾＾；＾；＾＾＾；；」と、
箱ダイヤで行き来することにしていたのです。

次のお迎えは約20分後、豊橋行きです。

とりあえず目についたものをとっておくスタイル。
情報量が多い写真(失敗)

雅子様ご成婚の時は「小和田」の名前にかけて聖地になったらしく、その時の臨時列車のヘッドマークが飾られていました。

そして手書きの「いらっしゃいませ」が怖すぎるよ。
君は一体どこに誘おうというのだい？

境界駅が秘境駅に見えてしまう不思議。

思い込みって怖い。

さて、駅舎見学は戻ってからにして秘境探検といくか！

・・・・ゴクリ

駅を出てボロいベンチと坂道しかなくて、まさに秘境。

降りてすぐに廃屋が。
グーグルマップだと「製茶工場跡」と書いてあります。

なんかとってもTRICKっぽい(古い)

降りてみる。

訂正しますね＾＾；

これはTRICKじゃなくてサイレンだわ…！
(若者は分からないと思うのでググってください)

ﾊﾜﾜﾜﾜﾜ

人が居ても居なくてもこわい…ｗｗｗｗｗｗｗ

これね、他に人が居ればそんなに怖くないと思うんですが、
本当に誰もいないのでジワジワと怖い。

ジャパニーズホラーの世界。

誰だよ、大嵐で時間あったら夏焼集落見てみたいとか言ったの　←オマエだよ

有名な朽ちたミゼット。

ここだけ見るとヨーロッパぽく見えなくもない(ほめ言葉)

勿論ガードレールなどなく、うっかり足を滑らせたら誰にも気づいてもらえず終わっちゃうスタイル。

川の美しさよりも、ゾワゾワ感の方が上回った。

この先、神社があるみたいな表示があったんですが、
完全にがけ崩れてたので駅に引き返します。

電車の時間まで駅舎でもみてましょう。

いいね。

いいね…！

この駅舎のくたびれっぷり…！

小和田駅には歴代の駅ノート(一部コピー)がぎっしり。

最初のノートは自分が生まれるずっと前の日付でなんだか感慨深し。
美麗なイラスト、電波な書き込み、海外から来た、など見ていて飽きないです。

よくとってあったなぁ

駅への愛情が素晴らしい。

このノート達のどこかにこやつがいます。

だいたい駅舎はみたし、そろそろお迎えの時間ですね！

ホームに出てほっと一息。

ここから人界へつながる列車が来るぞー(涙目)

飯田線前半戦はこれにて終了！

次回は沿線で一泊(みなさんの予想外の場所になります)＋αです。
次回も宜しくお願い致します。