2018/12/21 - 2018/12/21
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kojikojiさん
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カレル橋を渡り旧市街の観光に入りました。この辺りは何度も通った道ばかりなので懐かしさを感じます。ただ8年の年月は長いようでタイ式のマッサージ店が何軒もあったのには驚きました。また通りの角にあった怪しい雰囲気のドレスを着た女性のレリーフが無くなっているのはショックでした。全員で旧市街広場の時計塔の前まで移動して「エルペット」という店に入ります。ここは8年前にガーネットを買った店で、妻に見るだけと言われて入ったら「お義母さんはこういうの似合いそう。」なんて言葉が出てきて「あたしだったらこれかな?」なんてさらに大きなブローチが出てきました。まあ誕生日だったし4月生まれなのでダイヤモンドよりガーネットは格段に安いので買った覚えがあります。同じデザインのものが売っていましたが値段は3倍から4倍になっていました。ここで解散して自由時間になりますがオプショナルに参加する人は午後6時30分までの1時間半で、参加しない人は午後7時までの2時間というのはちょっと解せない気分です。本当はオプションに参加しないで、ホテルにチェックインした後に自分たちで町中に戻りたかったのですが、風邪をひいていたので諦めて泣く泣く羽田空港で申し込みしたせいもあったのかもしれません。くよくよしている時間は無駄なので、まずは旧市街広場のクリスマスマーケットを見学します。以前ここでイースターのスタンドが出ていたことを思い出します。イースターエッグを20個くらい買ったのですが次に行ったウィーンでは値段が倍以上したので、もっと買っておけばよかったと後悔した記憶があります。ところがクリスマスマーケットは意外に普通でした。マーケットをひと回りした後は「ヴァーツラフ広場」まで足を延ばしてもう1つのクリスマスマーケットを見て回ります。「ムハ美術館」の脇から「市民会館」など懐かしい場所を選んで歩いて何とか1時間30分で戻ってくることができました。ここからはオプションで「時計塔」に登って夜景を見ました。前回の旅では時計塔には登らなかったので、よかったのかなと自分を納得させます。その後は「ヨゼフォフ」と呼ばれるユダヤ人街からチェフーフ橋でモルダヴァ川の夜景をもう一度見て、バスに乗って晩御飯を食べる「ウ・フレクー」に向かいます。ここはプラハで一番古いビアホールで前回の旅でも来たかったのですが、旧市街の中心から離れているので諦めた店でした。ここで醸造された黒ビールも飲めて大満足ではありましたが13,000円は高すぎです。そして郊外のホテルに向かってプラハの観光は終わりです。翌朝も早朝にモーニングコールが鳴り、午前8時にプラハを出発してチェスキー・クロムロフに向かいます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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カレル橋を渡り「旧市街広場」に向かいます。空の色が青く染まり写真が一番美しく見える時間帯です。もう少しカレル橋の袂からプラハ城と聖ヴィート大聖堂を見ていたい気分でした。ただ、また雨が強くなってきたので先を急ぎたい気持ちもあります。
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「ティーン聖母教会」の双子の塔が見えてきました。手前には天文時計も見えます。懐かしさと共に、また来る事ができたうれしさを感じます。
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プラハの時計塔は「天文時計」または「オルロイ(Prague Orloj)」と呼ばれます。オルロイは3つの主要な部分である空の太陽や月の位置などの天文図を示すための文字盤と「使徒の行進 」と呼ばれるキリストの使徒などが時間ごとに動く人形仕掛け、それから月々を表す浮き彫りの「暦版」から構成されます。
天文時計 建造物
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最も古い部分は時計の機構と天文図の文字盤であり、製作は1410年にさかのぼるそうです。製作者はカダン出身の時計職人であるミクラシュとカレル大学の数学と天文学教授であったヤン・シンデルです。天文図の文字盤は中世の天文学で使われたアストロラーベのような機構を具え、宇宙の現在の状態を示すプラネタリウムの原型と考えられるそうです。この辺りの知識は澁澤龍彦の受け売りです。
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その奥の旧市街広場にはクリスマスマーケットの賑わいがあります。8年前は4月の滞在でしたので、イースターエッグを並べたスタンドがたくさん並んでいました。
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ティーン教会の2つの塔が暗闇に浮かんでいます。
プラハ クリスマスマーケット 祭り・イベント
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チェコの2018年のクリスマスマーケットのテーマは「おとぎ話(Fairy tales)」でした。チェコには西ヨーロッパやロシアの影響を受けた様々なおとぎ話が存在します。旧市街広場ではおとぎ話に出てくるようなキャラクターのモチーフをたくさん見ることができるでしょう。
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クリスマスの魔法によって光輝いていて、まるでシンデレラ城への道のりのように見えます。ここでは時間によって学生や音楽サークルの人々による讃美歌パフォーマンスが行われるようです。
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広場の真ん中にはシンデレラの靴がありました。
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シンデレラではなくて、寝たままの白雪姫の方がキャラには合っていると思いますよ。
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クリスマスツリーに使用される木は毎年チェコの北にあるリベレツ州のクルコノシェの山から切り出した一番形や大きさがいい木を使っています。
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美しいクリスマスのデコレーションやイルミネーションで飾られています。イルミネーションの点灯時間は毎日16:30からです。足元にはクリッペや昔ながらの鍛冶屋さんが出ています。
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ティーン教会をバックに光り輝くクリスマスツリーと真黒く浮かび上がるのは、この広場の本来の主である「ヤン・フス像」です。フスはボヘミアの宗教改革者で、プラハ大学の学長でした。ボヘミアの民族主義を背景に、ウィクリフの影響を受けて聖書中心の教説を展開し、世俗化した教会を批判します。多くの支持者を得ましたが破門され、コンスタンツ公会議の結果火刑に処された人物です。ヤン・フスと言えばムハのスラブ叙事詩の「プラハ・ベツレヘム礼拝堂でのヤン・フスの説教」を思い出します。モスクワの赤の広場でも「ロシアの農奴制廃止」を思い出しました。
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プラハのクリスマスマーケットの定番トゥルデルニークです。バームクーヘンのような形のトゥルデルニークですが、棒に生地を巻きつけて、ぐるぐると回しながら焼いていきます。シナモンやお砂糖がかかっていて、モチモチしていてとっても美味しいです。
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オリジナルのシュガーとシナモンだけだと3ユーロくらいで買えます。チェコはコルナが通貨ですが、観光客目当ての店ではユーロも使えます。トゥルデルニークを買っている妻の後ろ姿がトゥルデルニークに見えたので写真に残します。
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一通りのスタンドも見たので旧市街を歩くことにします。午後5時から6時30分までが与えられた自由時間です。探していたフォレスト・ガラスを扱うスタンドはありませんでした。
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たった1時間30分ですが、二人だけの自由行動時間は気持ちが全く違います。
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10分ほど歩いてヴァーツラフ広場のクリスマスマーケットに到着しました。ここから国立博物館までスタンドが並んでいます。
ヴァーツラフ広場 広場・公園
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ベツレヘムの星が道路に食い込んでいます。
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このマーケットは物販よりも食べ物屋のスタンドが多く、さらに大人っぽい雰囲気です。
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とてもきれいなクリスマスツリーが輝いています。
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国立博物館の建物が正面に輝いています。プラハのガイドさんが薦めていた「プラハの春」という春江一也の小説を思い出しました。作者の春江さんはプラハの春当時にチェコスロバキアの日本大使館に勤務していて、ソ連軍侵攻の第一報を打電した外交官です。この本では共産主義社会の反体制活動家である女性と、西側の若き外交官の命がけの愛を描いた物語で、作者自らの体験がもとになっているそうです。
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「プラハの春」とは1968年にチェコスロヴァキアで始まった政治改革の総称で、共産党一党支配の「スターリン型」政治体制への批判が表面化し、より自由な社会を目指すべく改革の気運が高まります。改革派の勢いが高まり、改革派のメンバーが保守派に取って代わって第一書記になると、改革の波が自国に押し寄せることを懸念したソヴィエトをはじめとする旧東欧諸国がこの改革を批判しはじめます。ソヴィエトはこのヴァーツラフ広場に戦車を乗り入れ占拠します。これを「チェコ事件」と呼び、学生ヤン・パラフはこれに死をもって抗議しましたが、この事件によりチェコスロヴァキアの自由への革命「プラハの春」は実ることなく終結します。タン・パラフのモニュメントは以前の旅で見ています。
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チェコスロヴァキアの自由への気運がそれで萎えてしまったわけではなく、1989年にチェコスロヴァキアにおいて民主化を求める学生のデモが発端となり、共産党政権が崩壊した歴史的事件がおきました。無血で革命が成功したため「ビロード革命」といわれています。写真の下に見えるヴァーツラフ像の周りに人々は集まって「ハヴェルを城へ」と叫んだそうです。ヴァーツラフ・ハヴェルはチェコ共和国初代大統領となります。
聖ヴァーツラフの騎馬像 モニュメント・記念碑
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1989年当時にプラハの旅を考えていて、泊まってみたいと考えていたGrand Hotel Europeの建物です。結局東欧の旅は頓挫してしまいましたが、22年後の2011年にここへ来ることができました。1階のカフェで妻とお茶を飲んだことを覚えています。残念ながら数年前から改修工事が行われていました。
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寒いので勝手知ったアーケードを抜けてショートカットしていきます。
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斜め前に火薬塔と市民会館が見えました。
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懐かしい市民会館です。8年前はプラハ中央駅近くのホテルだったので、旧市街へ行くためにはここを毎日通っていました。
市民会館 建造物
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1905年から1911年に造られたアール・ヌーヴォー様式の建物で、かつて類を見ない芸術と熟練技の結晶です。アール・ヌーヴォー様式で装飾された内装は、アルフォンス・ミュシャ、M.シュヴァビ ンスキー、J.V.ミスルベク等の手によります。特にガイドツアーでしか見ることができないミュシャのレリーフやデザインは素晴らしかったです。スメタナホールは「のだめ」でも出てきますね。
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ガイドツアーでは1枚のコインがもらえ、ヨーロッパでは2番目に古いと言われるアメリカン・バーで1杯飲み物が飲めました。隣のプルゼンスカー・レストランも美味しいチェコ料理とビールが楽しめました。
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左側のウイングにはカヴァールナ・オベツニー・ドゥームというカフェのインテリアも美しく、朝一番で入ったら30分くらい貸し切り状態で過ごせたのも、妻との思い出です。
市民会館:https://4travel.jp/travelogue/10561856 -
そろそろ時間が無くなってきたので火薬塔を潜って旧市街広場に向かいます。ここでも懐かしい風景が現れます。こちらは黒い聖母の家です。
黒い聖母の家 建造物
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手前の角2階に名前の由来となる黒い聖母像が見えます。2階にはカフェ・オリエントという美しい内装のカフェと上階はキュビズム美術館があります。どちらにも思い出が残っています。
黒い聖母の家:https://4travel.jp/travelogue/10562049 -
懐かしいアーケードも見つけました。この奥に安くて美味しい中華料理店がありました。
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頤和園飯店という名前ですが、2011年の旅の前に北京の頤和園の中の聴?贍館という店で宮廷料理を食べたことがあったので入った覚えがあります。中華料理とチェコビールはよく合います。
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前回の旅では「シュペイブルとフルヴィーネク」の親子のマリオネットを買いました。大中小がありましたがトランクに入る中にしました。大きさ的にも一番可可愛くて両方で6,000円程度でした。帰国してから父に見せたら「なんで本物の良いものを買ってこないんだ。」と言われた記憶があります。確かに迷ったのです。妻にも同じことを言われたのですが…。プラハの後のウィーン1週間とブダペストの1週間で荷物が増えるだろうと考えて諦めたのがダメだったのか…。
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前回の旅では姪は産まれる直前だったので、マニファクトゥーラで大量の木製の玩具を買った記憶があります。ウィーンで姪の誕生を知ってホテルで祝杯をあげました。現在7歳で可愛くてたまらないのですが、上手いこと手玉に取られています。
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なんとか時間までに戻ってこられました。絵葉書と切手を買いたかったのですが、本屋さんではユーロが使えませんでした。両替する時間もないし、翌日はチェスキー・クロムロフに立ち寄ってからウィーンに入るのでチェコ・コルナも邪魔になってしまいます。
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2018年の旧市街広場のクリスマスマーケットのマップです。2019年以降行かれる方の参考になればと思い載せておきます。
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時計塔の周りにはすごい人だかりです。有名な割にあまり動きが無いのは知っていますが、ほかの観光客に紛れて見学します。
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時計の横側に配置された4つの彫像は一定の時間になると動き出し、死神(骸骨の姿をしている)が鐘を鳴らします。死神が鳴らす鐘に合わせて時計の上部の窓から12使徒の像が現れます。
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死神が左手に持った砂時計をひっくり返します。
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天文時計の向かって左側にはバニティ(虚栄)とグリード(貧欲)の人形がいて小銭袋とステッキを持ったグリートが毎正時に首を左右に振ります。金貸しの左は鏡を手に持ったナルシストの姿です。
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最後に一番上の扉にいる黄金の雄鶏の鳴き声で終わりです。
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あっという間に終わってしまいます。時計塔の目の前にあるエルペットというお土産物屋さんで集合です。6時30分に集合するのはオプショナルで時計塔の見学とウ・フレクーでのディナーを申し込んだ人です。13,000円と高いので、自力でホテルから市内に出ようと考えて、移動方法は調べてありましたが、前の週のエジプト旅行から帰国して風邪をひいてしまったので泣く泣くオプションに申し込みました。申し込まなかった人は午後7時の集合でした。
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このエルペットという店は8年前に偶然立ち寄った店で、妻のおねだりでガーネットのブローチなどなど買いました。今回はここでの割引券とトイレのチケットとドリンクサービス券をもらっていました。これは素直に助かりました。
オプションに参加したのは10名くらいでした。添乗員さんは他の方とホテルに向かうので、現地ガイドのお兄さんと一緒に行動します。まずは時計塔の上に登ります。プラハ旧市庁舎の塔 建造物
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本当は建物の中をいろいろ見学できるのですが、オプションでは塔に上って景色を見るだけです。前回の旅ではここには登らなかったので良かったです。
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先ほどまでいた国立博物館が真っ白にライトアップされています。
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プラハ城と聖ヴィート教会も美しく浮かび上がっています。
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マラ・ストラナの美しい6つの庭は真っ暗です。
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そして眼下には美しいクリスマスのライトアップが待っています。「聖ミラクーシュ教会」も美しい姿です。以前に堂中に入ったときはコンサートのパンフレットが置いてありましたが、クリスマスの時期だったら聞いてみたい気もします。
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ヤン・フスの像の周りは丸く黒抜きになっています。普段はチェコの英雄ですがこの時期は人気がなさそうです。
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今まで数多くのヨーロッパのクリスマスマーケットに行きましたが、塔の上から見下ろしたのは初めてです。
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「聖ミラクーシュ教会」の前に行列ができているのはコンサートの開始時間だからかもしれません。前回の旅では国立マリオネット劇場で子供に囲まれて「ドン・ジョアバンニ」を見て楽しかったのを覚えてます。
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こうやって見るとスタンドの数もそう多くないマーケットです。屋根が輝いているのできれいです。
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こうやって見るとクリスマスツリーの大きさが際立ちます。
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30分ほどの夜景観賞でした。
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ここから旧市街の中でもユダヤ人街だったエリアを散歩します。カフカが生まれた家は聖ミラクーシュ教会のすぐ裏にありました。そのまま美しい屋並みの通りを進みます。ヨゼフォフエリアにはいくつかのシナゴーグやお墓があり、我々は全部見学しているので、どういった物かは分かっていましたが、ガイドさんの説明だけでは他の人は何だか分からないだろうなと思いました。
ムハ 専門店
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プラハは泥人形のモンスター「ゴーレム」伝説の発祥の地で、ユダヤ人街である「ヨゼフォフ」というこの地区です。命を吹き込まれた泥人形が迫害に遭うユダヤ人たちを守るために夜な夜な暴れまわり、役目を終えると泥人形に戻され、シナゴーグの屋根裏に眠っていると言われています。今回もゴーレムの人形は買えませんでした。
旧新シナゴーグ 建造物
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前の旅行では妻の誕生日にディナークルーズを予約したのですが、その時立ち寄ったインターコンチネンタルホテルの前を通りました。この近くにCOSというブランドのショップがあったのですが立ち寄りたかった!!!ウィーンの自由時間に買いにいったのですが休みでした。
インターコンチネンタル プラハ ホテル
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プラハ大学の法学部の建物です。チェコの巨匠建築家ヤン・コチェラの設計で1929年に完成しました。新古典様式と構成主義によってデザインされた建物です。
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チェフーフ橋のたもとまで来ました。アールヌーヴォーの美しいデザインの橋です。
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ギリシャのイオニア様式の柱の上に天使像が乗っています。ベルリンの「戦勝記念塔」ジーケスゾイレには近づけませんでしたが、これで我慢しておきましょう。
チェフーフ橋 建造物
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橋のたもとからもプラハ城と聖ヴィート大聖堂が美しく望めました。
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橋を渡り切った所から小型のバスに乗り込んで夕食のレストランに向かいます。ここから大きくプラハ市を周っていきます。プラハ中央駅を通ったので大体の位置が分かります。
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そのまま進むと「国立博物館」の前を通るのが分かっていました。
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うまい具合に正面から写真が撮れました。
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以前の旅でも「ウ・フレクー」には来たかったのですが、旧市街の中心部からは離れた場所にあるのであきらめた場所です。
ウ フレクー 地元の料理
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時計の文字盤は数字ではなくて9時の位置から時計回りにBIVOVARで、8時の位置から反時計回りにFLEKUになっています。6時の上にUもあります。通して読むとBIVOVAR U FLEKUと店の名前になります。
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Dej Buh Stestiは「神は幸福を与えます」といった意味です。ここでビールを飲めば幸せになれるということでしょうか。
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「ピボバル・ウ・フレクー」は500年以上の醸造の歴史を持つブルワリー兼レストランです。午前10時から午後11時までの営業で入口はとても小さいのですが中はとても広いので驚かされます。
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右側に時計が書かれた場所が入り口です。ここのお店は写真の8つのホールと中庭があって、1,200人以上収容できるそうです。
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その中の左奥の部屋に席が用意されていました。手前の部屋で他のお客さんと一緒の方が楽しそうでしたが。「ウ・フレクー」は創業1499年という老舗中の老舗です。プラハの名物店としても有名です。部屋のインテリアも凝っています。
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こういったフォークロアなインテリアは好きです。椅子に描かれた絵がみんな違うのに驚かされます。
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まずはバケットが出てきました。
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続いて大きなハムとザワークラウトとピクルスとサラダの盛り合わせ。
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そこへビールが届きました。1杯目はオプションの料金に入っています。この店はビールに種類が無いのは8年前から知っていました。
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ここのビールは黒ビールでフレコフスキー レジャー13°というダークラガーです。すべてチェコ産の原料を使い500年以上前から造られているこのお店唯一のビールで乾杯します。このビールはここでしか飲めません。一見苦そうに見えますが焦がした麦というかカラメルのようなほのかな甘さが感じられて美味しいです。
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アコーディオンのおじさんが付きっきりで演奏してくれました。おじさんがいなかったら大きな部屋で10人くらいのディナーは寂しいものだったと思います。ツアーといっても特に仲が良い人がいるわけではありません。
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メインの料理はスヴィーチコヴァーという牛のサーロインを根パセリや根セロリ、ニンジンなどの根菜で煮込んだチェコを代表する伝統料理です。付け合わせは蒸しパンのようなブランボロヴェー・クネドリーキです。とてもおいしくて満腹になりました。もちろんビールもお替りしました。お替りは3ユーロです。
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チェコには小麦粉が主材料のホウスコヴェー・クネドリーキとジャガイモを練り込んだブランボロヴェー・クネドリーキの大きく2種類があります。 クネドリーキは正確にはパンではなく、練った小麦粉を丸めて茹でるダンプリング料理に分類されるそうです。2種類ともモチモチとしていますが、小麦粉のほうはイースト菌を使って発酵させるため蒸しパンのようにふんわりとしていています。
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最後のデザート。時計塔の観光とディナーで13,000円はちょっと高い値段設定ではありました。
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アコーディオンのおじさんと記念写真も忘れずに。お礼を言ってチップも少し。他の人は全く知らん顔でした。
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店の出口にはお土産コーナーがあります。ここで店の名前の入った陶器製のビアジョッキのミニチュアを2個買ってきました。ミニチュアといってもちょうど缶ビール半分が入ります。我が家の晩酌は缶ビール1本なのでちょうどよいサイズです。クレジットカードで支払えるので無駄がありません。2個で1,000円くらいでした。オマケに店のコースターもたくさんもらってきました。
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別にもう1つのコーナーがあり、お酒が売っていました。最初はビールかと思いましたが値段を見てもビールではないようでした。
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どこへ行っても何でも買ってしまうので荷物がどんどん増えていきます。
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バスに乗ってプラハの南側の郊外のホテルに向かいます。
ダンシング ビル 現代・近代建築
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黒ビールでほろ酔いの中ダンシングビルの前を通過します。
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20分ほどでこの日泊まる「トップ・ホテル」に到着しました。歩いて10分くらいのところに地下鉄駅があって、30分以内には国立博物館辺りまでは出られるのですが、エジプトからの旅の連続で疲れていたので諦めました。翌日以降のウィーンは自由時間が長いこともあります。団体の入り口でバスを降りると添乗員さんが待っていてくれました。クロークの荷物をピックアップして部屋に向かいますが大型ホテルなのでかなり歩きます。
TOP HOTEL Praha ホテル
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ロシア人の子供連れの大きな団体さんのパーティがあったようで、1階はすごい混み合っていました。部屋はシンプルなつくりでしたがとても乾燥していました。
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バスルームもシンプルでした。今回このホテルだけバスタブがありませんでした。アメニティもなく、冷蔵庫はありましたがミネラルウォーターと湯沸かしもなかったです。
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ウ・フレクーで買ったジョッキともらったカードとコースターです。
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シャワーを浴びて買っておいたビールで乾杯です。BERNARD SVETLY LEZAK 11°ベルナルドのラガーは苦味と風味豊かなバランスのとれたビールで、ピルスナーほど苦くはありません。 このラガービールはチェコ共和国の真ん中に位置するフンポレツの小さな町で醸造されています。
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ドレスデンのクロイツカムで買ったシュトレンです。マジパンのアーモンドの香りが素晴らしい美味しいものでした。ミュンヘンのダルマイヤーのシュトレンを思い出します。
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翌朝気が付きましたがチェコらしくビア・パブがありました。さすがに早朝では閉まっています。
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ホテルも巨大なので朝食会場も巨大でした。プラハという宴会場でしたがロゴタイプと色が昔のプラダのデザインのようです。
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入り口には陶板のレリーフで壁が覆われていました。
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1980年の創業なので旧社会主義の国のホテルを感じるインテリアです。多分大きく改装はしていないと感じました。
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人数が多いのですが料理はどんどん追加されるし、高級感はありませんが種類も多かったです。
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くっついたパンでちょっと遊んでみました。
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シンプルな丸パンでしたが美味しかったです。
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チーズとハムとソーセージ入りのパンを2個作りました。
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サラダ類やマリネなども美味しかったです。
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安いホテルによくあるフルッタ・マチェドニアとケミカルなジュース。ジュースはもうちょっと良いものにしてほしいです。
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デザートも豊富でした。
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ホテルの中のお土産物屋さんは結構充実していましたし、朝早くから店開きしていました。前の晩にチェコ・コルナの現金が無くて買えなかった絵葉書も切手もここで買う事が出来ました。我が家にもある「シュペイブルとフルヴィーネク」の親子のマリオネットが売っていました。
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カジノも併設した巨大なホテルです。
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団体のレセプションは別になっているので注意が必要です。でもここに泊まる日本人の100%は団体ツアーだと思います。
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午前8時に出発です。この日も誰も遅れることなくオンタイムです。
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ここから2時間かけてチェスキー・クロムロフへ向かいます。以前から行きたいと思っていた場所なので楽しみにしていました。ただ天候はあまりよくなさそうです。
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