2018/12/24 - 2018/12/24
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kojikojiさん
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ブダペストの日中の観光は終わりました。ガイドさんも帰りホテルにチェックインします。阪急やクラツーなどのツアーでは必ず最後の晩のホテルは豪華になります。終り良ければ全て良しとは良く言ったもので、なんとなく全部が良かったイメージになってしまいます。今回のツアーはブダの丘のヒルトンに泊まるのが売りではありました。部屋には当たりハズレもあったみたいで、中にはマーチャーシュ教会側の部屋の人もいたようです。残念ながら我が家は窓からの眺めはいまいちでした。ただ部屋自体は広くて快適でした。ヒルトンに泊まるのは久しぶりで国内を除けばアントワープのヒルトンが最後です。その時はチェックインして部屋に行ってもカードキーが反応しなくて困ったのですが、フロントで鍵を変えてもらっても開かず、ハンドルをガチャガチャしていたら中からおばあさんが出てきてビックリ!フロントに行くと最上階のエグゼクティブフロアに変わり、ラウンジも使えたうえに翌日は部屋にワインが届きました。そんなことを思い出します。部屋で一息ついた後は最後のディナーに向かいます。いちいち面倒ですが「グレシャムパレス」の前でバスを降り、「聖イシュトヴァーン大聖堂」のクリスマスマーケットもちょっと見る事が出来たので良しとします。さらにレストランも良い店で、地下に民族博物館まで備えていました。これにはびっくりしました。最後の夕食はクリスマスディナーでもあり、ちょっと物足りないものはありましたが概ね満足いきました。そのままホテルに戻りますが、最後のオプションのドナウ川のクルーズが待っています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
冬の夕日は刻一刻と影の形を変えていきます。
マーチャーシュ教会 寺院・教会
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「漁夫の砦」の上は美しい夕焼けに染まった雲と「聖イシュトヴァーン騎馬像」が重なって見えました。
聖イシュトヴァーンの騎馬像 モニュメント・記念碑
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マーチャーシュ教会はクリスマスイヴのミサの準備が進んでいるようです。以前内部の美しさは堪能しているので特に入りたいとは思いませんでした。宗教行事は観光より優先しますからね。
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以前は全く興味を感じられなかった銅像ですが、ロケーションも含めてこの聖イシュトヴァーン騎馬像は美しいと感じます。
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漁夫の砦に上がってみると先ほど王宮のテラスから見た風景がまた違った姿を見せてくれます。聖イシュトヴァーン大聖堂の奥に浮かぶ雲が冬の優しい夕日を受けて美しく浮かんでいます。
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「藍色は群青に薄暮は紫に」と歌ったユーミンの昔の曲を思い出します。
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ブダペストにはヒルトンが2軒ありますが、この日は漁夫の砦に続く修道院の跡地に建つヒルトンに宿泊です。ツアーのバスは正面入り口に着けられないらしく、迷路のような館内を抜けて、地下の入り口から荷物を持って部屋に向かいます。
ヒルトン ブダペスト ホテル
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安いツアーでも最終日のホテルは少し豪華にして、ツアーのイメージが良くなるようにするのは旅行会社の常套手段だと思いますが、こんなグレードの高い所に泊めて大丈夫なのだろうかと心配になってしまいます。今回の8日間のツアーは169,000円でした。
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同じ時期にクリスマスマーケットをうたったツアーだとプラス100,000円くらいすると思います。今朝チェックアウトしたウィーンのホテルもヒルトンに引けを取らないグレードのホテルに2泊でした。
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いくつかある旅行会社のツアーを使い分けていますが、ここ数年の阪急交通社トラピックスのツアーは値段はお手頃でありながら質の高さは素晴らしいと思います。
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バスルームの質の高さと使いやすさはやっぱりヒルトンですね。
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大きなバスタブもあるので、この後のドナウ川クルーズで体が冷えても大丈夫です。もちろんお湯もストレスなく使えます。
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シャワーブースは別に設けられています。タオルハンガーにはヒーターが仕込まれているので翌朝も快適にタオルが使えます。
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ヒルトンの建物は破壊されたままの修道院の敷地に建てられているので、建設時には賛否論争があったそうです。そのため部分的に建物が残されていたり、建物の中に取り込まれています。
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ここは修道院の中庭を再現した回廊です。ツアーバスの泊まる漁夫の砦下の入り口を遣わないと立ち寄らないエリアにあります。
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部分的には回廊がそのまま残されています。
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個人的には上手に残されていると感じました。
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メインエントランス側のロビーです。クリスマスイブの晩は混み合っているのかと思いましたが意外に空いています。
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午後5時過ぎに一度集合して、ゲッレールドの丘で夜景観賞して、最後の晩御飯ということになります。そのあとオプションのドナウ川夜景クルーズがあります。
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ホテルのロビーに飾ってあった玉虫色の陶器はハンガリー南部のペーチに1853年に陶芸家であるジョルナイ・ヴェルモシュによって造られたものです。虹色の輝きを放つ「エオシン」という釉薬を用いた美術品です。最近のものはあまり魅力を感じないのですが、古いものは素晴らしいです。
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そういえば以前来たときはこのホテルにマジパン博物館があったなと思い出しましたが、現在はどうなっているのかは分かりません。
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12月24日はタクシーもつかまらないと思ってオプションを頼みましたが、ホテルの前には数台のタクシーが夜中まで並んでいました。
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マーチャーシュ教会ではクリスマスイブのミサがあるようです。信者以外は中には入れないとのことでした。
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集合時間になりました。出発は地下の観光バス乗り場から出発です。こちらの入り口は立派ですが、カウンターも無く誰もいません。
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漁夫の砦の脇に位置します。歩いてもすぐに階段の登り口に行く事が出来ます。
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バスで移動したのはゲッレールドの丘です。正確にはCitadel lookoutという駐車場の脇の展望台です。もう200メートル歩けば巨大な自由の像のあるシタデルの先まで行けたということは帰国後に知りました。
ツィタデッラ (要塞) 建造物
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ただここからでも聖イシュトヴァーン大聖堂や国会議事堂が美しく望めました。
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鎖橋も美しくライトアップされています。
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ブダ王宮の重厚な建物も美しくライトアップしています。その先にはマーチャーシュ教会の尖塔も見えます。
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かなりの明るさでライトアップしているので望遠レンズで手持ちで撮影しても何となくうまく撮れました。10分ほどでまたバスに乗り、エルジェーベト橋を渡ってペスト側に移ります。
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「グレシャムパレス」の前でバスを降りました。以前ホテルの見学がてらにここのバーに入ったことがあります。妻と2人でガラガラのメインバーのソファーに案内されて飲み物を注文しました。すると注文もしないのにカナッペやつまみがいろいろ出てきます。カクテルは1杯1,000円くらいですが、どれくらいチャージされるのだろうと思いました。まあ気持ち良い店を貸し切っているようなものだからいいやと思いました。そしてお勘定をすると3,000円もしませんでした。
フォーシーズンズホテルグレシャムパレスブダペスト ホテル
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ホテルの目の前は「鎖橋」が輝いています。橋の両側のたもとにあるライオン像は1852年に設置され、手がけたのは彫刻家のマルシャルコー・ヤーノシュです。このライオン像に関しては舌がないので除幕式の際に人々が彫刻家をからかい、彫刻家はドナウ川に投身自殺してしまったという話が残されています。実際は口の奥に舌はあり、彫刻家はライオンは舌を垂らさないという判断でそのように彫ったそうです。
セーチェニ イシュトヴァーン広場 広場・公園
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グレシャムパレスの左脇のズリーニ通りに曲がると真正面に「聖イシュトヴァーン大聖」堂が輝いて見えます。この通りの先にもクリスマスマーケットが開催されています。12月24日のマーケットは午後2時で閉まってしまうという情報がありましたが、いくつかのスタンドは開いていました。
聖イシュトヴァーン広場 広場・公園
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以前滞在したケンピンスキーホテルはこの近くだったので、大聖堂のライトアップは何度か見ていました。
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その時は特にマーケットも開いていないので閑散とした通りに大聖堂が浮かび上がるだけでしたがこの時期は賑わっています。
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望遠レンズで写真にすると上の写真のように明るいのですが、実際は多くのスタンドが閉まっていました。
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時間があったら少しは店を覗きたいところですが、晩御飯のレストランの時間が迫っているようで立ち止まれません。
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このお巡りさんと写真を撮るのはお約束です。彼は8年経っても何も変わらないけれど妻は少し変わってしまいました。
The Fat Policeman Statue モニュメント・記念碑
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ツアー最後のディナーはオクトーベル6通りの「アーバン・ベチャール」というきれいなレストランでした。ホテルと同じくツアーの最後の食事は良い事が多いのですが、今回のツアーは全般的に食事の質は高かったです。
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そうそうこの日は12月24日のクリスマスイブのディナーということになります。
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食事前にトイレに行った妻が戻ってくると「トイレの周りが博物館になっているから見てきた方がいいよ。」と言います。トイレは地下なのですが螺旋階段のところから巨大な葡萄搾り機がお出迎えです。
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地下に降りるとそこは民族博物館さながらの空間が広がります。トイレの前にスペースがある程度かと思ったら大間違いで地下の1フロア全部が博物館でした。
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ほとんどが19世紀から20世紀のハンガリーの民族衣装や家具が並びます。
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シープスキンのコートには美しい刺繍が施されています。クローゼットには美しいペインティングが施されています。大抵の家具には製作年が書き込んであります。
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ハンガリーの民族衣装の特徴は男性用の衣装にも刺繍が施されていることです。
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この女性の頭飾りも刺繍とビーズで埋め尽くされています。
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この食器棚もとても美しいペインティングで覆われて、基本は濃紺の地色に赤や緑や茶色で模様が描かれています。
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以前は「国会議事堂」の見学の時間まで2時間ほど間があったので、「民族博物館」に立ち寄ったことがあります。軽い気持ちで入った博物館でしたが、元々最高裁判所だった宮殿のような建物に圧倒され、展示されているハンガリーの40の地方の民族衣装や工芸品に驚いたことがあります。その博物館と同じクオリティーの収蔵品です。
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かなり大きな農機具も置かれてあります。鉄部は錆止めの赤茶色の塗料が塗られています。
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手前の円盤は鎌や鋤を研ぐ回転砥石ですね。奥には麦を脱穀する機械ですね。
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民族博物館にも19世紀の終わりから20世紀初頭の古い写真が飾られてあり、展示品がリアルに感じられました。
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ベルトリッチ監督「1900年」のオープニングに出てくるジュゼッペ・ペリッツァ・ダ・ヴォルペード(Giuseppe Pellizza da Volpedo)の「第四階級(il Quarto Stato)」という絵を思い出させます。エンリオ・モリコーネの音楽が浮かんできます。
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ブダペストのマーケットでも出会ったような陶器が並んでいます。
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英雄広場の裏にあるヴァイダフニャド城は農業博物館になっているのですが、そこにはこのような美しい暖炉がいくつも置かれています。
民族博物館:https://4travel.jp/travelogue/10563168
農業博物館:https://4travel.jp/travelogue/10564519 -
ハンガリーで民族衣装を着るのはお祭りと結婚式が主だったそうです。
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板張りの床に敷かれたラグも素晴らしいですね。織機の幅とかが想像できます。
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ベットですらこのような美しさです。
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置かれたピローの刺繍もきれいです。
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まだ行ったことはないのですがホルトバージへ行って、ハンガリーの大草原を走り回る馬術を見て、マンガリッツァ種の毛むくじゃらの豚を見て、ラツカと呼ばれる羊のねじれた角を見て、マジャール・スルケというハンガリー固有種の牛を見たいです。
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部屋はまだいくつもあります。レストランの地下にある博物館とは思えません。
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この暖炉のデザインも素晴らしいです。ブルーで統一されたインテリアは非常にセンスが良いです。
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肖像画もいいですね。ハンガリー絵画についてはまだ未知ですが、時間があれば調べてみたいです。
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20分くらいじっくり見てしまったのでそろそろ戻らないと食事が始まっているでしょう。
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ドリンクメニューはハンガリーフォリントとユーロの表示がされています。
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最後になってくるとツアーの方とも話が進みますね。
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レストランのグラスに入ってビールが届きました。
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Soproni"1895"とSoproni Demonの2種類を注文しました。ショプローニ1895は飲み口の軽いビールで、ショプローニ・デーモンはしっかりとした黒ビールです。500ミリリットルで3.8ユーロとお手頃値段がうれしいです。
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料理はグヤーシュスープからスタートです。ハンガリーの伝統料理でパプリカが効いていてとてもおいしいです。でもこれは妻が作ってくれる方が濃厚で、クリーミーです。
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メイン料理はスズキのグリルとズッキーニやベビーコーンとパプリカの焼き野菜。マッシュポテトも濃い味で美味しい一皿でした。
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さらにデザートもおしゃれでした。
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残っていたフォリントはこれで使い切りました。残った小銭はチップにしました。
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聖イシュトヴァーン大聖堂には目もくれないでバスに戻るので、ひとっ走りしました。
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大聖堂前の広場にはアイススケートのリンクが設えられ、大きなクリスマスツリーが置かれてイルミネーションがきれいでした。
聖イシュトヴァーン広場 広場・公園
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もう少しゆっくり歩く時間があればパンチでも一杯ひっかけたかったところです。まあ忙しないツアー最終日です。
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グレシャムパレスの前でバスに乗ってホテルに戻ります。
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王宮と鎖橋がきれいに闇夜に浮かんでいます。
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帰りもエルジェーベト橋を渡ってブダ側に渡ります。
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ホテルに戻ってきました。
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この後はドナウ川クルーズのオプションに申し込んでいるのでまた再集合があります。本当は自分たちでディナークルーズを申し込んでも良かったのですが、風引きだったのと、現地の天候も分からないのでオプションを羽田空港で頼みました。
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ここまで来てみればホテル前にタクシーも停まっているので移動もできるので、申し込んでも良かった気もします。食事もついて民族音楽の演奏もついて半額以下ですから。時間があるのでホテルの近くを少し散歩しました。妻は部屋に戻ってしまいました。
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マーチャーシュ教会と三位一体の塔と夜空には満月が浮かんでいます。
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漁夫の砦と聖イシュトヴァーンの騎馬像は午後8時を過ぎているので観光客の姿も少ないです。漁夫の砦の名前の由来は中世の時代ここにドナウで漁をする漁夫たちのギルドがあったことからこの名がついたそうです。
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漁夫の砦の上からマーチャーシュ教会を望みます。教会の中には明かりが灯っているのでミサの最中なのでしょう。
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テラスから眺めるペスト側の街並みがきれいです。
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一番美しいのはやはり国会議事堂ですね。
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ほんの少し前まで近くにいた聖イシュトヴァーン大聖堂です。
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バスの乗り降りだけだったグレシャムパレスのバーで1杯やりたかったです。
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国会議事堂を少しアップにしてみます。
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人気のない漁夫の砦を歩いてみます。
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降りたらまた昇らなければならないのですが。
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ここまで降りたら右手に行けばヒルトンの入り口もあったのですが。
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そしてドームをアップにしてみます。このドームの下にハンガリー王が代々受け継いできた聖イシュトヴァーンの王冠と宝珠や宝剣や王杓などの戴冠式用の品が置かれてあります。
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登りきる前に聖イシュトヴァーンの騎馬像がきれいに見えました。
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まるで王を護るように6体の兵士が並んでいます。いつもは人が多いのでこんな配置になるとは思いませんでした。
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砦の塔は遊牧民だったマジャール人のテントを表し7つの塔はマジャールの7部族を表しており、マジャール人の大首長アルパードが他の6人の部族長と共に統一国家を建設したというハンガリーの建国神話に由来します。
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その6つの部族長がここに集結しているのだと想像できます。英雄広場で大天使ガブリエルの塔の基壇でアルバートを中心に左右に並ぶ6人の騎馬像が彼らです。
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マーチャーシュ教会の中ではクリスマスイブのミサが執り行われ、中の明かりが外に漏れています。聖パウロの姿が浮かんでいます。
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胸の前に印を結ぶ姿はイエス・キリストの姿です。
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少し暗いですが聖母マリアの姿も確認できます。以前教会の中を見学できていなかったら残念に思ったと思いますが、記憶に残っているので外からお参りしておくだけで充分です。
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そろそろ集合時k何菜緒でホテルのロビーに戻ります。ツアーのハイライトのドナウ川クルーズです。
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