２０１８ＧＷ　ＮＲＷ州とモーゼル川沿いの旅　【１４】　モンシャウその３　ビール博物館見学、そしてランチ

2018/05/02 - 2018/05/02

モンシャウの中心を少し離れて街はずれのある場所へ向かいます。
それは「ビール博物館」。この街でもビールが醸造されているのです。
そこを見学してランチをいただくのが目的。
いい天気の下、ちょうどいい散策になりました。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　　４月３０日（月）　福岡～関空～フランクフルト～ケルン
　　５月　１日（火）　ケルン～エッセン～デュイスブルク
　　　　　　　　　　　　～デュッセルドルフ～ケルン
　☆５月　２日（水）　ケルン～モンシャウ～シュトルベルク～ケルン
　　５月　３日（木）　ケルン～ボン～コッヘム
　　５月　４日（金）　コッヘム～トリアー～ビットブルク～コッヘム
　　５月　５日（土）　コッヘム～トラーベン・トラーバッハ
　　　　　　　　　　　　～モーゼル川クルーズ
　　　　　　　　　　　　～ベルンカステル・クース～コッヘム～マインツ
　　５月　６日（日）　マインツ～フランクフルト～バート・ホンブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト空港から帰国
　　５月　７日（月）　羽田～福岡

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

マルクト広場をあとに、街はずれまで歩きます。
行き先はそこに表示のある「Ｂｒａｕｅｒｅｉ－Ｍｕｓｅｕｍ」。

シュタット通りを南へ歩きます。
時刻はちょうど正午でした。

途中にこんな階段があったりして。
ここは山に囲まれた街。街の中心部からすぐに高台が迫っています。

この通りにもお店が多く並びます。
どこも素敵な店構えですね。

立派な建物。木組みじゃない建物も洗練されていて素敵です。

入口上部には精巧な模様と羊の紋章。
この街には羊が関係しているのかしら？

窓の上の飾りも美しいこと。

こんな小さなガッセがそこかしこにあります。

かわいいカフェテーブル。

みんなお昼の場所を探しているのかしら？

北ドイツの海辺にありそうなチェアー。

石畳の通りをのんびり歩きます。

振り返ると「福音教会」の塔が。

途中にルーア川が覗きます。

緑と木組み。最高の組み合わせです。

お店が途絶えて静かな街並みになってきました。

アンティークショップかしら？素敵なエントランスですね。

この建物も素敵。

やがてルーア川沿いに出ました。

お天気がよくて本当によかった。

高台にも建物が建っていますね。

あそこは大きな駐車場みたい。
車で来る人はここに停めて街まで歩くのでしょうね。

この街にも観光トラムが走っているようです。
どこの街でもまだ乗ったことがないんですよね。

ここはホテルか何かかな～？

深呼吸したくなる風景。

目的地が見えてきました。
街からのんびり歩いて２０分ほどの道のり。

右上がマルクト広場。
ルーア川の湾曲に沿った通りを歩き、左手の「醸造所」という場所まで来ました。

「Ｂｒａｕｅｒｅｉ　Ｍｕｓｅｕｍ」とあります。

ここが入口かな～？

オリジナルビールの看板あり。

お邪魔しまーす。

入るとすぐに醸造所らしきいい雰囲気。
でも人の気配がない。入っていっていいのかしら？

・・・と思いながら中へ。
ビール醸造の過程や原材料の展示が。

これは昔のビールサーバーかしら？

お！ビール窯！

樽も現れました。
（この蛇口、あとでここでいただいたビールの名前に大きく関係することがわかります。）

ジョッキやタンブラーもたくさん。
・・・でも、無人で料金を払う場所もない。
大丈夫かな？このまま入って。

と思いつつも図々しく先へ進みます。
古い写真とビール瓶。

何かの賞状か、醸造資格の免許状か？

古い道具が並んでいます。

こちらも。
何に使う道具かしら？

おー、４０００Ｌの樽！

いろんな道具があるものですね。

ビール造りには無縁の道具に見えますが、原料の栽培の過程に使用したものでしょうか？

そして一番奥の部屋はこちら。

世界中のビール瓶が収集・展示されているスペースです。

どこを見てもビール瓶！

一体何千本あるのか・・・？

ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オセアニア、アフリカ・・・世界のあらゆる国のビール瓶が。

いや～、圧巻です。
どうやって集めたのかしら？

ケルシュ発見しました。

この辺りがアジアのようですが・・・

あ、ありました！日本のビール。

照明の影でちょっと暗いですが・・・

しかと確認。

いいもの見せていただきました。

では引き返します。

また昔の機材など眺めながら・・・

水色のタイルが何ともかわいくて、説明板には気もそぞろ。（笑）

レストランのかわいい外灯。

こちらでランチをいただきましょう。

左の石壁の建物がレストラン。
内部を写し忘れてしまいました。

お～、この建物も屋根の辺りいい雰囲気ですね。

ビールはデュンケルを。
”Ｚｗｉｃｋｅｌｂｉｅｒ”（ツヴィッケルビール）とは、今日でいう無濾過ビールのことで、本来は樽から直接注がれるビールをそう呼んでいたそうです。
そのため醸造所の周辺でしか飲むことのできないビールだったとか。
まさにこんな場所で飲むにふさわしいビールということですね。

”ｚｗｉｃｋｅｌ”という言葉の意味は、樽に入っているビールの味見をするために樽に取り付けられていた鍵または蛇口のことだそうです。
さっき博物館で見た樽にも蛇口が付いていました。あれのことか～！
そういえばこのロゴマーク、人の後ろにビール樽がしっかり描かれていますね。

サラダが運ばれてきました。

そしてメインはシュパーゲル＆シュニッツェル。
そういえばこの旅でまだシュニッツェルをいただいていなかったな、と。
しかし、このボリューム。
きっと夕食の時間にもまだお腹空かないだろうな～、というこの時の予感、的中しました。

ごちそうさまでした。
そして博物館の見学、レストランで入場を申し込むシステムだったようで、レストランのおじさんにもう入ってしまった旨伝えると、”いいよ、いいよ～”とのこと。
ごめんなさい。チップを多めに置いてきました。
では、また街の方へ戻ります。