2018/05/01 - 2018/05/01
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ハッピーねこさん
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夢破れたデュイスブルクをあとに、一路デュッセルドルフへ。
今思えば、せっかく訪ねたデュイスブルクをビールとランチほしさにとっとと退散したこと、浅はかだったかもしれません。
街の東側へ行けば、なかなかいい街並みがあったようですし、そちらにランチを摂れるいいお店もあったかもしれないのに。
でもあの時はもう”美味しいビールと美味しいランチ”を、”「ケーニッヒ・シティ」に匹敵するお店でいただく!”ことしか考えられませんでした。
ちょっと病的。(笑)
人間、お腹が空いた時は常軌を逸するものですね。
その夢を抱いてデュッセルドルフへ乗り込みます。
以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記です。)
4月30日(月) 福岡~関空~フランクフルト~ケルン
☆5月 1日(火) ケルン~エッセン~デュイスブルク
~デュッセルドルフ~ケルン
5月 2日(水) ケルン~モンシャウ~シュトルベルク~ケルン
5月 3日(木) ケルン~ボン~コッヘム
5月 4日(金) コッヘム~トリアー~ビットブルク~コッヘム
5月 5日(土) コッヘム~トラーベン・トラーバッハ
~モーゼル川クルーズ
~ベルンカステル・クース~コッヘム~マインツ
5月 6日(日) マインツ~フランクフルト~バート・ホンブルク
~フランクフルト空港から帰国
5月 7日(月) 羽田~福岡
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
遅れてきたICにちょうど乗り込むことができました。
-
デュイスブルクでビールとランチを逃した私の落胆と裏腹に、空はすっかり晴れ渡っていました。
実は、ドイツ2日めのこの日の午前中のみが曇りで、このあと、私のドイツ旅史上初の晴天の連続となるのです。
旅行期間が短かったこともありますが、こんなに晴れに恵まれた旅はドイツ9回めにして初めてでした。幸せでしたー!! -
デュッセルドルフ中央駅まではわずか15分ほど。
時刻は14:35でした。 -
遅れていたICのお陰でさくっと移動できました。
この時ばかりは列車の遅れに感謝。
シュトュットガルト行きのIC。まだまだ長旅ですね。
お気をつけて。 -
デュッセルドルフ中央駅構内。
2009年2月に訪ねて以来ですから実に9年ぶりでした。 -
ブレッツェルの専門店?
帰りに寄ってみようかしら?
(と思いつつ、帰りにはすっかり忘れておりました・・・。) -
では出口へ。
リッターチョコが美しいグラデーションで並ぶ広告。
”世界一美味しいカウンター”、なるほど。
旧市街の”世界一長いバーカウンター”を模したキャッチでしょうね。 -
駅前へ出ました。すごい人です。
メーデーで観光地デュッセルドルフは大賑わいでしょうか。 -
デュッセルドルフ中央駅。重厚な雰囲気の駅舎です。
-
駅前に延びるFriedrich-Ebert(フリードリヒ・エーベルト)通りを進みます。
フリードリヒ・エーベルトとは、20世紀初頭のドイツの政治家。
ドイツ(ワイマール共和国)の初代大統領だそうです。
この方の名の付いた通りはここデュッセルドルフのほかにも、ポツダム、ブレーメンなどドイツ国内いろんな街にあるようですね。
生まれ故郷のハイデルベルクには記念館もあるとか。
(ハイデルベルクを訪ねた折には、全くその存在を知らず・・・。失礼しました。) -
通りの先にそびえるのは「ヨハネス教会」。
9年前も今回も訪ねず仕舞いでした。次回こそ・・・! -
フリードリヒ・エーベルト通りに交差するこの通りを左折してしばらく歩くと・・・
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目的地が見えました。
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アルトビールの名店「Schumacher(シューマッハー)」です。
よかった!開いています! -
1838年創業という歴史あるビアレストラン。
メーデーのこの日も営業してくれていて本当にありがとう!! -
いろんな方の肖像画が並び、シャンデリアも美しく・・・あー~、ここへ来れてよかった。
-
お店に入ったのは14:50頃。
ランチタイムも終わった頃ではありましたが、一人なのにこんなちゃんとしたテーブルへ案内していただき、感激☆ -
壁にはたくさんの絵画。店内に一体何枚あるのか。
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デュイスブルクから空腹を我慢してここまでやって来てよかった。
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まずはもちろんアルトビールを。
-
幸せの琥珀色。
上面発酵のフルーティなビール。
ここデュッセルドルが発祥、その中でもこの「シューマッハー」が最初に醸造したといわれているそうです。 -
そしてオーダーしたお料理はこちら。
-
ポークのソテー。(ちょっと、いやかなり焦げていましたが(笑))。
私の大好きな目玉焼きのせ。
野菜サラダたっぷり。ポテトとベーコンのソテー、日本でいうところのジャーマンポテトも添えられて大満足。
アルトビールももう1杯いただきました。
15:00過ぎにこんなに食べて飲んで、夕食は入るのか・・・? -
2009年にここへ来た時は入口のカウンターで1杯いただいただけでした。
初めて店の奥(外)へ出てみると、団体さんがすごい盛り上がり! -
楽しそうですね~。
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美味しいものを飲んで食べておしゃべりして、最高の休日ですね、みなさん。
-
イチオシ
ごちそうさまでした。大満足しました。
歴史ある素敵な看板。
(中央のマークが”甲”に見えて仕方がない・・・(笑)) -
そうそう、9年前にはそのあたりで立って1杯いただいたのでした。
また来ますね。 -
では、腹ごなしも兼ねてのんびり街歩き開始。
時刻はもう16:00。
「シューマッハー」のすぐ近くにはこんな素敵な建物の扉が。 -
フリードリヒ・エーベルト通りに戻って街を北へ歩きます。
そこにはハングルの看板が。焼肉レストランでした。
この街には日本企業も多く、この1本お隣の通りインマーマン通りに日航ホテルがありその付近には日本食のお店もありますが、同様にほかのアジア諸国の企業やそれらの国の人々も多く住むようで、アジア食材屋さんなども数軒あるそう。
それでこういうコリアンレストランも多いのかもしれませんね。 -
ここはクロイツ通りとビスマルク通りが交差する場所。
-
その先には先程も見えた「ヨハネス教会」が。
-
道を渡ると、こちらが。
透明のガラスのような面に広告が並ぶこの大きな看板。
2009年に訪ねた時もありました。
素敵だな~、ととても印象に残っていました。 -
立派な石造りの建物を眺めながら通りを西へ進みます。
-
そう、この先にはこの街のメインストリートともいえるあの通りが。
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Uバーンの駅を越えると・・・
-
イチオシ
世界で最も美しいといわれる並木道「ケーニヒスアレー」です。
川面に青空が写り込んで本当に美しい! -
欄干には素敵な街灯が。
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橋の反対側もこの美しさ。
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並行する2本の通りには高級ブティックや宝飾店が軒を連ねる瀟洒な界隈です。
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横の通りを北へ歩きます。
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石造りの大きな建物のアーケード部分。
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緑豊かな素敵な通りです。
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アバクロの大きな店舗も。
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しばらく進むと百貨店「カウフホーフ」が。
そこを左折します。 -
その先にはこの通り。
詩人ハインリヒ・ハイネはこの街の出身なのですね。 -
通りを西へ渡ります。
角の建物の入口上部には歴史ありそうな彫刻が。 -
さあ、その先に延びるのが、かの”世界一長いバーカウンター”!
-
先程のケーニヒスアレーの西側からライン河畔までの賑やかな一帯。
ここボルカー通り(Bolkerstr.)を中心にたくさんのクナイペ(居酒屋)やバーが密集しています。 -
メーデーのこの日は昼間からたくさんの人がここを楽しんでいました。
-
大きなお鍋がぶら下がっています。
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途中にはこちらの建物。
「ハインリヒ・ハイネハウス」です。
通りの名前にもなっていましたが、1797年にこの街に生まれたドイツの作家、詩人。
ここは彼の生家で、現在は書店になっています。
もう少し南へ行った場所に「ハインリヒ・ハイネ研究所」という彼の記念館があるようです。 -
ボルカー通りを先へ。
こちらは「ツム・シュルッセル」。
ビールはもちろんお料理にも定評のあるビアレストランだそう。
肝心のシンボル、”鍵(シュルッセル)”を撮れていませんでした。
(中央の緑色の部分が錠前の部分。もっと上も撮っていればよかったのですが。) -
これはどこだったのか・・・?
地図を見ても教会らしきものの表示もなく・・・。
いつかまた確認に行かなくては。 -
こちらはボルカー通りに交差する通りだったかしら?
-
”鏡(シュピーゲル)”という名のお店。
-
店先の席はどこも満員です。
-
賑わってますね~。
-
ボルカー通りはそろそろ終わり。
その先には・・・ -
イチオシ
この街の「市庁舎」が。
重厚な建物が青空に映えます。 -
「市庁舎」の面するのがマルクト広場。
旧市街の中心です。
ひと際目を惹くのが「ヨハン・ヴィルヘルム2世の騎馬像」。
この広場はその名のとおりいつもは市が立ち、クリスマスにはクリスマスマーケットが開かれ、そして私が訪ねた2009年2月はフェスティバルの真っ最中でした。
広場もこの周辺の通りも人、人、人の渦・・・!
↓よろしければその時の様子はこちらです。
https://4travel.jp/travelogue/10319170 -
マルクト広場から南へ。
角の建物の壁の彫刻といい、街灯といい、なんという素敵さでしょう! -
1階のアーケード部分は静かなカフェ席。
-
ピンクの壁のあの建物も立派で素敵ですね。
-
マルクト広場から南へ延びるベルガー通り(Bergerstr.)。
角にあるのが・・・ -
イチオシ
ビアレストラン”Uerige”(ウーリゲ)。
この看板、2009年に訪ねた際も素敵だな~と撮影していました。 -
そこから西へ。ライン通り(Rheinstr.)です。
-
この辺りもすごい人!
-
”Uerige”(ウーリゲ)はとても大きな店で4軒分ほどもの長さがありました。
-
HPによると表のこの立ち飲みあり、中にはもちろんカウンター、テーブル席、個室あり、醸造施設も見ることができるようでとても魅力的。
次にこの街に来る時には是非是非訪ねたいものです。
uerige.de -
更に通りを西へ。
そろそろライン川に会えそうです。
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この旅行記へのコメント (3)
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- jijidarumaさん 2018/10/26 12:37:04
- Altbierアルトビール
- ハッピーねこさん、
こんにちは。
NRW州とモーゼル川沿いの旅を拝見しています。
この時期の「ケーニヒスアレー」は良いですね。
フラれたデュイスブルクから空腹を我慢して、シューマッハアルトを
飲む楽しみはよく理解できますよ。5月1日でも休まないところがすごい。
アルトビールでフランケンハイムアルト、シュレッサーアルト、
シューマッハアルトなどが有りますが、私の一番の好みのアルトは
Schloesser Altシュレッサーアルト(1873年創立)です。
もっとも、我が家の土産にシューマッハアルトの大きなビンがあります。
中身はとうに消え、地震で倒れないように砂を入れて飾っています(笑)。
今度、デュッセルドルフを訪れたら、旧市街の“Zum Schiffchen
ツム・シッフェン”でシュレッサーアルトもご賞味ください。
そしてレストランの特等席というべき皇帝ナポレオンのコーナーに
座って飲むのも楽しいかと。
以下ご参考までに:
https://4travel.jp/travelogue/11300520
https://4travel.jp/travelogue/11301918
jijidaruma
- ハッピーねこさん からの返信 2018/10/28 13:30:01
- ありがとうございました。
- jijidarumaさん、こんにちは。
メッセージをいただきありがとうございます。
返信が遅れ失礼いたしました。
5月1日の”シューマッハ”、本当によくぞ営業していてくれました!
あそこにまでフラれていたら、あのあと旧市街のビアレストランまで行き着けず(我慢できず)、あの付近の適当なお店に入ってしまったかもしれません。
ご旅行記のリンクもありがとうございました。
”ツム・シッフェン”も素晴らしい老舗ビアレストランですね。
次の機会には必ずや訪ねたく思います。
陶磁器博物館も素晴らしかったです。
デュッセルドルにお詳しいと思いましたら、あの街にお住まいだったのですね。
さぞアルトビールをご満喫の日々でしたでしょう。羨ましい限りです。
遅ればせながら本日フォローさせていただきました。
jijidarumaさんのコアなドイツ記をこれからゆっくり拝見させていただきたく思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
ハッピーねこ
- jijidarumaさん からの返信 2018/10/28 14:02:50
- フォロー ありがとうございました。
- ハッピーねこさん、
こんにちは。
ご返事とフォローして頂きありがとうございました。
当方もフォローしました。どうぞ宜しくお願いします。
ハッピーねこさんの行動力ある、新鮮な目で見る街歩きは興味深く、
同じ町を訪れていても、ドイツに慣れてしまった私が見過ごすことも
多い点を見せてくれています。
古城好き、古城ホテル好き、伝説好き(4Travelは伝説から始めました)
ですから、旅の流れに関係ない伝説などは何時でも見られることでしょう。
ゆっくりお訪ね下さい。
jijidaruma
コメントを投稿する前に
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