バーニーと行く三重県　過去をほじくり返して「4トラ白地図」を埋める・・・その９

2015/12/07 - 2015/12/10

捻挫と酷暑で引き籠ってる間に、4トラの白地図を黄色く埋めてしまおうと、過去の写真データから無理やり旅日記を作ってる。酷暑もさすがに弱気になって、10日もすれすれば秋っぽくなるだろう。そして捻挫も治って「さぁ、旅に出るぞ・・」のはずだったのだが、捻挫、治んにゃ～！　こりゃ、マジで引き籠ってる間に46都府県を制覇しちまいそうだ。

今回のターゲットは三重県だ。三重県といえば、あの「伊勢神宮」があるから余裕かと思いきや、犬連れ旅（特に大型犬）だと神社仏閣見学は難しい・・・っていうかバチが当たりそう。

エリア 伊勢神宮(三重)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

三重県って何処に行けばいいんだ～・・・？　伊勢志摩といえば「海」なのだが、バーニーは海が似合わない・・・正式名は「バーニーズマウンテンドッグ」だからね。スイスの首都「ベルン」の山犬って意味だ。

で、今回は2015年の「とりあえず行ってみよう、三重県」的な旅をアップします。

さて、我が家から三重県に向かうなら、東名高速→伊勢湾岸道路→伊勢自動車道を行くのが「簡単・早い・安い」のだが、今回は変化を求めて浜松ICで降りて、渥美半島を横断、先っぽの伊良湖から鳥羽へフェリーで渡るという「無駄に贅沢」なコースを取る・・・というのも渥美半島には行ったことが無かったからだ。

赤星は宿泊地。

以前、山形県の蔵王に行こうかと、ナビに「蔵王山」…って入力したら、私の「Ｂ型ナビ」は偉そうに、渥美半島の蔵王山を表示した。危うく「ここに行く」ってクリックしちまうところだったぜ。頭の悪いナビだなぁ・・とか思いつつ調べたら、あるんだね「蔵王山」、渥美半島に！　そんなことで以前から気になっていた「渥美蔵王さん」を訪問してみようという理由もあった。

標高250.4 mで、渥美半島にある山では大山・衣笠山に続き3番目に高い山となっている・・・んだそうだ。

山頂からの景色は意外と？良かった。
遠くに見えてるのは御嶽山？
こりゃ夜中に写真撮ったら面白そう。

原付バイクで日本中を旅してるというオジさんに会った。

私も原付で旅したいなぁ・・・と前々から思っていたが、やっぱ雨の日を考えると実行出来ない。現役中は大雨の中でもカッパ着ての仕事だったので、雨には慣れているというものの、それ以上に雨嫌いになった。

リタイア組のヒーローだよね。

さて、フェリーに乗ろう。
1時間くらい。6600円だったかな。

バーニーはこの時点で5-6回はフェリーに乗ってるので、お互いに慣れたものだ。

もちろん大型犬のバーニーはクルマから降りることは出来ない。

空いてるフェリーは極楽だ。

鳥羽港からは一直線で伊勢神宮へ。

ピンクのクラウンが流行った？ころだね。

当然、犬連れはＮＧなんだけど、入り口くらいは見せて上げたいじゃんね。

で、連れて行ったら・・・

いきなりマーキング。
まぁ、神社にお尻向けてないから許してもらおう。

おまえ、次世も「暑苦しい犬」に決定だな。

バーニーは車内において、私だけが伊勢神宮見学。

伊勢神宮には初めて来たが、やっぱ凄いね・・・何が？って聞かれても困るんだけど、なんだか歩いてるだけで「日本人に生まれてよかったなぁ・・・」っていう、意外な感情が満ちて来るんだなぁ。

我が家には神棚は無いし、お札も1枚も無い。
神道や神社には全く縁も関心も無い私がそう感じるのだから、こりゃ相当な威力だ。

多分、とっても空いてる時間帯だった思うのだが、その中を足早に幾つかの神宮？にお参りする女性がいた。

それがカッコいいんだな～。
背筋を伸ばして、スタスタと早足。
神宮手前で、キュっと90度ターン。
キレッキレッでお参り。
絶対、タダ者じゃないな。

動画で撮りたかったけど、絶対バチが当たるよな～

バーニーを待たせてあるので、ゆっくり見学は出来ない。

私にとっては再訪を誓った数少ないところとなった。

神妙な気持ちになって、「日本は美しいなぁ・・日本人で良かった」とか思いながらこんな写真を撮ってたら・・・

いきなりバッタが、目の前のガラスに止まった。

神様はユーモアがある。

「お前、次世はバッタだよ～・・」っていう啓示だったのかも。

説明不要。

共食いになるぞ。

こういうところは、高いだけだからな。
スーパーで肉と刺身を買って食べた方が美味しいんだぞ。

と、言い聞かせる。
お前がいないときは、こういうところで食べてるのさ。

サブミナル効果・・・？

潜入、これがあの「赤福」の裏側だ！

すごい整理整頓術。

地下道で反対側に渡って・・・

「おかげ横丁」へ。

恐れを知らない子供。

お前は外国の犬だから、国産牛食うと腹壊すからな・・・と言い聞かせてある。

一番健康にいいのは「鶏の胸肉」なんだぞ～・・

この日の宿泊は、伊勢湾の美しい景色が見られるところで車中泊したかったので、道路地図の中から「朝熊山展望台」を選んだ。

夕焼けが綺麗だったが、他の写真が無いなぁ。
ってことは大したことなかったの・・・？
手違いで削除した・・・？

「夕焼けトイレ」は素晴らしかった。

ここからの下り坂でブレーキを踏んだら、棚に置いてあった買い物かごがバーニーの上に落ちた。

すっげ～・・不満そう。
また「顔に出てるぞ～」

「天の岩戸」って日本中にあるけど、高千穂とここのは「割と有名」らしい。

お前みたいに「どこでもオシッコしちゃう」犬がいるから、ペット禁止になっちゃうんだよ。

また「顔に出てる」し。

この奥に「天の岩戸」があるのかなぁ。

さて何処へ行ったものかと考えた結果、先志摩半島を選んだ・・・なんか複雑なかっこうがいいじゃんね。

しかし実際に走ってみたら、特に何もなかった。
冬の海水浴場は不思議な世界。

これって、すごく怪しい感じがしたんだけど・・・

そう思った方は「いいね」を！

鳩目線

これって・・・なに？

何となく紀伊半島を南下、尾鷲辺りから紀伊半島核心部？に入ろうかと思ったが、当たり前だが紀伊半島は伊豆半島よりデカい。

今回は3泊の予定だったので、このまま行くとちょっと苦しいかも。なんて思ってたら南伊勢町から山に入る県道46号線を発見。「すれ違い困難」・・・という看板に惹かれ「藤坂峠」を目指す。

これが期待通りの細道で、期待を裏切らなかった。
っていうか峠に出たら、そこから先は若干広くなっていて助かった。

朝日新聞に水掛けてたら、傑作写真だったのに。

がんばって水を飲むバーニー

こういうところでは飲まない。

ところどころに紅葉が残っていた。

何か食べ物くれるの～・・

バーニーは犬のくせに野次「馬」なのだ。

なんか、すごく衝撃的な「出会い」なんだけど。

この日は「茶倉」という道の駅で車中泊。

なかなか景色が良いところだった。

サケのムニエルでも食べたのかな、ごま油で？


わびしい食事だなぁ・・・ダイエット？

道の駅の裏山が展望台になっていたので、夜中に上って1枚撮ってみたら意外なほど星が綺麗だった。

翌日は適当に走ってたら、こんなところに。

古い町並みを大切にするのには賛成だが、ちょっと気を使って欲しいところも・・・太陽光パネルとか。

こういうところをバーニーと散歩するのは楽しい。

四角い猫？

景観保護条例違反・・・ここは耕運機とか。

これも違うんだな～

帰りに発見。

聞いたことある名前だなぁ・・・と思ったら、以前ここが舞台になったラジオドラマを聞いたことがあった。映画化もされたんだってね。

ちょっと走ったら、鉄道駅に遭遇。

よく知らないけど「名松線」っていうのの終点ということだ。

おお・・・！

面白そうな場所があると停まってみる。

ちょっと道を尋ねたら…田舎の人は親切
https://youtu.be/h2z54BwizoI

普通の民家だけど、こうなってると「覗いてみて・・」ってことなのかなぁ？

で、覗いてみた・・・やっぱ見せたかったんだ。
素晴らしいユーモアセンス！？

この家の不思議なところは・・・

この丸い穴は何なの・・・？

鉄のドアも付いてるし。

娘さんが、どうしても「出窓を欲しい」って言ったんだろうね。

この後、どこかで奈良県に一瞬入ったらしい。

楽しみにしていた「赤目四十八滝」に到着。

赤目四十八滝心中って小説があったよね。

ここの名物犬らしい。

これはバーニー

48の滝があるのが自慢なんだけど、48という数字に拘っちゃったせいか・・・

え～？？　と思うような小さなものまで名前を付けてカウントするものだから「本気で来たひと」は裏切られた感があるかも・・・って、私を含め、普通の方は「まぁそういうことだよね」って納得する。

バーニーは途中でイヤになったのか帰ろうと言うので、これ幸い・・・と私も引き返した。半分くらいは見たのかな。

数が多いのが偉い…という風潮があるのか、48滝の「1000手茶屋」。
ポスターがいい味出してるね～！

四十八滝近くの酒蔵で1本。

四日市の「猫さんち」に泊まった。

豪華和牛？国産牛？ですき焼き。

ご馳走様でした。

冬はほとんど毛が抜けないから、他所でのお泊りも安心・・・？

翌日は常滑に寄ってから帰ることにした。

猫だぜ～…って、そおっと近付いたら・・・

もっとでかい猫がいて食われるところだった・・・ワナだったのか。

バーニーには、どういう風に見えてるのか？

串団子が名物なの？

街のところどころに「団子の串専用」ゴミ箱が設置されていた。

楽しい写真も撮れたし・・・帰るか！

17時には我が家に到着。
今回の旅も面白かった。

今回の三重県内のコースは、行き当たりばったり（いつもか？）だったので、後から調べてみたら、こんな風に走ったらしい。

この旅行記へのコメント （6）

• くろねこだりゅんさん 2018/09/10 15:28:55

  神去村…

  三重県、不思議な場所ですね～
  神様のいる伊勢神宮にかくれんぼした天の岩戸に神が去った村。
  
  伊勢神宮、外宮内宮とも空気感が他の場所と違いますよね…赤福のあたりになると普段の空気になるのがはっきりわかります。食欲が出るからでしょうか(笑)
  「こらあかん」のネコが妙にかわいいです。
  ネコつながりで、常滑の小さいネコと大きい招き猫を見に行きたくなりました。行けば解りますか？？？=^_^=
  
  

  ほいみさん からの返信 2018/09/10 22:00:18

  RE: 神去村…

  常滑の大猫は、普通に歩いていれば突き当たると思います。常滑焼なんて興味がなきゃつまんないだろ・・・と思ってたら関係者の努力？によって、かなり楽しい場所でした。
  
  神去村、今は合併して神去村自体はないようですが、ガイドしてくれる方がいたら興味深そうです。youtubeで神去村をチェックすると、映画やラジオドラマもヒットします。
  
  伊勢神宮の不思議体験、もっと若い頃に体験しておくべきでした。反対に70歳になったらどう感じるかも興味深いです。その頃まで4トラやってたらアップしますね。

• olive kenjiさん 2018/09/07 07:37:19

  神国　三重は変わっとる

  ほいみさんも伊勢神宮で何かを感じましたか。
  私も中学校修学旅行で行った時、ビビーンと神がかり的な物を感じ、それ以来、神国日本を愛し、そのうちに右翼になりました。
  でも成年になって、再びお参りに行きましたが、あのようなビビーンは感じず、普通の大人になっていました。一体あのビビーンは何だったのでしょうね。
  
  相変わらず変わった楽しい看板ご提供ありがとうございます。
  よって亭という鶏の看板は何ですか。あんなの未だ見たことないです。
  たまごかけごはん390円は卵食べ放題らしいですが、私は3個で充分ですが、最高の人は何個位食べるのでしょうかね。
  
  シフォンちゃん元気にしているか。もうすぐ涼しくなるからね。

  ほいみさん からの返信 2018/09/07 10:40:47

  RE: 神国　三重は変わっとる

  伊勢神宮には何かがありますね。
  近所の神社では感じられないものが・・。
  神様の定義は難しいけど、私は神（みたいなもの）の存在は信じてます。
  っていうか、いなきゃつまんないじゃんね〜！
  子供や孫に、「世界で誰が一番偉いの？」って聞かれたら「神さま」っていうのが一番差し支えないし。
  
  卵かけご飯、子供の頃は家で鶏を飼っていたこともあってよく食べてました。最近は他にご馳走がいっぱいあるので、滅多に食べなくなっちゃいました。旅館の朝ご飯なんかで、ために食べると懐かしくて美味しいです。
  
  家で卵かけご飯をやると「私が作った料理が不満か・・」と言われそうでアブないです。
  
  シフォンはこの夏でいっきに老化した様に見えます。暑かったってことよりも、単純に歳のせいみたいです。来月は何処か行けるかな・・・介護旅。

• jamokaさん 2018/09/06 19:29:07

  キツネにチュ～♡

  何かいい香りを放っていたのかなぁ～www
  ほいみさんの旅行記は人間目線と動物目線の2つがあるから面白いんだ！
  
  車中食、にぎりにサーモンは違和感あり！良い肉が売れてなかったのかも。ほいみさんの旅行記見てるうちに行き着く食は最終的に焼き肉と寿司だよな～って思うようになりました。そうそう！我が家も最近は貝割れ大根を頻繁に添えるようになりましたよ～

  ほいみさん からの返信 2018/09/06 20:15:36

  RE: キツネにチュ??

  え〜・・あれはキツネなんですか？　って、私は考えたことも無かったのですが。
  バーニーみたいな大型犬を連れて旅行したら、どうやったって面白い旅行記になりますよ。jamokaさんも　1匹いかがですか？
  
  そうなんですよ、日本はスーパーで売ってる食材のレベルが高いので、簡単な料理で食材を味わった方が絶対にいいです。ヨーロッパやアメリカのスーパーでサカナ買って食べる気にはなりません。持ち帰り寿司も、あれを「寿司として論じたら恥ずかしい限り」ですが、弁当だと思ったら、つまみにもなるし、偉大な食べ物です。これだって、他の国で売ってたら、危なっかしくて食べません。
  
  カイワレダイコンも偉大な発明です。
  あれに続くのが「養殖キノコ類」かなぁ。
  どちらも偉大な食材だと思ってます。