2018/04/25 - 2018/04/25
149位(同エリア1206件中)
キートンさん
この旅行記のスケジュール
2018/04/25
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バスでの移動
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バスでの移動
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バスでの移動
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飛行機での移動
サントリーニ空港(18:35発)→アテネ国際空港(19:20着) A37359便
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バスでの移動
X95番エアポートバスで移動
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5日目はサントリーニ島での2日目。
午前中にフォトジェニックな街並みで知られるイアを満喫した後、後編ではサントリーニ島の中心地フィラの街を散策します。
エーゲ海の島に来たからにはどこかビーチにも行ってみたいし。
そして、夕方のフライトでアテネへと向かった先で、待っていたとんでもない事態とは・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エーゲ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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イアからローカルバスに乗り、11:00前にフィラの街に入ったあたりで下車した。
ちょうど St.Gerasimos Christian Churchという教会の前だった。 -
イチオシ
そこから西に少し歩くとすぐに視界が開け、豪華客船が浮かぶ海が見下ろせた。
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北の方向は、フィロステファ二へと続く白い街並とSkaros Rockの光景。
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イアでもフィラでも、海に向いたテラスは定番ともいえる。
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見晴らしのよい小路を南に向かって歩く。
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イチオシ
エーゲ海に向かって延びる階段。
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海に向いたテラスには置物が置いてあったりする。
客船と共演させたりとか・・・ -
春なので花を共演させたりとか・・・
ていうか、春というより初夏の暑さになってきた。 -
海に沈んだカルデラを望む。
カルデラの中央にネア・カメニという島がある。
A.C.1707年の海中噴火で誕生した島だという。
ネア・カメニはカルデラの中央火口丘である。
カルデラ湖として知られる屈斜路湖や洞爺湖にも中央火口丘の島がある。
ネア・カメニは現在も火山活動が続いている。 -
サントリーニ島はもともと大きな島だったが、B.C.1600前後に大噴火が起こり、水蒸気爆発や津波が発生した。
その際中央部が陥没し、外輪山の大半が島として残ったようだ。
この島にはその噴火の前から人が住み、クレタ島を中心に栄えたミノア文明下の港湾都市があったという。
しかし、大噴火とそれに伴う地震や津波によって壊滅し滅びた。
それが、幻の大陸アトランティス伝説のもとになったという説もあるようだ。 -
宿泊していたアネモミロス・スイーツの最終チェックアウト時刻12:00が近付いてきたので、その方向に向かった。
帰り道途中のカラフルな街角。 -
この教会は電飾されている。
もう夜に見る機会がないのは残念だが・・・ -
20分ほどで休憩と荷造りをして、12:00ちょうどにアネモミロス・スイーツをチェックアウトした。
この後は約7kgの荷物を背負っての観光だ。 -
イチオシ
最初に向かったのは、フィラのカトリック・カテドラル。
エーゲ海風の青いドームではなく、個性的な時計塔のある美しい教会だ。 -
教会内は特筆するようなものはないが、落着いた雰囲気である。
カソリック教会 寺院・教会
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教会へと続く長い階段が印象的。
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教会から海の方に進むと、オールド・ポートが見下ろせた。
オールド・ポートからはエクスカーションのボートが発着するが、大型船は着岸しない。 -
オールド・ポートとフィラの街は、つづら折りの坂道でつながれているほか、ゴンドラでも行き来できる。
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フィラの街は、イアよりも高い標高200mを越える崖の上に広がっている。
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この旅で訪れる島はサントリーニ島だけなので、今日も暑いしビーチに行ってみたいと思った。
サントリーニ島の主なビーチは島の東側と南側にいくつかあるが、南側にあるレッド・ビーチに行ってみることにした。
時刻表では、13:00発のローカルバスがあるようだ。 -
フィラ~アクロティリ間は片道2.0ユーロ。
バスは30分ほどで、アクロティリ・ビーチに到着した。
そこからレッド・ビーチまでは、15分程度歩くことになる。
最初は海沿いをレストランの中を突き抜けたりしながら進む。 -
海辺を200~300m進むと、ドルフィンズというイルカのマークのレストランに突き当たる。
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そこにレッド・ビーチ方面への階段がある。
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舗装道に出てからさらに200~300m進むと、駐車場へと至る。
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駐車場にも白い教会。
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駐車場から先は、未舗装のトレイルを進んで行く。
振り返ると、バスを降りたアクロティリ・ビーチが遠くに見える。
(海岸沿いの白い建物付近) -
岬を回り込むと、レッド・ビーチが見えてきた。
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赤土が露出した特異な景観だ。
レッド・ビーチの手前には崩壊した巨石が崩れっぱなしになっている。 -
海の水はなかなかきれいなようだ。
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赤土のトレイルを進む。
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イチオシ
ここを下ると、もうレッド・ビーチ。
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湾の中には3隻のヨット。
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波に洗われる赤い巨石。
時はすでに14:00前。
ここで遅めのランチをとりながらのんびりすることにした。
暑いので裸足になって海水にひたしたりしてみたが、かなり水は冷たい。 -
波打ち際には黒い石だらけだが、この石がなかなかのクセモノだ。
裸足で歩くには足の裏が痛いのだ。
足つぼマッサージには良いかもしれないが・・・ -
子供は意外と足の裏、大丈夫そうだな。
というより、足の裏が痛いのは、あちこちの内蔵が悪い証拠なのか・・・
怖い怖い。 -
30分ほどのんびりした後、もう少し先まで行ってみることにした。
レッド・ビーチは200mも歩くと一度狭くなり、そこから再び200m程度のビーチが続き、崖にあたって途切れる。 -
2つ目のビーチの途中から丘に上がるトレイルがあったので、そのトレイルを進んだ。
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トレイルはまだ続いていたが、その先の風景がそれほど魅力的には見えなかったので、引き返すことにした。
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折り返した地点からレッド・ビーチを望む。
赤茶の崖と手前の白い崖のコントラストが際立っている。 -
サンセット・イアやサントリーニ・ヨッティングクラブなどのヨットが停泊中。
いずれも100ユーロ前後のクルーズのようだ。
結構高額。 -
水温がもっと高ければ泳ぎたい気分。
水着持ってないけど・・・ -
ヨーロッパ人、気が早い!
まだ4月だよ。
初夏の陽気とはいえ、水はまだ冷たい。 -
使えるのかどうかは怪しいボート。
このビーチには売店やシャワーはない。
トイレはかろうじてあった気がするが。 -
イチオシ
背後が崖の浜を歩いた記憶といえば、フランスのエトルタや礼文島を思い出す。
しかし赤い崖というのはあまり見た記憶がない。
土の鉄分が酸化してるのかな?
でもここだけ赤いのはなぜだ? -
一見比較的もろそうな土に見える。
集中豪雨があれば崩壊しやすそうな感じだが、降水量は日本に比べると少ないから大丈夫なのか・・・ -
15:00前、なんとなく満足したのでバス停に向かうことにした。
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海水浴もせずに帰るのは名残惜しいくらいの透明度だ。
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アクロティリ・ビーチのバス停まで、1km弱の道のりを戻る。
余談ではあるが、アクロティリにはアクロティリ遺跡という、B.C.1600頃の大噴火以前の遺跡がある。
クレタ島を中心に栄えたミノア文明下で、アクロティリは大規模な港湾都市であったという。
ミノア文明はB.C.2000~B.C.1500年頃に栄えた青銅器文明で、アテネやスパルタなどのポリスが現れるより1000年近く前の文明である。
アクロティリ遺跡は、長年噴火の火山灰に埋もれていたことが幸いし、この時期の遺跡としてはかなり保存状態が良いという。
ただ、展示内容の割には入場料が12ユーロと高いという情報があったので、見学はやめにした。 -
アクロティリ・ビーチでバスを待つ。
相変わらず日差しは強い。 -
片道約30分のバス移動。
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夕方、アテネ行きのフライトは18:35発。
それに合わせて空港行きのバスがあり、バスは17:00発となっている。
それまで1時間以上あるので、少しフィラの街歩きとスーパーで買い物をすることにした。 -
とはいえ、荷物を背負って暑い中を精力的に歩き回る気にはならなかったので、Orthodox Metoropolitan Cathedralという大聖堂でゆっくりすることにした。
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大聖堂入口の壁画。
聖堂内の写真も撮ったのだが、ここのクチコミの中に内部の写真撮影が不可との情報があったので、念のため写真掲載は控えておく。
(見学時にはそういう表示は見かけなかったが)
内部は結構きらびやかな壁画でおおわれていた。
ここでしばらく暑さをしのいで過ごした。 -
相変わらずフィラは好天に恵まれていた。
この後、フィラの街の南部にあるスーパーマーケットで食料と飲み物を購入し、17:00発のバスで空港に向かった。 -
予想通り小さな空港だった。
ターミナルの2階には展望デッキがあった。
アテネへはオリンピック航空とのコードシェア便のエーゲ航空7359便。
実は手荷物検査を終えた後、帽子がなくなっているのに気付いた。
少なからずショック。 -
今日の宿は、2日前に泊まったミルト・ホテル・アテネ。
X95番シンタグマ行きのエアポートバスは、19:40発。
シンタグマには約1時間ほどで到着した。
そのままミルト・ホテル・アテネに向かったが、ここで衝撃的な出来事に遭遇する。 -
これは翌日に撮ったセシル・ホテル。
予約していたミルト・ホテル・アテネとは違うホテルが出てきた理由は・・・
ミルト・ホテル・アテネにチェックインしようとしたら、予約はキャンセルされていて、部屋は満室で宿泊できないという。
(このホテルに関する、出発前までの経緯は、「3日目(4/23)編」ですでに記しているので省略する)
クレジットカードの明細書で宿泊費の支払い済みなこと、予約を行ったブッキングコムからは予約が有効であるとの確認済みなことを説明したが、返答は「会社が今日はすでに閉まっているので確認できない」と訳がわからない。
「会社」って何?
ホテルが予約を管理しているのではなく、会社が管理している?
もう21:00を過ぎているし、埒が明かないのでブッキングコムに国際電話して、とりあえず今日宿泊できる近くのホテルを調べてもらった。
(この時、ブッキングコムとのやりとりがあったが、長くなるので割愛する)
紹介してもらったのが、モナスティラキ駅から300~400m北へ行ったセシル・ホテルだった。 -
スマホのグーグルマップでなんとかホテルの場所が判明し、現在地が正常に表示されていたのは、不幸中の幸いだった。
ミルト・ホテル・アテネから、まだ人通りの多い道を15分は歩いただろう。
22:15頃、セシル・ホテルに到着し、無事チェックインできた。
シングル1泊朝食付きで41ユーロ。
クレジットカード払い可だった。
予約していたミルト・ホテル・アテネは35ユーロだったが、差額の6ユーロはブッキングコムが負担。
すでに35ユーロは払い済みなので、後日41ユーロは返金されるはずだ。Cecil Hotel ホテル
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急きょ用意されたホテルにしては、価格の割に立地と部屋は悪くはなかった。
(差額は負担してもらうので価格を気にする必要はないが)
朝食が付いているのはラッキーである。
部屋は狭いが、一時は宿無しを覚悟したことを考えると、ベッドで寝れるだけましである。 -
シャワー・トイレ・洗面はかなり狭い。
特にシャワールームは究極の狭さだ。
そんなことより、宿泊費が支払済みなのに一方的にキャンセルされるって、訳がわからん!!!
怒り心頭が治まらない、でもちょっとほっとした夜だった。
PS:5月28日、デポジット35ユーロ+差額6ユーロ=41ユーロが正式に返金される運びとなったとブッキングコムからメールが届いた。
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