ロケ地で巡る♪オックスフォード~刑事モース~

2018/05/18 - 2018/05/18

新米刑事モース～オックスフォード事件簿（原題：Endeavour）が大好きな私。
オックスフォードは完全にロケ地巡りのためだけに訪問しました。

テレビドラマ「主任警部モース」の放送開始（1986年）から25年を記念して作成された
単発のテレビ映画「Endeavour」
若き日のモースを描く「Endeavour」は2012年1月にイギリスで放送され高い評価と
視聴者数（計算上はイギリス本土の人口のうち4人に1人が見た）を受け
翌年からシリーズ化された推理ドラマです
舞台となるのは1965年～のオックスフォード

紹介する放送タイトルは「原題/WOWOW版/NHK版」です
※2018年5月現在NHKはシリーズ２まで放送


追記★鉄道チケットの買い方★
鉄道チケットの詳細な購入方法を
「ロケ地を求め鉄道旅☆ブレナム宮殿☆語学は全くできません」編に
アップしています
ぜひ、お立ち寄りください♪

エリア オックスフォード(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

日本放送はシリーズ化後であったためS1ケース１となっています。

放送タイトルS1ケース１「Endeavour/華麗なる賭け/ある晴れた日に」より
モースが退職届をタイプしているシーンから始まり
応援のためオックスフォード・カウリー警察署に向かう冒頭シーン
7番Aバスでため息橋をくぐるシーン

ヴェネチアのため息橋をまねて作ったと言われている
ため息橋

溜息の橋 建造物

S1ケース５「Home/家族の肖像/家族の絆」より

殺された女性の自宅を訪ねるモース

ため息橋近辺の個人宅でロケを行ったようです
※学生寮の可能性もあります

■ニューカレッジレーン

他の回でもちょいちょい登場します

記念すべきシリーズ化1作目「Girl/毒薬と令嬢 / 泥棒かささぎ」
日本ではS1ケース2として放送した作品です

ラストでモースが子供を父親と姉に連れ去れそうになったパメラを助けバス停まで送って来たシーン

バスの上の旗竿と旗の部分がチラッと何度か映ります
左側の建物だけでロケ地を探していたので見つけられずにいました

ここはシリーズ１の番宣素材として使われているので絶対オックスフォードだと確信して
渡英前、必死に探していたんです(´;ω;｀)

しかし！何と写真を整理していて発見ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ
偶然、撮影していました♪

残念ながら似たアングルの写真はなかったのですがカーバードマーケットのマーケットストリート側入口でした
（ロケ地と気づいていいなかったので仕方ない！）
写真が無いのが残念！この右側が撮影ポイントだったのに！悔しい(T_T)

それでも(^^♪2018年6月末から放送されるS5に登場するロケ地だったので写真を撮ってきていて良かった♪

カバード・マーケット 市場

シェルドニアンシアターに背を向けてため息橋を通り過ぎて
ほど近い場所にロケ地はあります

ニューカレッジレーンをクイーンズレーンに向かいます

S1ケース3「Fugue/殺しのフーガ」より

少女を救出後、コーヒーブレイク中

もっとアップで撮るつもりが扉から学生さんが沢山出てきてしまい
遠慮しました

■クイーンズレーン

トゥルーラブ巡査がトランクに入った遺体を発見する

S4ケース16「Lazaretto/10番ベッド」より

ここもクイーンズレーン

何でもない通りなので写真を撮っていると怪しまれます（笑）

S1ケース3「Fugue/殺しのフーガ」より

少女を救出し両親に引き渡したシーン

街灯の下あたりが撮影スポットかな

■クイーンズレーン

かつて在籍していた自身のコレッジに聞き込みに訪れるシーン
「Endeavour/華麗なる賭け/ある晴れた日に」より

マートンコレッジ　が撮影場所です

皇太子殿下の母校ですね

大変綺麗な装飾

素敵な門です

■マートンストリート/マートンコレッジチャペル

「Endeavour/華麗なる賭け/ある晴れた日に」より

マートンコレッジ前の通りマートンストリートは
シリーズを通して頻繁に登場します

この映像はシリーズを通して使われており
殺しのフーガでは居眠り運転するシーンが印象的です

マグピーレーンと合流したあたりが主に劇中に出ています
上の写真の標識がこれです

西陽が眩しくて・・・

マートンストリートのシーンは
サーズデイ警部補を迎えに行って警察署に向かうシーンや
OXFPRD MAILに行くシーンで毎回登場します

ジョアンの勤める銀行前の通りとして登場する通り

この通りも頻繁に使われています

通りに向かうと想定外のことが・・・・
この日は何かイベントが行われているようです

■マートンストリート

S3ケース13「Coda/愛の終止符」より
ジョアンの勤めるエセックス銀行に強盗が入り
ブライト警視正を筆頭に警官が待機するのが上の写真付近

この日のイベントは
通りではなく左の住宅のどれかで、のようでした
警察も来ており通過するだけだと伝えて通してもらいました
参加者は荷物チェック受けていました

S3ケース13「Coda/愛の終止符」より
駐車違反の取り締まり中のトゥルーラブ巡査
上の写真の警察官が居る辺りです

S3ケース13「Coda/愛の終止符」より

ジョアンの勤めるエセックス銀行に強盗が入る

写真中央付近の黒い鉄格子が劇中では現金輸送車が入る場所に
なっていました

扉のデザインが変更になっていますが間違いなく
これがエセックス銀行として撮影された建物です

マートンストリートからオリエルスクエアにつながっています

「Endeavour/華麗なる賭け/ある晴れた日に」より

射殺体で発見された青年の自宅を訪れるモース
この住所は実際にはOriel Squeraですが
劇中は「ジェリコ」とされています

ジェリコは主任警部モース1作目のタイトル「ジェリコ街の女」
にちなんだものと思われます。
「ジェリコ街の女」は実際にジェリコで撮影されていて
ロケ地に使われたパブは現在も営業中です

今回のロケ地探しで初めにストリートビューで発見した場所です♪

■オリエルスクエア

S2ケース8「Sway/黒の絞殺魔/情事の代償」より

同じところが別の人物の自宅として登場します

私が把握している限りでは2度の登場だと思います

■オリエルスクエア

「Endeavour/華麗なる賭け/ある晴れた日に」より

憧れのオペラ歌手ロザムンドに謝罪のためパブに向かうモース

■LAMB&FLAG Passage
看板はありません
写真を撮っていたらお店のスタッフから怪しまれました（笑）

S3ケース11「Arcadia」より

先輩刑事ジェイクスの退職パーティ会場前の通り

「Endeavour/華麗なる賭け/ある晴れた日に」では
写真中央の入口から小道に入ったラム＆フラッグパッセージがロケ地でした

S3ケース11「Arcadia」は
■セントジャイルズ　で撮影されています

「Endeavour/華麗なる賭け/ある晴れた日に」より

シリーズを通してよく出てくるOXFORD MAILですが
オフィスへ入るシーンがあるのは本作のみです

他は既に室内にいるか、オフィスから出るシーンばかりです

ここを見つけるのには苦労しました
OXFORDではないのでは？っと諦めていたら発見しました

ニューカレッジレーンのため息橋をくぐり
えΣ（・□・；）っここ？っと驚くような脇道に入り
セントへレンズパッセージに入ります。

S4ケース16「Lazaretto/10番ベッド」より

不安になるほど細い脇見道ですがこの脇道がロケ地です

■セントヘレンズパッセージからバスプレイスへ繋がっていて
ホリウェルストリートに出てきます

あのピンクの建物が　PUBタフタバーン
ここもモースＰＵＢです

The Turf Tavern 地元の料理

S1ケース5「Home/家族の肖像/家族の絆」より

劇中に登場するクラブの前

もっと広い通りだと思っていたんですが
案外狭い通りでした

扉に実際に庇はありませんでした

■ピューゼーストリート

「Endeavour/華麗なる賭け/ある晴れた日に」より

事件が解決しサーズデイ警部補から「俺の下で働かないか？」と
引き抜きを打診され「20年後の自分が見えるか？」と尋ねられるシーン

そしてモースがルームミラーを覗くと
そこには1986年版のモースが見えるという演出♪

劇中ここには信号があることになっていますが
実際にはありません

■ピュゼーストリート

後方の教会が建て替えられていて残念です

ピュゼーストリートとSt ジョンストリートで撮影されています

シリーズ１～２までは自宅周辺として登場した通り

色合いで雰囲気が違いますね

部屋から出てくるシーンで確認すると屋根の感じが違うので
アパートとしての撮影は他の場所だと思います

■St ジョンストリート

S2ケース6「Trove/消えた手帳/失われた光」より

冒頭の1066年に起こったヘイスティングズの戦いから900周年を記念する華やかなパレードの映像

上の写真にも映っています　見つけられますか？


このPUBはモースファンなら知らない人はいないと言われています
直ぐ近くにキングアームスというモースPUBがあるんですが
外側が大幅に改修工事中だったので写真撮りませんでした

ホワイト ホース バー

イギリスと言えばPUB
モースシリーズではPUB巡りが出来る程PUBが登場します

このPUBは主任警部モース
モースの部下であるルイス警部を主役にしたドラマにも登場します

ちょっとメニューを拝見

せっかくなので入ってみます

店内には撮影時の写真や出演者のサインが展示されています
店内が想像より狭くて驚きました

2つ上の写真はこの店内で撮影されたものです
ランプは全く同じです

※写真は許可をもらって撮っています

主任警部ルイスの撮影で随分使ったようですね
ハサウェイ役のローレンス・フォックスの写真が正面の柱にあります

私が注文したのはクリームティー（スコーンとコーヒーのセット）
お手頃価格4.95ポンドでした♪

スコーンはクッキーに近いサクサク系でした
一つ食べて一つは紙ナプキンに包んで持ち帰りました

味は、まぁ普通です

S1ケース２「Girl/毒薬と令嬢/泥棒かささぎ」より

容疑者と疑われる女性宅前

カーテンが違うだけですね
ここも個人宅です

■ホリウェルストリート

並びに日本食屋さんがありました

エダマメ 和食

ニューカレッジ前の静かな通りです

S1ケース5「Home/家族の肖像/家族の絆」より


シリーズを通してサーズデイ警部補の自宅から
警察署までの道の途中にあるタバコ屋の前

シリーズを通してよく出る通りがいくつかあります

角の緑の縁取りのある店です

■ホリウェルストリート

S1ケース3「Fugue/殺しのフーガ」より

ボドリアン図書館で犯人を追いかけて地上に出てきたシーン

日差しの関係で逆サイドからの撮影です
左側の階段あたりが撮影ポイントです

シェルドニアン・シアター 建造物

この階段でモースが呻いて倒れます

S1ケース３「Fugue/殺しのフーガ」より

歌う刑事として新聞に載ったことで犯人に執着されたモース
この「歌う刑事」は主任警部モースでも言及されているのですが
ちゃんと、将来の話である「主任警部モース」に出てくる設定を
踏まえているで「主任警部モース」ファンも納得の作品だそうです

S1ケース３「Fugue/殺しのフーガ」より

犯人から与えられたヒントを説き少女の居場所に気が付くシーンに登場

Martyrs Memorial
Saint Mary Magdalenの横にあります

S1ケース3「Fugue/殺しのフーガ」より

次の犯行を予告された場所としてトリニティカレッジが登場します

S1ケース3「Fugue/殺しのフーガ」より

サーズデイ警部補が狙われていることに気づき助けに向かうモース

トリニティカレッジ

クローズしており外からパチリ
あの時計がモースがぶら下がった時計です！

トリニティ カレッジ 建造物

S2ケース6「Trove/消えた手帳/失われた光」より

■マーケットストリートからタールストリート、ブレーズ・ノーズレーンが
交差するこの通りも頻繁に登場する通りです

この店もよく出てきます

S1ケース４「Rocket/犯罪相関図/ファミリービジネス」では
高級靴店として登場

S2ケース6「Trove/消えた手帳/失われた光」では
質屋として登場

手前の赤いカーテンがされている店の方です

■タールストリート、マーケットストリートの合流点です

白い4階建てのこの建物を覚えてドラマを見ると本当に何度も
登場するのがわかります

こんな感じのアングルや

こんなアングル

S2ケース6「Nocturne/亡霊の夜想曲/鏡の国の少女」では
警察署の前として登場

この雰囲気が1960年代風なんでしょうね

S2ケース8「Sway/黒の絞殺魔/情事の代償」より

上の質屋などと同じ通りです

■タールストリート

ストレンジ巡査（主任警部モースではモースの上司に昇進してます）が
容疑者を尾行して巻かれるのもタールストリート

電話ボックスはありません

正面に塔が見える通りは上の写真で質屋や靴店として撮影された
■タールストリート左折するとブレーズ・ノーズレーンです

S2ケース9「Neverland/腐った林檎/ネバーランド」より

■タールストリートをシップストリートに曲がったところ

他にもパブでストレンジからロンドン警視庁への異動について
打診されるシーンにも登場します
※劇中ではゴミ箱のあるあたりにパブの看板が下がっていました

説明不用な場所ですが

ボドリアン図書館

こちらは主任警部モース、ルイスにも頻繁登場です

ボドリアン図書館 建造物

S3ケース11「Arcadia」より

ジェイクスがバスでオックスフォードを去るシーン

シェルドニアンシアター

シェルドニアン・シアター 建造物

OXFORD MAILの編集長を務めるミス・フラジル

演じるのは主任警部モースでモースを演じたジョン・ソーンの
実娘であるアビゲイル・ソウ

残念ながらオープン前のだったので外からパチリ

キーブルカレッジ 建造物

S1ケース3「Fugue/殺しのフーガ」より

精神科医の自宅を訪ねるシーン

S1-E3「Fugue/殺しのフーガ」より

精神科医の自宅を訪ねるシーンで奥の駐車場に最近の車両が映っています（笑）

閑静な住宅街です

■パークタウン

この並びのどれかです

奥はドラマ撮影時と同じく駐車場です

S2ケース6「Nocturne/亡霊の夜想曲/鏡の国の少女」より

タクシードライバーへの聞き込みをするモース

アングルが違ってますがここが
タクシースタンドとして撮影された場所です

ランチのシーン

こちらも主任警部モース、ルイスに頻繁登場です

サンドイッチを食べるサーズデイ警部補大好きです

実際にはベンチはありません

S1ケース４「Rocket/犯罪相関図 / ファミリービジネス」より

コレッジ時代の同級生と待ち合わせのシーン
この後、彼女には振られます

ちょっとズレてますがこの辺りが撮影ポイントですね

S2ケース9「Neverland/腐った林檎/ネバーランド」より

ここをサーズデイ警部補が歩いたんですね！
感無量（笑）

S1ケース5「Home/家族の肖像/家族の絆」より

ジョアンがランチ中にギャングに脅されるシーン
っていうか雪が積もってる屋外でランチしなきゃいけないのか？

ラドクリフカメラの横
■ラドクリフスクエアとブレーズノーズレーンの角
ロケ地はこの壁の上なんですが
入口が見つけられず・・・・
上から撮影している観光客が居たので尋ねたかったんですが
言葉通じず(´;ω;｀)

悔しいです

ラドクリフカメラ周辺は180℃ロケ地です
モースの聖地と言っても過言ではありません

私は時間の関係でロケ地となったコレッジ見学ができず
その他数か所ロケ地も省いたし

次回があればぜひ行きたいです♪

追記：ロンドンがロケ地になっているエピソードは
ロケ地で巡る♪ロンドン～その他③編～にアップしています

この旅行記へのコメント （6）

• ローレンストモさん 2019/07/28 00:17:45

  お願い致します。

  先程お願いするのを忘れてしまいました。素敵な写真お借り出来ますか？
  友達にも見せてあげたいと思ったんです。もし良ければ何ですが！何か規制見たいのがあるなら結構です。よろしくお願い出来ますか?

  旅人なおさまさん からの返信 2019/08/02 11:40:55

  Re: お願い致します。

  返事が遅れちゃってすみません。
  どの写真でしょうか？
  って言うか借りるとはどー言うことか分からないのですが
  4トラのページをご友人に
  教えてあげるのではダメでってことでしょうか？

• ローレンストモさん 2019/07/27 09:05:25

  嬉しいかったです！?

  ルイスの情報を探していて、この記事見つけました。数年前と言ってもかなり前(歳がバレます)
  に警部モースを見てどっぷりモースの魅力に惹かれて、警部ルイスにそのまま引っ張られて、今は
  新米警部(もう新米じぁないよね)（笑）モースを見つずけています。これらのドラマを見るまでは、
  イギリス??は、それ程観光に行きたい場所上位にはなかったんですけど、まずオックスフォードに
  興味を持ちました。次に田舎の雰囲気に惹かれました。緑いっぱいの土地に平屋の家を建て??🌿? 余生をを過ごしたいなんて夢を見てしまいます。楽しませていただきました。🙇‍♀️🙏

  旅人なおさまさん からの返信 2019/07/27 18:00:49

  Re: 嬉しいかったです！?

  ローレンストモさん
  
  お立ち寄りありがとうございます！
  そーでしたか♪ルイスのファンなのですね♪
  ルイスは５月にAXNミステリーで一挙放送で数年ぶりに見たばかりです！
  刑事モースのロケ地とだだかぶりで嬉しかったです。
  ルイス、刑事モースはロケ地が旧モースに合わせてあるので地名が変えてあったりしますが、概ね同じところですよ♪
  ぜひ、オックスフォードへ出かける機会があればロケ地行って見てください。
  パブはドラマのまんまなので感激間違いなしですよ～
  

• horseriderさん 2018/05/28 11:56:26

  テーマが面白く。

  テーマに興味を持ちまして拝見させていただきました。
  随分歩かれたでしょうね。

  旅人なおさまさん からの返信 2018/05/29 01:08:44

  Re: テーマが面白く。

  horseriderさん
  
  お立ち寄りありがとうございます♪
  オックスフォードは街が小さいので案外歩かなくても回れますが
  3～4回バスに乗りました。
  ロンドンは7日くらいかけて回りました。
  
  どこどこ行った、何々食べた、の旅行記は沢山あるので
  趣味を反映させ旅行記を作ってみました。