☆ Bon jour FRANCE ☆ ~~Paris(パリ) から 足を伸して、、⑦ ~~ 【 シャンボール城(Château de Chambord )編 】 トゥール(Tours)を起点に ロワール川 古城巡り <1日目・午後 > (3/17)
2016/03/17 - 2016/03/18
53位(同エリア376件中)
kuritchiさん
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- 旅行記383冊
- クチコミ223件
- Q&A回答42件
- 1,172,612アクセス
- フォロワー101人
「フランスの庭」と呼ばれるロワール(Loire)地方、、
ロワール川流域の森や丘、、そしてひっそりと佇む古城、、
若かりし頃、、ひと目見て目がハートになった憧れの場所でもあります、、
〇十年前にも訪れたのですが、その時はツアー旅行で ざっと見学、、
今回の旅では、じっくりと色々なお城巡りをしてみたいと思い
トゥール(Tours)で1泊して古城巡り♪
そのロワール古城巡りも公共交通機関利用でまわるとなると大変!
特にこの時期3月だとバスの運行も制限されてるし…
(巡回バス運行は4月~10月)
そこで、トゥール発のロワール古城巡りミニバスツアーに参加、、
ミニバスツアーツアーに参加すると午前・午後とそれぞれ2箇所古城見学が出来、
途中、昼食(自由食)も取れて とっても便利
「1日で全部行けます!クロ・リュセ、アンボワーズ城、シャンボール城、シュノンソー城 ロワール古城巡り<2~11月/終日/日本語オーディオガイド付/トゥール発>」
https://www.veltra.com/jp/europe/france/france_other/a/18408
この日パリからトゥール(Tours)に移動して
午前中はル クロ リュセ(Château du Clos Lucé)とアンボワーズ城(Château d'Amboise)を観光
https://4travel.jp/travelogue/11322468
午後からシャンボール城(Château de Chambord) と
シュノンソー城(Château de Chenonceau)を巡ります、、
https://4travel.jp/travelogue/11337276
【 1日目 】(3/17)
パリ モンパルナス駅 → トゥール(Tours)駅
トゥール観光案内所前よりトゥーレーヌ エヴァジオン(TOURAINE EVASION) 1日ミニバスツアー参加
(9:30AM出発)
午前:ル クロ リュセ(Château du Clos Lucé)→ アンボワーズ城(Château d'Amboise)
< 自由昼食 >
https://4travel.jp/travelogue/11322468
午後:◎シャンボール城(Château de Chambord) →
https://4travel.jp/travelogue/11335419
シュノンソー城(Château de Chenonceau)
https://4travel.jp/travelogue/11337276
ツアー参加者が朝から20分以上遅れてのスタート、
なにやら 嫌な予感が、、
でも、ツアーはとても良く出来ていて
楽しめましたよ♪
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- その他
PR
-
ル クロ リュセ(Château du Clos Lucé)とアンボワーズ城(Château d'Amboise)を観光、ランチを取り
次の目的地シャンボール城(Château de Chambord )に向かいます、、
参加したのは
「1日で全部行けます!クロ・リュセ、アンボワーズ城、シャンボール城、シュノンソー城 ロワール古城巡り<2~11月/終日/日本語オーディオガイド付/トゥール発>」
https://www.veltra.com/jp/europe/france/france_other/a/18408
このツアーは1日ツアーですが、午前、午後のみの参加も可能、、
午前中は日本人女子2人組とkuritchi達だけでしたが
午後からはオーストラリア人ご夫婦も合流、、
3組のメンバーで古城めぐり、、
午前中と同じ様に日本人女子がドライバー席の隣り
後部座席にkuritchi達とオーストラリア人ご夫婦が座ります、、
アンボワーズからシャンボール城まで所要時間約1時間、、
その時間を利用して映像&音声のオーディオガイド(日本語)で
シャンボール城についてレクチャー♪
(写真はブロワの街) -
いくつかのお城の近くを通り
シャンボール城へ向かいます、、
移動時間の時間で、お隣りに座ったオーストラリア人ご夫婦と会話を交わしました、、
ご主人が引退されたのをきっかけにヨーロッパに旅行に訪れられたこと…
地中海クルーズを楽しまれて、バルセロナ→マルセーユ→トゥール(古城めぐり)と移動されていること…
奥様のsister(姉or妹)が日本贔屓でよく日本を訪れられること…
バルセロナのサクラダ ファミリアに大層感激されたこと…
フランスはこの古城巡りに興味があること… etc … -
ちょうど出発して1時間、、
森の中にシャンボール城が見えてきました、、
< これこれ!! これがシャンボール城! >
〇十年前にはシャンボール城の正面から観光した記憶があるのですが、、
今回はシャンボール城の背面から、、
〇十年前に訪れた時は、
とにかく広くて、がらーーーんとした印象だった事を朧げに覚えています、、 -
Château de Chambord
シャンボール城の駐車場からシャンボール城入口まで
ドライバーさんが誘導してくれます、、
(シャンボール城駐車場到着2:30PM過ぎ)
駐車場からお店の並ぶ道を通り、、
川(コソン川)の畔を歩き、、
教会の前を通り、、 -
シャンボール城(Château de Chambord) が近くに見えてきました、、
お城だけでなく、敷地も広い!!
元は狩猟用のお城、、
6カ所の出入り口があり、
全長32㎞の壁にぐるりと囲まれた敷地は5440ha!
これはパリ市の大きさに匹敵するそうです、、
この地点はちょうどシャンボール城の裏側、、
正面にまわり王の門と呼ばれる入口までもあと少し、、
広大なお城だけあって駐車場からお城までも距離があるのですね、、
< 帰り道も迷わないようにちゃんと覚えておかなくっちゃ、、> -
お城沿いにてくてく、、
シャンボール城(Château de Chambord)の正面にやってきました、、
真近で見上げると複雑な形の小尖塔や窓の彫刻の見事なこと、、
ドライバーさんからチケットを受け取って、、
(チケット料金は団体料金 ドライバーさんに現金で支払い)
ドライバーさん:3:45PMまでに駐車場まで帰ってきてね!シャンボール城 城・宮殿
-
シャンボール城(Château de Chambord) 王の門
シャンボール城は、幅156m、奥行117m、高さ56mの3階+テラス、
77の階段、426の部屋の左右対称シンメトリーの巨大なお城です
<広大過ぎて、お城全体が写真に撮れないくらい、、 (^^;>
この巨大なお城は1519年にフランソワーズ1世の命により着工されました。
狩り好きのフランソワ1世が、狩猟用の離宮に建てたと言われています、、
フランソワ1世が若干24歳、フランス王に即位して4年後の事です。
フランソワ1世と言えば即位後すぐイタリアに遠征、
イタリアルネッサンスに感化され、
レオナルド ダ ヴィンチなどを招き、フランスルネッサンスの花を咲かせた事で有名な王ですね、、
シャンボール城に着工したフランソワーズ1世ですが
在位32年間で出来上がったのは巨大なお城の一部、主塔と王の塔のみ…
シャンボール城の建造は、狩り好きの息子のアンリ2世に引き継がれますが
その後シャンボール城は放置され、荒廃していきます、、
現在のシャンボール城の姿に改修・完成させたはルイ14世の時代になります、、
さて、、 前置きはこの位にして…
シャンボール城内へと進みますね、、
目の前の入口が 王の門、、
この広ーいシャンボール城の見学時間は1時間、、
駐車場まで戻る時間を考慮するとゆっくりはできませんね、、
(本来は見学時間は1時間30分なのですが
朝の集合時に20分以上遅れて来たグループがあり、
その遅れを取り戻す為に見学時間が約1時間になっちゃったのでしょうね…)シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
王の門から 周りをぐるりと囲む巨大な建物の中に入ると、、
広場?中庭?があり、、
まず目に付いたのが 螺旋(らせん)階段!!
何せシャンボール城にはこの螺旋(らせん)階段を含め全部で77の階段(内大階段が14)があり、、
この二重螺旋(らせん)階段だけでも3つもあるのです、、
巨大なお城だけあって、、階段の数もハンパない、、
迷いそうになる程広いシャンボール城ですが…
実際観光するのはこの広大なお城の中の中心、主塔と呼ばれる部分、、
それでも、、迷いそうになる位広いのですけれどね、、(^^;シャンボール城 城・宮殿
-
イチオシ
シャンボール城(Château de Chambord) 螺旋(らせん)階段
その主塔はかつて王達が暮らしていた建物、、
中に入ると、、
主塔の中央に どーーんと存在感のある 螺旋(らせん)階段!!
これがシャンボール城で一番有名な
”レオナルド ダ ヴィンチが建てた(設計した)のではないかといわれる二重螺旋(らせん)階段、、
このシャンボール城の3つの二重螺旋(らせん)階段の中でも、
飛びぬけ大きく、、
柱などに施された彫刻もうつくしい♪
1階はオーディオビジュアルルームなど、、
ダンナと一緒に お目当ての王の部屋や王妃の部屋を求めて2階へ上ります、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 螺旋(らせん)階段
この螺旋(らせん)階段には仕掛け?があって
階段を下りてくる人と上って行く人のお互いの姿は垣間見えるのですが
階段では決してすれ違わない、、
姿はちらりと見えても、、出会えない、、
実は…この巨大なシャンボール城であっという間にダンナを見失い、、
この主塔を中心に観光しているので途中で出会っても良いはずなのに
全く出会わず仕舞い、、
主塔の中心の階段の前で待ってみたものの ダンナの姿はなし、、、
途中で探すのを諦め、
結果的に時間までそれぞれ見学して再集合場所の駐車場で合流、、
その内出会うだろうと思っていましたが
どこをどうすれ違っていたのか姿も見えず仕舞、、
まるで迷路の中を歩いているかの様…
本当に不思議なお城でした、、
<これこそ、、 レオナルド ダ ヴィンチワールド ?!>
それとも… ひとりになりたかったフランソワ1世の気持ちの表れ?!シャンボール城 城・宮殿
-
ダンナとはぐれ、、探すのを断念したkuritchi、、
ひとりでシャンボール城の主塔部分を中心に見学再開、、
まず向かったのは礼拝堂から、、
礼拝堂は主塔から渡り廊下を進んだ翼棟にあります、、
手前が礼拝堂の座席でステンドグラスがあるところが祭壇、、
とてもシンプルな造り、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城での驚き!その2、、
暖炉の多さ、、、全部で暖炉が282あるのだそうです、、
お部屋だけではなく、螺旋(らせん)階段の横の廊下にも、、
イタリアルネッサンス様式の大きな窓を冬の寒いフランスに取り入れた為
暖かく過ごす為に暖炉は必要だったのでしょうね、、
(シャンボール城は暖炉の数がとてつもなく多い!と
〇十年前に訪れた時にも大層印象に残っていました、、)シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
時代は進みます…
この華やかなお部屋は18世紀のもの、、
寄せ木細工の床、、高い天井、、
床から天井までの高さの窓にカーテン、、
暖炉、、絵画、、
大きなシャンデリア、、
荒廃してしまったシャンボール城ですが
18世紀に入るとシャンボールの総督をはじめ多くの人々がこのシャンボールで暮らしました、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
壁紙と同じ柄の天蓋ベッドも素敵♪
すっかり目がハートになっています(^^シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
壁紙、シャンデリア、家具、、
どれをとっても女子の憧れのお部屋♪シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
このちょっと落ち着いた感のある花柄のファブリックも素敵♪
見ているだけで、気分はすっかり お姫様♪シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
このお部屋の暖炉はどれも調度品の様な美しさを持ち合わせていますね、、
18世紀の続きの間は“あこがれのお城”そのもの、、
貴婦人たちが優雅な時間を過ごすのにぴったりな
美しい調度品に囲まれたお部屋でした♪シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
螺旋(らせん)階段が真ん中にあり、
その階段を中心にお部屋があります、、
廊下にも暖炉があり、壁には豪華なタペストリーが掛けられています、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
防寒対策により、大きなお部屋ではなく
いくつかの部屋に区切られ、一部屋の面積が小さくされました、、
各部屋に暖炉も設置されています、、
住みやすさも工夫されています、、シャンボール城 城・宮殿
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次は、フランソワ1世の居室へ、、
フランソワ1世の居室は、主塔内にではなく、回廊を渡った北の塔にありました、、
その北の塔には外に面して二重の螺旋(らせん)階段があります、、
多くの人に囲まれて過ごすのではなく
このお城では静かに過ごしたいというフランソワ1世の気持ちが表れているのでしょうか、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) フランソワ1世(左)の居室
北の塔に入ると、、
木の扉にはフランソワの頭文字Fの字の上に王冠を戴き、縄(右上)
フランソワ1世の紋章サラマンダー(右下)が刻まれています、、
フランソワ1世は”Nutrico et extinguo(聖なる炎を養い 悪の炎を滅ぼす)”の格言を象徴するサラマンダーを自分の紋章としています
このシャンボール城では至る所にサラマンダーとFの字が見られます、、
実はフランソワ1世がシャンボール城に滞在したのは、合わせてもたった7週間、、
狩猟目的の為の短い期間だったと言います、、
イタリアルネッサンス様式の高い天井の大きな窓を持つ広いお城を造ったものの
寒いフランスでは快適に過ごせなかった様です、、シャンボール城 城・宮殿
-
シャンボール城(Château de Chambord) フランソワ1世の居室
フランソワ1世の時代の様式のベッド、、
ビロードの生地といい、
金の刺繍のファブリック、、
当時、王は移動時に主な家具やタペストリーなどの調度品も
一緒に持ち運んでいたと言います、、
なので、王が滞在していない時のシャンボール城は
家具類もなく実はほぼ空っぽ状態だった様です、、
この王のお部屋にも大きな暖炉がありました、、
(左端に写っている白い壁が暖炉)シャンボール城 城・宮殿
-
フランソワ1世の居室
今ではフランソワ1世の過ごしていた当時を思わされるお部屋ですが、、
20世紀に修復される以前は家具どころか壁紙も残っていない空っぽの建物でした、、
20世紀に入り、当時と同じ時代家具などを揃え
現在の見事なフランソワ1世の居室に復元されています、、シャンボール城 城・宮殿
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フランソワ1世の居室
壁に飾られた絵は1520年のフランソワ1世とヘンリー8世(当時の英国王)との会談の様子(Le camp du Drap d'Or)
ビロードの壁に金刺繍のファブリックの豪華なこと、、
ルネッサンス様式らしい立体的な彫りの重厚な椅子に
kuritchiの大好きなサボナローラ チェア♪シャンボール城 城・宮殿
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フランソワ1世の居室
ルネッサンス様式らしい彫りの深い立体的な彫刻が刻まれた天蓋付きのベッド、、
真っ赤な生地に立体的な模様のファブリックが印象的なベッド、、
どこからか、ルネッサンス時代の騎士が現れそうなフランソワ1世の居室でした、、シャンボール城 城・宮殿
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イチオシ
シャンボール城(Château de Chambord) 王(ルイ14世)の居室
狩り好きのルイ14世は荒廃していたシャンボール城を改修、主塔が主な城だったシャンボール城を現在の姿に完成した人物です、、
シャンボール城を造ったのはフランソワ1世ですが、完成させたのはルイ14世、、
この城を気に入り、何度も訪れ、滞在しています、、
”太陽王”と呼ばれたルイ14世は、主塔の中心の螺旋(らせん)階段に近い
この部屋を自分の部屋として選びました、、
主塔を避けたフランソワ1世と対照的ですね、、
ルイ14世は大きな部屋を区切り、部屋の面積を小さくする事によって暖かく過ごせる様にしたそうです、、
これで寒くて過ごし難かったシャンボール城の居住性が良くなりましたね、、シャンボール城 城・宮殿
-
シャンボール城(Château de Chambord) 王の居室
区切られた部屋にヴェルサイユ宮殿と同じ様にに寝室の他に、
閣議の間や控えの間も造りました、、
王の居室には、歴史の教科書で見かけた絵(多分模写)が飾られています、、
この中央の肖像画はフランス革命で断頭で処刑されたルイ16世のもの、、
実際に掛けられていたかはわかりませんが
往時の雰囲気、様子がよくわかりますよね、、シャンボール城 城・宮殿
-
王の居室
真ん中下の王はルイ15世、、
その上はルイ15世の妃マリー レクザンスカ(元ポーランド王の娘)
ルイ15世は肖像画からもわかる様に大変な美男子、、
ルイ15世は初めスペイン王フェリペ5世の娘マリアナ ビクトリアと婚約していましたが
(ルイ15世は11歳、マリアナは3歳 いとこ同士)
マリアナが幼い為すぐに嫡子が望めそうもないと4年後に婚約破棄
そして白羽の矢が立ったのが、当時22歳だった元ポーランド王の娘マリー レクザンスカでした、、
王妃となったマリー レクザンスカはルイ15世との間に毎年のように出産、
2男8女を授かりますが、あまりに妊娠出産を繰り返す事に嫌気をさし、王を拒絶する様になり
王は公妾や愛妾を次々と作ります、、
中でも有名なのはポンパドゥール夫人と
池田理代子さんの「ベルサイユのばら」でも登場したデュ バリ夫人です、、シャンボール城 城・宮殿
-
王の居室
とても優雅なタペストリー、、
タペストリーも貴婦人が座るのにぴったりな瀟洒な椅子も
共にルイ15世時代のもの様です、、
当時タペストリーは大変高価で大切なものでした、、
と同時にお部屋の温まった温度を逃がさないという効果もあったそうです、、
シャンボール城内にもタペストリーがたくさん飾られています、、シャンボール城 城・宮殿
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次は、王妃の居室へ、、
王の部屋に隣接した塔に王妃の居室はありました、、
中に入ると、、
タペストリーの前に展示された螺鈿(らでん)を使った象眼(ぞうがん)細工の見事な飾り棚、、
思わず、、< わぁ♪ 素敵ー♪ >
ルイ14世の時代に入るとルネッサンス様式から変わり
バロック様式、特にルイ1王朝様式といわれる家具が登場してきます、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 王妃の居室
明るいブルーのファブリック、同じ色調の布を使った椅子、棚、、
皮に鋲(びょう)を打ってデザインされた箱、、
タペストリー
趣味の良さが伝わってきますね、、
シャンボール城を愛したルイ14世は王妃マリー テレーズを伴って
このシャンボール城を訪れ、この王妃の居室に滞在したと言われています、、
その後、ルイ14世の寵愛を得たマントノン夫人がこの部屋の主となったそうです、、
(ルイ14世は王妃マリー テレーズが亡くなった後、マントノン夫人と密かに再婚したとか…)シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
落ち着いた雰囲気の王妃の居室、、
王妃の居室も寝室だけでなく、控えの間や閣議の間もありました、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
フランソワ1世の”F”の字が刻まれた扉シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
王妃の居室にてルイ16世の肖像画を発見、、
高校時代の世界史の先生曰く、、
ルイ16世は王として生まれる事なく
鍛冶屋の息子として生まれていたら
腕の良い鍛冶屋として平穏な一生を過ごせたであろう人物でした、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
そのすぐ近くには王妃のマリー アントワネットの肖像も、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 王妃の居室
面白かったのが、、当時のトイレ、、
しかも、マホガニー製?セーブル焼き?の豪華なトイレ!
お城にはトイレなどある訳もなく
高貴な方々はこの様なポータブルトイレを使っていたそうです、、シャンボール城 城・宮殿
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別のマリー アントワネットの肖像(?)も発見、、
マリー アントワネットがシャンボール城に滞在したかは不明ですが
ルイ王朝を代表する王妃には間違いありませんものね、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 王妃の居室
ルイ14世時代の部屋だけではなく、
19世紀に所有者となったシャンボール伯爵の母親のベリー公爵夫人が
改装した食堂も王妃の居室の中にあります、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
<そろそろ3階へ移動しましょうか、、>
主塔の廊下にも必ず大きな暖炉があります、、
訪れた時はもう3月半ばでしたが、
広大なシャンボール城の中はひんやりとしていて
暖炉の暖かさがありがたかったです、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
二重螺旋(らせん)階段を上り 3階へ、、
因みにここまで来ても はぐれてしまったダンナとは会えず仕舞いです、、シャンボール城 城・宮殿
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イチオシ
シャンボール城 (Château de Chambord)
ここ3階の一番の見所はこの大広間の格天井(ごうてんじょう)、、
真っすぐではなくドーム型になっています、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 3階 格天井(ごうてんじょう)
この格天井はシャンボール城に着工した
フランソワ1世の”F”の字と紋章のサラマンダーの彫刻で埋め尽くされています、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 3階 格天井(ごうてんじょう)
角度を変えて、、
表面だけでなく、しっかりと彫られているのがよくわかります、、
現在この上の階のテラスからの浸水による格天井の痛みを防ぐ為の工事が行われているそうです、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
もちろん、大きな暖炉もありますよ、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城 (Château de Chambord)
3階は狩猟がテーマになっています、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 3階
フランソワ1世の”F”の字が刻まれている扉を開けて、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 3階
狩猟と自然の博物館
フランソワ1世の時代の狩猟のタペストリーが飾られていましたシャンボール城 城・宮殿
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イチオシ
シャンボール城(Château de Chambord)
二重螺旋(らせん)階段を上って、、シャンボール城 城・宮殿
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二重螺旋(らせん)階段
最上階のテラスへ
この二重螺旋(らせん)階段を上っていると視野はこんな感じ、、
見えるの大きな柱の間からシャンボール内や反対側の螺旋(らせん)階段の様子も見えます、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
二重らせん階段に刻まれた彫刻のアップ、、シャンボール城 城・宮殿
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イチオシ
シャンボール城(Château de Chambord)
最上階のテラスに到着、、
入口の王の門から見上げた屋根の見事な彫刻が目の前に迫ってきます、、シャンボール城 城・宮殿
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そして、、
シャンボール城 最上階のテラスからの眺め、、
目の前に広がるパリ市内と同じ大きさの森林公園が広がります、、
(この森林公園も世界遺産に認定されているので
現在は狩猟が禁止されているそうです)シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 屋上
これは沢山ある暖炉の煙突のひとつ、、
煙突ひとつとっても美しい、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 屋上
沢山の煙突に小塔、、
そのすべてに見事な彫刻が施されています、、
近くで見ると迫力がありましたよ!シャンボール城 城・宮殿
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イチオシ
シャンボール城(Château de Chambord) 屋上
特にこの塔の尖塔、屋根の見事なこと、、
眼下の景色より、屋根の美しさに目が釘付けでした、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
<ところで、全く出会えないダンナは どこにいるんだろう、、>
そろそろ集合時間も気になりますし、
1階へ下りていきましょうか、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
主塔を出て中庭に戻ってきました、、
見えている塔は北棟(フランソワ1世の居室があったところ)、、
季節の良い時には併設されているカフェテリアのテラス席でお茶も素敵ですね♪シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
この時も修復工事中、、
この塔は王妃の居室のあった塔、、
各主塔の部屋には大きな窓があるのがよくわかりますね、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
そうそう、、
もうひとつの目玉となる場所が残っています、、
1階北塔近くにある 馬車の間、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 馬車の間
展示されているものは全てかのエルメスの馬車だそうです、、
必見です!!シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord) 馬車の間
ひたすら、、エルメス製なんだ、、と唱えながら見学(笑)シャンボール城 城・宮殿
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イチオシ
シャンボール城(Château de Chambord)
そして、この写真は塔を見上げたもの、、シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
約1時間とは言え、十分満足して見学を終えました、、
〇十年前は がらーんとした寒々としたお城の印象でしたが
今回は大満足!!
ただ、、はぐれたまま会えないダンナが気になります、、
< 迷子になってないかなぁ、、 >
<ちゃんとエルメスの馬車の間も見学出来たのかしら、、>シャンボール城 城・宮殿
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シャンボール城(Château de Chambord)
又来た道を通り、駐車場に戻ります、、
(ちょっと、ダンナの心配をしつつ、、)
駐車場の車のところに集合時間(3:45PM)の10分前に戻ったkuritchi、、
心配を他所に笑顔満面のダンナも無事戻っていました、、
ダンナ :もちろん、エルメスの馬車も王の間も全て見たよ!
得意満面!です(^^
オーストラリア人のご夫婦も早々と戻られて
駐車場の周りを撮影中、、
ところが、、集合時間を過ぎても
日本人女子2人組が戻って来ないのです!!!
(また!! 実は朝の集合時間に20分以上遅刻したのも彼女達!)
焦る!!!ドライバー、、
元々スタートから20分以上遅れの上、これ以上遅れると大変な事になるそうで、、
と言うのも、次のシュノンソー城の見学時間がこの時期5:00PMまで
(庭園は5時過ぎても見学できるそうですが、、)
しかも5時にはお城の鍵が閉められる!
早く言えば、、追い出される?!
その上シュノンソー城までは車で1時間、、
つまり! 到着が遅れるとシュノンソー城内に入れないって事?!
< これは一大事!!! >
走り回り探すドライバー、、
オーストラリア人ご夫妻 :シュノンソー城を観光したいからこのツアーに参加したのに!!
と大層お怒り!!
もちろん、kuritchiも同じ思いです!!
kuritchi達のシュノンソー城観光 危うし!!
大ピンチ!!!
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2018/03/17 19:17:57
- 1日で行けるって素晴らしい☆
- こんばんは、kuritchiさん
シーズンに入って忙しい毎日なのね。
我が家も、年度替りのこの時期は、旦那様が忙しく、毎日遅いので、
私はこうして4トラしていますー(笑)
1日でロワール古城の全部が巡れるって
なんて素晴らしいツアーなの。
忙しい日本人にぴったりのツアーだねー
今日はお城見て、明日はモンサンミッシェル見て、
今日はパリの街を歩いて♪
数日でフランスを楽しめるんだー
行って見たいな。
たらよろ
- kuritchiさん からの返信 2018/03/18 06:38:28
- Re: このツアー予定通りだったら最高♪
- たらよろさん、こんにちは
ご訪問、そして書き込み頂きありがとうございます^ ^
ご主人様もお忙しいのですね、、
今年は予想より季節の進みが早く、もう繁忙期入りです。
その上、母が入院しているので2重に忙しい!(^-^;)
たらよろさんのお母様はお元気になられて良かったですね^ ^
母も早く元に近い生活が出来る様になってほしいです、、
この1日で人気のお城をまわれるツアーって良いでしょう♪
3月から10月までのツアーらしいです。色々な国の人が参加されるので、その方との交流も楽しかったです、、
この1日で巡れるツアー便利でしょう^ ^
たらよろさんの仰る通り、、
現地ツアーを上手く利用すると…
今日はモンサンミッシェル、翌日はロワール川のお城を見て、、
(この双方をまわる1泊2日の現地ツアーも)
また別の日にベルサイユ宮殿を見て、パリの街も散策して、、
と日本人にぴったりのパリステイが出来ちゃいます♪
この他にもシャンパーニュのセラーへ行く現地バスツアーもあるのですが、こちらは自分でTGVを利用した方が速いし、ランスもまわれます。もちろん、日帰り可能です^ ^
パリを起点として1週間あれば、結構色々とまわれますよ♪
但しちょっと忙しいのが難点ですけれどね^ ^
パリインタコンチ ルグランでも
カフェドラペのカフェor朝食の利用や1日クラブルーム利用もプレゼントしてくれたのだけれど
欲張って色々と巡ったので上手く使い切れなかった事が残念!
次はもう少し、、
ゆっくりしたいなぁ~
kuritchi
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