Laos　メコンの宝石(15/20)　世界遺産ルアンパバンの托鉢

2017/12/26 - 2018/01/05

朝寝坊の唐辛子婆にとって早朝に起きるのってたいへん！
でもルアンパバンはラオス全土で托鉢の規模が一番大きいんだそうで
一大決心をして早起きしました。

托鉢はシーサワン通りやサッカリン通りが有名なんですけど
観光客でざわざわしてるというので
私たちの民宿のあるKounxoa通りでお待ちいたします。

ルアンパバンて年配の女性のショール使いが素敵なの。
この方もそうですし

★Laos　メコンの宝石　
ビエンチャンと世界遺産ルアンパバンあわせて20編のサイトマップ
https://4travel.jp/travelogue/11323050

エリア ルアンプラバン(ラオス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

ほら、市場でひっそりと店番してるおばあちゃんもお洒落。

ところで
托鉢っていうのは「お坊様へのご飯の施し」ではありませぬ。
お坊様にご飯を受け取ってもらうことによって天国に徳を積む。
喜捨なのです。
でね
「毎日お寺に来るのは面倒でしょうからこちらから出向きましょう。
というのが托鉢。
つまり天国喜捨積立の出張受付窓口ってわけです。」

と、昔タイの友人から聞いたことがあります。
雨安居の時期はお寺から出られないので托鉢には来てくださらない。

さて
傍若無人？な観光客のために街のところどころにこんな張り紙が。
「肩・胸・脚は隠すやうに。」

「靴と帽子と眼鏡ははずして。」
えっ？眼鏡もとるのぉ？
どうしてかな？

「僧侶の近くでの撮影やフラッシュは禁止です。」

「僧侶にタッチしちゃいけません。」

暗いうちから敷物に座って待ちまする。

カオニョ（蒸したもち米）とお菓子とかを用意して。

明朝托鉢に喜捨するといったら民宿のスタッフが
バナナの葉で包んだ蒸し物とカオニョと座布団を用意してくれました。
そしてタスキもつけてくれ、靴を脱いでとか教えてくれます。

喜捨用のお菓子を売りつけに来るおばちゃんたちもいます。

Nong Sikhounmuang寺院の前にも待つ人がいて。

そのお寺から

お経の声がきこえてきて

静謐なひととき。

そして。

托鉢は、思いがけなくスピーディー。

あっという間に去って行かれちゃう。

暗いし速いし撮影はと～ってもむずかしい。

むずかしい。

毎朝こんなに多量のカオニョを用意するのか！

少し明るくなってきました。

喜捨は唐辛子爺にまかせて撮影します。

座らなくちゃと言われてたけど
このおじ～さんは立ったまま喜捨してます。

お菓子などを返す僧侶もいらっしゃる。

ジモティの方々は毎朝喜捨をなさるんでせうか？
気分が乗らないからやらないとかはあり？
お金がないからできないという人もいそうですが。

ありゃ。
みえないよ～。

あっというまに去っていく。

向こうの方に上品なおばあさんが椅子に腰かけて待っていて。

必死で撮影するカメラマンを撮る唐辛子婆。

すがすがしい朝の行事を済ませていいこころもち。
今日もいいことあるかな？