なぜそこに行く？そこに島があるから！！新潟県の絶海の孤島の粟島で過ごすのんびり休日

2017/09/09 - 2017/09/10

新潟の島といえば佐渡島のイメージが強いけれど粟島も密かに有名なようです。お友達から新車を買ったのでドライブに行こうとお誘いいただきましたのでドライブメインと行きたいところですが私の島趣味の巻き添えにあいお友達も一緒に島に行くことになり、私からシュノーケルセットを渡され海で泳がされたり、何も無い集落を歩かされたりで結局日本海側の離島めぐりがメインで肝心の車は港に行くためだけの交通手段ということになってしまいました。

今年は新規で１９島を訪問しています。
渡名喜島（珍種の変態トラベラーと遭遇）、上甑島、中甑島、下甑島、種子島、淡路島からの離島（成ケ島、沼島、弁天島）、青島、丸島、九島、鹿島、赤葉島（立入禁止のため島入口まで）、竹ケ島、小勝島、出羽島、伊島、粟島、白山島、飛島

海外旅行はネタ切れになりましたが離島は国内でも行ききれないくらいたくさんあるためしばらくの間、ネタは尽きないと思われます。

エリア 村上・岩船(新潟)

早朝に出発してひたすら高速道路を走り続け岩船港に到着
バスの運行本数はきわめて少ない

最近は近代的なターミナルも多いけれど昔らしさが残るターミナルだった

普通船で行きたかったけれど時間が合わず高速船で

定刻通り出航

粟島が見えてきた
とても小さな集落だ

ふぉ～
上陸したーーー

が、、、
他の離島と違いインフラがしっかり整備され広々していたせいかあまり達成感のような感動は無かった

これが島内で一番大きな建物だと思われるがそんなことはどうでもいい

お風呂屋さんもあるようだ

人は少ないがいろいろなお土産が売られているのでシーズン中は多くの人で賑わうものと思われる

閑散とした幹線道路

道路沿いには民宿がたくさん並んでいた

どの家も大きく壁がパネルで補修、補強されていたが昔からの建物もぽつんと残っていたりした

本日宿泊する宿
酒屋が併設されていて便利だった
インターネットでの情報がほとんどないのでどんな宿になるのかビクビクしていたが綺麗な宿でよかった。海外ではどうしょうもない宿に泊まることもできるが国内は衛生面である程度の水準は欲しい。

和風な感じの部屋に泊まるのは久しぶりだ

この部屋、隣の声が聞こえる。宿泊して不思議に思うことがよくあるのだが、部屋がたくさんあいているのに隣に客がいる部屋を割り当ててくるケースが多い気がする。

押入れの中にエアコン
涼しいので使うことはなかった

昼食の時間まで集落を散策

立派な蔵があったり

裏道もわりと広く他の島に見られるような密集感は無かった。

粟島オリジナルのマンホール

予約の時間になったので食事をしにいった
わっぱ煮と船の往復チケットのセットで実質わっぱ煮が無料といった感じになるお得な特典付チケットを当日購入した。お店手配の都合上、本当は前日までに予約が必要なようだが旅行会社の方と役場の方が頑張って店を割り当ててくれた。

ビールを飲みながら食事の提供を待った。

わっぱ煮定食
味噌汁が樽の中に入っていて具は焼かれた鯛。そこに焼石を投入しグツグツ沸騰した状態で提供された。
最初、わっぱ煮だけかと思ったら、フランス料理のフルコースのように次々と料理が運ばれてきてあっという間にテーブルいっぱいになった。お腹もいっぱいになった。

宿の近くで泳げないか見てみたが面白くなさそうなのでやめた

止まれの看板に英語が併記されているのって珍しいかもしれない。
山が多く自転車は辛そうなので泳げそうな海探しのためコミュニティバスで移動することにした。

島の反対側の釜谷に来た。
比較的ましな感じの海はここしかないのでここで泳ぐことにした。

透明度は悪く水中には何もない

ちょっとだけ魚が居たけれどいまいちな海だった。
今年は４月から泳いでいるが国内で９月まで泳いだのは初めてかもしれない。

わっぱ煮広場

釜谷の集落

細い階段が上の方に続き島らしい景観

止まれと書かれているが左右は歩道でここは階段。車やバイクは走れないので歩行者に対するメッセージなのだろうか。

バスに乗り戻ってきた。片道２００円。
普通の車だったので行きは見逃しそうで危なかった。

粟島の日本酒を買って飲んでみた。島内には工場が無く本土で生産しているとのこと。

左側の茶菓子は宿に置かれていたものでチョコ最中のような感じだった。

夕食の時間となった。
３組くらい居るようだったが大広間を仕切って個室にしてくれた

名物の鯛

サザエのつぼ焼き

なんかの魚

海鮮料理が立派に並んだ
昼に食べたわっぱ煮のダメージが大きくおかずを食べるのが精いっぱいでお米を食べることができなかった。

んっぽんという粟島の焼酎とともに夕食を楽しんだ。これも島内では造られていないがものすごく飲みやすくて今まで飲んだ焼酎の中でもかなりお気に入りの方。
夕食で飲みきれない分は部屋に持ち帰り晩酌のお供にしたが２人で飲んでも半分以上余ったので持ち帰った

夜は涼しくて気持ちがいいので窓全開で寝た。
最高だった。

今住んでいるところは住宅街だが道が狭く建物が密集していて近場に木が一本も無い。窓を開けると0時過ぎでも向かいのアパートの電話の声がうるさかったり人やバイクが往来したり騒がしいので外の空気を浴びながら部屋で過ごすことは無くなってしまった。。。やはり以前住んでいたところのように窓を開けたら緑が広がっている光景がいいので自然豊かなところに引っ越したいという気持ちがさらに強くなった。

翌朝の朝食は普通な感じで。

予定は無いのでいくらでものんびりできるけれど見どころの無い島でネタ切れになったため朝一番の便で出発して本土を観光することにした

またいつか来るかも
翌週は台風だったので運がよかった。

そのまま山形方面へひたすら進みドライブインのようなところで昼食を

お目当ては中央に写っているうどんとそばの自販機
写真が切れてしまっているけれど右の赤いやつはチップスの自販機
いずれも年代物で骨董品

３５０円を投入するとアナログな秒数がカウントされる

見た目は全然美味しくなさそう

てんぷらを上に載せると飛び出してしまうらしく麺の下に沈んでいた。
味はＣ級だったが面白い経験ができた。

この後、山形県の酒田に向かい宿泊
翌日は有給にして日帰りで飛島に行った。
島旅は続く

この旅行記へのコメント （4）

• ムロろ～んさん 2017/10/26 23:58:12

  「着いたぁ～＼(^o^)／」って何でしょう( ^ω^ )？？？

  こんばんは、ムロろ～んです。
  粟島へ行かれた旅行記を拝見しました。
  
  私も新潟には一年間住んでいたことがありますが、馴染みがないエリアです。
  なかなか行けない所ではないかって思っています。
  車なら自由自在に時間の自由が利くのが良いですよね。
  それは新車買われたご友人さんに感謝しないとですね(^_-)-☆。
  
  そうそう、達成感のある雰囲気って何だろうって思っちゃいました( ^ω^ )。
  大東島みたいな感じかなと(^_-)-☆？
  私も南と北の両方行きましたけれど、本当によく自分来れたなぁって思ったくらいです。
  飛行機できましたけれど、船に乗って例の有名な降り方で到着してみたいなぁって。
  
  何だかのほほ～んとしてのどかそうです。島のグルメも堪能してみたいなぁって思わせるところに感じましたよ。
  
  
  ムロろ～ん(-人-)

  こぼちゃさん からの返信 2017/10/27 01:07:13

  RE: 「着いたぁ??(^o^)／」って何でしょう( ^ω^ )？？？

  
  こんばんはムロろ〜んさん
  
  新潟に住まれていたことがあるんですね！
  新潟はとても広く東側と西側では全然違う感じですし
  あと意外と住んでいるところの近くって行かないものですしね。
  
  それです！着いた〜って感じは大東島に降り立ったような感覚に近いかもしれません。
  島ののほほんとした感じや島にしかないグルメを求めているのです。
  私は南大東島しか訪問していないのでいつかは北も行きたいですね。
  
  こぼちゃ
  
  

• tanupamさん 2017/10/26 22:19:13

  粟島・・

  こぼちゃさん
  
  こんばんは
  私もひそかに粟島行こうかと、でも電車で行くと不便なので（新幹線高いし、18きっぷは時間かかりすぎ、車はちょっとおっくう）意外と行きづらいのかな。
  
  粟島＝粟島村
  ですよね、本土の自治体を合併せずに、1島1村で頑張っている・・。
  島よりも、村巡りで行かないと。
  
  離島と言っても、意外と発展しているように感じました。
  のんびり感あまりないのかな・・
  飛島も楽しみにしています。
  
  
  tanupam

  こぼちゃさん からの返信 2017/10/27 01:01:07

  RE: 粟島・・

  tanupamさん
  
  こんばんはです。
  すごく行きづらいんですよ。私も以前からずっと計画していて、村上行の夜行バスを使い粟島日帰り、そのまま村上から電車で酒田へ移動し宿泊、翌日に飛島を日帰りして飛行機で帰るという土日だけで済ませる行程を考えていましたが予算の都合と天候が読めないといった理由でずっと保留になっていました。
  
  のんびりしていますが島らしいローカルさは足りない感じがしました。
  一島一村とは珍しいですね。
  全国市町村廻り達成のためにもいかなくてはならない島の一つなんですね(笑)
  
  こぼちゃ