2018/04/04 - 2018/04/04
25位(同エリア230件中)
こぼちゃさん
行きは夜行船のさるびあ丸、帰りは調布行きの飛行機を利用して実質日帰りで利島と神津島に行ってきた。
利島は徒歩で2時間くらいかけて一周道路を一周したが起伏が激しく島の一面が椿畑で他は何も無いといった印象だった。所々で葉桜を見ることができたので1週間早く来ていれば花見を楽しむこともできたかもしれない。神津島はこの時期1日に4便しかないバスを利用しアスレチックのようなところから海に飛び込んだりシュノーケルを楽しんだりできる赤崎遊歩道を見てきたが遊歩道が倒壊している箇所も多かった、その近くには島の産業遺産となるトロッコの廃線跡があり廃墟散策をしているような感じで見ごたえがあり楽しむことができた。利島の港は波の影響を受けやすいようで到着したはいいけれど以降の船便は全て条件付き運行となり神津島でも飛行機が条件付き運行で島に缶詰になるリスクを伴う移動であったが運よく移動することができたので助かった。
ド平日に休暇を取ったため家で普通の休日と同じように過ごすのはもったいないと思い休みの前日にどこかに出かけてみようと思い始め、最初は運賃の安い夜行バスを探していたが安いのは4列シートだったり、行先があまり興味なかったりで却下となり仕事が終わった後に急遽、竹芝に行き飛び込みでチケットを買い無計画に行動してみることにしたのが今回の旅の発端。
伊豆諸島は式根島と新島にしか行ったことがないが近いのでいつでも行けるだろうという気持ちが強くいつになっても行く機会が無かった。いつでも行けると思っていただけあって今回突発的に行くことになった。
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仕事を終えた後、適当にリュックに物を詰めて竹芝へ
まずは金券ショップを3軒回り東海汽船の株主優待をゲットしておいた。
御蔵島と三宅島に行こうと思っていたが御蔵島が条件付き運航のため新島と神津島に行くことにこの時決めた。 -
待ち時間で大門三田のあたりに行き夕食を済ませた。
イワシの定食が540円と良心的でおいしかった。
利島では喰いはぐれること必須なのでこの後、薬局のようなところで食材を調達しておいた。 -
出航した。
隣には三宅島と御蔵島を経由して八丈島に行く船が停泊していた。
この後、先ほど買ったおせんべいをボリボリ食べながらレインボーブリッジと羽田に着陸する飛行機を眺めて船内に戻った。 -
よく往復5000円キャンペーンで座席限定便が販売されているが、甲板以外には休憩スペースみたいな場所も無いためこれで往復はちょっと辛そう。
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東海汽船の昔の航路らしい
離島というより昔は道路が少なかった伊豆半島の町を結ぶのが主流なように見える。 -
空いていそうだから2等でもいいかと思ったけれど気楽に行きたいので特2等にした。テレビも付いていてこの区画は私独占でよかった。
株主優待35%OFFのため4830円と手ごろな運賃だが優待券購入に980円出費している。 -
早朝、大島に着岸
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昨日買ったカップラーメンを朝食として食べた。
利島が見えてきた -
利島に上陸
島の中心にそびえる三角の綺麗な山 -
神津島に行くチケットを買おうと思ったが窓口が開いていなかった。
なんと初便以外は波が高く全て条件付き運航
利島に缶詰めになるリスクを抱えての下船となった。。。 -
乗ってきた船は行ってしまった。
港が防波堤で囲まれていなくて外海に直接接しているから波が荒れるとダメなんだろうな。 -
散策開始
何もないオーラが漂っている -
藪のようなところに過去に就航していた船のイカリが飾られていた
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過去に使われていた船のようだ。
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急斜面のためつづら折りの道が続く
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島内唯一のスタンドか?
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JAもある
のちほど立ち寄ってみたが野菜などが非常に高額だった -
ずいぶん登ってきた
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島内の一周道路は椿畑だらけだった
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神社に続く丸い石の階段
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島の反対側に来た
貯水場か?
葉桜が咲いていた -
遠くには伊豆諸島が見える
ここで昨日買ったカレーパンを食べ数分間の休憩 -
遊歩道があるので入ってみた
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散ってしまっているが桜がきれいだった
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島の山の頂上に行く登山道の入り口
頂上まで登ってみようと思ったが草が多く登山道のコンディションが悪そうなので安全のためやめた。 -
つづら折りの坂を下りていかなければならないのだが非常に距離があり大変なのでショートカットできそうな藪の中をガンガンショートカットして先に進んだ。
そのせいか翌日は筋肉痛で足が痛かった。 -
池の周りにたくさんの桜の木が
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役場に併設された資料館
開館時間中なのにcloseの札が下がっている。表札の変え忘れだろうと思い入ろうとしたら鍵がかかっていたので立ち去ったところ、遠くから開けましたのでと声をかけられた。 -
島の歴史や生活を伝えるための資料館だった
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利島一周道路の英語表記がダサい
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お土産屋さんは閉まっていた
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集落内の石垣と島の山
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島内の小中学校
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利島は村として独立している。
近年は合併され町や市に格上げされる町村も少なくないため役場のプレートの写真を撮りに戻った。 -
乗られますか?と声をかけられ急ぐように言われた。
下船は10名くらいいたがここからの乗客は2名だけだった。
来ないかもしれないと思われた神津島行きの船は大型船とは反対側に着岸した。
この島はおまわりさんも一緒にタラップの設置を手伝う。 -
無事に利島を出ることができて一安心した。
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ジェット船はあっという間に新島に到着
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続いて式根島に到着。
写真中央左側に写っている船は式根島と新島の連絡船。
数年前にこれで式根島から新島に移動した。 -
神津島に到着
このジェットの顔は朝日旗デザインだ。
全国的にジェット船の老朽化が進んでいて代替えが問題になっているようなことを聞いたことがあるが日本では現在ジェット船を製造していないので買い替えの見通しが立たないようだ。 -
港がひっそりしていて雰囲気がおかしい
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集落内に到着するはずなのだか高く山に囲まれている。どうやらメインターミナルは荒波で入港できないため反対側の港に来てしまったようだ。
仕方なく徒歩で山越えをしようと思って歩き始めたとき、通りがかりの車が乗せてくれて救われた。乗せてくれた方は地元の方ではなく観光客とのことだったが年に4回は神津島に来ているリピーター旅行者だった。 -
本来到着するはずの港まで送ってくれた。ありがたやー。
今日中に帰宅する手段は先ほど乗ってきたジェットか飛行機しかない。ジェットは出航することになっているので確実に帰れるがジェットの出発まで2時間切っているので何もできずに歩いて港に引き返すだけとなる。飛行機は残り2便あるが2便とも条件付き運行のため欠航になる可能性が高い。
日ごろ、リスクの高い選択はしない派だが、今回は運に任せて飛行機を選ぶことにし、ここで出発の3時間前に飛行機を予約した。平日かつシーズンオフで需要が少ないかつ通年一律運賃だからこそできる突発的な飛行機予約を有効活用。 -
まずはお昼ごはんに刺身定食を頂いた。
地魚の刺身、あら汁、ところてん、魚のフライの酢漬け、明日葉のてんぷら、明日葉の漬物など島の食材盛りだくさんで1000円だった。
島民の心がこもったとても美味しい食事に巡り合えて幸せだった。 -
こちらの港からは船が出ないので誰もいない
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大型バスがあって驚いた。
このほかマイクロバスとワゴンがあった。
運賃を取る車は緑ナンバーだという認識だがこの島は白ナンバーだった -
港前の道路
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広い砂浜
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ここも桟橋が外海に直接出ているので荒波の影響を受けやすい
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資料館があったので入ろうと思ったら有料なのでやめた
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利島に比べると繁華街だ。
上の方に100円ショップもあった
レンタルバイクでも借りようかとおもったが2時間からとのことで2時間も居られないためやめた。 -
タイミングよく1日4便しかないバスを有効活用できるので利用した
乗客は私一人のみで一律200円 -
終点の赤崎遊歩道まで行った
写真で見るより立派な感じだ。
みんなここから飛び降りたりシュノーケルしたりするようだ。 -
ここが飛び降りるところ。
せっかくなので一発!と行きたいところだが今回はその用意をしていないし波がうねっていて危ないのでできなかった。 -
道はまだ続いていてトンネルになっている。
左の小屋の上にトンネル名の看板があり不自然に思い小屋の裏に回ってみると旧トンネルの入り口と思われるものがあり石垣で閉鎖されていた。
トンネルの中は暴風域の追い風だった。 -
先の赤崎歩道橋はトンネルの外側を回り込みトンネルの出口まで続いているようだが大破していてアクセスできない
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湧水が出ているので軽く口に入れてみようとすくってみたところ土だらけなのでやめた
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再びトンネルを歩き戻った。
写真を見てわかる通りこの遊歩道はいろんな場所が大破しているが夏場は本当に解放されているのか多々疑問。。。 -
遊歩道の近くにトロッコの廃線跡がある。
バスの運転手さんが教えてくれた。 -
80年くらい前のものらしいが波打ち際にあるにも関わらず非常にいい状態で残っている。
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橋の下に回り込んでみた。
橋の上側には立ち入り禁止の立て札があるが、この細い橋を平均台のように歩くのは危ないから立ち入り禁止なんだと思う。 -
岩場を歩き続け岩場をよじ登り反対側に来てみた
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岩の上に枕木を掘った跡がある
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ここから石を船に乗せていたようだ。
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枕木の木やボルトも残っている
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地層がうねっている
地質学者が喜びそうだ。 -
産業遺産は朽ちているほど美しさが増す気がする。
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トロッコの廃線跡と遊歩道
再びバスに乗り空港に向かった。
バスは港で再度運賃を払い空港までは400円だった。
運転手さんといろいろ話しながら空港に向かったが運転手さんは子供のころにトロッコでよく遊んだらしい。昔は道路もなく山を歩いてここまで来たんだとか。 -
飛行機は無事に着陸してくれた。
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待合室のラジカセで救命胴衣の説明を聞いた。
映像がないので全く使い方のイメージが湧いてこない。 -
19人乗りの小型機
乗客は5名くらいだったので搭乗から1分くらいでドアクローズ。
調布行きの飛行機だ!! -
強風のためかたっぷりエンジンを回してため込んで一気に加速しほとんど滑走しないで一気に飛び上がった。
あっという間に神津島から離れていった。 -
すぐに利島を通過
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大島を過ぎてしばらく海上を飛行すると城ヶ島
低空飛行なので見える景色の全てがわかるのが楽しい。 -
よみうりランドと多摩川が見えた。
もう着陸だ。 -
調布飛行場の滑走路が見える。
右に急旋回してランディング。 -
所要30分くらいだった。
16:40頃なので出勤していたらまだ仕事をしている時間だ。
明るいうちに帰宅し夕食をつくり平日の夜よりものんびり過ごすことができた。
突発的かつ無計画な島旅だったが充実した一日となった。
次回は御蔵島と三宅島または大島に行きたい。
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