城崎温泉、３０数年ぶりの宿へ

2017/10/14 - 2017/10/15

　娘夫婦の休日が異なり、小学生筆頭に３人の孫と一緒に旅行プランを練るのは
至難の業。　６月から考え始め８月～１１月の土曜満室御礼の中、やっと決まっ
た城崎温泉「大西屋水翔苑」は３０数年ぶり。　城崎は丁度１年前にも訪れ、旅
行記ＵＰしているので、今回は主に宿の紹介となります。

エリア 城崎温泉(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

自宅から車でランチを挟み約６時間かかり、午後２時城崎温泉到着。
街のＰへ車を止め、とりあえず街中散策となりました。
ここは城崎温泉駅。

予報では曇り・雨でしたが、こちらへ着いた頃からは晴天となり暑い！

駅前のお決まり看板？に早速首を突っ込む、孫小２と１歳１１ヶ月。

飲泉もありました。　飲んでみたらしょっぱかった～

駅のすぐ横にある外湯の一つ「さとの湯」
何だかお寺みたいな、立派な構えですねぇ。

さとの湯には足湯もあったので、早速入る娘と孫たち。

さとの湯入口。　こちらは外湯の中では唯一早い閉店午後９時です。
利用される方はご注意。

ラッキーなことに、タマタマこの日は秋祭り。
山車を担いで賑やかです。
背中に座布団をくっつけているので、どうしてなのか聞いたところ
山車を担ぐのに痛くないようだそうです。

Ｕターンの見せ場かな？

明日は雨予報。　今日は晴れて良かったね。

温泉たまごを茹でてみたいとの娘の希望で、城崎温泉元湯のある
温泉たまご場まで、ズンズン歩くことに。

こちらはその前のロープーウェイ乗り場。　大師山山頂へと向かいます。

そのすぐ横の温泉寺薬師堂。　門の左右には金剛力士　阿形・吽形。

薬師堂。

さて、今の温泉地には珍しく温泉街の雰囲気満載、そしてリニューアル
したイマドキ風のお店を覗き見しながら、４時半過ぎ宿到着。

こちらの宿の特徴は、全館畳敷き。　スリッパ無しはとっても快適。
前回が随分前だったので、どんな風になっているか？予約者としては
やや気になりましたが、こちらもリニューアルされたとかで前回同様
とてもきれいでした。　お世話になりまーす。

宿の印はコウノトリのようです。　スッキリ上品な玄関です。

靴を脱ぎ左手へ向かいます。

小ぶりなフロント。
外湯巡りの無料チケットはこちらで貰えます。
希望者には湯籠も貸してもらえますよ。

ね、廊下も畳敷きでしょう。　気持ちいいのよねー、これが。

仲居さんに案内され、ラウンジ「桃山」で一休み。
中庭は能舞台を思わせる石舞台があり、夕暮れ時にはかがり火に
プロジェクトマッピングとまではいきませんが、能を舞っている
様子が映し出され幻想的です。

ラウンジの前にはセルフコーナー。　黒豆茶・温かい紅茶・珈琲が
用意されています。　黒豆茶は美味しい～

細かいことなのですが、セルフで用意されている紙コップに
珈琲カップは小さいサイズで、個人的にはこれくらいのサイ
ズが有難い♪

セルフコーナー横はショップ。　有料ですが女性の希望者は
好きな浴衣が選べるようです。

ラウンジの端には、高さのある畳の上に文机が。

離れの部屋へ通じる廊下には、コウノトリの写真が飾られています。

その側の棚は郷土工芸品などが飾られて。

このエリアの観光地を写真で紹介。
去年はこちらへ来る前に、竹田城址へ寄りました。　良かったなぁ。

こちらは海の名所のようですね。

今回の部屋は離れの１２．５畳「松葉」
娘たちは隣の部屋、と分かれました。

昔のままのスッキリした部屋です。
わたしは高い窓よりこうした掃出しの方が、明るくて好き。
仲居さんにお茶とお茶うけを用意してもらいます。　主人、鎮座。
わたしは写真撮りまくり～

どこからも庭が見えるのはいいですよね。

こちらには時計・小さな鏡・パンフや便箋など。

珍しかったのは爪切り発見！　これ、嬉しいな。

部屋へ入る襖の手前には水屋？

恒例、洗面所でもパチリ。

アメニティー各種。

日暮れに灯りが燈ると能が映し出されます。

庭からみるラウンジ。

夜のラウンジ。

朝、入浴時間終了後に撮ったもの　^_^;

お風呂前には足のマッサージ器具もありました。

誰もいなかったので、今だーっ！とパチリ。

洗面所は３ヵ所しかなく、真ん中はドライヤーが無いのは
いかがなものか・・・

お風呂は外湯との湯量の関係で、大きさに基準があるそうです。
確かに少し小さめのお風呂ですよね。

露天風呂その１

露天風呂その２

夕食の時間となりました～
広間を仕切って、わたしたち７名のみの個室となります。
小さな子供がいる娘たちにとっては、他の宿泊客と別の方が
気が楽で嬉しいと言います。

夕食スタート。　残念ながら蟹は来月解禁なので冷凍もの。
仕方ありませんね。

但馬牛の牛しゃぶ。　美味しかったわぁ。

お造り。

名物皿そば。

蟹の天ぷら。

ご飯と香物・松茸のお吸い物。

デザートの杏仁豆腐。　お腹いっぱいになりました～

翌朝は雨、それも結構降っています。
朝食時間は７時半。　これは食事後、１０時のチェックアウトまでに
外湯へ！との娘のもくろみから早めに。

朝食も美味しそう。

前回は行かず終いだった外湯へは、前日の夕食後に１ヶ所だけ
行ってみよう、と宿の車で送迎していただきました。

目指した「御所の湯」は混雑中との札におののき、手前の「一
の湯」へ。　こちらも結構混んでいましたが。

入った所で無料外湯チケットをバーコードにかざすだけでＯＫ。
手早く下駄をしまってくれます。　そして帰りにはサッと出し
てくれる所作には感動（笑）　プロだー

娘は孫２人を連れ、３ヵ所廻ったそう。　ツワモノです。

外湯の帰りに寄ったお店はお祭りということで休業。
がっかり。　これは外から撮った猫マスター。
去年は猫菩薩が飾ってあり、欲しかったけど高かったので諦めました。

情緒あふれる川に柳の風景や、豊岡カバンはじめ沢山ある素敵なお店の
写真はＵＰしませんでしたが、温泉良し・街歩き良しの日本を代表する
温泉だと思います。　外人の姿も多く見られました。
わたしは５度目でしたが、また機会あらば訪れてみたい地です。