陶板の「大塚国際美術館」と、踊る阿呆に見る阿呆

2017/08/14 - 2017/08/15

　街中が阿波踊り一色になるあのエネルギーを感じたく、半年前より４０数回電話をし
やっとゲット出来た「かんぽの宿徳島」へ泊り、３度目の見物に行って来ました。

大塚国際美術館は２度目。　リアル絵画ではありませんが、あの迫力は日本広しと言えど
ここだけでは？　当日入館料￥３２４０は決して安くはありませんが、そんなことをも忘
れてしまうほど見入ってしまっている自分がいました。

エリア 徳島市(徳島)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

あろうことか午前6時出発の予定が、夫婦で寝坊をしてしまい
スタートは２時間遅れの８時となってしまいました。
お盆真っ盛りの渋滞覚悟で、徳島へひた走る主人。
わたしはいつものように、助手席で寝る！

橋を渡れば四国だー

今回の宿、かんぽの宿徳島のチェックインは１５時。

〝大して興味のないであろうこのオトコ（夫）に、大枚￥３２４０の
高額入館料を払い、大塚国際美術館へ連れて行く価値はあるのだろうか！？”
ううむ・・わたしの人生一番の判断‥の前に、まず臨時Ｐ横にあるお店でラ
ンチとしよーじゃないの。

少しだけ待って和室に通され、主人はこちらの名産しらすと鯛？
だったかのナントカ丼に。

わたしはよくあるお刺身定食。　人生と同く極平凡な、でも多分
確かなものを。

満足なランチを後に、臨時Ｐより徒歩少しだけの所にある美術館へ。
こちらの建物は３Ｆ～Ｂ５で、作品の大抵は地下にあります。

夏休みとあって多くの拝観者はいましたが、個人的にはまぁ想像より
は思った程ではなく・・・

バチカンにあるシスティーナ礼拝堂は圧巻ですぞ！

以下、個人的に好きな絵画を載せてみました。

わたしは以前１度、生協の日帰りバスツアーで訪れたことがあるのです。
その折は主な作品を案内・説明して下さるスタッフがいて、この絵の中に
作者のミケランジェロ自身が描かれている、とその人物を教えてもらった
のですが・・・忘れてしまっていた。

修復前の「最後の晩餐」

修復後の「最後の晩餐」

ゴッホの「ひまわり」がこちらの美術館人気№１だそうですよ。
２位以下も皆が知っている作品ばかりでした。

このバックの青いひまわりは、幻のひまわりなんだそうです。
今、チケットの絵はこちらです。

やはりゴッホの作品ですが、わたしのお気に入り。
明るくて可愛い。

これも個人的には、「落穂ひろい」より好きな「晩鐘」

フェルメールは特別に小部屋ですが、数点集められています。
やっぱり特別に素晴らしいですよね～

自然光の下で鑑賞出来る、モネの「大水連」です。
周りを囲む池では、６月頃から咲き始め夏に見ごろを迎えます。

「叫び」はムンク自身の耳に聞こえるものを、その辛さに耳を塞いで
いる姿、と聞きました。

「裸体のマハ」」
これは実物を「着衣のマハ」と共に観たことがあります。

「着衣のマハ」

１３時半からガイドツアーさんによる、１時間の「人気作品ベスト１０」
を終え、そうだそうだこれを観るのを忘れていたーっ！と入ってたのが
「ヴァティカンスクローヴェーニ礼拝堂」　この天井の青の美しさは忘れ
られないほど素敵です。

最後はピカソの作品でした。　この女性がガイドツアーさん。
お世話になりました。

美術館を後にし、眉山にある、かんぽの宿徳島へ到着。

スタッフの対応・部屋・お風呂・食事と、どれも満足行く宿で
こう言う表現はナンですが、公共の宿を見なおしてしまいました。

さて、大塚美を後に、久しぶりの公共の宿である「かんぽの宿徳島」
到着。部屋を入った所です。

今回すっごく感動したのが、このスリッパ！！
何とルーム番号が記してある。　
よく大浴場で隅っこの方へ脱いでおいても、帰り際には無かった
ってこと、経験ありませんか？
ちょっとしたことですが、ありがたや～

シンプルな洗面所。　歯ブラシとドライヤーはありましたが、その他
髭剃り用カミソリとか、お風呂で女性が使うキャップなどは、チェック
インの際、フロント横の棚に置いてあり、好きなように持って行くよう
なシステムでした。

眼下には広々とした街の景色が。
夕暮れ時には踊りのお囃子の音色も、聞こえて来ます。

とても清潔できれいな部屋で満足。
ちなみにお盆で多少高いとは思いますが、選べる会席料理（同額）
朝ブッフェで￥２０５００＋入湯料でした。

多分ですが、畳は紙製ではないかと。
我が家もそうなのですが、普通の畳だと色褪せしてしまいますよね。
でもこれは少なくとも７年経っても（うちがそうなので）殆ど変化
は感じません。　良いと思う。

わたしたちは踊り見物チケットが２部、２０時半～２２時半まで
だったので、夕食は１７時半～してもらいました。
１部で見物の場合は１６時頃～が多いとか。

お味も良し、そしてこの量は食べきれませんわ～　食べましたが（笑）
でもお腹がはち切れそう。　公共の宿ってこんなに優れものだったかなぁ？

これは翌朝の朝ブッフェです。

宿は映画にもなった眉山にあり、車でも街まで下れますが、ロープーウエイを
使った方が早い。　７分ほどで降りることが出来ますからね。

ロープーウエイがドンドン降下していくさま。

何ヵ所かある有料演舞場の一つ、藍場浜演舞場。
まだ観客は大して入ってはいませんね。

スタート地点から連は繰り広げられます。
席のチケットは金額によって異なりますが、同じＳ席でも連一番の
パフォーマンスは、本部席前。　ここでの見学が一番良いわけです
が、聞けば専用電話でのチケット購入開始直後から、旅行会社が買
い占め、即完売だそうで皆怒っているとか（地元タクシードライバー
の情報）

有名連はやはり上手い！　その差は歴然です。

男踊りもカッコいい！

今から腕を磨けば、将来が楽しみ♪

外人さんの連も平和を願っての参加。　以下４枚がそうです。

中高生くらいかな？

イナセなお譲さん方。

おおっ、キャラクターのすだちクン？？

こちらは道路上でのパフォーマンス。
無料席は相当早くから見物人が陣取っていましたね。

夜もきれい。　船上？でも賑やか。

わたしたちは終演を待たず、２２時頃演舞場を後にして、た
またま信号待ちをしていたタクシーを拾うことが出来ました。
終了後の徳島駅タクシー乗り場での待ち時間は、半端ないとか。
ラッキー♪　眉山の宿までは￥２６５０でした。

１２日～１５日の徳島は、街中が踊りに酔っているようです。
宿もチケットもゲットするのは大変ですが、何度行っても惹
きつけられる魅力を感じます。

今回勉強になったのは、タクシードライバーさんに徳島のお
土産を伝授してもらったこと。　そして素直に買ってみれば
どれも美味しい！　この手があったか。

また数年したらやって来たい。　そんな気になる徳島の夏で
すねぇ。