うどんの国で芸術鑑賞　Vol.1　嘘でもすごい大塚国際美術館

2017/08/23 - 2017/08/24

日本一高い入場料を誇る『大塚国際美術館』。陶板に描かれたニセモノ。そんなん見に行く？嘘みたい…って思ってた、長い事。
でも４travelの旅行記とか見てたら、結構良さそうやん。毎年「行ってみたい美術館」ランキングで１位になるっていうし…。この前行った『足立美術館』だって２０００円以上するし、その割に展示物はイマイチやったし（あそこは日本庭園やね）。いっぺんニセモノ見に行ってみよか。何より、システィーナ礼拝堂が原寸大で再現されてるってすごいやん。
せっかく徳島県まで行くねんから、ランチはうどん！讃岐うどん!(^^)!

しかし夏休みやからどこのホテルも高い！探しに探して『南淡路ロイヤルホテル』が最安値。美術館からも近いし、ちょうどいいよね(^.^)
ちょうど三田プレミアムアウトレットがバーゲンしてるし、二日目チェックアウト後はここ行こね(^.^)
芸術鑑賞とショッピング。今回は、淡路島を挟んで、あっちとこっち！

エリア 徳島市(徳島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

明石海峡大橋をわたります。
今回は淡路島は素通りです。

鳴門大橋も渡り、徳島県まで来ました。

まずは腹ごしらえ。全国どこにでもある（明洞にもありました(^^;)）『丸亀製麵』。本場徳島なら、一味違うかも…。

釜揚げうどんに、エビ天、大好きなちくわ天…だいぶ迷ってレンコン(^^;)
ツレはこれに加えて、おにぎりにかき揚げまで…( ﾟДﾟ)　知らんで～(^^;)

お昼時ですから、次から次へとお客さんが入ってきます。そのすきを狙ってパチリ。こちらのお店、座敷もありました。

鳴門まで引き返して、大塚国際美術館へ。駐車場からは無料のシャトルバスで移動です。
バスの待合室、コンクリート打ちっぱなしのモダンアート風。

バスで１５分ほど。こちらが美術館の入口。シンプルです。

真向いには、中華料理レストランか新興宗教の施設みたいな巨大な建物。聞けば大塚製薬グループの施設だそうです。保養所かな？立派な建物です。

で、入館してすぐがこの原寸大システィーナ礼拝堂。さすがの迫力です。本物は撮影禁止ですが、こちらはなんぼでもOK(^.^)
ツレもコーフンしたのか、写真ブレブレやねんけど…(^^;)

人が少なくて、静寂な雰囲気。本物では人込みハンパないし、「静かにしてください！」ってスピーカーで怒鳴り散らされるワ、ゆっくり鑑賞できる雰囲気ではなかったですが、ここではホント間近まで寄って見れる。
離れて見ると、キリストの横にいるマリアの青いドレスが、ひときわ目を引くんです。ブルーが貴重だった時代、ミケランジェロはマリアのドレスにだけこの色を使ったんですね。

館内あちこちにコスプレコーナーがあって、名画の人物と同じ衣装がおかれています。それに着替えて名画になりきるって志向。
私もさっそくフェルメールの『青いターバンのおばちゃん』になりきり(^^;)

はい、失礼しました(^^;) こちらが本物。いや、ニセモノ(^^;)

これがすごかった！大好きなエル・グレコの祭壇衝立復元。
復元というだけあって、現在は存在しないものです。こんな感じだったのかな～と作ってみたようですが、とにかくすごいの一言( ﾟДﾟ) 本物を見てみたいと思いましたよ。

この辺りは古代の壁画や、お皿や壺のレリーフのコーナー。時間たっぷりあるし…と一つ一つ丁寧に見ていきますが、だんだん飽きてきました(~_~;)

そして『スクロヴェーニ礼拝堂』。ここでは結婚式も挙げられるらしいです。
ちょうどガイドツアーとかち合いましたから、少し話を聞きましたが、どうもペースが合わないので早々に退散(^^;)

いったん外に出て『聖テオドール聖堂』。昔の礼拝堂、ちょっと怖い感じがしますね。

絵を見ながら歩いていると、こんな矢印が。

天井を見ると…ここにも天井画が！矢印なかったら気がつきませんよ(^^;)

こちらは『受胎告知』シリーズの部屋みたい。

いろんな『受胎告知』が各種取り揃えられています。お好きな『受胎告知』をお選びください…ってノリ(^^;)

でも、一番はやっぱりこれでしょうね。ダ・ビンチの『受胎告知』。
フィレンツェでも見ましたが、「こんなにちっちゃかったっけ？」って思いました。記憶ってあてにならないですね(^^;)

ラファエロの『アテネの学堂』。これも人が少なくてゆっくり見られることに感動です(^.^)

ヴァチカン美術館でも見ましたが、ラッシュアワーの御堂筋線並みの混雑で、立ち止まることもできやしない"(-""-)"かろうじてこの一枚が撮れましたが、画面の下の人込み、すごいでしょう？

絵の横にはコスプレコーナー。プラトンとアリストテレスになりきれます。
ツレに着せようとしたけど、逃げられた…(~_~;)

ミケランジェロの『聖家族』。これもフィレンツェのウッフィッツィ美術館で見ましたね～(^.^)

ウッフィッツィ美術館ではガラスケース入り。これでは触ることもできません。当たり前か(^^;)
大塚国際美術館では、触ることもできます！

そしてこちらの美術館名物の『最後の晩餐』セット。
こっちが修復前で…

こっちが修復後。
個人の好みもあるでしょうが、修復前の方が味があるんですよね～(^^;) 修復後は確かにキレイにはなってるんだけど…

あまりにも有名な『モナリザ』
この絵の前にいたのは…私たち以外に一人だけ(^^;)

ルーブル美術館の『モナリザ』。ガラスケース入りで、部屋いっぱいテンコ盛りの人だかり。ここまで近づくのは大変でしたよ(^^;)

廊下に出ると、窓からシスティーナ礼拝堂が望めます。
これはこの美術館ならでは？天井画にも近いですし、キリストが真正面。
ツレが「このキリスト、マッチョやなぁ～」って。はい、ミケランジェロさんは筋肉オタクでしたからね～(^^;)

野外にある『モネの大睡蓮』。ホントの睡蓮が咲いてます。そして橋を渡ると…

３６０度の睡蓮? これはパリでも見てなかったんです。たしかオランジェリー美術館のはず。行ってないからね～(^^;)
でも、パリでは室内。ここでは野外です。椅子に座って鑑賞したいけど、暑いから、ゆっくりできません(^^;)

カフェで一休みです。
モネの睡蓮をイメージしたクリームソーダー。フルーツ盛り盛り(*^^*)

さて美術館歩きの再開です。この辺からスマホのバッテリーがヤバくなってきた"(-""-)" ちょっと写真撮りすぎや。これからは主だったものだけ。時間も残り少なくなってきたし、早足になってきました。

ベラスケスの『ラス・メニーナス』。このマルゲリータ王女のドレスもコスプレにありましたね。大きなおねえさんが着て、写真撮ってました。

ムンクの『叫び』。このムンク人形がショップで売ってました(^^;) むしろこの顔の落雁が欲しかったけど、人気らしくて完売でした(-"-)

壁いっぱいの『ナポレオンの戴冠』。これもルーブルで見たと思うけど、全然覚えてない…

写真探したらありました。ホンマ覚えてないんよ。駆け足やったもんね、ルーブルは…(^^;)もったいない…

最上階は、一番好きな現代アート。ピカソの『ゲルニカ』、シャガール、ミロ……。
閉館時間が近づいて、駆け足過ぎる！最初に古代の壺とかゆっくり見るんじゃなかった"(-""-)"さもなければ上から降りてくるんやったワ…。

絵画の写真が多くて、興味のない人にはつまんなかったかもm(__)m
ひとまずこの辺で切り上げて、Vol.２に続けます。今夜は『南淡路ロイヤルホテル』にご宿泊(*^^*)