2017/03/06 - 2017/08/12
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<行った所>
マッターホルン・グレーシャー・パラダイス、ゴルナーグラート、マッターホルン博物館
★
東京から、飛行機を使わず陸路・海路で、
ユーラシア大陸を横断する旅行です。
イタリア・ミラノから列車で国境を越え、
スイス・ブリーク駅にやってきました。
ここからはアルプス三大名峰のマッターホルン、
アイガー・メンヒ・ユングフラウ、
モンブランを鑑賞するプラン。
まずはマッターホルンに会いにツェルマットに向かいます。
しかし、スイスに入った途端、
それまでの晴れとは一転して急に寒いし天気が悪い!w
3月上旬ではまったく春の予感はしません。
そういうわけで、仕切り直して8月に再訪問しました。
旅行記では、イタリアからの移動部分とツェルマット初日は3月、
それ以外は8月の写真を掲載しています。
冬の悪天候時と夏の写真の違いを見比べながら
ご覧いただければと思いますw
やっぱりアルプスは夏に限りますね。。
104日目 イタリア ミラノ
http://4travel.jp/travelogue/11234530
の続きです。
-----------------------------105日目(2017/3/6)---
ミラノからの続き
9:27 ブリーク
↓列車
10:50 ツェルマット
11:37 ツェルマット
↓ゴルナーグラート鉄道
12:34 ゴルナーグラート
吹雪・・・
休憩@セルフサービスのレストラン
15:31 ゴルナーグラート
↓ゴルナーグラート鉄道
16:15 ツェルマット
17:59 チーズフォンデュ@オールド・ツェルマット
≪ツェルマット泊≫
-----------------------------106日目(2017/8/11)---
再訪
12:08 フィスプ
↓列車
13:15 ツェルマット
14:01 昼食@妙高
14:47 マッターホルン博物館
15:17 教会
15:33 墓地 ≪ツェルマット泊≫
-----------------------------107日目(2017/8/12)---
8:34 Brücke zum Steg
↓バス
8:41 Matterhorn glacier paradise
8:46 ツェルマット
↓ロープウェイ
8:59/9:07 フーリ
↓ロープウェイ
9:15/9:44 トロッケナー・シュテーク
↓ロープウェイ
9:53 マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
・パノラマ・プラットフォーム
・グレーシャー・パレス など
11:00 マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
↓ロープウェイ
11:12/12 トロッケナー・シュテーク
↓ロープウェイ
11:25 シュヴァルツゼー
・シュヴァルツゼー
11:45 シュヴァルツゼー
↓ロープウェイ
11:56/12:06 トロッケナー・シュテーク
↓ロープウェイ
12:13/13 フーリ
↓ロープウェイ
12:22 ツェルマット
12:30 Matterhorn glacier paradise
↓バス
12:37 Bahnhof
12:48 ツェルマット
↓ゴルナーグラート鉄道
13:21 ゴルナーグラート
・ゴルナーグラート
14:43 ゴルナーグラート
↓ゴルナーグラート鉄道
15:27 ツェルマット
15:40 日本人橋
ホテルに荷物ピックアップ
16:37 ツェルマット
↓列車
17:51/59 フィスプ
↓列車
18:26/33 シュピーツ
↓列車
18:51 インターラーケン・ヴェスト
<写真はゴルナーグラート鉄道とマッターホルン>
全体のルートはGoogle mapで↓
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=z1Gu1WLgvovM.k5bW8XTFkRBI
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
-
105日目(2017/3/6)
ブリークからツェルマットへは直通列車で移動です。
ちなみにブリーク駅のトイレは1フランか1ユーロしますのでご注意を。
列車(マッターホルン・ゴッタルド鉄道)
9:27 ブリーク→10:50 ツェルマット
スイス・トラベルパス利用 -
今回はスイス・トラベルパスを利用。
これさえあればスイス国内のほとんどの列車・バス・湖船、
主要都市の市内公共交通がフリー、
多くの山岳鉄道も半額に、
500を超える美術館・博物館も入場無料になるという
欲張り派には超最強のパスです。
いちいちチケットを買わなくてもいいのもいいですね。
2017年訪問時は
3日間で216フラン、4日間で259フランとそこそこしますが、
スイスは交通費が高いので、移動の多い人は元が取れそう。
今回の旅行で割り引かれる交通費を集計すると、
Brig-Zermatt CHF 19
ゴルナーグラート鉄道(往復・半額) CHF 45
マッターホルン・グレーシャーパラダイス(往復・半額) CHF 50
Zermatt-Interlaken West CHF 41
Interlaken West-Lauterbrunnen CHF 5.30
ユングフラウ鉄道(往復・25%) CHF 54
Grindelwald-Interlaken West CHF 7.20
Interlaken West-Chamonix-Mont-Blanc CHF 77
合計 CHF 298.50!実に3万円を超えます。
パス必須ですね。交通費だけで元がとれちゃいます。 -
車内はこんな感じ。座席はきれい。
冬だからかがらがら。 -
とんでもない渓谷をどんどん上っていきます。
雨が降っていたのですが、雪に変わったみたい。 -
サンクト・ニコラウス駅あたり。
一転して雪景色になりました。
上の方に見える靄が嫌な予感・・・ -
暖かい列車の中から見る雪景色。
素晴らしいです。 -
ツェルマット駅に到着。
ここがマッターホルンへの起点になります。 -
ツェルマットの町も雪が降っていました。
結構しっかり目の雪。
町には思った以上になんでもある印象。
スーパー、薬局、山のグッズを売るお店、
パン屋、レストラン、高級ブティックなどなど。
日本語の看板があったり、日本の国旗も見えますね。 -
すでに霧がでているので、あまり意味がないかと思ったのですが
ここまで来たんだしツェルマットを見に行ってみることに。 -
列車はこちら。
いかにも登山鉄道な出で立ち。
ゴルナーグラート鉄道
往復 CHF 38(スイス・トラベルパス利用、冬料金) -
冬の間はスキー客が多く利用していました。
-
そうこうしているうちにゴルナーグラートに到着。
あのかっこいい建物が展望台になっています。 -
案内板はこんな感じで山が見えると書いてあるのですが・・・
-
真っ白ー!w
見事に何も見えません。。 -
マッターホルンはこの角度で見えるはずなのですが
ご覧の通り真っ白・・・ -
翌日、マッターホルン・グレーシャーパラダイスにも行ったのですが・・・
-
そもそも閉鎖されてるー!w
この後、ユングフラウヨッホにも向かったのですが
そこも見事なまでのホワイトアウト。
というわけで3月にスイスに山を見に来るのは
ちょっとまだ早かったみたい。 -
106日目(2017/8/11)
というわけで夏に再訪!
再びスイス・トラベルパスを入手し、
気持ち新たにフィスプ駅からツェルマットを目指します。
列車(マッターホルン・ゴッタルド鉄道)
12:08 フィスプ→13:15 ツェルマット
スイストラベルパス利用 -
雪解け水の川と並走してどんどん上っていきます。
-
雪景色では気づきにくかったですが
橋が二重に見えている!
最初に止まるStalden駅出てすぐに見えます。 -
サンクト・ニコラウス駅手前から見える集落。
いかにもスイスって感じですね。 -
すごい岩!w
サンクト・ニコラウス駅とヘルブリッゲン駅の間で見られます。 -
13:17
また来ちゃった!ツェルマット! -
勘のいい方はお気づきだったかもしれませんが・・・
あれれ、まさかのまた天気悪ーw
小雨降ってますけどー。 -
駅併設の「i」では主な展望台の
時間ごとの天気予報が確認できるタブレットがあります。
どうやらこの日(8/11)はもう無理w
翌日の8時以降ならまだ可能性がありそうな・・・?
晴れるといいなー。 -
14:01
天気悪くなっちゃうと何もすることがない・・・
とりあえず腹ごしらえですかねっ。
おそらくこの日のメインイベント(笑)
バーンホフ通りをまっすぐ歩くと見えてくる日本料理屋さん。 -
店先には登山家のオブジェ。
-
天ぷらうどんー!
まさに日本の味!
海外の山で食べる昆布ダシ、わかめ、エビは不思議な感じ。
奥の方でネイティブの日本語が聞こえたので
おそらく日本の方が関与しているはず。
店内ではなぜか沖縄チックな音楽が流れており、
リラックスした時間を過ごせました。
ごちそうさま!
ランチ@妙高
天ぷらうどん CHF 23
緑茶 CHF 4.80
+チップ -
さらにバーンホフ通りを進むと、
ホテル・モンテローザが見えてきます。
壁にはウィンパーというイギリスの登山家のモニュメントがあります。
マッターホルンを初登攀した人で、
その際にこのホテルに宿泊していたそうです。
彼の登山の詳細はこのホテルの向かいにある→ -
こちらのマッターホルン博物館で見学できます。
ちなみに雪が積もっているときは、
ここが一段下がっている関係で半雪没状態になりますので
足元にはお気をつけて。
マッターホルン博物館
スイス・トラベルパス利用(通常 CHF 10) -
入るとすぐ階段で下りることに。
地下にこのような展示スペースがあるなんて
ちょっとおどろき。 -
左上は山岳ガイドの家。
中には多くの写真や、
右上のようにマッターホルンの模型などが展示されています。
マッターホルンの模型は、ボタンがいくつかあり
押すと電球でルートを示してくれます。
写真のルートは1865年7月13・14日のウィンパー初登攀のもの。
左下のように、7人で上っていたのですが
下山途中でザイルが切れ、4人が滑落してしまいます。
その切れたザイル(右下)や遺品なども展示されていました。
そんなわけでこれから登山される方はこの博物館に寄るのは
精神衛生上お勧めしませんw -
ホテル・モンテローザを再現した建物内では
マッターホルンでヘリでレスキューされる映像が流れていました。
もはや登山者にとっては警告のようにも見えますw
左下はモンテローザの受付の再現。
ウィンパー一行はここに帰ってきたとき
どんな気持ちだったのでしょう。。
他にも、この地域の民俗関係の展示があり、
農村の暮らしの再現、ネズミ返しのある倉庫、教会などの
展示がありました。
右下は住居。こんな狭い中で5人から10人も生活していたとか。
ちょっとハイジのようなイメージとは違いますね。 -
次は隣にあるカトリック教会に立ち寄ってみました。
聖マウリシウス教会
見学自由 -
中は結構シンプル。
-
絵をアップ。
上は天井画、下は祭壇上です。
結構独特な気がする。。 -
マッターホルン博物館と教会の間にあるオブジェ。
マーモットかな? -
一画ではチーズやビールの出店などが出ていました。
これはオンシーズンならではですね。 -
キルヒ通りを少し東へ歩くと
日本との姉妹都市提携の記念碑がありました。
妙高高原(現・妙高市)と富士河口湖町のほか
京都ツェルマット会などもありました。 -
そのすぐそばの墓地は
マッターホルン登攀中に亡くなった方々のお墓が並んでいました。 -
マッターホルン初登攀のメンバーだった
タウクヴァルダーやガイドのクロなどの墓がありました。 -
ところで、ツェルマットのひとつ前の鉄道駅テーシュの集落から先は
通常の車は進入できません。
そのためGoogle mapで作成しているユーラシア大陸横断ルートも
道路のルートで作成しているため
テーシュで途切れています。
そのためツェルマットでは写真のように
電気自動車が走っています。
バスもタクシーも送迎車も電気自動車です。 -
墓地から北東方向に歩き
ヒンタードルフ通りにくると、
このような伝統的なネズミ返しのある小屋が並んでいました。
実際に活用しているものも多く
中は見学できませんでしたが
ネズミ返しは外から見学するものなので問題なし。
土台と小屋の間に石の円盤がネズミ返しです。 -
一応16時ごろ、ゴルナーグラート鉄道駅の
展望台のライブカメラを見てみましたが
・・・真っ白!
デジャブ!w -
急にまた冬の写真に逆戻りですが
ツェルマットで食べたものをちょっとだけご紹介。
まずはこちらのお店でいただいたチーズフォンデュ。
Restaurant Old Zermatt -
チーズフォンデュー!
やっぱりスイスに来たら一度は食べたいですよね。
パンだけのセットを注文したのですが
恐ろしいことにCHF 26もします。
2017年のレート(113円)で約3,000円です。
味はよくあるチーズフォンデュ。少しワインがきいています。
パンは見えている範囲で25切れ程でした。 -
ということはこれ1つで1フラン。100円以上するわけです。
これを高いとみるか、やっぱり高いとみるかw
チーズはおいしかったです。
夕食@オールド・ツェルマット
チーズフォンデュ CHF 26
紅茶 CHF 3.90
+チップ -
バーンホフ通りで気になるソーセージも試してみました。
白いソーセージは肉厚・皮パリですがやや薄味w
ケチャップつけていただきました。
価格が見合うと思えば食べてみてもよいと思います。
ソーセージ@Metzgerei Bayard
CHF 6 -
こちらのお店では
マッターホルン・チョコレートを売っていました。 -
日本のテレビ局も紹介していたそうです。
-
こちらはちゃんとマッターホルンを象ったチョコレートでした。
日本人好きそう!w
味はヌガーの入った普通のチョコです。
マッターホルン・チョコ@fuchs
1個 CHF 3.80 -
ところで、真夏の訪問だったこともあり
ちゃんとしたコートを持っていかなかったので
現地で買ってしまいました。
ツェルマットでは多くの店でコートを売っており
機能性抜群なものも、スタイリッシュなものもありますが、
どれもこれも相当に高額です。
これはゴルナーグラート鉄道駅近くにある
Hot Price Shopで見つけたもの。
デザインや機能性の良いものはあまりありませんが
これだけふかふかのものなら!と思い即購入。
CHF120でした。
これから3日間雪山三昧になるので、1日CHF40と思えば割安!? -
107日目(2017/8/12)
翌朝起きてみると・・・晴れてるーー!
滞在通算3日にして初の晴れ!
ちょっと雲が多いのが心配だけど、展望台に行ってみます!
まずはマッターホルン・グレーシャーパラダイス
(クライン・マッターホルンとも)。
ロープウェイ乗り場まではまあまあ距離があるので
ツェルマットの中心地からはバスで向かいます。 -
バスはこの程度の大きさで、座席が少ないんです。
20-30分おきに1本と、あまり本数があるわけでもないので、
急ぎたい場合はタクシーがよいかも。
バスは真冬の大雪のときでも運行していたので
案外頼もしいです。
E-Bus Green Line
8:34 Brücke zum Steg→8:41 Matterhorn glacier paradise
スイス・トラベルパス利用
バス時刻表
https://www.zermatt.ch/en/arrival/Getting-around-the-village/Bushaltestellen/Bus-stops -
バス停を下り、近くにある建物のエレベーターで上がったところに
マッターホルン・グレーシャーパラダイス行きの乗り場があります。 -
ここからマッターホルン・グレーシャーパラダイスまでは
ロープウェイなどを乗り継いでいくことになりますが、
展望台までの通しチケットを購入できます。
ツェルマット
↓
フーリ
↓ ↓
↓ シュヴァルツゼー
↓ ↓
トロッケナー・シュテク
↓
グレーシャーパラダイス
という段取りになります。
天候や時期によってルートが変わることもあるので注意です。
このパネルの緑の「〇」は運行中という意味です。
この日はフーリ・シュヴァルツゼー間が不通でした。 -
ちなみに大雪の時はこんな感じ。
ほとんど運休になってしまっています。 -
まずはこのロープウェイに乗っていきます。
これは頻繁にくるので、すぐに乗れて便利。
ロープウェイ
8:46 ツェルマット→8:59 フーリ(標高1,867m)
グレーシャー・パラダイスまでの往復 CHF 50
(スイス・トラベルパス利用、通常往復CHF100)
グレーシャー・パレス入場料 CHF 8
(スイス・トラベルパス利用者と片道切符の場合は別料金) -
乗ってすぐ後方を見ると、ツェルマットの村が遠ざかっていきます。
ちょっと靄が見えるけど、展望台はどうだろう・・・どきどき。 -
フーリで一回目の乗り換え。
ちゃんと改札があり、ツェルマットで買ったチケットを
かざす必要があります。
今度は大きなロープウェイなので
発車まで待つ上、混み具合によってはすぐ乗れないので
要注意です。
ロープウェイ
9:07 フーリ(標高1,867m)
→9:15 トロッケナー・シュテーク(標高2,939m)
通しチケット利用 -
こんな感じで車内は混雑気味。
-
出発時は靄で真っ白でしたが、
標高があがり、雲の上にでたみたい。
景色が見えたときは車内で歓声がw
外はすでに結構な雪山です。 -
トロッケナー・シュテークで二度目の乗り換え。
改札があるのはさっきと同じ。
ここから先も大型のロープウェイです。
正面に見える山の頂上付近が
目的地のグレーシャーパラダイス。
標高にして1,000m程度あがります。
ロープウェイ
9:44 トロッケナー・シュテーク(標高2,939m)
→9:53 マッターホルン・グレーシャー・パラダイス(標高3,883m)
通しチケット利用 -
ちなみにトロッケナー・シュテークでは
ちょっとした売店や軽い食事もとれます。
急な高度上昇やあまりの混雑で疲れたり、天気がいまいちな時は
ここで時間つぶすのもよいと思います。
飲み物ボタンなど、所々日本語があるのもうれしいところ。 -
この路線は上りの場合、進行右にマッターホルンが見えます。
すでにすごい迫力!
展望台に着いてから見たい人は進行左の後方にいれば
目に入ることはありませんw -
下には氷河が広がっていました。
-
9:53
ツェルマットを出発して1時間ちょっと。
ようやくマッターホルン・グレーシャー・パラダイスに
到着です! -
ロープウェイを下りると、こんなごつごつした殺風景な通路がお出迎えです。
-
途中、シネマラウンジというのがあります。
マッターホルンの映像が流れてたりしますが
外が晴れているなら見る必要は一切ありません。
休憩がてら立ち寄るくらいですかね。 -
トンネルになっている通路を抜けると、
「グレーシャー・パラダイス」という広場に出ます。 -
ここから先にもロープウェイがあり、
写真奥に見えるゴッバ・ディ・ローリンにも向かえますが、
この日は運休。
あちらの方が標高が若干高い(3,899m)のですが
マッターホルンからは遠くなってしまいます。 -
ここからはマッターホルンはやや右寄りに見えます。
写真一番右のとがった山がマッターホルンです。
中央に見える緑色の低くなっている部分は
イタリア・チェルヴィニア。 -
チェルヴィニアからスキーリフトやロープウェイがでており、
テスタ・グリジャ経由で国境を越え
トロッケナー・シュテークに向かうことができます。 -
ちなみにここからマッターホルンだけをアップでとると、
スキーリフトの線が入ってしまいます。。 -
マッターホルン・グレーシャー・パラダイスの建物側を振り返るとこんな感じ。
山にへばりついている階段は整備用。
黒い建物はレストランです。 -
レストランはこんなにおしゃれ!
-
マッターホルン・バーガーなるものがあったので
注文してみました。
九州にも同じ名前のものがあるそうですが
さすがにここのが正真正銘本家でしょう。
出てきたものは、マッターホルンらしさは皆無の普通のバーガー。
バンズはカリカリ、チーズはとろけています。
中は玉ねぎ、トマト、ピクルスが入っていました。
お肉が厚めなのが海外って感じですね。
正直味も普通なのですがw
標高3,883mで食べるのは記念になります。
同時に頼んだホット・ティー。
暖かくて、命の紅茶に思えてきます。
食事@マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
マッターホルン・バーガー CHF 28.50
紅茶 CHF 5 -
レストランの並びにグレーシャー・パレスの入口があります。
ここはスイス・トラベルパスの割引を使って上ってきた人は
別料金になるので、
立ち寄りたい場合は、最初ツェルマットでチケットを買うときに
ここの入場料もつけてもらいませう。
グレーシャー・パレス
通しチケット利用 -
グレーシャー・パレスは本物の氷河を刳り貫いて作った展示室。
エレベーターで下りると氷河のトンネルが! -
WELCOME!
-
インスタ映えしそうなスポットも!
-
おしゃれ!
-
Audiが氷になってる!w
-
短いそりもありました。
フィニッシュ地点にある座布団を持ってここに並びます。
これ、全然滑らない!w
漕ぐようにしてなんとかフィニッシュw -
続いてロープウェイのりばの近くにある
パノラマ・プラットフォームへ。 -
エレベーターで昇るとこの景色。
階段の上に展望台があります。 -
展望台には十字架がありました。
雪がへばりついていて、自然の厳しさを痛感。 -
マッターホルンを見たら・・・
あれれ、雲が!?
あっという間に雲が流れてきちゃうんですね。 -
パノラマで撮ってみました。
中央がマッターホルン。
左奥にはモンブランが見えています。 -
モンブランをアップ!
写真中央奥に見える山がモンブラン。
これまた雲に隠れてしまっています。 -
マッターホルンの右方向。
中央やや左より、奥にみえる高い山はヴァイスホルン(4505m)。
くぼんでいるところはツェルマットの村ですが
ここからは家並みを見るのは厳しいです。
右下には氷河が見えています。 -
さらに右側にはブライトホルンが近くに見えます。
-
ロープウェイ乗り場へ戻ってきました。
ここからはツェルマットの家々がちらりと見えます。
ロープウェイ
11:00 マッターホルン・グレーシャー・パラダイス
→11:12 トロッケナー・シュテーク
通しチケット利用 -
マッターホルンには雲が微妙にかかっていますが
シュヴァルツゼーに行ってみました。
ロープウェイ
11:12 トロッケナー・シュテーク(標高2,939m)
→11:25 シュヴァルツゼー(標高2,583m)
通しチケット利用 -
ここがシュヴァルツゼー。
やや標高が下がるためか、雪がちょっと融けています。 -
ここはマッターホルンが一番間近に見えるスポットなのですが
雲ー。。
さっきまで雲なかったのに、
ちょっとしたタイミングで雲がかかっちゃうんですね。
そろそろツェルマットに戻ります。
別の展望台にも行かなきゃ!
この日はいったんトロッケナー・シュテークに
戻らないといけないのが不便。。
運休していなければここからフーリに直接向かえます。
ロープウェイ
11:45 シュヴァルツゼー → 11:56 トロッケナー・シュテーク
12:06 トロッケナー・シュテーク → 12:13 フーリ
12:13 フーリ → 12:22 ツェルマット
通しチケット利用 -
ふもとに下りてきました。
来た時と同じバス停からツェルマットの駅まで戻ります。
E-Bus
12:30 Matterhorn glacier paradise
→12:37 Bahnhof
スイス・トラベルパス利用 -
12:37
バス降りた目の前がゴルナーグラート鉄道の駅。
動線的にとっても便利です。
チケットはここで往復買っておきました。
途中下車可なので、駅の間をハイキングするのもよさそう。 -
ゴルナーグラート鉄道。
早く乗り込まないと席がなくなっちゃいます。
30分程度ですがなかなか急な坂なので、
座れなさそうなら一本見送るのも手。
このときは午後だからか結構すんなり乗れました。
ゴルナーグラート鉄道
往復 CHF47(スイス・トラベルパス利用) -
進行右側ではツェルマットの村が眺められます。
マッターホルンは雲で隠れてしまって残念・・・ -
帰りはこんな感じで見えました。
-
フィンデルバッハ駅に着く手前では、
進行左側でフィンデルバッハの滝が一瞬見えます。 -
冬はこの滝、凍ります。
氷瀑、初めて見たかも。 -
どんどん上っていきます。
木がだんだんなくなり、写真左の丘の上では木が生えていません。
このあたりが森林限界なんですね。 -
進行右側ではマッターホルンがよく見えます。
行きは雲に隠れてしまっていたので、
これは帰りに撮ったもの。 -
リッフェルアルプ駅をでると、
長ーい雪除けが見えてきます。
この写真は8月撮影のものですが、
さっきまで緑の世界だったのに
急に冬っぽい景色。
雪除け通過中はシャッターチャンスがないので
しばしカメラは休憩w -
雪除けを抜けるとすぐリッフェルベルク駅。
ここからもマッターホルンがよく見えます。 -
13:22
ゴルナーグラート駅に到着。
ここは駅の標高が3,090mです。 -
ゴルナーグラートでは
どこからでもマッターホルンがよく見えます。
いろんなところから撮影してみましたが、
撮影スポットがどこがいいというのは特になく
周りの景色をどう入れたいかでスポットを探すような感じ。
ここは駅前の広場。
マッターホルンはここからじゃなくてもいいかなという印象。 -
上の写真の左側ではゴルナー・グレッチャーという
氷河が間近に見えます。
この氷河は角度の関係で駅前広場から見た方が
氷河らしく撮影できると思います。 -
続いて天文台のある建物へ。
-
建物に入ったところ。
お土産屋さんと防寒具などを売るショップなどがあり、
上の階にはレストランとホテルがありました。 -
ホテルの名前は3100クルムホテル。
おそらく標高3,100m。
みんなサインしていますね。
「富士河口湖町」がとびとびに書いてあるのが気になりますw -
世界最大のマッターホルン・チョコレートというのが
いくつか展示されていました。
4,478gもあるそうです。
199.50フランだそうですが、買えたとしても持って帰れない!w -
建物の裏手には展望台があります。
-
山頂へは坂道で上がっていくのですが
夏だと融けかかった雪が残っているので注意です。
特に下りは結構スリリング。
融けてないところを歩かないと転がっていっちゃいそうw -
展望台に到着!ここは3,135m。
-
この展望台からはモンテローザ(4,634m)が見えます。
写真左の山がそうなのですが、
残念ながらこのときは雲に隠れてしまっていました・・・
右の山はリスカム(4,527m)。
その間の氷河はゴルナー・グレッチャーに続く
グレンツ・グレッチャー(Grenzgletcher)。
モンテローザもリスカムもイタリアとスイスの国境。
あの向こうはイタリアです。 -
眺めを右まわりで見てみましょう。
左の白い双子の山は
カストレ(4,228m)、ポルックス(4,091m)。
ここから出ている氷河はシュバルツェ・グレッチャー(Schwarzegletcher)。
中央はロッチャ・ネーラ、ブライトホルンツヴィリンゲ、
ブライトホルンが連なって見えます。
ここから出ている氷河はブライトホルン・グレッチャー(Breithorngletcher)。
一番右にちょこんと出ている正三角形の山が
さっき上ったマッターホルン・グレーシャー・パラダイスのある
クライン・マッターホルン。 -
そして天文台越しのマッターホルン(4,482m)。
よく見る景色ですね。
ちょっと雲がかかっているのが残念ですが
鋭い三角形は見えたのでまずまず満足。
右に見える山はダン・ブランシュ(4,364m)。 -
その右方向は3,000m後半級の山々が続きます。
写真で見えている範囲での4,000m越えは、際立って飛び出している4つ。
左から、ダン・ブランシュ 4,364m、
オーバーガーベルホルン 4,073m、
ツィナールロートホルン 4,223m、
ヴァイスホルン 4,512m。 -
写真中央はドム(4,554m)とテーシュホルン(4,494m)。
これも雲に隠れてしまっています。
そのすぐ右で山頂が見えているのはアルプフーベル(4,207m)。
一番右の山頂はリンプフィッシュホルン(4,202m)。
そんなに高さが変わりませんが、
近くに見えるのでアルプフーベルより大きく見えますね。 -
リンプフィッシュホルンのすぐ右に小屋が見えますね。
ホータリ(Höhtalli)という山で、
ゴルナーグラートからは乗り物ではいけませんが
スネガからケーブルカーなどを乗り継いで行けるようです。 -
さらに周るとモンテローザが見えてきてぐるり一周。
-
展望台のある建物のそばに教会がありました。
-
中は結構こざっぱりした感じ。
-
イチオシ
駅近くの陸橋からは
マッターホルンとゴルナーグラート鉄道が一緒に撮影できます。
個人的にはここが一番お気に入りかも。 -
気づけばマッターホルンにかかっていた雲が取れていました。
山の曇って不思議ですね。
では鉄道に乗って戻りまーす。
ゴルナーグラート鉄道
14:43 ゴルナーグラート→15:27 ツェルマット
通しチケット利用 -
ちなみに鉄道はアプト式ラックレールです。
日本では大井川鐡道の一部しかない珍しいスタイル。
乗っていると普段と何も変わらないのですが
急な坂をがんばって上り下りしているんですね。 -
15:40
ツェルマットに戻ってきて
最後に立ち寄りたい場所へ。
通称”日本人橋”とよばれるこの橋からは
マッターホルンがよく見えるそうです。
名前は日本人がよく集まって撮影しているから
勝手にそう呼ばれているそうで、
本当はKirchbrücke bridgeというそうです。 -
のはぁぁー!
山頂にだけ雲が・・・
まあでもこんな感じでマッターホルンが見えるんですね。 -
橋の反対側はこんな感じ。
-
荷物をピックアップし、駅に戻ってきました。
-
テーシュ寄り、ホテル・バーンホフ・ツェルマットの向かいにある駅窓口では
この赤いブックレットに記念スタンプを押せます。
これはスイス・トラベルパスを日本で購入するともらえるもの。
スイス各地の風光明媚な場所でスタンプラリーができるので
これも日本人が好きそうな感じ。 -
これがスタンプを押す機械。
ブックレットの位置をあわせて
スタンプを下に押すだけという親切仕様です。 -
こんな感じで、きれいに押せました!
ゴルナーグラート鉄道とマッターホルンのデザインでした。 -
では次の目的地インターラーケンに向かいます。
案外近く、列車の本数もぼちぼちあるのがうれしいですね。
まずはフィスプへ。
列車(マッターホルン・ゴッダルド鉄道)
16:37 ツェルマット→17:51 フィスプ
スイス・トラベルパス利用 -
フィスプからはシュピーツへ。
スイスは比較的列車が時刻通りな上、結構乗り継ぎがよいので助かります。
この区間はほぼトンネル。
何も見えないのに等しいし一駅なので
あいている席に適当に座ってしまって大丈夫です。
列車
17:59(時刻表は17:57) フィスプ
→18:26(時刻表は18:24) シュピーツ
スイス・トラベルパス利用 -
シュピーツに到着。
乗り継ぎ時間は7分。
実質3-4分あくため、眺めがとてもよいのでちょっとだけ駅を出ました。
シュピーツ駅は高台にあるので
出てすぐのところが一番いい眺め!
トゥーン湖と教会、絵になります。
もう夕方なのでちょっと落ち着いたトーン。
昼間なら船でインターラーケンに向かえます。
スイス・トラベルパスが使えるので便利です。 -
ですがこの時間はもう船が出ていないので
列車で向かいます。
列車
18:33 シュピーツ→18:51 インターラーケン・ヴェスト
スイス・トラベルパス利用 -
車窓からは比較的ずっとトゥーン湖が見えるので
進行左側に座るのがおすすめです。 -
インターラーケン・ヴェスト駅に到着したところで
いったん旅行記を区切ります。
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