2017/06/02 - 2017/06/02
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deracineさん
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この旅行記のスケジュール
2017/06/02
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電車での移動
京急空港線で羽田空港国際線ターミナルへ
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昨年7月ひとりで行ったサグラダ・ファミリアを今度は妻と一緒に訪れました
今回は昨年見逃した日本人彫刻家外尾悦郎氏作の生誕のファサードの扉をじっくりと見学しました
初めて見た妻もヨーロッパのほかの教会とは異なるこのサグラダ・ファミリアに大興奮、生誕のファサードの聖書の各場面の彫刻や内部の美しいステンドグラスには感嘆の声を上げていました
なお内部の美しいステンドグラス等の紹介については昨年訪れた下記記事をご参照ください
http://4travel.jp/travelogue/11164221
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今回のスペイン旅行に当たってはエアーラインの選択に迷った
スペインのイベリア航空が昨年より週3便成田より再就航しているのは知っていたが以下の理由により却下、使用経験の多い Air France にした
1)週3便なので日程の自由度が劣る(出発日と帰国日が限定されスケジュールが組みにくい)
2)成田発11:20は突発的電車の乱れ(東京では事故などでよく遅れる)を考えると心配・・・・これが一番大きな理由
3)実績が少ないのでストや遅延などの際の対応に不安がある -
Air France は羽田発の昼便(14:00)が週3便就航しており、これだと上記の不安も少ない
ただし帰路は毎日就航している成田着便にした
羽田空港までは京浜急行を利用した -
妻は羽田の国際ターミナルは初めてだったのでターミナル内を少し歩いた
江戸風情のレストラン街が並んでいる羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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デッキに出ると台湾の飛行機だろうか、サン・リオのチャラクターが機体一杯に描かれたのが滑走路に向かって移動中だった
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これが搭乗機
AF279便 Boeing 777-300 -
後方の二人並び席を予約時指定した
これもトイレが近い妻がトイレに隣の人に気兼ねなく行けるための配慮
なお最近フランスを訪れる日本人観光客の激減に伴ってか、日本人CAがエコノミーには一人しか回って来なかった
代わりに日本語の上手なスチュワードが乗務している -
搭乗機はシベリアを越えフィンランドを通ってパリに向かう
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折角確保した窓側席だったが今回雲も多く見るべき下界の景色は少なかった
写真は6月でも未だ雪に覆われたシベリアの平原
その中を大蛇のように川がうねって流れてはいなかった(多分未だ凍ったまま) -
途中乗り継いだCDG(=パリ・シャルル・ド・ゴール空港)で使用機の到着遅れのため予定より30分以上遅れて離陸
シャルルドゴール空港 ターミナル2C エアフランス到着ラウンジ 空港ラウンジ
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翼よ、あれがバルセロナの灯だ!
やっとバルセロナに着いた。予定は20:40だったが23時を超えていた
バルセロナからカタロニア広場近くのホテルまではタクシーを利用(約30ユーロ)
日本からバルセロナのホテルにメールおよび電話で夜遅く到着予定である旨連絡しておいたのでチェックイン時も問題なく部屋は確保されていたバルセロナ エル プラット空港 (BCN) 空港
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翌朝真っ先に向かったのはやはりサグラダ・ファミリア
一番早い9:00~の見学を予約しておいたがすでに9時前にはごらんのように列ができていたサグラダ ファミリア 現代・近代建築
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イチオシ
カトリックの教会ではもっとも重要な「顔」を意味するラテン語に由来するファサード
サグラダ・ファミりアには「生誕」、「受難」そして「栄光」とファサードが三面あり、そのうち最初に完成したのがこの「生誕のファサード」
これが生誕のファサード全景(15mmの超広角レンズ使用)
ファサード前のテラスから写したが目一杯バックしても超広角レンズでないと全体が写せない
イエス・キリストの誕生を祝うように東側に位置し、万物が救世主の誕生を祝福している様子を表している
サグラダ・ファミリアには3つのファサードがあるが生誕のファサードだけが、ガウディ自身によって作られた
ファサードの背後には4本の鐘楼が立ち並び、左よりベルナベの塔、シモンの塔、タダイの塔、マタイの塔と呼ばれ、外側の双塔の高さは98.4m、内側は107m
このうちベルナベの塔はガウディの生前に完成
生誕のファサードには3つの門(ポルタイユ)がある -
3つの門とは左が Portal de l'esperança(希望の門)、中央が Portal de la caritat(愛徳の門)、そして右が Portal de la fe(信仰の門)
これらの門の扉も外尾悦郎氏が手がけた -
生誕のファサードのメインテーマである「キリストの生誕」
生まれたばかりのイエスを揺り篭から取り上げる母マリアとそれを見守る父ヨゼフ
彼らの両脇には雄牛とロバが寄り添う -
生誕のファサードには Portal de la caritat(愛徳の門)があり、2枚の門扉が収まっている
この門扉には愛のシンボルとして赤と緑のツタが描かれている -
その「キリストの生誕」の真上に日本人彫刻家外尾悦郎氏が16年かけて制作した「15体の楽奏の天使たち」がある
ピアニストである奥さんをモデルにした作品もあるのでどことなく日本人を思わせる顔立ちが親しみを感じさせてくれる -
この門扉の可動する下部分は観光できる時間帯には常時開かれているのでなかなかその全体像を見ることは難しい
これはオープン前に写したもの -
愛徳の門
ここには愛の象徴としてツタが描かれている
外尾氏によると自然界で最も愛をよく表現しているのはツタだという、なぜならば伸び行く枝は周りのほかの枝によって支えられているからと
緑と紅葉の葉が生い茂るツタは花を咲かせないが多くの虫たちの命を支えている
その葉陰には昆虫たちが仲良く暮らしている。 -
ツタの葉に隠れたセミの幼虫?
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ハチや、、、
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コガネムシなどもあった
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愛徳のブロンズ製門扉に描かれた小動物たち
これは私がキライなムカデか? -
生誕のファサードの左端に位置する希望の門
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葦の間には純潔のシンボルであるユリの花が咲いている
その傍らには今にも跳びだしそうなカエルの姿が、、、 -
童心に帰って探しているとオタマジャクシ、イモリ、小ガメ等々、いろいろ見つかった
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空蝉(セミの抜け殻)も描かれていた
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信仰の門
外尾氏は信仰から生まれる人の心を和める力はお花畑に通じると考え、野バラを描いた
ここはオーディオガイドの貸し出し場所 -
イチオシ
信仰の門の上部
トゲのないバラの花に隠れて小鳥やチョウなどの小動物の姿が描かれている -
この門扉にも自然界の豊かな営みが描かれている
ヒナが待ちわびる巣にえさを持ち帰る親鳥の姿 -
工事中の栄光のファサードの内部(昨年7月撮影)
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ここでもこの1年間で変化が見られ、ステンドグラスの工事が進んでいた
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地下ミュージアムに行くとガウディの逆さ吊り模型が展示されていた
サグラダ・ファミリアの力学的に合理的な設計を追求したガウディは、最終的に自然の法則に逆らわないこの逆さづりによって得られるカタチを逆にすることを思いついた -
多くの石膏モデルもあった
手前はサグラダ・ファミリアの石膏モデル -
生誕のファサードの中央、愛徳の門の上部には生命の木であるイトスギとそれに群がる白いハトがある
しかしこれらは高いところにあって近くではよく見えないので少し遠くから望遠レンズで覗き見た
ハトの下にいる翼を広げたペリカンはその血を分け与えてヒナを育てたと言う逸話から母性の象徴として表されている -
サグラダ・ファミリアには両隣のブロックに広場がある
北東にはPlaça de Gaudi(ガウディ広場)、南西には Plaça de la Sagrada Familia(サグラダ・ファミリア広場)がある -
イチオシ
まずは人工池のあるガウディ広場に行き、サグラダ・ファミリアの全景を眺めた
ガウディ広場 広場・公園
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イチオシ
次に反対方向の受難のファサード側に歩いていった
Plaça de la Sagrada Familia(サグラダ・ファミリア広場)には公園があり多くの樹木が植えられている
紫色の花をつけた西洋桜とも呼ばれる Jacaranda(=ジャカランダ、スペイン語ではハカランダ)が満開~散り初めだったサグラダ ファミリア広場 広場・公園
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この黄色い花はなんだろうか?
花は咲き乱れそのうち実を結び次世代にその生を受け継ぐ -
少しサグラダ・ファミリアから離れないと高い鐘楼のある全体像は写せない
サグラダ・ファミリア広場から受難のファサードが見えた -
最後にガウディの師、ドメネク・イ・モンタネールが設計したサン・パウ病院に通じるガウディ通りからサグラダ・ファミリアの北西面を眺めた
ラテン十字の交差部に立つ一番高いイエスの塔とそれに寄り添うマリアの塔が工事中だった -
前回は早朝に出かけ、ガウディ広場の人工池に映るサグラダ・ファミリアの写真を撮った
今回はホテルから地下鉄に乗ってサグラダ・ファミリアのライトアップされた夜の姿を鑑賞した
どこかのツアーのグループだろうか、日本人の団体客が10数人ほどいてにぎわっていた -
池に映る逆さサグラダ・ファミリアを狙ったところ水面が乱れて水鏡にならない
よく見るとカモの群れが泳ぎまわって水面を揺らしていた -
カモたちもやっと静かになって水鏡が得られて逆さのサグラダ・ファミリアの姿になった
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最後に近づいて夜のサグラダ・ファミリアの寝姿をじっと見た
誰かがサグラダ・ファミリアを「巨大なアリ塚」と例えていたが言いえて妙であると思った
あるいはモンセラットの山肌にも似ていると思った -
満月を過ぎた月が雲ひとつない夜空に煌々と輝き、この「巨大なアリ塚」を照らしていた
ガウディは「サグラダ・ファミリアはいつ完成するのか?」と尋ねられると「神は決してお急ぎでない」と答えたと言う
海や山ができるなどの自然の営みに比べれば人間世界の生業などちっぽけなものだ
私もゆっくりとこの偉大な建築家が残したメッセージとも言うべき作品をこれからも鑑賞したい
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