2017/06/05 - 2017/06/06
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deracineさん
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この旅行記のスケジュール
2017/06/05
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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アルハンブラバスを利用
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アルハンブラバスでヌエバ広場まで移動
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ヌエバ広場からホテルまで徒歩で移動
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この旅行記スケジュールを元に
私にとっての「アルハンブラ」とはギターの名曲「アルハンブラ宮殿の想い出*」と同義語、青春時代の想い出のひとコマです
このなんとなく憂いを含んだギターの名曲の曲想を体験すべくアルバイシン地区のサン・ニコラス展望台から暮れゆくアルハンブラ宮殿を眺めることにしました
サン・ニコラス展望台へはアルハンブラバスで意外と簡単に行くことができ、夕陽に赤く染まり文字どおり赤い城になったアルハンブラ宮殿を見ることができました
日本を代表するギタリスト 村治佳織さんが演奏する「アルハンブラ宮殿の想い出」をBGMにお読みいただければ幸いです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<全体日程) バルセロナ(4泊)+グラナダ(2泊)+セビリア(2泊)+トレド(1泊)+マドリッド(2泊)+機中泊=12泊13日間
「アルハンブラ宮殿の想い出」ギター演奏:村治佳織
https://www.youtube.com/watch?v=Ze2xEECWpto
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
PR
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グラナダで2泊したホテルは Meliá Granada
ホテル前はアーケードになっており、スペインの暑い日差しを防いでくれた -
空港バスの停留所、Puerta de Real より徒歩2分(迷わなければ)と近い
Burger King というハンバーガーショップが目印だ -
部屋はツインで 2泊で 160ユーロ(税込)とリーズナブル
-
日本人には欠かせないバスタブもついていた
なおシャワーヘッドは取り外せるタイプで、スペインのホテルではこのタイプが標準のようだ(今回利用したホテルは全て同じタイプ) -
なにより重宝したのはコンセントが多いこと
デスク横にありデジカメ電池やスマホの充電に便利だった -
苦労したアルハンブラ観光の疲れを癒すべく部屋にて休息後散歩がてらにスウィーツを食べた
妻はグラナダを紹介したTV番組で見て知った「ピオノノ」*を味わった
とてもおいしかったと喜んでいた
*ピオノノはローマ教皇ピオ9世が帽子を着けた様子に似ていることから名づけられたグラナダの銘菓、ハチミツがいっぱい入っているそうだ -
自分は好物のピスタチオアイスを食べた
-
その後市内を散歩した
まずはグラナダをイスラムから奪回した恩人・イザベルの像がある Plaza de Isabel la Catolica(イザベル・デ・ラ・カトリカ)広場へ行った
広場中央にイザベルとコロンブスの銅像がある -
イザベル女王に航海のスポンサーになってくれるよう資料を持ってプレゼンするコロンブス
「資金提供してくれれば何百倍にもなって儲かりまっせ」といっているような姿
コロンブスは成功報酬として新大陸から得られる収益の 10%、終身提督としての未分保証などの条件を提示、イサベル女王がこれを受諾した -
まずはカテドラル
グラナダをイスラム勢力から奪回後モスク跡に1518年から建設開始
当初はトレドの大聖堂を模した様式だったが最終的には構造はゴシック、装飾はムデハル様式となった -
イチオシ
黄金色に輝く主祭壇と上部のステンドグラス
-
教会に欠かせないパイプオルガンだが4つもあるのは初めて見た
この後グラナダの恩人、イザベル女王が眠る王室礼拝堂を参拝した
ここは撮影禁止なので残念ながら説明すべき写真も無い
女王の王冠も展示されていたが驚くほど質素なものだった
豪華な衣装や宝石には目もくれず、ひたすらグラナダ奪回に執着した彼女らしい -
ホテルの帰って一休みした後、疲れた妻はホテルに残し単独で夕陽に染まるアルハンブラ宮殿が見られるというアルバイシンのニコラス展望台に出かけた
サン・ニコラス展望台に行くにはヌエバ広場からアルハンブラバスが出ているという -
これがヌエバ広場 (Plaza Nueva) nueva とは「新しい」という意味でどこの街にもある
-
前夜この広場にあるバルで夕食をとった
連日暑いので食欲もなくメニュー選びに苦労したが、、 -
まず飲み物として Agua mineral sin gas(通常のミネラルウォーター)とこれ、ガスパチョなるものを人生初めて飲んでみた
すっぱいトマトソースのようななんとも不思議な味だった -
野菜不足を補うべくサラダを取った
-
そしてバジル・スパゲティ
パスタが食欲のないときでも一番合うようだ -
噴水の上に鎮座しているのは事前に勉強のため見たTV番組によるとグラナダの街の象徴であるザクロ(=granada)
なお英語では Grenade でスペイン語と同様手りゅう弾 (=hand grenade) の意味もある -
広場の横にバス停があり駅名が表示されている
-
アルバイシン行きは C1というルートで、約3分後に到着する予定という表示もでる親切さ
-
これが乗るべきアルハンブラバス
スリー・ポインテド・スターのエンブレムがまぶしいベンツ製 -
バスはやっと通れるくらいの狭い坂道をどんどん登っていく
太った観光客のおじさんが必死でバスをよけている -
撮った写真を見るとこんな狭い道でも対面通行の箇所があったようで信号停止していた
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バス停 サン・ニコラス広場からサン・ニコラス展望台は徒歩すぐですでに多くの観光客が集まっていた
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視界が開けた場所だったので持参した SONY DMC-RX10 のパノラマ写真機能を駆使して約180度のパノラマ写真を撮った
右が西の方向 -
上空を仰ぎ見ると十六夜くらいの月がアルハンブラ宮殿の上にかかっていた
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スマートな連中はバルでゆっくり夕涼みがてらに楽しく一杯やりながら夕景を鑑賞していた
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このヤングママは子供をだっこしながらダンスに興じていた
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やがてアンダルシアの遅い日没が観念したように西の山の端に沈んでいった
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イチオシ
この夕陽の残照を浴びてアルハンブラ宮殿は文字通り「赤い城」と化した
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イチオシ
城の上に目をやると青黒くなった夜空に一人さみしくポツンと盛りを過ぎた月がかかっていた
日本でいえば「荒城の月」のイメージだが失礼ながらアルハンブラは荒城ではない
しかしながらギターの名曲「アルハンブラの想い出」がどことなく哀愁を帯びているのは贅を尽くした宮殿を奪われたイスラムの王の怨念を表しているのかも、、、 -
沈みゆく日を惜しむようにアマツバメだろうか、鳥がけたたましく鳴き声を上げながら飛び交っていた
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帰路もアルハンブラバスを利用した
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途中夕陽を眺められるポイントがあったのかカップルが乗り込んできた
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今度は下り道を進んでいった。路上駐車もあるので相変わらず狭い道だ
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車内には日本でいえば「次とまります」の表示が出る
PARADA SOLICITADA とは「停車が要求されました」の意味 -
座席のこの赤いボタンを停車してほしい場合事前に押す
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ヌエバ広場に帰ってきた
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ヌエバ広場からホテルまで歩いた
途中ズラリと生ハム用豚の足が吊り下げられた店があった -
Plaza Isabel la Catolica(イサベル・ラ・カトリカ広場)
10時前にやっと暗くなった -
しかしまだ31℃もある! 東京の真夏の温度だ
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銅像はライトアップされて噴水が白く輝いて涼しげだった
江戸城無血開城に貢献した篤姫のようにグラナダの無血開城に成功したイサベル女王
カトリックへの信仰は篤くその反面異教徒には手厳しかったという
その祟りからか子孫は不運に見舞われた
しかし異教徒の城アルハンブラ宮殿の価値を認め温存してくれたことでグラナダの観光業に多大の貢献をしてくれたことは間違いない
Viva! Isabel
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