2017/06/07 - 2017/06/07
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deracineさん
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いろいろと苦労したグラナダのアルハンブラ観光も無事終え、次はコルドバに立ち寄りメスキータを拝観、その際重くて邪魔なスーツケースは駅に預けることにしました
海外旅行で駅にコインロッカーを預けるというのは未体験だったので少し不安がありましたが親切なスタッフのおかげで無事コルドバ観光ができました
本格的なイスラム寺院を見るのは初めて(東京ジャーミーは見たことがありますが)で興味深いものがありましたが何百もの二重馬蹄形アーチが林立する内部は壮観でした
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・・・・妻と行くスペイン(6-①)から続く
コルドバ駅のホーム階からスロープエスカレーターに乗って地上階に出た -
地上階に出ると駅の北東方向に隣接して長距離バスALSAのバスターミナルが見えた
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事前に調べた情報によるとこのバスターミナル内にコインロッカーがあるらしいのでここで重くて邪魔なスーツケースを預けてメスキータ観光をすることにした
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これがコインロッカー入口
たまたまスタッフがいてコインロッカーまで案内してくれて使用方法も教えてくれた -
持参した容量80リットルのスーツケースがちょうど入る大きさのコインロッカーがあった
料金は確か4ユーロくらいだった -
駅からはタクシーを利用した
途中車窓から大きな公園が見えた -
ミナレットと免罪の門
この免罪の門から入場した -
この高い塔はアルミナールの塔と呼ばれ高さは54m
モスク時代はミナレットとして一日5回の礼拝の時間を告げていた
のちに大聖堂に改築後は鐘楼として16個の鐘とコルドバの守護聖人であるサン・ラファエルの像が取り付けられた -
門から見た中の様子
「オレンジの中庭」が前庭として入場口前に広がっていた -
アルマンソールの井戸
イスラム教徒は礼拝の前に中庭で身を清めてからモスクに入った
その名残りがこの井戸
日本人が神社で参拝する際、手水舎で身を清めるのと似ている -
入場券を買い求める観光客の列
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これが入場券
大人10ユーロ -
「オレンジの中庭」
オレンジ以外にもヤシの木、イトスギなどが植えられている -
シュロの門(栄光の門)から中に入った
入口のアーチも赤と白のツートーンカラーでできている -
入り口には日本語のパンフレットも用意されている
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中に入るとドーンと「円柱の森(礼拝の間)」が目に飛び込んできた
アブド・アッラフマーン1世が785年に最初に建設した部分がこれ
天井を支える二重の馬蹄型アーチ構造はスペインのメリダにあるローマ時代の水道橋に倣ったという -
少し中に入るとアルハケム2世によって増築された区域に入った
ここはビジャビシオサ礼拝堂と呼ばれイスラムとキリスト教との融合が特に分かり易い区域
イスラムの多弁型アーチに囲まれて磔刑のキリスト像があるという不思議な世界に世界二大宗教の融合を見た -
アルハケム2世の増築部分
このキリスト教のカテドラルに改築された部分には明かりとりの明り取りのステンドグラスが嵌められていた
強烈な南国の太陽を受けてステンドグラスの艶やかな色が床に美しいレインボーカラーを投影していた -
メッカの方向を示すというミスラーブ
-
ミスラーブのアップ
馬蹄形アーチの周囲には金色のビザンチン・モザイクとコーランの一節が書かれたアラビア文字が並んでいる -
ミスラーブを強調するために作られたマスクラと呼ばれる空間
金と青で装飾された八角形のドーム天井には窓があり神々しい光が差し込んでいた -
ミスラーブに隣接して聖具室(宝物殿)があった
中には聖体顕示台や無原罪の御宿りなどの宗教画が飾られている -
隣同士だが天井はイスラムとは全く異なる白亜の八角形天井だ
-
宝物殿中央に鎮座していたのは豪華な金と銀でできた聖体顕示台
-
キリスト教の教会は上から見ると縦が長い十字架(=ラテン十字)の形をしている
その十字の交点にあたる、すなわち身廊と翼廊の交差部分(=クロッシング)を見上げたところ -
北の翼廊から見た写真
右手に聖歌隊席、左に主祭壇がある -
中央礼拝堂の天井は楕円形をしている
-
メスキータのちょうど中心に位置する中央礼拝堂
キリスト教の礼拝堂だ -
紅大理石をふんだんに使った豪華な祭壇
-
聖歌隊席(Coro)
マホガニー製の聖歌隊席には細かな彫刻が施されていた -
メスキータ 聖歌隊席の一段と高いところにある司教座
聖歌隊席同様ペドロ・ドゥケ・コルネホによる彫刻が施されている
特に中央の「イエスの昇天」は卓越した作品 -
聖歌隊席のパイプオルガン
銃口の砲列のように水平に並んでいる -
妻が例のところ(トイレ)に行きたくなったので暗い中を探した
表示もなく非常にわかりにくかったが奥の隅のほうにあった -
紅白の馬蹄形アーチが織りなす円柱の森の中は迷路のようだ
この円柱は最終的には1000本を超えたが改築の際一部は撤去されたため現在は885本が残っている -
メスキータを出てグアダルキビル川の対岸からメスキータを眺めるべくローマ橋を渡ることにした
ローマ橋の手前にはプエンテ門がある -
橋を渡っていると川岸には樹に隠れて見えにくいが大きな水車があった
グアダルキビル川はお世辞にも綺麗な川とは言い難い -
ローマ橋を歩いていると途中にコルドバの守護聖人サン・ラファエル像が立っている
-
サン・ラファエル像前には敬虔な信者たちからのお祈りの蝋燭が捧げられていた
大天使の一人であるサン・ラファエルはコルドバでかってペストが大流行したとき街を守り抜いたということから街の守護聖人になっている -
ローマ橋とメスキータ
ローマ橋は名前のとおり約二千年前の古代ローマ時代に造られた、重厚な16のアーチを持つ橋
対岸の堤防沿いに移動したがこのあたりの角度が一番美しく見えた
川面にうっすらとメスキータの姿が映っている -
再びローマ橋を渡りメスキータに戻った
コルドバの街中でも二階建てオープンバスが走っていた -
メスキータの西側、トリホス通りでは女性二人組のストリートミュージシャンが演奏していた
ゆっくり聞きたかったが連れがいたので残念ながら立ち去った -
メスキータの北側には多くのみやげショップが立ち並んでいたが特に何も買わず
-
メスキータの北側にある「花の小道」は文字通り「小道」で大人がすれ違うのは困難と思えるほど狭かった
ただし向かい合う白い壁にはびっしりと花の咲いた小鉢が飾られ涼しさと美しさを演出している -
花の小道を通り過ぎたところ
振り返ると花の小道の中にメスキータのミナレットが肩をすぼめて窮屈そうに高くそびえていた -
花の小道の奥には小さな広場があってその中心には噴水があった
ここにも多くのみやげショップが観光客をひきつけていた -
メスキータの北側には旧ユダヤ人街があり、その一角にシナゴーグ(ユダヤ教会)があった
入場無料だったので参考までに入ってみた -
壁の細かいアラベスク模様やミスラーブのような凹みなど共通点が多いように見受けられた
-
白い壁と窓辺を飾る鉢植えの花、どこまでも青い空
まさしくアンダルシアの風情だ -
帰路はコルドバ駅まで歩いた
駅までは公園が続いておりオレンジの樹が多数植えられていた
大きなオレンジの実がいっぱい芝生の上に落ちていたが、おいしくないのだろうか、誰も拾わないようだ -
ほどなく Renfe のコルドバ駅に着いた
向かい側のALSAバスターミナルに預けたスーツケースを引き取り無事コルドバ観光を終えることができた
現在イスラムというとイスラム過激派のテロの影響であまり良いイメージを持たれていないが中世ではむしろ時代の最先端をいっていたようだ
グラナダ、コルドバとアンダルシアでもイスラム文化が色濃く残っている地区を旅して感じたことは彼らの文化にはどことなく東洋的なところがあり文字通り中東(Middle East=西洋と東洋の中間)という感覚がピッタリだ
かって中世の人々がお互いの文化を理解し尊重したように現代の我々も相互理解に努めるべきだと考えさせられた
次回 セビリア編に続きます http://4travel.jp/travelogue/11254710
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