2017/06/02 - 2017/06/02
1934位(同エリア6854件中)
deracineさん
- deracineさんTOP
- 旅行記202冊
- クチコミ44件
- Q&A回答164件
- 377,969アクセス
- フォロワー38人
この旅行記のスケジュール
2017/06/02
-
車での移動
タクシー
-
車での移動
タクシー
-
徒歩での移動
ホテルから旧市街を散歩しながら移動
-
徒歩での移動
ピカソ美術館から徒歩にてホテルに帰還
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
昨年7月ひとり旅で訪れたバルセロナですが今度は妻と一緒に訪れました
前回は二階建てオープンバスを利用して市内を回り途中下車してグエル公園まで歩きましたが坂道で道も分かりにくく苦労しました
そこで今回は健脚でない妻同伴と言うこともあり、ホテルからグエル公園まで直行することに
タクシーの運転手に少し覚えたスペイン語で話しかけたところどういうわけかどんどん話しかけられ私の脳はパンク寸前、、、
スペイン人は話好きだと言うことが分かった次第です
PR
-
カタロニア広場近くのホテルから Park Güell (グエル公園)まではタクシーを利用(15ユーロ)
この運転手にスペイン語で話しかけたところ自分の能力を買いかぶられたのか次から次とスペイン語で話しかけられた
話の内容の半分以下くらいしか理解できなかった 分かったことは(少し怪しいところあり)
1)40年以上運転手として働いている 2)息子はフランス人と結婚しているのでフランス語が少し分かる
3)バルセロナオリンピック、EU発足などを契機に若い世代は英語がしゃべれるようになっている
グエル公園は15:00に予約していたので少し早めに着いて周囲を散歩した
上の写真は入場口に並ぶ観光客 -
グエル公園には有料区域と無料区域がある
指定された入場時刻になるまで無料区域を散歩した
上の写真はヤシの樹肌を模した柱廊で上は遊歩道になっている -
公園入り口・正門にあるお菓子の家のような建物、右側に建つのが守衛小屋
左が管理小屋 -
中央階段
正門から市場に通じる約20mある階段
左右に分かれているが途中で合流し有名なトカゲの噴水に至る -
これがトカゲ(ドラドン)の噴水、というかヨダレのように水を垂れ流している
有名な撮影スポットなので人が写り込まないことは珍しい -
いつもモテモテのトカゲ君
ただしこのようにタイルの上に腰掛は厳禁で、監視員がとんで来て注意される -
珍しく人が写りこまなかった奇跡の一瞬
-
グエル公園はガウディのパトロンだった実業家グエル氏からイギリス風の田園都市住宅街の設計を依頼され1900~1914年に建設されたもの
敷地内には60戸の住宅と学校や市場まであったが不便だったため結局2戸しか売れなかった
上の写真は列柱が立ち並ぶ市場の遠景 -
市場の上は「ギリシャ劇場」と呼ばれる広いテラスがある
-
ギリシャ神殿をイメージしたドーリア式の柱が並ぶ市場、面積は40m×40m
列柱は83本もあり、屋上テラスとなっている人工地盤を支えている
柱の中にはパイプが通っており、上のテラスに降った雨水を地下の貯水槽に導く -
市場の天井にはガウディ建築独特の破砕タイル装飾が見られる
-
美しいタイル模様のアップ
太陽と月を表すこの天井飾りはガウディの協力者ジュジョールの作品 -
テラスの縁も海岸のように波打っており、やはり破砕タイルで細かく装飾されている
波打った部分はベンチとなって全長110mもある -
別の角度から見たテラスと列柱
-
「ギリシャ劇場」と名づけられたテラス
ここから地中海の水平線が見える -
人体から断面の形を決めたと言う波打つベンチに座り珍しく記念撮影
妻が「おとぎの国の家みたい*!」と喜んだ入り口の家をバックに入れた
*事実ヘンデルとグレーテルに出てくるお菓子の家をイメージしたらしい -
総長さが110mもあるカラフルなベンチ
破砕タイルで色彩豊かに彩られたこのベンチはすわり心地を考慮して設計されていて装飾はジョゼップ・マリア・ジュジョールが担当
このベンチに上った観光客を目撃したがすぐに監視員に注意されていた(タイルが損傷する恐れがあるため) -
これが正門右側に位置する「守衛の家」
-
中央階段から「お菓子の家」をパチリ
-
公園内は花が一杯
-
今回は長く歩かせるとグダグダ言う妻がいるのでこの公園で一番高い「ゴルゴダの丘」には行かなかった
上の写真は昨年7月に訪れた際同場所から撮ったバルセロナ市街&地中海
左に建設中のサグラダ・ファミリアも見える -
テラスを下りて左の出口から有料区域を出ると柱廊があり、「洗濯女の柱」があった
ここで日本の洗濯女とツーショット -
どういうわけか妻はこの柱廊がいたく気に入ったようだった
-
バルセロナの一日目、最後は前回訪れなかったピカソ美術館に行った
これは妻の要望でどうやら女性にはピカソファンが多いらしい
グエル公園からタクシーでいったんホテルに戻り重たい一眼レフなどをホテルに置いて軽装で出かけた -
ピカソ美術館も無料公開日があるのは知っていたが手続きが煩雑なのでシニア割引を利用して日本からネット予約した
18:00~の予約だったが早めに着いたので入場できるかどうか尋ねたところOKだった
なお館内の作品は全て撮影禁止 -
上から中庭および入場口を見たところ
-
ピカソの絵は難解な絵が多いが私自身もこの絵「科学と慈愛」は是非見たかった
TV番組「美の巨人たち」でも紹介された
画家で美術教師だったピカソの父がコンクール入賞を意識して選んだ主題で、15歳のピカソは驚異的な技巧で人の死というテーマを描き切った
この絵のタイトルの「科学」とは医師を表し、「慈愛」とは死に瀕している患者の手を優しく包み込んでいる尼僧を表している
わずか弱冠15歳にしてこの才能には驚かされる
やはり天才は我々凡人とは違うことを再認識した -
もうひとつ、ここの有名な作品は「ラス・メニーナス(女官たち)」
有名なベラスケスの作品をピカソなりにアレンジした作品
有名なゲルニカ同様モノトーンで描かれている
ピカソは1896~1904年の8年間バルセロナに住んだだけで人生の大半はフランス在住だったがこのバルセロナの美術館のコレクションは内容も濃く人気があることが分かった
時間があれば是非訪れるべき場所だ
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
妻と行くスペイン個人旅行 12泊13日の旅
-
前の旅行記
妻と行くスペイン(1-①) 再びのサグラダ・ファミリア 生誕のファサード&門扉に感動あらた
2017/06/02~
バルセロナ
-
次の旅行記
妻と行くスペイン(2-①) 「モンセラット&コロニア・グエル教会1日攻略法」を試してみたが、、、
2017/06/03~
モンセラット
-
妻と行くスペイン(準備編) 備えあれば憂いなし、、、、とはいきませんでした)
2017/06/01~
スペイン
-
妻と行くスペイン(序言) やりたい放題の国・スペインから無事帰国しました
2017/06/01~
スペイン
-
妻と行くスペイン(番外-1) スペイン旅行者の強~い味方、デパート El Corte Ingles&マックに...
2017/06/01~
バルセロナ
-
妻と行くスペイン(番外-2) 慣れると便利! スペインのバルでスペイン語を駆使し食事を楽しむ
2017/06/01~
バルセロナ
-
妻と行くスペイン(総括編)~ Youは何故に海外へ個人で? 周遊ツアーと個人手配旅行を徹底比較
2017/06/01~
スペイン
-
妻と行くスペイン(1-①) 再びのサグラダ・ファミリア 生誕のファサード&門扉に感動あらた
2017/06/02~
バルセロナ
-
妻と行くスペイン(1-②) グエル公園行きはタクシーが便利だったが少し困ったことが、、、
2017/06/02~
バルセロナ
-
妻と行くスペイン(2-①) 「モンセラット&コロニア・グエル教会1日攻略法」を試してみたが、、、
2017/06/03~
モンセラット
-
妻と行くスペイン(2-②) これは楽チン! 二階建てオープンバスからバルセロナ市街を高みの見物
2017/06/03~
バルセロナ
-
妻と行くスペイン(3-②) ガウディの師・モンタネールのカタルーニャ音楽堂&サン・パウ病院で花の建築に包まれ...
2017/06/04~
バルセロナ
-
妻と行くスペイン(3-②) 精緻なドールハウスに驚く ガウディ設計の豪邸カサ・ミラ&カサ・バトリョ観光記
2017/06/04~
バルセロナ
-
妻と行くスペイン(5-①) 幾多の苦難を乗り越え やっと観光できたアルハンブラ宮殿、名曲の調べとともに忘れが...
2017/06/05~
グラナダ
-
妻と行くスペイン(5-②) アルバイシンの展望台から夕陽に染まるアルハンブラ宮殿に感無量
2017/06/05~
グラナダ
-
妻と行くスペイン(4-②) バルセロナからグラナダへ LCC を利用して移動(暫定版)
2017/06/05~
グラナダ
-
妻と行くスペイン(4-①) バルセロナのゴシック地区でカタロニア人の誇り、カテドラルやサルダーナを見た
2017/06/05~
バルセロナ
-
妻と行くスペイン(6-①) コルドバ行きの(バス+AVE)で「スペインの車窓から」美しい風景を楽しむ
2017/06/07~
コルドバ
-
妻と行くスペイン(6-②) イスラムとカトリックが融合した不思議な紅白アーチの森に迷い込む(メスキータ編)
2017/06/07~
コルドバ
-
妻と行くスペイン(7-②) 白い村・カルモナで 黄色いヒマワリの海に溺れる~ローカル路線バスの旅はコスパ最高...
2017/06/08~
カルモナ
-
妻と行くスペイン(7-①) 是非一見の価値あり! 世界第3位の大聖堂も立派だがセビリアのスペイン広場も広くて...
2017/06/08~
セビリア
-
妻と行くスペイン(8-①) AVEでセビリアからマドリッドへ おトクにプラド&ソフィアで芸術三昧
2017/06/09~
マドリード
-
妻と行くスペイン(8-③) トレドのパラドール宿泊は大正解! 恐ろしいほど綺麗だった夕焼けと駅舎に感動
2017/06/09~
トレド
-
妻と行くスペイン(8-②) スペインカトリックの総本山・トレド大聖堂の金ピカ祭壇や聖体顕示台などに驚く
2017/06/09~
トレド
-
妻と行くスペイン(9-①) 少しヤバそう、、、でも刺激的な首都マドリッドを街歩き 無事でした(大幅修正版)
2017/06/10~
マドリード
-
妻と行くスペイン(10-①) 最後までアダージョとはいかず、ドタバタ夫婦の「イチゴ列車で行くアランフェス紀行...
2017/06/11~
アランフェス
-
妻と行くスペイン(11-①) 最後までハラハラ・ドキドキ セキュリティ検査の多さに閉口した旅だった
2017/06/12~
マドリード
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- izumiさん 2017/07/11 09:53:31
- いいお写真(*^^*)
- 建物のタイル張りカラフルで絵になりますね☆何より、モザイクありますが奥さまのとても楽しそうな表情が分かります(*^^*)こちらまで楽しくなりますね♪
- deracineさん からの返信 2017/07/24 21:25:51
- RE: いいお写真(*^^*)
- izumiさん、こんにちは
この自分あての掲示板を見ていなくてお返事が遅くなり大変失礼しました
お詫び申しあげます
昨年7月はひとりでバルセロナ&南仏を回りましたが気楽な反面きれいな景色などは二人で分かち合えたほうが盛り上がります
トイレ休憩のリクエストが多い妻ですがことのほかスペインは気に入ってくれて連れて行った甲斐がありました
夏のヘルシンキに行かれたのですね
私はオーロラを見た帰りに3月のヘルシンキに立ち寄ったので公園の緑や土は見えませんでした。冬とは景色が全然ちがいますね!
ファッションに疎いのでマリメッコにもあまり興味がありませんでした
しかしケータイのカバーにもウニッコを使っている息子の影響で一応本店にも入ってみましたが何を買ってよいのやら分からず、結局手ぶらで帰りました
izumiさんもたくさん楽しい旅を続けられるよう願っています
コメント&ご訪問有難うございました!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
バルセロナ(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 妻と行くスペイン個人旅行 12泊13日の旅
2
28