避寒の旅12◇ビエンチャンでお腹いっぱい

2017/02/17 - 2017/02/18

ラオスでは郊外のバスターミナルで降ろされソンテウ代をふんだくられる。だから意地をはって郊外から歩いて観光開始。ホテルに着く前にタートルアン、勝利の塔を巡り観光終了。午後はイベントに恵まれ、ジャパン・フェアーや近所の寺の出店で舌鼓。
【交通】
2/17 Don Det 11:00 ⇒ Pakse 14:57 ボート+バス 180,000キープ
2/17 Pakse 20:00 ⇒ Vientiane 7:10 寝台バス 4列上段 上記に含む
【宿泊】
2/18 Niny Backpackers ACドミトリー朝食付、ホットシャワー共用　513円(Agodaで予約）
【為替】1,000キープ≒14円

エリア ビエンチャン(ラオス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

2月17日(金)
朝7時、ビエンチャン行きチケットを買いにいく。ボートとパクセーまでのバン、寝台バスがセットで18万キープ。個別で買うよりはずいぶん割安だ。

バナナサモサは揚げたてでまずまず。
11時に船着き場に集合。ツアー会社別に小船に乗り込む。

我らがGreenparadiseは大手のようなので安心感がある。12:08 ナカッサンを大型バスで出発。
チャンパーサックで乗る客はいなかった。
Don Det 11:00 ⇒ Pakse 14:57 ボート+バス 180,000キープ

南バスターミナルの西でターケーク行きの数人が降ろされた。
14:55　パクセー中心部を1kmほど通り過ぎたGreenparadiseオフィスの前で停まった。ここで19時まで待機。トイレや洗面所がいつでも使えて、充電もできて助かる。

黄色いチケットをヴィエンチャン行きの青いチケットに書き換えてもらう。この時点で寝台の場所などは未定。
さてどうして時間を潰そうかと大通り沿いで背伸びをしているところへ、あちらからタイミングよく歩いてくるのはロータスさん！「おーい！」と呼んでみたが、あれ？反応が薄い。急いで行かないと宿の部屋が埋まってしまうとかで早足。まだホテルは遠い？じゃあここでバイバイ。いややっぱりついて行こう。

ロータスさんたちが前回も泊まったホテルは川沿いリバーサイド。

「Halonさん、ちょっと荷物みてて」と言われてフロントに行っている間お留守番。中庭もあって静かで快適そう。でも夜は近所の音楽がうるさいんだとか。

それからロータスさんたちの食事に同席して会話。でもお腹に不安を抱えた僕は、寝台バスに乗る前なので手持ちのビスケットだけ食べて済ませる。
飴ちゃんを二人にあげたらＤさん：「あっ！この飴おいしい」、ロータスさん：「なに、アンタもう食っちゃったの？」

夜7時、バスターミナルまでは1kmもないがトゥクトゥクの送迎付き。

寝台バスというと普通は二段ベッドだが、ラオスのVIPバスは完全二階建て。だから上の段でもベッドから落ちる心配は無し。
Pakse 20:00 ⇒ Vientiane 7:10 寝台バス 4列上段 上記に含む

なんだか女郎屋の小部屋みたいなのが並んでいる。当然足が伸ばせるほど広くはない。
中には外国人もちらほらいて珍しく日本人の大学生も一人いた。
車内は土禁ではなかった。うっかり欧米人に｢靴を脱げ｣と注意しなくてよかった。隣の寝床は空いていて期待が膨らんだが、最後に太った男が乗ってきた。窮屈だったが前半はよく寝た。
2時ごろターケークに停車。数人が降りる。
バスはトイレ付なので1回使っただけで外には一度も出なかった。

2月18日(土)
バスは田舎道を疾走し10時間で500kmを走行。7時過ぎにビエンチャンの北東10kmにある南＆国際ターミナルに到達。

南バスターミナル バス系

中心部までのソンテウは3万キープと例によってぼったくり価格なので歩くことにした。

ターミナルを出てすぐの露店でカオニャオをゲット。手に入るところで買っておくべし。

幹線にはバスも走っていて3000キープとか表示が出ていたが乗るタイミングを逃した。

ラオスではガソリンスタンドに行けば無料の綺麗なトイレが使える。

きっとサービスを競っているのだろう。ドアの内側の注意書きも親切。

ここ博物館だったの？旅行記書いていて発見。

カイソーン ポムビハーン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

街までの中間地点あたりで寺に立ち寄る。Phonpanao Temple

彼はミャンマーでも見たなあ。

寺院の側面に墓石が刻んであった。

タートルアンは幹線から東に奥まっているので、途中から小道に入る。
商店でサキイカのようなものを買ったつもりが予想外に甘かった。バナナの乾物かなあ？

黄金のパゴダは工事中。

タート ルアン (ビエンチャン) 寺院・教会

タートルアンには有名な黄金の塔のほかに、寝仏やいくつかの建物があった。

タートルアン寺。

ラオス仏教総主教宮 (ワット タートルアン ヌア) 寺院・教会

公園の横でオーガニック市場をやっていた。抹茶味のお菓子を試食。ハチミツや煮カボチャ(スイーツかも)も売っていた。

パトゥーサイ（勝利の門）は確かにしょぼかったが、通天閣のような哀愁があっていい。

パトゥーサイ 建造物

天井の絵は亜欧折衷ぽくて好き。

チケット売り場にリュックを置いて、いざ階段を上るとお土産売り場が三階分入っている。最上階には売値が書いてあり、金属製のキーホルダーが12万キープなどと結構高い。多分だれも買わないから店員もうたた寝している。

最後に螺旋階段を上りると屋上展望台に着く。

周りに高い建物が無いから、よく展望がきく。南西の宮殿までまっさぐに道が延びていた。いわばラオスのシャンゼリゼ通り。

四隅にある尖塔を上から見ると細かい彫刻がよく見える。

大通りに面した観光案内所に入る。ガイドブックには載っていない地域の文化や観光地もパネルで紹介してあり充実していた。市内地図が付いた日本語の季刊タウン誌も貰える。

ナショナル ツーリズム オーソリティー オブ ラオ 散歩・街歩き

予約したNiny Backpackersに到着。

ナイニー バックパッカーズ ホテル

二階にある一段ベッドの10人ACドミトリー。ホットシャワー共用。ベッドは狭くて固い。床は重厚な木製でかつてのプージャン飯店にいる気分。wifiがつながりにくい。首都なのに信じられない。
Niny Backpackers ACドミトリー朝食付、ホットシャワー共用　513円(Agodaで予約）

シーサケット寺院は内部の博物館のみ有料。

ワット シーサケット 寺院・教会

境内は自由に見学できる。

タラートサオモールではエスカレーターが動いていた。ラオスで初めて見た。

タラート サオ モール ショッピングセンター

周囲の道端には漢方薬剤の露店が並ぶ。

タートダム。

広場でJapanフェアを開催していた。

会場には日本大使館をはじめ現地の日本人やラオス人が屋台を出していて、日本酒、フィギュア、焼き鳥1本8,000キープとかで売っていた。さすがにバカ高い。

コスプレコンテストが終わったところらしく、髪を染めたり刀を持ったラオス人が記念写真を撮ったりしている。

秋葉原が背景の顔出しもあったが、誰もやってなかった。

日本大使館の人に聞いたら8:30までやっているそうなので後でまた覗くことにする。

夕暮れの川沿いではエアロビクスが始まっていた。

その内側は服を売る露店が数百テントも連なる。

ナイトマーケット (ビエンチャン) 市場

メコン川の夕暮れ。

チャオ アヌウォン公園 広場・公園

宿の目の前の寺からはお経のような声がスピーカーから流れていた。最初は個人の葬式かと思っていたが、もっと大掛かりな催しのようだ。

ワットミーサイ 寺院・教会

食べ物やジュースの屋台が10以上あって観光客も入っているので自分も適当に同席。キノコお粥がうまい。

春雨ヤキソバは甘いタレとビーナッツをトッピング。

ソムタムを初めて食べたが辛すぎて半分残した。

スイーツやソフトクリームまで貰ってちょっと食べ過ぎた。

Japanフェアに再び行ったらラオス人グループが日本の曲で踊るステージショーが始まっていた。テレビ中継もしているらしい。カメラ付のドローンも飛び回っている。

寺では夜になってもお経の声が続く。

最後に祭壇に火が放たれ燃え上がる。寺に横付けの消防車から周りの樹木にときどき放水されていた。

この旅行記へのコメント （2）

• カスピ海さん 2017/06/20 21:29:19

  ラオスのエトワールと大阪

  Halon大師、こんばんは〜
  ビエンチャンでもアキバ コスプレ人気なんですね。
  大阪の大が、富士山にかかった雲の図になっているのがすてきです。
  いまは、どちらにいらっしゃるのでしょうか？
  

  Halonさん からの返信 2017/06/21 13:11:04

  RE: ラオスのエトワールと大阪

  カスピ海さん、
  ビエンチャンでコスプレに出会うとは思いませんでした。
  昨日はアルバニアからモンテネグロへ越境しました。ヨーロッパのどいなかのビーチリゾートです。英語が通じません。蝉が鳴いています。