避寒の旅11◇デッド島とコーン島をぐるり見て歩き

2017/02/15 - 2017/02/16

ラオスの通貨はなぜこんなに強いのだろう？円に対して数年前の1.4倍に跳ね上がっている。アジア最強通貨ではなかろうか。
シーパンドンでは着いたその日にデット島を半周。翌日に隣のコーン島を一周し身体を酷使し過ぎた。
ロータスさん達とも再会し、楽しい滞在になった。
【交通】
2/15 Champasak 8:00 ⇒ Nakasang 11:33 送迎車+ボート+バス 60,000キープ
2/15 Nakasang ⇒ Don Det ボート 15,000キープ
【宿泊】
2/15?16 Mama Mon & Papa's Bungalo ダブル　水シャワー付　30,000キープ
【為替】1バーツ≒3.2円

エリア シーパンドン(ラオス)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 2.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 2.0
• 交通: 3.0

2月15日(水)
チャンパーサックからナカッサンまでの移動は宿からの送迎と渡し船付きバス。自力で歩いて乗り継いでも、合計額に大差がないのでそうした。8時出発予定だが他で客を拾ってきて遅れるだろうと思ったら、宿の主人が車を運転して8時ジャストに出た。同乗するのは5人。船に乗り込むときはバランスを取るため各人が座る場所を決められた。

対岸の船着き場から土手を上った商店で、パクセーから来るバスを30分以上も待たされた。しかもバスは満員で通路に背もたれの無い椅子を置いて座った。
Champasak 8:00 ⇒ Nakasang 11:33 送迎車+ボート+バス 60,000キープ

2時間ほどでナカッサンに到着。バスターミナルから船着き場までは400m。窓口でデット島行きの青いチケットを買って満員の船に乗り込む。ここからはコーン島行きも出ている。

ナカサン港 駅

自撮りの要領で船内を撮る。
Nakasang ⇒ Don Det ボート 15,000キープ

デット島ではまずロータスさんが泊まっているMr Phao's River View Bangalowを目指す。道端の宿で聞いたら｢2.5km先だよ。バイクで送って行こうか｣とすぐに回答がきた。ずいぶん奥に泊まっているな。

半分くらい来たかなと思う辺りで再度聞いたら｢それなら兄貴がやってる。すぐそこだよ｣と。実際は1.5kmしか離れてなかった。宿のレストランでお昼を食べているロータスさんとご主人に再会。同じ宿に泊まるつもりだったが6万キープと聞いて気が変わる。

途中で冷やかしで聞いた宿が3万キープだったのでそちらに戻って確保。
Mama Mon & Papa's Bungalo ダブル　水シャワー付　30,000キープ

wifiはバンガローまでは届かず、母屋のレストランの前で接続。

まずは島の内陸を突っ切り西岸を調査。内陸には寺が一軒。

ガラス窓付きの灯籠は初めて見た。

元気な坊主ども。

西岸は宿もまばらでヒッピーがいそうな地域。ちょい悪親父風の欧米人が裸足で歩いていたりする。ははあ、これがさっきロータスさんの言ってたハッピーなメニューたな。

Beachと書いた看板が道端に立っていて、本当かよ！と行ってみると川沿いに小さな白い砂浜があった。

中にはバーのあるビーチもあり、

欧米人が寝そべって読書やスマホに耽っていた。

竹でハンモックを作るおやじさん。固そうだけど、寝心地を確かめるのを忘れた。

おやじさんのお宅。

こんなところにホームメイド・アイスクリームの店があるとも思えんが。

滞在しているのはデット島。隣のコーン島へは橋でつながっている。

橋のたもとのホテルはプール付。ビジターでも利用できる。

橋を渡ったコーン島の入口には料金所があるが、聞いてみたら滝へ行く人が対象で、島に入るのは無料だそうだ。

かつてデット島とコーン島を縦断していた機関車。フランス時代の軽便鉄道。

旧鉄道橋 蒸気機関車 史跡・遺跡

時刻は4時過ぎ、余力もないので今日は引き返す。

アイスキャンディー屋から一本買う(1,000キープ)。

南国だね～

パインジュースは人工物の味がしてハズレ。

奥さんが竹で空中菜園を製作中。

まだ明るい5時ごろからロータスさん夫妻と食事。ビアラオを今回初めて飲んだが記憶にあるほどフルーティーじゃなかった。

フライドライスが1万キープと安いが量が少ない。ラオスは食事の選択肢が少なくフライドライスばかり食べている。

川沿いのお座敷席がめちゃ気持ちいい。このまま寝てしまいたい。
帰り道は街灯が無い。星がよく見える。

2月16日(木)
6:30からコーン島へ出発。内陸の道はまっすぐで近道だが、思った以上に何も無かった。

アイスキャンディーが15,000キープ（210円）で日本より高い。

橋を渡ったコーン島の入口には料金所があるが、聞いてみたら滝へ行く人が対象で、島に入るのは無料だそうだ。
東岸方向へ歩く。ラオラーオの値段を聞くと、大瓶が15,000なのにその3分の1の小瓶が1万キープだという。その後8千に下げてきたが、ふっかけてるのは明らか。

寺を通って近道。

小僧さんがペンキ塗り中。

商店でバナナチップスとスナックを買って席で食べていたら、朝からラオラーオをご馳走になる。スナックが固い。

子供たちがじっと見ているのでお菓子をあげたら貪るように食べた。

ラオスの子供は「サバイディー」と声をかけてくれる。

顔だけ白いテナガザルがつながれていた。

犬にちょっかいを出すサル。

島の東部にあるKhone Pa Soy滝は期待していなかった分、感動した。

滝がよく見える場所まで岩場を移動。

急斜面を枝に捕まり上ってベストな位置にたどり着く。

登りはいいけど下りは怖いね（おとものワンちゃんより）。

満足したので、これで引き返してもよかったが、次は島の南東端へ。

この木なんの木が立ってました。

途中の分岐点には露店くらいあるだろうと思ったら、森の中で驚いた。こんな分岐でもMaps Meにちゃんと載っている。

このあたりまで来る旅行者はみな自転車を借りていて、歩いているのは自分だけ。

パンクした自転車を押して歩いている男性に｢この先にパンク修理屋はあるか？｣と聞かれ、分からないと答える。現地人と間違えられてるな。

が、その直後にrepairと書いた看板を見つけて教えてやった。

需要があるんだなあ。

南東端の展望台からは川中の小島と対岸のカンボジアが広がっていた。

ここが今日の最遠到達地点。

ここからは川イルカ・ウォッチングツアーが出ていた。

日陰で休憩してから引き返す。

途中の森に大木の下の椅子があったので休憩。

小さな滝に立ち寄る。

500m先に船着き場があったので行くか迷ったが、行ってみてよかった。

大きなビーチとその先の岩場がシーパンドンならではの景色。

最後に寺を見学してデット島へ戻る。

ロータスさんたちが前から歩いてきた。島内の道路は限られているから知り合いには何度も出会う。写真はロータスさんが撮った、くたびれ果てた僕。

ペットボトルの水が切れたので途中のショーケースから1,000キープのエナジードリンクを買って飲む。

木の高いところに生ったタマリンドを落として収穫していた。調味料がこんな感じで調達できたらいいな。

ラオラーオ6,000キープとスイカ8,000キープも購入。部屋でシャワーを浴びてからスイカ半分とピーナッツ、小魚をあてにラオラーオを賞味。喉が焼ける45度。ところがこれが良くなかったのか下痢になる。

ラオスの猫は信じられないほどなれなれしい。自分から膝の上に乗ってくるなんて、日本では経験が無い。

ロータスさんたちのホテルまで行く約束をしていた。出かけようとドアを開けたら、少し離れた外でご主人と二人でしゃがんで待っていたのでびっくり。「ノックしてくれればいいのに」と言ったら「疲れて眠っていると思った」って。涙が出そうだよ。

今のバンガローはときどき断水するのと、トイレの流れが悪い、wifi接続が安定しないのが欠点。

この旅行記へのコメント （4）

• kobapyさん 2017/07/02 19:37:06

  欧米系の旅行者が多いんですね〜。

  Halonさん、こんばんは。
  
  昨日は、短い時間でしたがお世話になりました。
  お会いできてよかったです。
  生halonさんを拝めて、なんだか旅の安全のご利益有りそうです。（笑）
  
  シーパンドン旅行記、拝見いたしました。
  
  船の写真を見ると、欧米系旅行者が結構多いんですね。
  意外な感じでした。
  旅先でロータスご夫妻とも会われ、
  一人旅に変化が生まれ楽しそうですね。
  
  マイペースですが、
  続編も楽しませていただきます。
  
  kobapy

  Halonさん からの返信 2017/07/05 21:34:25

  RE: 欧米系の旅行者が多いんですね〜。

  kobapyさん、こんばんは
  
  土曜日はいろいろとありがとうございました。
  時間があっという間でした。
  
  シーパンドンは欧米人率が確かに高かったですね。
  もともとヒッピーが行きつく地の果ての楽園みたいな場所です。
  滝があり川イルカがいて、バンガローが安くてレストランも多く、川辺にビーチもあって、皆さん長居していたみたいですよ。
  
  ロータスさんたちにも再会できて楽しく過ごせました。
  

• dangdutさん 2017/06/14 06:20:02

  さすが健脚

  Halonさん　こんにちは。
  
  シーパンドンを徒歩で廻る！！
  さすがHalonさんですね。
  私は自転車を借りて廻りました。
  
  ここでまたロータスさんと会ったんですね。
  考えてみれば、
  今時の旅はスマホで連絡取り合っているんですね。
  
  私の旅は電波の飛び交わない一人旅です。
  海外にいる時の方が「落ち着くな」と思えるのは
  そのせいかもしれません。
  
  オフ会、行けませんが、
  「東欧の旅行記」、楽しみにしています。
  
  Dangdut
  

  Halonさん からの返信 2017/06/15 05:01:51

  RE: さすが健脚

  Dangdutさん、こんにちは
  
  シーパンドンは自転車でまわるつもりでいましたが、前日にデッド島が簡単に半周できたので、つい歩きで行ってしまいました。結果として体調を崩したので、無理するものではなかったと半世紀しております。
  スマホは一旦もってしまうと旅行中は手放せなくなりました。最近はおかげで迷子にならなくなったかわりに、方向感覚は退化しているように感じます。
  オフ会は欠席とのことで残念てすがまたの機会にお会いしましょう。