避寒の旅６◇ホアヒンは海山ともに近かった

2017/02/01 - 2017/02/03

タイ南端のスンガイコロクから列車に揺られて17時間でホアヒンに着いた。
ここは王室の保養地として発展したリゾート。でも敷居が高いわけでもなく、近場に見所もあって満足できた。街からビーチまでが近いのもよかった。

【交通】
1/31 Sungai Kolok 11:30 ⇒ Hua Hin 4:53 快速 No.172 257バーツ
2/3 Hua Hin 11:46(12:21) ⇒ Thonburi 16:10(17:05) 普通列車 No.254 42バーツ
【宿泊】
2/1～2 Huahin Euro City Hotel ドミトリー、ホットシャワー共用　467円(Hotels.comで予約）
【為替】1バーツ≒3.2円

エリア ホアヒン(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

2月1日(水)
早朝5時すぎにホアヒン到着。ホテルはこの時間でも開いていたが、気付かずに通りのベンチで暫く休憩していた。まだチェックインはできないがトイレとwifiが使えるだけでありがたい。後で考えたらビーチに日の出を見に行けばよかった。

明るくなってからビーチへ。ここで帽子を無くしたことに気づく。陽射しがきついのでハンカチを頬かむりして歩く。

砂が白くて椰子の木が雰囲気を出している。

ヒルトンホテルの北に中国寺院があって遊歩道が気持ちいい。

ドラえもん風こま犬。

市場の中を迷走。

12時ごろチェックインできるかなとの期待も虚しく14時からだそうなので、ビューポイントの丘まで歩く。

途中の寺では犬に吠えられながら頂上の仏塔まで上った。

見晴らしは少しだけきく。涅槃仏は犬に阻まれ断念。

ビューポイントまでは急坂がきつい。

案内板によるとビューポイントは6ヶ所ある。

カオ ヒン レック ファイ 散歩・街歩き

一番メジャーな第4ポイントへ行くと立派な舞台になっていた。鉄筋の隙間から下が透けて見える。

第5には大きな岩もあって暫くねそべっていた。

第6と第2は岩のみ。それぞれ見える範囲が違うので縦走する価値あり。

麓にはマンスリーの物件があったけど海までは遠い。

初めて見るタイプの仏様。

帰りに屋台でカノムチーンに初挑戦。そー麺にタレだけで出てくる。もやし、インゲン、キャベツ、香草類をトッピングして食べる。サラダ感覚（30バーツ）。

ブタ串が一本7バーツ。チキンの半額と安い。

タイの踏切音は軽い電子音で違和感あり。

ナイトマーケットはレストランが中心。

グランド ナイトマーケット 市場

Fried Glass Noodle with Shrimp(50バーツ）。タイ語名はPad Woon Sen。

野趣あふれるおつまみコーナー。

ここでも串やきを一本。

寿司屋の大将の帽子に日本と書いてある。

ドミトリーは二部屋に3人だけ、それも欧米の年寄りで静かなので連泊を決めた。金、土曜は宿泊費が上がる。

2月2日(木)
朝8から10時までは1階でコーヒーが飲める。

Hua Hin Euro City Hotel ホテル

町を南北に走るソンテウにも欧米人客。この町は欧米の老夫婦が目立つ。中国人も多い。

9時ごろから北へ歩き始め。宮殿の塀には国王の死を悼む白黒の幕が延々と張られている。塀が途絶えたところでビーチ側へ曲がる。

無人の施設。遠近感がおかしくなる～

リゾートホテルを勝手に訪問するシリーズ。今回はプール沿いで長居できたが貧乏性なので先に進む。

ザ インペリアル ホアヒン ビーチ リゾート ホテル

第一目標にしていたプルーンワーンという施設に到着。

プルーンワーン 旧市街・古い町並み

国王の思い出の写真が各所に張られた、古きタイを再現した施設。

建物の間から大仏が望めたので行ってみる。線路をくぐり田舎道を進む。

丘の上に栃煌山みたいな顔の仏像が突っ立っていた。Wat Khao Noiという寺。

仏像までケーブルが伸びている。お供え物を持っていく女神だろうか？

ここには参拝客がいた。

上からは周囲が一望できた。

金箔に耐えて瞑想を続ける僧侶と見間違えそうにリアルな像。

お賽銭に使うのは大抵20バーツのようだ。少額でもお札だと様になるもんなあ。500円硬貨よりありがたく見える。

次はエレファントビレッジの方向へ。腹が減ったけど田舎なので食堂が無い。困ったなあと歩いていると葬儀に出くわした。ご馳走だあ。

大きな寺に到着。

怪鳥ロプロスみたいのがいる。

寺の昼寝部屋で休憩。

ところでエレファントビレッジはどこ？と裏手に回ってみると、最初に牛舎があった。

それからビレッジの門が見えてきた。本当にこの先に象がいるの？

エレファントビレッジには2頭だけ象かいた。ここはスリランカと違って、ただファント。

帰りに帽子購入。35バーツ。

リゾートホテルの門番さんは愛想がいい。

ホテルに戻ると事件発生。ベッドを中国人に乗っ取られていた。ベッドに張られた番号札が入れ替えられていて、僕の番号が貼られたベッドににはマットすら無い。芦屋雁之助さんみたいな中国人が番号キーを翳して｢ほら、ここは俺のだ｣と主張する。
フロントで文句を言うとリネン一式と他のベッドを選ぶ権利をくれたがスッキリしない。

夜のバーストリートを散策。

ラビンユーをがんばって歌っていた。立ち止まって拍手。

別の広場ではピッチシフターでハモっている英語の歌が爽やか。シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーの曲に思わずチップ。

夜の浜辺を見て帰る。
ロータスさんが数日後にバンコクへ行くと知った。偶然にも僕もその頃バンコクにいるのでメールでプチ・オフを提案してみる。

2月3日(金)
早朝に駅へチケットを買いに行ったが、発車30分前しか売らないとのこと。
そのまま海岸へ夜明けを見に行く。あいにくの曇り空。でも好きな時間にビーチまで来れる近さはありがたい。

ホアヒンビーチ ビーチ

今まで食わず嫌いだったマンゴーライスを試したらおいしかった。ご飯だと思わずスイーツと思えばいいのだ。

発車30分前に駅に行ったら列車が40分遅れていて、まだ売ってくれなかった。しばらく待ってやっと購入。

駅の敷地にあるＳＬ。

バンコクのトンブリ行き普通列車は45分遅れで出発。自由席へ途中乗車だが席が確保できた。

向かいの席の婆ちゃんたちと言葉は通じないながら交流。バナナの加工品をくれた。

国王の死を悼む飾りが全ての駅にしてある。

トンブリ駅からは橋を渡ってオーバーステイホステルへ。ここはセントールホテルが連泊で取れず急に予約したが、結果的に駅から2kmほどだったので助かった。

トンブリー駅 駅