避寒の旅15◇ウドムサイでうきうき

2017/02/23 - 2017/02/24

ウドムサイは北部ラオスの交通の要衝。北へ進めば中国国境、東へ進めばベトナム国境へ通じる。今回はベトナムを目指す。ベトナムは1か月未満の再入国ができなくなったので、その点だけ注意した。
【交通】
2/23 Luang Phabang 9:00 ⇒ OudomXay 13:50 バス 60,000キープ
2/23 New B.T. ⇒ Old B.T. ソンテウ 10,000キープ
2/24 OudomXay 8:50 ⇒ Đien Biên Phu 15:32 バス 95,000キープ
【宿泊】
2/23 Vilavong G.H. ツイン　水シャワー付き　50,000キープ
【為替】1,000キープ≒14円

エリア その他の都市(ラオス)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

2月23日(木)
7:30からの宿の朝食を速攻で済ませる。
7:50 北バスターミナルまで早足。
8:30 到着。ウドムサイ行きの9時発の切符を余裕でゲット。ミニバンに詰め込まれるのを覚悟していたら、大型バスでうれしい誤算。
Luang Phabang 9:00 ⇒ OudomXay 13:50 バス 60,000キープ

車内には欧米人も二人。斜め前の女性は旅行者のようだがどこの国の人だろう？気になりだすと思考が先に進まない。思い切って声をかけたら日本人だった。

11:11 トイレ＆食事休憩。
後半は峠越えのカーブが続き、距離の割には時間がかかった。

車内の後部に積んだ麻袋から藍色の果物が散乱。足元に転がってくるのを乗客が拾い、それを持ち主のおばさんが集めて回る。

13:50 ウドムサイの南バスターミナルに到着。残念ながら街までは6kmある。ソンテウの言い値はラオスにしては10,000キープと手頃なので乗ることにした。オーストラリア人の爺さんは「200kmが60,000キープなのに6kmが10,000だと？プッホー！｣と駄々をこねているので、なかなか気骨のある奴だとその行方を見守り、一時は彼について行こうかとまで思ったのに結局ソンテウに乗ってきた。なんだよ！もう一人、フランス人の爺さんも暫く粘っていた。このあたりまで来る旅人は変わっている奴が多いようだ。

街の南端にある北バスターミナル(オールドB.T.)に到着。日本人Ｆさんが予約している宿を一緒に探す。
MapsMeを頼りに空港の近くの宿へ。空港が見えてきた。ところがあるはずの宿は看板だけを残して無くなっていた。それに看板を見るとホテル名の最後に”2”と付いている。”1”がどこかにあるはず。

”1”の宿はずいぶん奥まったところにあった。フロントの青年には英語が通じない。WIFIすら無いのでネット予約管理などやっていそうには見えない。70,000の部屋はまあまあだが高いので僕は他を探すことに。「6時にまた来ます」と言ってFさんと別れる。

大通りに出て一軒目に覗いたVilavong G.H.に50,000の部屋があったので即決。

ツインで水シャワー付き。タオル、石鹸、ミニペットボトル2本付き。なによりWIFIがあるのが大きい。主人には英語が通じる。

身軽になって街を探索。

博物館のある丘から空港が見えた。

ミニ東京タワーみたいな塔も建っている。

わんころが懐いてきた。

橋を渡って町の北側へ。

左側にツーリスト・インフォメーションがあった。

周辺の村への情報が詳細で、予定を変えて数日滞在を考えたほどだ。

民族衣装や道具の展示スペースもあった。

バスの時刻表は所要時間入りでまとまっていて見やすい。
日本語のタウンマップがまた見ていて楽しくなる。Ｆさんの分も貰って帰る。

タピオカ入りジュース屋の看板に「せんそう」という平仮名が。何がどう伝わったのか。

通りでは中国製品をよく見かける。中国系のスーパーや中華料理屋も多く店員には中国語が通じる。

ラオス名物の薬草サウナがあった。赤十字が運営？

お客さんはラオス人や中国人。サウナが15,000キープ、マッサージが4,000キープ。

中まで自由に入れたので、ドアを開けて薬草の蒸気を浴びてきた。
裏通りに入ると犬が多くて集団で吠えてくるのが困りもの。

動物の絵と数字が書かれた謎のシートを持った女性たちが道端で何かを売っている。ロトの類のようだ。

プータットの丘に登る。

頂上にある黄金のパゴダ。

プータートの丘 自然･景勝地

ラオスの寺によく置いてある太鼓。

大仏が夕陽を浴びて立っていた。ここはサンセット・ビューポイントでもある。

首長のキングギドラ風こま犬。

丘の上には欧米人家族やラオス人カップルも来ていた。ウドムサイいちの観光スポット。

ここでまた犬に吠えられる。

サンティパープ寺院にある伝説の木マニーコート。

木の枝にはいろんな木製のトリやらいろいろ乗っている。

ラオスの寺で見かける木製の鐘。

夕食はあらかじめ見つけておいた中華料理屋へ鍋を食べにＦさんを誘って行く。ところが看板には30,000キープと書いてあるのに実際は何倍もすることが判明。Ｆさんが中国語で店員とやりとりしてくれた。Ｆさんは中国語も英語も僕よりうまい。

次に地元で人気のカンニャレストランへ。ここは英語メニューがあり品数も多くお客も入っていた。

カンニャ レストラン 地元の料理

Rice with Beef Steakは想像とは違ったが肉たっぷりで味つけも日本風で美味しかった。Ｆさんが食べきれないポークオムレツ丼も少し貰ったので満腹だ。
別れ際、Ｆさんが「昆明に来るのなら再会しましょう」と誘ってくれた！気分が舞い上がる♪宿に戻って早速Ｆさんから聞いたfacebookアカウントを探すが同じ名前が多すぎて見つからない。”昆明”とか”雲南”とかのキーワードでヒットすると言っていたのに、それも出来ない。世の中甘くないなあと諦めかけた頃にやっと見つかり一人でガッツポーズ。

2月24日(金)
6:30に開いている店はほとんどなく、唯一やっていたサンドイッチをラオスで初めて食べた。香草入りスパイシーで一回食べておいてよかった。

7:30 ディエンビィエンフー行きチケットを1時間前に買ったら7番だった。この時間は各方面行きバスが勢揃い。

ウドムサイのバスターミナル バス系

8:50　ようやく出発。僕以外の外国人はイスラエル人カップルが一組。

意外にもムアンクアは素通りして写真を撮る間もなかった。この町にも一泊しようかと思っていたくらいなのに。

12時、ムアンマイのバスターミナルで食事休憩、50分。

13:44　ラオス側の出国審査所に不意に到着。国境線からは2kmほど手前にあった。乗り継ぎで来た場合は足の確保が厄介そうだ。ここの審査官は事務的に仕事をこなし手数料の要求もなかった。ただ前回ベトナム出国スタンプのページをしばらく睨みつけていた。出国から30日以上経っている点を確認していたようだ。
再びバスに乗り込みベトナム側へ。

14:12　ベトナム側審査所に到着。こちらの審査官は｢ベトナムに来るのは2回目だね｣と数年前のスタンプを見て言った。直近のスタンプには気付かなかったらしい。

国境の先の商店でお茶を飲みながら全員揃うのを待つ。

イスラエル人たちが事前にビザを取っていたので、それほど待たされずに出発。

つづら折りの道がしばらく続いた後で、田園風景に変わった。
15:32　ディエンビィエンフーの北西の角にあるバスターミナルに到着。

この旅行記へのコメント （2）

• dangdutさん 2018/02/15 09:27:43

  サウナ

  Halonさん　こんにちは。
  
  ウドンサイにもサウナがあるんですね。
  ラオスのサウナは大好きです。
  写真を見てファーイサイ、ルアンパパーンのサウナを
  思い出しました。そこも赤十字のだと思います。
  屋外のテラスで飲むハーブティーは良いものです。
  ビエンチャンの2か所のサウナはすこし趣がちがいます。
  
  明日インドへ行きます。先ずはマンドゥーを目指します。
  Dangdut

  Halonさん からの返信 2018/02/15 18:35:17

  RE: サウナ

  Dangdutさん　こんにちは
  
  このときはサウナに偶然であったので心の準備もできておらず体験できていません。
  
  > 屋外のテラスで飲むハーブティーは良いものです。
  
  なるほど。次回ラオスに行くことがあれば体験したいと思います。
  
  明日からインドですか。
  今のインドなら丁度よい気候なのではないかと思います。
  マンドゥー、その他楽しんできてください。